リストラ宣告の代償 ―横領令嬢を種漬けにする復讐録―

小林ユキ

文字の大きさ
9 / 16

数秒の失態 ―凡夫への引導―

しおりを挟む
 三沢は、自身の十連発で白濁の海に沈んだ絵里奈から身を引き抜くと、傍らで震えていた木村を顎で指した。
「おい、木村。仕上げをさせてやる。……お前のその、なけなしのモノを九条に入れてみろ」
「えっ……三沢君、私は……」
「やれと言ってるんだ。……九条、お前も部長を『接待』してやれ」

 絵里奈は、三沢の種で腹部を膨らませたまま、虚ろな目で木村を受け入れる。
 彼女の身体は三沢の圧倒的な熱量に焼き切られ、もはや三沢以外の刺激を拒絶する「三沢専用」の肉体へと作り変えられていた。

 木村は震える手で、三沢の残滓でぬるつく絵里奈の聖域へ、自身のモノを割り込ませた。
 だが、その瞬間に木村の顔が引き攣る。
 三沢の異常な量で押し広げられ、熱を帯び、執拗に三沢の肉を欲して蠢く絵里奈の内部。その異次元の快楽は、木村のような凡夫が耐えられるものではなかった。

「あ……あぁ……っ!!」
「……えっ?」
 絵里奈が反応する間も、三沢が嘲笑う準備をする暇さえなかった。
 木村の腰が数回、小さく痙攣したかと思うと、彼は力なく絵里奈の上に崩れ落ちた。

 わずか数秒。三沢の「十連発」に対し、木村は「たった一発」、それも瞬きする間ほどの時間で果ててしまったのだ。

「……ぷっ、ははははは! なんだそれは、木村! 記録更新じゃないか?」
 執務室に、三沢の冷酷で底意地の悪い笑い声が響き渡る。
「数秒か? 今のは。……九条、どうだ。部長の『精魂込めた一撃』の感想は?」

 絵里奈は、自分の内側に注がれた木村の「薄くて冷たい」モノと、今も身体の芯を焼き続けている三沢の「濃密で熱い」モノの差を、嫌というほど実感させられていた。
「……何も、感じません。……三沢様のとは、比べ物にならないくらい……軽くて、汚らわしいです」

 三沢は、事切れたように動かない木村の髪を掴んで引き剥がすと、絵里奈の足元に放り出した。
「聞こえたか、木村。これが女の本音だ。お前には、この女を満足させる権利も、汚す資格もない。……ただの『掃除係』がお似合いだ」

「ひ、うっ……うぅ……」
 泣き崩れる部長。その横で、絵里奈は三沢の足に頬を寄せ、うっとりと目を細める。
「三沢様……。あんなゴミみたいな種、早く上書きしてください。……もっと、もっと熱いのを……っ」

 三沢は再び、自身の特異な脈動を昂ぶらせた。
 今や、この部屋における権力も、性的な支配も、全ては三沢裕介という男の手の内にあった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

お義父さん、好き。

うみ
恋愛
お義父さんの子を孕みたい……。義理の父を好きになって、愛してしまった。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

処理中です...