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本編
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マリア様が14歳ともなると、私は18歳。
ぶっちゃけ年増扱いになり、行かず後家やらお局さんとも呼ばれる歳です。
前世ならまだまだ咲き誇るお花なのに!
しかし、恋に落ちる暇など、私にはなかったのです!
何故なら、アヌーレ様がマーク様とご結婚なされ退職し、私がマリア様の筆頭侍女として選ばれたので、後輩の育成やアヌーレ様の仕事の引き継ぎを受けて大忙しです。
さらに、相変わらず料理を伝えたり、お菓子を作ったりしながら公爵様やお方様、王家の皆様に子どもの育成について私の意見を申し上げたり。
まあ、意見については、前世の記憶で学んだことを垂れ流す様に言っただけですけど、王様も皇后様も興味深そうに聞いて下さりました。
そして、ついに試しという形で運営されることが決まったのです。
現在、幼児館と呼ばれる建物が建っている最中。
幼児館は、マリア様とルーク様のお子が産まれる頃には出来上がる予定です。
そう、マリア様とルーク様のお子が第1期生になるように考えられているのです。
幼児館では3~5歳までを予定しています。
つまり、幼稚園や保育園と同じですね。
その前だと、死にやすいですし・・・乳母や両親が1対1で見てあげる方が異変にも気付きやすいでしょう。
乳母の仕事を奪ってはいけません。
あれは大事な職業の1つなのです。
これまでなかった学校文化をこの世界に入れるのは大変だと思いますが、頑張りましょう。
「エルゼ。少しいいかしら?」
「どうされました?マリア様」
「あのね・・・、私、このままルーク様と結婚していいのかしら?」
「え?」
「勘違いしないで、他に好きな人ができたわけでも、ルーク様が嫌なわけでもないの・・・ただ・・・」
街でたまたま仲よさそうにルーク様とクリスティーヌ様が一緒に歩いているところを見てしまったとのこと。
また、その時、ルーク様とクリスティーヌ様が入った場所はアクセサリー屋で2人で一緒に何かを選んでいたらしい。
「それで、ルーク様は本当は、クリスティーヌの方が好きなんじゃないかしら?」
「あり得ません」
「え・・・」
「ルーク様はマリア様がお好きですよ、暇があれば公爵家に来ておられるじゃありませんか!」
「そ、それは、本当はクリスに会いに来てるのかもしれないじゃない!」
「クリスティーヌ様がマリア様からルーク様を取ろうとするとお思いですか?」
「それは・・・」
ありえない。いや、ないと思う。
マリア様の魅力にやられる前の、クリスティーヌ様ならばありえたかもしれないけれど、今のクリスティーヌ様はマリア様親衛隊の会長だ。
マリア様親衛隊とは、パーティーの度に身分の低い令嬢や気の弱い令嬢が虐められているのをみて止め、更に守ろうとされるマリア様が素敵だと集まった令嬢達の集まりだそうだ。
クリスティーヌ様は、ここで居候させてもらっているからと花や野菜をうまく育てる方法を公爵に伝えたり、美容法をお方様に伝えたりと公爵家でも好評で養子縁組も考えられている。
それもこれもマリア様のおかげと尊敬している。そんなクリスティーヌ様が、わざわざルーク様を取ろうとするはずがない。
「でも、クリスは綺麗だわ。その魅力にルーク様も・・・」
「マリア様は美しい上に気品もあり、まるで空に浮かぶ月の化身のようですわ」
「エルゼ」
「そのように悲しい顔をなさらないでくださいまし。そんなに気になさるのでしたら、クリスティーヌ様に真相をお聞きになられればよろしいじゃありませんか」
「だって・・・もし、それで本当にルーク様が・・・」
私はマリア様の両手をぎゅっと握りしめて。
「山の一角を見て全てがわかるものなどおりませんわ。ルーク様やクリスティーヌ様にも何か考えがあったのやもしれませぬ。いずれ、マリア様はこの国の王妃になられるのですから他の方々の意見を聞く耳をお持ちにならなくてはなりませんよ」
「ええ・・・そうよね」
カタンと、椅子から立ち上がりマリア様は決意されたようにいう。
「決めたわ、明日、ルーク様に直接聞きます!」
クリスティーヌ様ではないのですね・・・。
ぶっちゃけ年増扱いになり、行かず後家やらお局さんとも呼ばれる歳です。
前世ならまだまだ咲き誇るお花なのに!
