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巨人王の淫戯 3
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だめ、感じちゃ……だめ……
セナは浅い息を継ぎながら検分に耐える。
たっぷりと唾液を塗り込めて中を解したアポロニオスは、ようやく舌を引き抜く。すっかり綻んだ蕾に、ちゅっとくちづけられた。
「うん、いい花筒だね。これは男根を挿入したら、相当気持ち良さそうだ」
ようやく終わった……
アポロニオスは爽やかに笑んでいるが、疑いは晴れたのだろうか。
セナは呼吸を乱しながら、頭を上げて訊ねる。
「ナイフはありませんでしたよね……」
「うん? どうかな。奥のほうにあるかもしれないね」
さすがにセナは眉をひそめる。
飄々としているアポロニオスに暗殺を恐れている様子は微塵もなく、むしろセナに淫らな悪戯を仕掛けることを楽しんでいるようだ。
もしかすると、アポロニオスは武器を隠し持っているという疑いをかけて、セナの体を弄ぼうという魂胆ではあるまいか。
「あの、アポロニオスさま……」
抗議を述べようとしたセナの言葉を遮るかのように、アポロニオスは寝台の横に置かれたチェストから小箱を取り出した。
「それでは最後の検分だ。これを使えば、武器を持っていないかはっきりとわかるからね」
最後と言われたので、セナは言葉を呑み込んだ。次の検分で、アポロニオスは納得してくれるのだ。
宝石がついている豪奢な小箱を開けて、中から玉のような物体が掬い上げられる。
半透明のようなそれは、柔らかいものらしい。彼が指で押すと、ぷにぷにと弾んでいる。一体、何に使用するものだろうか。
不思議な玉を手にしたアポロニオスは、蕩けるような笑みを浮かべた。
「さあ、腰を上げて。蕾が真上を向くようにね」
「は、はい」
踵に力を入れて、腰を上げる。だが自分でするまでもなく、逞しい膝を割り込ませたアポロニオスに、片手で易々と腰を持ち上げられた。セナの足は宙を掻き、蕾は真上を向かされる。
「そのまま、体から力を抜いているんだよ」
「はい……」
アポロニオスは手にしていた玉を、蕾に宛がう。ぐっと指先で押し込めば、弾力のある玉は綻んだ蕾に呑み込まれていった。
「この玉は我が国で開発された閨事のための小道具でね。体に害はないから安心していいよ」
そう言いながら、ふたつめの玉を小箱から掬い、またそれを秘所に宛がう。
つぷん……と、玉が肉環をくぐると、アポロニオスは太く長い指を挿し入れて、奥深くまで呑み込ませた。
また、ひとつ。そして、またひとつと、いくつもの玉がセナの花筒に挿入されていく。
圧迫感を覚えたセナは、空を掻く足を震わせた。
「あの……アポロニオスさま……もう、五個も入って……あっ!」
体の奥で、何かが破裂した感触があった。じゅわりと液体のようなものが広がっている。熱いその液体は、じんわりと媚肉を濡らした。
「そろそろ溶けたかな? この玉はね、中に媚薬が入っているんだよ。外皮が体温で溶けると、胎内にたっぷり媚薬が撒き散らされるというわけだ」
これは媚薬入りの玉だったのだ。
それを五個も入れられたということは……
青ざめるセナの花筒で連動するかのように、次々と玉が弾けた。花筒は瞬く間に媚薬で満たされ、たぷたぷになってしまう。
そのとき、とある感覚に襲われて、セナは目を見開いた。
ずくんっ……と、ひどい疼きが湧き起こる。
掻痒感にも似た強制的な疼きは、媚薬を塗り込められた媚肉から生まれていた。
「あ……ぁ……うぅ……」
たまらなくなったセナは腰を揺らす。
けれど、アポロニオスに掴まれているので逃れられない。
巨人王の手の中で、細腰は誘うように淫らに揺れるだけだ。
「媚薬が効いてきたようだね。たまらないだろう。この玉を含まされたら、どんな清廉な美姫でも雌猫のようにねだるんだ」
楽しげな男の声音が鼓膜を撫でただけで、ずくっと腰の奥に衝撃が走る。
熱い。痒い。ずきずきして、たまらない。
「あ、あ……うぅ……くぅ……」
体が火照り、額には汗が滲む。とろとろに溶けた媚薬が花筒を炙るように、ねっとりと舐っていく。
どうすればこの苦しさから逃れられるのか……
