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竜宮神社 2
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マーガリンとジャムの瓶を私のほうに押しやる。
「メールで見た。パンにはマーガリンとジャムの両方をつける。太るぞ」
「ご心配なく。勉強して解消するね」
「よく言うよ」
またふたりで笑い合いながら、和やかに食事を摂る。
そういえば、メールのやり取りの中に朝夕のメニューを報告したことがあった。
西河くんはよく覚えているんだなと感心しながら、私はパンにジャムを塗る。
「人の記憶って、五分しかもたないんだってさ。印象深いことはどうして記憶に残るかというと、脳内で繰り返しリピートするから忘れないんだよ」
ハムエッグの黄身を突いた西河くんは、まるで自分が発見した説のように自信たっぷりに解説する。
「ふうん……。じゃあ私のカフェラテ好きは、西河くんにとって記憶に残る印象深いことだったの?」
それこそどうでもいい情報だ。
西河くんは楽しそうに笑った。
「文字の情報って記憶に残りやすいよね。意味不明なものとか、特に」
カフェラテが意味不明だったとは思えないけれど。
保健室で西河くんは、「ただ気づいてほしかった」と話していた。
彼は私に何を気づいてほしいのだろう。
私はまだ、西河くんの名前を、呼べない。
そこはかとない苦い思いをカフェラテで押し流したあとは、竜宮神社へ向かうため、一晩お世話になった西河くんの家を出た。
私は昨日の学校帰りのままなので制服だけれど、宮司への取材の申し込みという名目があるので制服で良いと思える。西河くんは私服だけれど、白のシャツに黒のスラックスというコーディネートで、限りなく制服に近い服装だ。
駅前のバス乗り場から、神社へ向かうバスに乗り込む。
車内は空調が効いているためか涼しい。
私たちはふたりがけの席に、隣り合って腰を下ろした。
「西河くんは、竜宮神社に行ったことあるの?」
彼は迷いなく神社行きのバスに私を誘導した。西河くん自身は参拝したことがあるのではないだろうか。
窓から射し込む夏の陽のもとで、西河くんは光を撥ねる睫毛を瞬かせる。
「あるよ。何度も」
「そうなんだ。私もテレビの特集では見たことあるんだけど、行くのは初めて」
竜宮城があるという投稿のもとに取材したバラエティ番組だった。
浦島太郎のお伽話とは関係がありませんでした、という結論で締めくくられていたけれど、竜神伝説については番組の趣旨とは異なっていたのか、紹介されていなかった。
「竜宮城に引っかけて時々話題になるんだよね。でもこぢんまりとした神社だから、竜宮城をイメージして参拝に来た人はがっかりするみたいだよ」
「へえ。竜宮城は海の中にあるんだから、地上の神社が竜宮城のわけないのにね」
「あはは。竜のおかげで水害に遭った村っていう話よりは、夢を持てるんじゃないかな。なんにしろ、参拝客が来てくれるのはありがたいことだよ」
話しているうちに幾つかの停留所を通り過ぎる。
やがてバスは竜宮神社近くの停留所に辿り着いた。
私たちがバスを降りると、すぐ傍に朱塗りの鳥居がそびえ立つ姿が見えた。ここが竜宮神社らしい。閑静な住宅街にある、聞いたとおりのこぢんまりとした神社だ。少々の石段を上れば、手前に社務所がある。奥には社が建てられている。どれも一般的な造りで、確かに竜宮城のイメージには程遠いだろう。テレビで話題になれば参拝客も押し寄せるのであろう神社の境内には、人気がなかった。朝早いせいかもしれない。
「とりあえず、お参りしようか」
「うん。五円玉あったかな……」
小銭入れを探るが、五円玉どころか小銭が乏しかった。五百円玉がひとつと、一円玉が二枚しかない。どちらも賽銭箱に入れるのは、ためらわれる。
「ほら」
西河くんが黄金に煌めく五円玉を、二枚差し出した。私はそのうちの一枚を礼を述べながら指先で摘まむ。
「ありがとう。あとで返すね」
「いやいや。こういうのは返さなくていいから。同時に投げよう」
彼が大仰に振りかぶるポーズをしたので、私も五円玉を握った手を差し出す。
