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第4章 国主編
第77話 ジェノヴァ共和国 ~自由貿易協定と新たな側室~
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イタリアのジェノヴァ共和国はコムーネ(共同体)であり、最高権力者はポデスタ(行政長官)が務めていた。
ジェノヴァ商人は東方から買い付けた絹、貴重な香辛料、貴金属、ミョウバンなどを扱って大きな交易で繁栄した。
また、ジェノヴァ共和国は十字軍に参加することで、海外にも領土的拠点を拡大していった。
だが、第4次十字軍におけるビザンチン帝国のコンスタンティノープル陥落ではヴェネツィアが大きく貢献し、同地におけるロマニア帝国(ラテン帝国)の樹立に中心的な役割を果たした。
その結果、ヴェネツィアは東地中海での交易権の大部分を手に入れることとなり、ジェノヴァは窮地に立たされることとなった。
ジェノヴァはフランドルにも貿易拠点を設け、ジブラルタルを経由する航路での貿易も行っていた。
現ポデスタのフランソワ・グリマルディは「狡猾な男」としても知られるやり手の行政長官である。
彼はジブラルタル航路を開発し、またフリードリヒ道路も建設して陸路での貿易にも力を入れているロートリンゲン大公のフリードリヒを興味深い人物と感じ、その動向を注視していた。
フリードリヒは神聖帝国北部に自由経済圏を拡大しつつあり、その急速な発展ぶりを見て、ヨーロッパ北部との貿易に活路を見出そうとしていた。
フランソワは将来構想を考える。
ロートリンゲン大公はフリードリヒ道路をいずれはイタリアまで開通させる意向だという。
地理的にイタリアの中でもロートリンゲンに近いジェノヴァ共和国は、先手を打って道路建設に関与し、その利権にあずかるべきではないか?
フリードリヒは大公のみならず、商工組合総連合会会長であり、イタリアにも破竹の勢いで進出してきているタンバヤ商会の会長でもあるという。
「ザクセン公か…一度会ってみたいものだな」
◆
グリマルディ家には問題児の娘がいた。名前をマルグリットという。
マルグリットは、11歳にして従者と肉体関係を持ち、誰とでも気軽にベッドをともにする淫乱な性癖の持ち主だった。
そんな評判もあって、近隣でのマルグリットの結婚相手探しは困難を極め、ようやくイベリア半島にあるナヴァルという小国の王への縁組が決まったときには、彼女は19歳となっていた。
結婚したからと言ってマルグリットの淫乱な性癖が治まることはなかった。このことは嫁ぎ先でも評判となり、「王妃マルゴ」といえば淫乱女の代名詞となっていった。
しかし、結婚生活は長くは続かなかった、嫁ぎ先の王が病気で急死したのである。子供が生まれなかったマルグリットは実家に帰って来ざるを得なかった。
今、マルグリットは21歳。相変わらず見境なく男とベッドをともにする淫乱な生活を続けていた。
そんな娘をどうするかがフランソワの頭痛の種となっていた。
◆
フランソワはフリードリヒとの交渉を念頭に情報を集めていた。
フリードリヒは政治家として、軍人として、また商人としても極めて優秀であるが、多数の愛妾を抱える好色な人物でもあるという。
そこにつけ込む隙があるのではないか?
──いっそのことマルグリットを押し付けてみるか…
マルグリットは結婚するにはいささか薹が立っているとはいえ、その美貌には並ぶところがない。
大公家と縁戚になれてマルグリットも処分できる。
実現すれば一石二鳥ではないか。
フランソワは早速予備交渉のための使者をナンツィヒに送ることにした。
◆
ゴットハルト・フォン・ギルマン経済産業卿は、フリードリヒにジェノヴァ共和国のポデスタからの使者が来ていることを報告した。
先方はロートリンゲン公国が推し進めている自由経済圏にぜひ参加させて欲しいという。
フリードリヒとしては、まずアルル王国の諸領を説得してからイタリアに手を付けようと考えていたが、順番が変わって悪いということはない。
それどころか、ジェノヴァ共和国はアルル王国の諸領にも影響力を持っているから、こちらを先にすることでアルル王国での交渉が円滑に進むことも期待できる。
しかしなぜこの時期に?
フリードリヒ道路の権益に係る先行者利得を狙っているということなのか?
