ヘタレなクソ雑魚魔王

7

　
うわあっ！？
よ、予想外だっ！
確かに触るとは言ったけど！言ったけど！
ちくびにちゅっ、て…！
恥ずかしいよ！！



ーーちゅっ……ちゅ……ちゅっ……



「ひゃんっあぁんっあん、あぁっ…」



優しいのに容赦ない口付けがそこに落とされる。
まるで、「すまない」と謝り労わるかのように絶え間無く唇が落とされた。
気持ちよくて、自分じゃないみたいな声がでて、俺は居た堪れない気持ちになった。




「ふぁっ！？はぁんっあんっあぁっ！」



口付けが終わったかと思うと次はつん、つん、っと舌でつつかれる。



「……勃ったみたいだな。……君、乳首イイのか？」



「ふあっ！？」




いつの間にか俺の……あそこがズボン越しに撫でられていた。




恥ずかしいっっ！！！
ぼんっと音が出るかと思う程顔が熱くなった。



は、はははははずかしいっ！！
恥ずかしいよ～～～～～っ！！！
こんなにすぐ勃たせるなんて……！
確かに乳首舐められるの、き、気持ちよかったけど、わざわざそんなこと言うなんて、この勇者ちょっと、い、意地悪だ！



恥ずかしすぎて目に涙がじわっと滲む。


だから俺は半泣きになりながらも精一杯抗議してやった！








「やだっ…恥ずかし、から、意地悪言っちゃやらよぉっ…」