ふたつの五円玉は、チャリンと軽い音を立てて賽銭箱に吸い込まれていった。
「ご縁がありますように」
両手を合わせて祈る西河くんを真似て、私も手を合わせる。大勢の願い事を聞いている神様も大変だろうから、お願い事はしないでおいた。
「ほら、あれだよ」
ふいに西河くんに指摘されて、瞼を開ける。
彼は拝殿の奥に設置された神棚を指し示していた。
「あれって、なにが?」
神棚にはお供え物である御神酒や鏡、三方に乗せられた品々が綺麗に並べられている。
西河くんは、さらりと述べた。
「逆鱗。ちゃんとあるって言ったろ?」
「え……」
私の目が三方のひとつに吸い寄せられた。
白木で作られた台座の上に、お供え物としては不釣り合いなガラスケースが鎮座している。
「あれは……まさか!?」
私は靴を脱いで拝殿に上がり、ガラスケースに近づいた。
七色に輝く鱗が、そこにあった。
那岐の逆鱗だ。
そう直感した。
那岐から婚姻の証として受け取り、サヤに奪われた逆鱗。
私はスエードの巾着袋を取り出して中身を確認した。
西河くんの逆鱗は、確かにここにある。双方は輝きも形も同じものに見えた。けれど逆鱗は二枚存在したわけなので、全く同一の品ではないということになる。
驚愕している私のもとに、足音が近づいてきた。
「竜の逆鱗ですよ。美しいでしょう?」
はっとして目をむければ、そこには見知った顔があり、私はまた驚かされる。
「茂蔵さん……!?」
那岐を拘束した村人の茂蔵だった。
彼は白衣に焦茶色の袴という装束を纏っている。神社の神主さんが着用する普段着の衣装だ。
神主さんは柔和な笑みを浮かべて、朗らかな笑い声を上げた。
「はは、惜しかったですな。私の名前は茂樹です。本も出しているので、ちょっとした有名宮司ですよ」
茂樹さんが手のひらで翳した棚には、『竜宮神社の成り立ち』というタイトルの書籍が飾られていた。私たちが図書館で借りたのと同じものだ。彼がこの本の著作者であり、竜宮神社の宮司である鑓水茂樹氏のようだ。
「失礼しました。私は県立中央高校二年の相原絆と申します。今日は総合情報部の活動で、鑓水さんにお話をお伺いに来ました」
名乗った私は頭を下げた。
「メールで見た。パンにはマーガリンとジャムの両方をつける。太るぞ」
「ご心配なく。勉強して解消するね」
「よく言うよ」
またふたりで笑い合いながら、和やかに食事を摂る。
そういえば、メールのやり取りの中に朝夕のメニューを報告したことがあった。
西河くんはよく覚えているんだなと感心しながら、私はパンにジャムを塗る。
「人の記憶って、五分しかもたないんだってさ。印象深いことはどうして記憶に残るかというと、脳内で繰り返しリピートするから忘れないんだよ」
ハムエッグの黄身を突いた西河くんは、まるで自分が発見した説のように自信たっぷりに解説する。
「ふうん……。じゃあ私のカフェラテ好きは、西河くんにとって記憶に残る印象深いことだったの?」
それこそどうでもいい情報だ。
西河くんは楽しそうに笑った。
「文字の情報って記憶に残りやすいよね。意味不明なものとか、特に」
カフェラテが意味不明だったとは思えないけれど。
保健室で西河くんは、「ただ気づいてほしかった」と話していた。
彼は私に何を気づいてほしいのだろう。
私はまだ、西河くんの名前を、呼べない。
そこはかとない苦い思いをカフェラテで押し流したあとは、竜宮神社へ向かうため、一晩お世話になった西河くんの家を出た。
私は昨日の学校帰りのままなので制服だけれど、宮司への取材の申し込みという名目があるので制服で良いと思える。西河くんは私服だけれど、白のシャツに黒のスラックスというコーディネートで、限りなく制服に近い服装だ。
駅前のバス乗り場から、神社へ向かうバスに乗り込む。
車内は空調が効いているためか涼しい。
私たちはふたりがけの席に、隣り合って腰を下ろした。
「西河くんは、竜宮神社に行ったことあるの?」
彼は迷いなく神社行きのバスに私を誘導した。西河くん自身は参拝したことがあるのではないだろうか。
窓から射し込む夏の陽のもとで、西河くんは光を撥ねる睫毛を瞬かせる。
「あるよ。何度も」
