淫神の孕み贄

沖田弥子

文字の大きさ
123 / 153

巨人王の淫戯 5

しおりを挟む
 ぐうっと奥まで届いた切っ先が、子宮口を舐った。
 途端に鋭い快感が走り、腰を跳ねさせる。

「ひぁっ、あぁっん」

 きゅん、と隘路が引き締まる。たぷたぷの媚薬ごと、巨大な楔をやわやわと締めつけた。
 その動きに、アポロニオスは勇壮な眉を寄せる。

「っく……、すごいね。この私が、持っていかれそうだとは……。これは一度、出さないといけないかな」
「え……」

 出すとは、まさか、精を放出させるということだろうか。
 アポロニオスの言葉に、セナは青ざめる。

「そんな、まさか……僕の、体の奥に……?」

 快楽に震えている腰には、ずっぷりと巨根を咥え込まされている。
 この状態ではいつ精を放たれてもおかしくないのだが、吐精されたら妊娠してしまうかもしれない。セナは一縷の望みに賭け、懇願するような濡れた瞳でアポロニオスを見上げる。
 だがそれは、さらに雄を煽る結果にしかならなかった。
 唇に弧を描いたアポロニオスは逞しい腰を捩じ入れた。
 ぐんっと、根元まで巨大な楔を呑み込まされる。

「ひぃっ……あぁ……あぁう……」
「たくさん気持ち良くしてあげよう。さあ、動くよ」

 奥深くまで埋め込まれた巨大な亀頭が、ずるりと引き抜かれ、濡れた肉襞を舐め下ろす。そうしてから肉環に引っかけられ、ぐちぐちと舐られた。
 ぐうう……っと押し込まれたと思えば、また引き抜かれる。何度も襞を舐るうちに、すっかり媚薬が撹拌されてしまう。
 熱い、痒い、達したい……もっと、激しく擦ってほしい。
 セナの脳裏が淫らな欲で占められる。
 すっぽりと剛直を包み込んでいる肉襞は、ねだるように蠕動した。

「あぁ……あ……アポロニオスさま……」
「うん? もっと激しく動いてもいいかな。ずっぽり咥え込んでくる覚えのいい花筒には、ご褒美をあげよう」
「あ……だめ……あぁ……」
「だめかい? これはどうかな?」

 ぐっちゅ、ぐっちゅとリズミカルな抽挿が始まる。
 巨大な熱杭に貫かれ、花筒は歓喜の水音を上げた。
 ぶわりと快楽が膨れ上がり、真紅の淫紋は跳ね回る。

「ひぁああぁあ……っ、あぅっ、あぅ、あんん……らめ、らめぇ……っ」

 ズッズッ……とアポロニオスが律動を刻むたびに、じゅくじゅくと結合部から媚薬混じりの淫液が溢れてくる。
 逞しい雄芯に媚薬をねっとりと塗り込まれ、熱く熟れた花筒を擦り立てられる。脳髄まで快楽漬けにされたセナは痺れる舌を差し出しながら、せがむように腰を振った。

「ひぁうぅん……あっあっ、あぅ、あぁん、あぁうん、あ、あっ、あはぁ……」
「ぐちゃぐちゃに濡れてるね。気持ちいいかい?」

 ズッチュズッチュ、ズチュ、グチュグッチュ……
 わざとらしく淫猥な音色を上げながら、腰を抽挿させるアポロニオスが囁いてきた。
 体は快楽を感じているけれど、一片の理性が残っているセナは首を横に振る。

「んん……気持ち良く……な……ひぅっ!」

 咎めるように、揺れていた花芯を掌で擦られる。
 ぬるぬると撫で上げられて、瞬く間に昇り詰めた花芯は先端から、びゅくっと白蜜を吹き出した。

「あぁあぁん……っ、あぁ……あ……っ」

 達しても巨根の抽挿は止まらない。
 白蜜に濡れた真紅の淫紋が刻まれた下腹に、ずっぷずぷと雄芯が出し挿れされる。
 達した衝撃により、きゅううぅ……と花筒が引き絞られた。精の放出を促すかのように、男根をきつく咥え込む。
 アポロニオスが呻き声を上げた。
 ずぷう……と奥まで押し込まれた巨根が爆ぜる。先端から濃厚な白濁が迸り、どくどくと流し込まれた。
 大量の精は、腹が膨れるほどだ。すでに媚薬をたっぷりと含んでいた花筒は呑み込みきれずに、たらたらと混じり合った淫液を結合部から垂らした。

「ふう……最高だ。こんなに素晴らしい体は大変貴重だ。さすが神の贄と言われるだけある」

 精を出されてしまった……
 けれど、皆を救うためなのだから仕方ない。
 セナは唇を噛み締めながら俯いた。
 これで終わりかと思われたが、アポロニオスは腰を蠢かせて、きゅうきゅうに引き締まった媚肉を撫で回す。

「気に入ったよ。君は私の妃にしてあげよう」
「えっ……?」

 セナは目を見開いた。
 何を言っているのだろう。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

身体検査その後

RIKUTO
BL
「身体検査」のその後、結果が公開された。彼はどう感じたのか?

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

αに軟禁されました

雪兎
BL
支配的なαに閉じ込められたΩ。だがそれは、愛のはじまりだった――。

【完結】愛されたかった僕の人生

Kanade
BL
✯オメガバース 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。 今日も《夫》は帰らない。 《夫》には僕以外の『番』がいる。 ねぇ、どうしてなの? 一目惚れだって言ったじゃない。 愛してるって言ってくれたじゃないか。 ねぇ、僕はもう要らないの…? 独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。

オメガ修道院〜破戒の繁殖城〜

トマトふぁ之助
BL
 某国の最北端に位置する陸の孤島、エゼキエラ修道院。  そこは迫害を受けやすいオメガ性を持つ修道士を保護するための施設であった。修道士たちは互いに助け合いながら厳しい冬越えを行っていたが、ある夜の訪問者によってその平穏な生活は終焉を迎える。  聖なる家で嬲られる哀れな修道士たち。アルファ性の兵士のみで構成された王家の私設部隊が逃げ場のない極寒の城を蹂躙し尽くしていく。その裏に棲まうものの正体とは。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

処理中です...