フリードリヒは使者に会ってみたが、その主張は理路整然としており、不自然なところはなかった。
それどころか、本交渉にはポデスタ自らがナンツィヒに赴くという誠意も見せている。
だが、イタリアという土地は昔から小国が乱立しており、権謀術数が渦巻く油断ならない土地柄だ。
用心し過ぎということはない。
フリードリヒはタンバヤ商会情報部に事情を探らせたが、結局何か裏があるという確証は得られなかった。
そして本交渉の日がやってきた。
「ジェノヴァ共和国ポデスタのフランソワ・グリマルディにございます。大公閣下におかれましてはご機嫌麗しゅうございます」
「グリマルディ卿も遠路はるばる大儀であった。礼を言う」
「何をおっしゃいます。私は政治・軍事・商業の全てにおいて優秀であられるという大公閣下に一目お会いしたかっただけにございます」
「世辞を言っても何も出ないぞ」
「いえ。本心でございます」
フランソワは真顔で言った。だがポーカーフェイス臭い感じもする。
「自由貿易協定の件だが、さすがに貴国は目の付け所が良いな。
関税や通行税などの障壁がなくなれば商売慣れしている貴国に一日の長があることは明白だ。
だが、我が国とて簡単に負けはせぬぞ」
「恐れ入りましてございます」
「では協定の文言は予備交渉で事務方が詰めたとおりということでよろしいな」
「もちろんでございます」
「よし。それでは交渉成立だ!」
そこでフランソワが新たな話題を切り出した。
「ところで閣下。私は貴国が今後の世界経済発展の台風の目になると読んでいるのです。そこで今のうちに貴国とぜひ懇意にしていただきたいのです。
つきましては、当家より嫁をもらっていただけませぬか?」
嫁はもう間に合っていると言いたいところだが、これを断って両国の間に疑心暗鬼が生じるようであれば、せっかくの交渉に画竜点睛を欠くということになりかねない。
ここは前向きに答えるしかないか…
「わかった。その件については前向きに検討することを約束しよう」
「ありがとうございます。実はもう候補は決まっておりまして、これが絵姿にございます。名前はマルグリットと申します」
フランソワはマルグリットの絵姿をフリードリヒに差し出した。
見ると素晴らしい美猊ではないか。
しかし、絵などはいくらでも嘘が書けるし、問題は性格の方だ。
「なかなかに美しい娘ではあるが、この場で即答はしかねる。追って回答する」
「承知しましてございます」
マルグリットについて探らせたところすぐに評判がわかった。
出戻りで、しかも誰でも床を共にする淫乱女という評判だ。
それにしても、とんでもない女を押し付けたな…
先方には娘の色香をもってフリードリヒを篭絡しようという魂胆もあるのかもしれないが、そこは悪魔のアスタロトや金毛九尾の狐のクララすら相手にしているフリードリヒだ。
簡単には篭絡されない自信はある。
問題は臣下たちを見境なく誘惑されては困るというところだが…
そこはアスタロト配下の悪魔を隠形させて見張らせておけばそのうち諦めるだろう。
──う~ん。なんとかなるだろう…
◆
フランソワは期待せずにフリードリヒの回答を待っていた。
マルグリットの評判については調べればすぐにわかるはず。
それを分かったうえで受け入れるかどうかは半々かそれよりも低い確率だとフランソワは思っていた。
「まさにダメ元というやつだな…」
フランソワは呟いた。
フリードリヒから承諾の書簡が届いた時にはフランソワは歓喜した。
それにしても太っ腹というか何というか、懐の広い不思議な男だな…。
実はとんでもない宝を掘り当てたのかもしれない。
フランソワはそう思った。
ジェノヴァ商人は東方から買い付けた絹、貴重な香辛料、貴金属、ミョウバンなどを扱って大きな交易で繁栄した。
また、ジェノヴァ共和国は十字軍に参加することで、海外にも領土的拠点を拡大していった。
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その結果、ヴェネツィアは東地中海での交易権の大部分を手に入れることとなり、ジェノヴァは窮地に立たされることとなった。
ジェノヴァはフランドルにも貿易拠点を設け、ジブラルタルを経由する航路での貿易も行っていた。
現ポデスタのフランソワ・グリマルディは「狡猾な男」としても知られるやり手の行政長官である。
彼はジブラルタル航路を開発し、またフリードリヒ道路も建設して陸路での貿易にも力を入れているロートリンゲン大公のフリードリヒを興味深い人物と感じ、その動向を注視していた。
フリードリヒは神聖帝国北部に自由経済圏を拡大しつつあり、その急速な発展ぶりを見て、ヨーロッパ北部との貿易に活路を見出そうとしていた。
フランソワは将来構想を考える。
ロートリンゲン大公はフリードリヒ道路をいずれはイタリアまで開通させる意向だという。
地理的にイタリアの中でもロートリンゲンに近いジェノヴァ共和国は、先手を打って道路建設に関与し、その利権にあずかるべきではないか?
フリードリヒは大公のみならず、商工組合総連合会会長であり、イタリアにも破竹の勢いで進出してきているタンバヤ商会の会長でもあるという。
「ザクセン公か…一度会ってみたいものだな」
◆
グリマルディ家には問題児の娘がいた。名前をマルグリットという。
マルグリットは、11歳にして従者と肉体関係を持ち、誰とでも気軽にベッドをともにする淫乱な性癖の持ち主だった。
そんな評判もあって、近隣でのマルグリットの結婚相手探しは困難を極め、ようやくイベリア半島にあるナヴァルという小国の王への縁組が決まったときには、彼女は19歳となっていた。
結婚したからと言ってマルグリットの淫乱な性癖が治まることはなかった。このことは嫁ぎ先でも評判となり、「王妃マルゴ」といえば淫乱女の代名詞となっていった。
しかし、結婚生活は長くは続かなかった、嫁ぎ先の王が病気で急死したのである。子供が生まれなかったマルグリットは実家に帰って来ざるを得なかった。
今、マルグリットは21歳。相変わらず見境なく男とベッドをともにする淫乱な生活を続けていた。
そんな娘をどうするかがフランソワの頭痛の種となっていた。
◆
フランソワはフリードリヒとの交渉を念頭に情報を集めていた。
フリードリヒは政治家として、軍人として、また商人としても極めて優秀であるが、多数の愛妾を抱える好色な人物でもあるという。
そこにつけ込む隙があるのではないか?