「そうなんだ。私もテレビの特集では見たことあるんだけど、行くのは初めて」
竜宮城があるという投稿のもとに取材したバラエティ番組だった。
浦島太郎のお伽話とは関係がありませんでした、という結論で締めくくられていたけれど、竜神伝説については番組の趣旨とは異なっていたのか、紹介されていなかった。
「竜宮城に引っかけて時々話題になるんだよね。でもこぢんまりとした神社だから、竜宮城をイメージして参拝に来た人はがっかりするみたいだよ」
「へえ。竜宮城は海の中にあるんだから、地上の神社が竜宮城のわけないのにね」
「あはは。竜のおかげで水害に遭った村っていう話よりは、夢を持てるんじゃないかな。なんにしろ、参拝客が来てくれるのはありがたいことだよ」
話しているうちに幾つかの停留所を通り過ぎる。
やがてバスは竜宮神社近くの停留所に辿り着いた。
私たちがバスを降りると、すぐ傍に朱塗りの鳥居がそびえ立つ姿が見えた。ここが竜宮神社らしい。閑静な住宅街にある、聞いたとおりのこぢんまりとした神社だ。少々の石段を上れば、手前に社務所がある。奥には社が建てられている。どれも一般的な造りで、確かに竜宮城のイメージには程遠いだろう。テレビで話題になれば参拝客も押し寄せるのであろう神社の境内には、人気がなかった。朝早いせいかもしれない。
「とりあえず、お参りしようか」
「うん。五円玉あったかな……」
小銭入れを探るが、五円玉どころか小銭が乏しかった。五百円玉がひとつと、一円玉が二枚しかない。どちらも賽銭箱に入れるのは、ためらわれる。
「ほら」
西河くんが黄金に煌めく五円玉を、二枚差し出した。私はそのうちの一枚を礼を述べながら指先で摘まむ。
「ありがとう。あとで返すね」
「いやいや。こういうのは返さなくていいから。同時に投げよう」
彼が大仰に振りかぶるポーズをしたので、私も五円玉を握った手を差し出す。
ふたつの五円玉は、チャリンと軽い音を立てて賽銭箱に吸い込まれていった。
「ご縁がありますように」
両手を合わせて祈る西河くんを真似て、私も手を合わせる。大勢の願い事を聞いている神様も大変だろうから、お願い事はしないでおいた。
「ほら、あれだよ」
ふいに西河くんに指摘されて、瞼を開ける。
彼は拝殿の奥に設置された神棚を指し示していた。
「あれって、なにが?」
神棚にはお供え物である御神酒や鏡、三方に乗せられた品々が綺麗に並べられている。
西河くんは、さらりと述べた。
「逆鱗。ちゃんとあるって言ったろ?」
「え……」
私の目が三方のひとつに吸い寄せられた。
白木で作られた台座の上に、お供え物としては不釣り合いなガラスケースが鎮座している。
「あれは……まさか!?」
私は靴を脱いで拝殿に上がり、ガラスケースに近づいた。
七色に輝く鱗が、そこにあった。
那岐の逆鱗だ。
そう直感した。
那岐から婚姻の証として受け取り、サヤに奪われた逆鱗。
私はスエードの巾着袋を取り出して中身を確認した。
西河くんの逆鱗は、確かにここにある。双方は輝きも形も同じものに見えた。けれど逆鱗は二枚存在したわけなので、全く同一の品ではないということになる。
驚愕している私のもとに、足音が近づいてきた。
「竜の逆鱗ですよ。美しいでしょう?」
はっとして目をむければ、そこには見知った顔があり、私はまた驚かされる。
「茂蔵さん……!?」
那岐を拘束した村人の茂蔵だった。
彼は白衣に焦茶色の袴という装束を纏っている。神社の神主さんが着用する普段着の衣装だ。
神主さんは柔和な笑みを浮かべて、朗らかな笑い声を上げた。
「はは、惜しかったですな。私の名前は茂樹です。本も出しているので、ちょっとした有名宮司ですよ」
茂樹さんが手のひらで翳した棚には、『竜宮神社の成り立ち』というタイトルの書籍が飾られていた。私たちが図書館で借りたのと同じものだ。彼がこの本の著作者であり、竜宮神社の宮司である鑓水茂樹氏のようだ。
「失礼しました。私は県立中央高校二年の相原絆と申します。今日は総合情報部の活動で、鑓水さんにお話をお伺いに来ました」
名乗った私は頭を下げた。
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