その答えを知っているセナの体は求めるように揺らめいたが、口にすることを理性で押さえ込んだ。
セナは浅い息を継ぎながら検分に耐える。
たっぷりと唾液を塗り込めて中を解したアポロニオスは、ようやく舌を引き抜く。すっかり綻んだ蕾に、ちゅっとくちづけられた。
「うん、いい花筒だね。これは男根を挿入したら、相当気持ち良さそうだ」
ようやく終わった……
アポロニオスは爽やかに笑んでいるが、疑いは晴れたのだろうか。
セナは呼吸を乱しながら、頭を上げて訊ねる。
「ナイフはありませんでしたよね……」
「うん? どうかな。奥のほうにあるかもしれないね」
さすがにセナは眉をひそめる。
飄々としているアポロニオスに暗殺を恐れている様子は微塵もなく、むしろセナに淫らな悪戯を仕掛けることを楽しんでいるようだ。
もしかすると、アポロニオスは武器を隠し持っているという疑いをかけて、セナの体を弄ぼうという魂胆ではあるまいか。
「あの、アポロニオスさま……」
抗議を述べようとしたセナの言葉を遮るかのように、アポロニオスは寝台の横に置かれたチェストから小箱を取り出した。
「それでは最後の検分だ。これを使えば、武器を持っていないかはっきりとわかるからね」
最後と言われたので、セナは言葉を呑み込んだ。次の検分で、アポロニオスは納得してくれるのだ。
宝石がついている豪奢な小箱を開けて、中から玉のような物体が掬い上げられる。
半透明のようなそれは、柔らかいものらしい。彼が指で押すと、ぷにぷにと弾んでいる。一体、何に使用するものだろうか。
不思議な玉を手にしたアポロニオスは、蕩けるような笑みを浮かべた。
「さあ、腰を上げて。蕾が真上を向くようにね」
「は、はい」
踵に力を入れて、腰を上げる。だが自分でするまでもなく、逞しい膝を割り込ませたアポロニオスに、片手で易々と腰を持ち上げられた。セナの足は宙を掻き、蕾は真上を向かされる。
「そのまま、体から力を抜いているんだよ」
「はい……」
アポロニオスは手にしていた玉を、蕾に宛がう。ぐっと指先で押し込めば、弾力のある玉は綻んだ蕾に呑み込まれていった。
「この玉は我が国で開発された閨事のための小道具でね。体に害はないから安心していいよ」
そう言いながら、ふたつめの玉を小箱から掬い、またそれを秘所に宛がう。
つぷん……と、玉が肉環をくぐると、アポロニオスは太く長い指を挿し入れて、奥深くまで呑み込ませた。
また、ひとつ。そして、またひとつと、いくつもの玉がセナの花筒に挿入されていく。
圧迫感を覚えたセナは、空を掻く足を震わせた。
「あの……アポロニオスさま……もう、五個も入って……あっ!」
体の奥で、何かが破裂した感触があった。じゅわりと液体のようなものが広がっている。熱いその液体は、じんわりと媚肉を濡らした。
「そろそろ溶けたかな? この玉はね、中に媚薬が入っているんだよ。外皮が体温で溶けると、胎内にたっぷり媚薬が撒き散らされるというわけだ」
これは媚薬入りの玉だったのだ。
それを五個も入れられたということは……
青ざめるセナの花筒で連動するかのように、次々と玉が弾けた。花筒は瞬く間に媚薬で満たされ、たぷたぷになってしまう。
そのとき、とある感覚に襲われて、セナは目を見開いた。
ずくんっ……と、ひどい疼きが湧き起こる。
掻痒感にも似た強制的な疼きは、媚薬を塗り込められた媚肉から生まれていた。
「あ……ぁ……うぅ……」
たまらなくなったセナは腰を揺らす。
けれど、アポロニオスに掴まれているので逃れられない。
巨人王の手の中で、細腰は誘うように淫らに揺れるだけだ。
「媚薬が効いてきたようだね。たまらないだろう。この玉を含まされたら、どんな清廉な美姫でも雌猫のようにねだるんだ」
楽しげな男の声音が鼓膜を撫でただけで、ずくっと腰の奥に衝撃が走る。
熱い。痒い。ずきずきして、たまらない。
「あ、あ……うぅ……くぅ……」
体が火照り、額には汗が滲む。とろとろに溶けた媚薬が花筒を炙るように、ねっとりと舐っていく。
どうすればこの苦しさから逃れられるのか……
その答えを知っているセナの体は求めるように揺らめいたが、口にすることを理性で押さえ込んだ。
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