しかし、恋に落ちる暇など、私にはなかったのです!
何故なら、アヌーレ様がマーク様とご結婚なされ退職し、私がマリア様の筆頭侍女として選ばれたので、後輩の育成やアヌーレ様の仕事の引き継ぎを受けて大忙しです。
さらに、相変わらず料理を伝えたり、お菓子を作ったりしながら公爵様やお方様、王家の皆様に子どもの育成について私の意見を申し上げたり。
まあ、意見については、前世の記憶で学んだことを垂れ流す様に言っただけですけど、王様も皇后様も興味深そうに聞いて下さりました。
そして、ついに試しという形で運営されることが決まったのです。
現在、幼児館と呼ばれる建物が建っている最中。
幼児館は、マリア様とルーク様のお子が産まれる頃には出来上がる予定です。
そう、マリア様とルーク様のお子が第1期生になるように考えられているのです。
幼児館では3~5歳までを予定しています。
つまり、幼稚園や保育園と同じですね。
その前だと、死にやすいですし・・・乳母や両親が1対1で見てあげる方が異変にも気付きやすいでしょう。
乳母の仕事を奪ってはいけません。
あれは大事な職業の1つなのです。
これまでなかった学校文化をこの世界に入れるのは大変だと思いますが、頑張りましょう。
「エルゼ。少しいいかしら?」
「どうされました?マリア様」
「あのね・・・、私、このままルーク様と結婚していいのかしら?」
「え?」
「勘違いしないで、他に好きな人ができたわけでも、ルーク様が嫌なわけでもないの・・・ただ・・・」
街でたまたま仲よさそうにルーク様とクリスティーヌ様が一緒に歩いているところを見てしまったとのこと。
また、その時、ルーク様とクリスティーヌ様が入った場所はアクセサリー屋で2人で一緒に何かを選んでいたらしい。
「それで、ルーク様は本当は、クリスティーヌの方が好きなんじゃないかしら?」
「あり得ません」
「え・・・」
「ルーク様はマリア様がお好きですよ、暇があれば公爵家に来ておられるじゃありませんか!」
「そ、それは、本当はクリスに会いに来てるのかもしれないじゃない!」
「クリスティーヌ様がマリア様からルーク様を取ろうとするとお思いですか?」
「それは・・・」
ありえない。いや、ないと思う。
マリア様の魅力にやられる前の、クリスティーヌ様ならばありえたかもしれないけれど、今のクリスティーヌ様はマリア様親衛隊の会長だ。
マリア様親衛隊とは、パーティーの度に身分の低い令嬢や気の弱い令嬢が虐められているのをみて止め、更に守ろうとされるマリア様が素敵だと集まった令嬢達の集まりだそうだ。
クリスティーヌ様は、ここで居候させてもらっているからと花や野菜をうまく育てる方法を公爵に伝えたり、美容法をお方様に伝えたりと公爵家でも好評で養子縁組も考えられている。
それもこれもマリア様のおかげと尊敬している。そんなクリスティーヌ様が、わざわざルーク様を取ろうとするはずがない。
「でも、クリスは綺麗だわ。その魅力にルーク様も・・・」
「マリア様は美しい上に気品もあり、まるで空に浮かぶ月の化身のようですわ」
「エルゼ」
「そのように悲しい顔をなさらないでくださいまし。そんなに気になさるのでしたら、クリスティーヌ様に真相をお聞きになられればよろしいじゃありませんか」
「だって・・・もし、それで本当にルーク様が・・・」
私はマリア様の両手をぎゅっと握りしめて。
「山の一角を見て全てがわかるものなどおりませんわ。ルーク様やクリスティーヌ様にも何か考えがあったのやもしれませぬ。いずれ、マリア様はこの国の王妃になられるのですから他の方々の意見を聞く耳をお持ちにならなくてはなりませんよ」
「ええ・・・そうよね」
カタンと、椅子から立ち上がりマリア様は決意されたようにいう。
「決めたわ、明日、ルーク様に直接聞きます!」
クリスティーヌ様ではないのですね・・・。
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