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神馬の儀 4
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いけない。神聖な儀式の最中なのに、恥ずかしくてできないだなんて感情を抱いては。
小刻みに身を震わせるセナの様子を見たファルゼフは唇に弧を描く。
「ふふ。椅子が喋りましたね。セナ様は緊張しておられるようですが、これを男と思うのではなく、玩具のついた椅子とでも思いなさい。喋る椅子から淫らな棒が突き出ている……これほど神馬の儀に相応しい快楽道具がほかにあるでしょうか」
「そ、そうかもしれませんね……ひぁ、ファルゼフ……」
耳元に妖しく囁いたファルゼフの舌が、ぬるりと耳朶を舐め上げる。
甘い快感に、ぴくんと肩を跳ねさせた。
花筒はしとどに濡らされ、うずうずと疼いていたが、ほかの性感帯に触れられるのは儀式が開始されてから初めてのことだ。
熱く熟れた果実のような状態に陥っているセナの肉体は、その愛撫だけでもう蕾からとろりと淫液を滴らせた。熱いものが内股を流れていく感触に、ぞくりと背を震わせる。
ファルゼフの舌は、ぬるぬると耳朶を這う。悪戯な指先が、まだ触れられていない乳首を、きゅっと摘まんだ。
「あっ……だめ、ファルゼフ……儀式の最中なのに……」
「わたくしは介添え役という、いわば儀式の補佐ですので、セナ様が快楽を感じられるようにお手伝いをいたしましょう。さあ、わたくしの愛しい神の贄……キスをください」
向かい合ったファルゼフに腰を抱かれると、彼の麗しい顔が傾けられる。
そっと唇が重ね合わされた。
神聖な儀式の中で交わすくちづけは甘く、濃密な味わいがじんわりと全身に染み渡っていく。
陶然としたセナは甘美なキスを受け入れた。
ぬるりと肉厚の舌が歯列を割り、口腔に挿し入れられる。
くちゅくちゅと淫猥な水音を華麗なモザイクタイルに彩られた地下に響かせながら、舌を絡め合い、濃厚なキスに酔いしれた。
「ん……んぅ……くふ、ん……」
大きな掌が、優しく腰を撫でる。華奢な体は逞しい腕に支えられ、そっと傍にある卑猥な椅子に下ろされた。
座ろうと腰を下げれば、ちょうど蕾に熱い先端が宛がわれる。
しとどに濡れた蕾は、ぱくりと口を開き、太い切っ先を呑み込んだ。
途端に、ぞくんとした甘い痺れが背筋を駆ける。
雄芯に貫かれることを期待する、オメガの悦びが胸に満ちた。
「あ、あぁ……入っちゃう……」
「そのまま、腰を落として呑み込んでください。あなた様の肉棒を愛でてごらんなさい」
ゆっくり挿入したいのだけれど、中腰の体勢では足で踏ん張ることが難しい。
セナはファルゼフの強靱な肩に縋りついて腰を浮かし、ちゅくちゅくと肉環で先端を捏ね回す。
濃密に舌を絡ませながら、下の口では別の男の楔を呑み込もうとしている神の贄は、まるで焦らすように腰を揺らす。
バハラームはもどかしげに腰を突き上げた。
「おぉう……贄さま、これではまるで拷問のようです。どうかわたくしめに、その神聖な肉筒を味わわせてくださいませ」
呻いたバハラームだが椅子から動けないので、セナが腰を下ろすタイミングに合わせるしかない。ぴちゃぴちゃと猛った先端を蕾で舐り、セナは慣らそうとした。
だがその動きは男にとってみれば、喰らおうとしている獲物に目の前で飛び跳ねられているようなものである。焦らされた雄はいっそう昂ぶり、獲物を犯そうと漲る。
その刹那。
バハラームの腕が前へと伸び、両の紅い尖りを、きゅっと摘まみ上げた。
「ひぁっ! あっ、あ……っ、あふぁああん……っ」
突然与えられた刺激に、びくりとして喉を反らせる。その拍子に下半身の力が緩んでしまい、尻が落とされる。呑み込む寸前で耐えていた肉環に、ずぶずぶと硬い雄芯が挿入されていく。
「あぁっ……あ……あぁあん……」
セナは大きく足を開いて裸身を曝し、生きた椅子に腰かける。
神が愛でた花筒に、勇猛なアルファの男根を収めながら。
今度は神の贄が、アルファたちの肉棒をひとつずつ愛でるのだ。
感嘆の息を吐いたバハラームは、こりこりと紅い乳首を捏ね回した。
「おおぅ……相変わらず贄さまの胎内は至上の楽園ですな。どれどれ、おじさんがぐちゅぐちゅにして、気持ちよくしてあげようね」
「は、はい……お願いします」
「後ろの座位のときはね、おじさんの膝に手をついて、ゆるゆる動かすと気持ちいいよ」
「えっと……こうですか?」
跨がっている男の膝に手をついて、ゆっくりと腰を前後させる。すると体勢が安定したためか動きやすかった。咥えた雄芯が濡れた媚肉でぬるぬると擦られ、甘い痺れを生み出していく。