──いっそのことマルグリットを押し付けてみるか…
マルグリットは結婚するにはいささか薹が立っているとはいえ、その美貌には並ぶところがない。
大公家と縁戚になれてマルグリットも処分できる。
実現すれば一石二鳥ではないか。
フランソワは早速予備交渉のための使者をナンツィヒに送ることにした。
◆
ゴットハルト・フォン・ギルマン経済産業卿は、フリードリヒにジェノヴァ共和国のポデスタからの使者が来ていることを報告した。
先方はロートリンゲン公国が推し進めている自由経済圏にぜひ参加させて欲しいという。
フリードリヒとしては、まずアルル王国の諸領を説得してからイタリアに手を付けようと考えていたが、順番が変わって悪いということはない。
それどころか、ジェノヴァ共和国はアルル王国の諸領にも影響力を持っているから、こちらを先にすることでアルル王国での交渉が円滑に進むことも期待できる。
しかしなぜこの時期に?
フリードリヒ道路の権益に係る先行者利得を狙っているということなのか?
フリードリヒは使者に会ってみたが、その主張は理路整然としており、不自然なところはなかった。
それどころか、本交渉にはポデスタ自らがナンツィヒに赴くという誠意も見せている。
だが、イタリアという土地は昔から小国が乱立しており、権謀術数が渦巻く油断ならない土地柄だ。
用心し過ぎということはない。
フリードリヒはタンバヤ商会情報部に事情を探らせたが、結局何か裏があるという確証は得られなかった。
そして本交渉の日がやってきた。
「ジェノヴァ共和国ポデスタのフランソワ・グリマルディにございます。大公閣下におかれましてはご機嫌麗しゅうございます」
「グリマルディ卿も遠路はるばる大儀であった。礼を言う」
「何をおっしゃいます。私は政治・軍事・商業の全てにおいて優秀であられるという大公閣下に一目お会いしたかっただけにございます」
「世辞を言っても何も出ないぞ」
「いえ。本心でございます」
フランソワは真顔で言った。だがポーカーフェイス臭い感じもする。
「自由貿易協定の件だが、さすがに貴国は目の付け所が良いな。
関税や通行税などの障壁がなくなれば商売慣れしている貴国に一日の長があることは明白だ。
だが、我が国とて簡単に負けはせぬぞ」
「恐れ入りましてございます」
「では協定の文言は予備交渉で事務方が詰めたとおりということでよろしいな」
「もちろんでございます」
「よし。それでは交渉成立だ!」
そこでフランソワが新たな話題を切り出した。
「ところで閣下。私は貴国が今後の世界経済発展の台風の目になると読んでいるのです。そこで今のうちに貴国とぜひ懇意にしていただきたいのです。
つきましては、当家より嫁をもらっていただけませぬか?」
嫁はもう間に合っていると言いたいところだが、これを断って両国の間に疑心暗鬼が生じるようであれば、せっかくの交渉に画竜点睛を欠くということになりかねない。
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「わかった。その件については前向きに検討することを約束しよう」
「ありがとうございます。実はもう候補は決まっておりまして、これが絵姿にございます。名前はマルグリットと申します」
フランソワはマルグリットの絵姿をフリードリヒに差し出した。
見ると素晴らしい美猊ではないか。
しかし、絵などはいくらでも嘘が書けるし、問題は性格の方だ。
「なかなかに美しい娘ではあるが、この場で即答はしかねる。追って回答する」
「承知しましてございます」
マルグリットについて探らせたところすぐに評判がわかった。
出戻りで、しかも誰でも床を共にする淫乱女という評判だ。
それにしても、とんでもない女を押し付けたな…
先方には娘の色香をもってフリードリヒを篭絡しようという魂胆もあるのかもしれないが、そこは悪魔のアスタロトや金毛九尾の狐のクララすら相手にしているフリードリヒだ。
簡単には篭絡されない自信はある。
問題は臣下たちを見境なく誘惑されては困るというところだが…
そこはアスタロト配下の悪魔を隠形させて見張らせておけばそのうち諦めるだろう。
──う~ん。なんとかなるだろう…
◆
フランソワは期待せずにフリードリヒの回答を待っていた。
マルグリットの評判については調べればすぐにわかるはず。
それを分かったうえで受け入れるかどうかは半々かそれよりも低い確率だとフランソワは思っていた。
「まさにダメ元というやつだな…」
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本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
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