「あぁん……きもちい……」
「快楽に弱い子は大好きだ。黄金の楔は美味しかったかな? もう、ぐちょぐちょに濡れてしまっているね」
小刻みに身を震わせるセナの様子を見たファルゼフは唇に弧を描く。
「ふふ。椅子が喋りましたね。セナ様は緊張しておられるようですが、これを男と思うのではなく、玩具のついた椅子とでも思いなさい。喋る椅子から淫らな棒が突き出ている……これほど神馬の儀に相応しい快楽道具がほかにあるでしょうか」
「そ、そうかもしれませんね……ひぁ、ファルゼフ……」
耳元に妖しく囁いたファルゼフの舌が、ぬるりと耳朶を舐め上げる。
甘い快感に、ぴくんと肩を跳ねさせた。
花筒はしとどに濡らされ、うずうずと疼いていたが、ほかの性感帯に触れられるのは儀式が開始されてから初めてのことだ。
熱く熟れた果実のような状態に陥っているセナの肉体は、その愛撫だけでもう蕾からとろりと淫液を滴らせた。熱いものが内股を流れていく感触に、ぞくりと背を震わせる。
ファルゼフの舌は、ぬるぬると耳朶を這う。悪戯な指先が、まだ触れられていない乳首を、きゅっと摘まんだ。
「あっ……だめ、ファルゼフ……儀式の最中なのに……」
「わたくしは介添え役という、いわば儀式の補佐ですので、セナ様が快楽を感じられるようにお手伝いをいたしましょう。さあ、わたくしの愛しい神の贄……キスをください」
向かい合ったファルゼフに腰を抱かれると、彼の麗しい顔が傾けられる。
そっと唇が重ね合わされた。
神聖な儀式の中で交わすくちづけは甘く、濃密な味わいがじんわりと全身に染み渡っていく。
陶然としたセナは甘美なキスを受け入れた。
ぬるりと肉厚の舌が歯列を割り、口腔に挿し入れられる。
くちゅくちゅと淫猥な水音を華麗なモザイクタイルに彩られた地下に響かせながら、舌を絡め合い、濃厚なキスに酔いしれた。
「ん……んぅ……くふ、ん……」
大きな掌が、優しく腰を撫でる。華奢な体は逞しい腕に支えられ、そっと傍にある卑猥な椅子に下ろされた。
座ろうと腰を下げれば、ちょうど蕾に熱い先端が宛がわれる。
しとどに濡れた蕾は、ぱくりと口を開き、太い切っ先を呑み込んだ。
途端に、ぞくんとした甘い痺れが背筋を駆ける。
雄芯に貫かれることを期待する、オメガの悦びが胸に満ちた。
「あ、あぁ……入っちゃう……」
「そのまま、腰を落として呑み込んでください。あなた様の肉棒を愛でてごらんなさい」
ゆっくり挿入したいのだけれど、中腰の体勢では足で踏ん張ることが難しい。
セナはファルゼフの強靱な肩に縋りついて腰を浮かし、ちゅくちゅくと肉環で先端を捏ね回す。
濃密に舌を絡ませながら、下の口では別の男の楔を呑み込もうとしている神の贄は、まるで焦らすように腰を揺らす。
バハラームはもどかしげに腰を突き上げた。
「おぉう……贄さま、これではまるで拷問のようです。どうかわたくしめに、その神聖な肉筒を味わわせてくださいませ」
呻いたバハラームだが椅子から動けないので、セナが腰を下ろすタイミングに合わせるしかない。ぴちゃぴちゃと猛った先端を蕾で舐り、セナは慣らそうとした。
だがその動きは男にとってみれば、喰らおうとしている獲物に目の前で飛び跳ねられているようなものである。焦らされた雄はいっそう昂ぶり、獲物を犯そうと漲る。
その刹那。
バハラームの腕が前へと伸び、両の紅い尖りを、きゅっと摘まみ上げた。
「ひぁっ! あっ、あ……っ、あふぁああん……っ」
突然与えられた刺激に、びくりとして喉を反らせる。その拍子に下半身の力が緩んでしまい、尻が落とされる。呑み込む寸前で耐えていた肉環に、ずぶずぶと硬い雄芯が挿入されていく。
「あぁっ……あ……あぁあん……」
セナは大きく足を開いて裸身を曝し、生きた椅子に腰かける。
神が愛でた花筒に、勇猛なアルファの男根を収めながら。
今度は神の贄が、アルファたちの肉棒をひとつずつ愛でるのだ。
感嘆の息を吐いたバハラームは、こりこりと紅い乳首を捏ね回した。
「おおぅ……相変わらず贄さまの胎内は至上の楽園ですな。どれどれ、おじさんがぐちゅぐちゅにして、気持ちよくしてあげようね」
「は、はい……お願いします」
「後ろの座位のときはね、おじさんの膝に手をついて、ゆるゆる動かすと気持ちいいよ」
「えっと……こうですか?」
跨がっている男の膝に手をついて、ゆっくりと腰を前後させる。すると体勢が安定したためか動きやすかった。咥えた雄芯が濡れた媚肉でぬるぬると擦られ、甘い痺れを生み出していく。
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