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宝の地図!?
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2人は家を出てから2、3時間は外で駆け回っていた。
今は休憩がてらに池のある広場に寝転んでいる。
「あ、そうだ。今日天気が崩れるらしいから早めに帰らないといけないんだった。」
ふと父親に言われたことを思い出した。
「え、ホルバーさんに?ホルバーさんが言ってたなら本当に降りそうだな」
ホルバーとはクレオの父親の名だ。
だがそう易易と帰らないのがこの2人だ。
「でもよ、こんなに晴れてんだぜー。まだ大丈夫だろ」
「だよ、」
2人が話していると急に突風が吹いた。
すると、どこからか飛んで来た紙がウォーリスの顔に貼り付いた。
「わっ!なんだよ、、、、紙?」
「あははは、何してるんだよー。あはははは、」
クレオはそれが相当面白かったのか腹を抱えて笑っている。
紙が顔に貼り付いた当の本人は不快そうに紙と睨めっこしていた。
クレオはしばらく笑っていたが紙と睨めっこしていたウォーリスが
不快そうな表情から真剣に悩んでる表情に変わったから
気になって後ろから紙を覗き込んでみた。
「ねぇー、いつまで紙切れなんか見てるの?」
「あ、いや。うーん、これってなんだと思う?」
ウォーリスはそう言って紙の右上に書かれてある✕印を指差す。
その周りには木と思われる絵が描いてあってその✕印がある所には
家?と言うか何かの建物らしきものが描かれていた。
「うーん、何だろうね。」
「あっーー!これってあれじゃね!」
いきなりウォーリスが大きな声をあげるものだから
クレオはびっくりして毛が逆立った。
「宝の地図だ!!きっとそうだ!」
「え、宝の地図?こんな山奥に?」
クレオは半信半疑でウォーリスを見つめるがウォーリスは信じきっていて今にも行くと言いそうな雰囲気だ。
「そうと決まればこうしちゃ居られねぇ。クゥー!行くぞ!」
ほらね、やっぱこうなるんだよね。
鼻息荒く言うウォーリスに呆れながらも少し楽しそうだと思い
まぁいいかなと賛成した。
「で、その✕印の所どこにあるのか分かるの?」
クレオは1番大事なことを聞いた。
するとウォーリスは意気揚々と答えてみせた。
「んなの、決まってんじゃん!この辺りで怪しい所はあそこしかねぇじゃん!行くぞっ!」
「え、ちょ、ウォーリス待ってっ」
ウォーリスはクレオをそっちのけで森の奥にズカズカと進んでく。
クレオはウォーリスを見失わないように必死で後ろをついて行く。
20分くらい歩いたらウォーリスの思う所に着いたらしく
ある建物の前で足を止めた。
それは古い館で、人の気配すら感じない程静まり返っている
クレオはそれを見て顔を顰めた。
何故ならここはホルバーに
絶対に入るな、近づくなと言われている場所だからだ。
「ウォーリス、ここはダメだよ!」
「だって絶対ここだって!クゥーも気になるだろ宝が」
「いやいや、そもそもそれが本当に宝の地図かどうかは分からないだろ?本当にやめようよ」
2人はそんな言い合いをしていたがクレオはこの見るからに
怪しく不気味な雰囲気を醸し出しているこの館に後ず去ってしまう。
あまりの迫力と不気味さで尻尾が下がってしまっている。
「いや、ここまで来たんだ。本物かどうかは入れば分かるだろ。」
そう言ってウォーリスは館の中に入っていった。
クレオは本当は入りたくなかったけどウォーリスを
1人には出来ないと思い意をけして館に入った。
「うぇ、」
「すげぇーな、これは想像以上だ。」
2人は中に入るや否や息をのんだ。
あまりにも汚いのと2階のリビングらしき所を良く見ると
壁が真っ赤に染まっていた。
「な、なぁ、クゥー。ここで昔無差別殺人があったの知ってるか?」
「え?」
「なんだったけな。確か宴の最中に1人の男が料理用の包丁を手に持って『祭りだー』って叫んで次から次へと周りにいた人らを刺したんだってよ。結局そいつも自分の腹を何回も何回も刺して自殺したらしいんだけど。それ以来誰もここへは近づかなくなったんだとよ。」
ウォーリスはリビングに散乱している割れた皿を見つめて
平然と話をしていたがクレオは耳を塞ぎながらブルブルと震えていた。
「なんでそれを知りながら来たんだよ!馬鹿なのか!普通それ知ってたら来ないよ!もう帰るよ!」
ウォーリスを怒ると館を出るために階段を降りようとした。
今は休憩がてらに池のある広場に寝転んでいる。
「あ、そうだ。今日天気が崩れるらしいから早めに帰らないといけないんだった。」
ふと父親に言われたことを思い出した。
「え、ホルバーさんに?ホルバーさんが言ってたなら本当に降りそうだな」
ホルバーとはクレオの父親の名だ。
だがそう易易と帰らないのがこの2人だ。
「でもよ、こんなに晴れてんだぜー。まだ大丈夫だろ」
「だよ、」
2人が話していると急に突風が吹いた。
すると、どこからか飛んで来た紙がウォーリスの顔に貼り付いた。
「わっ!なんだよ、、、、紙?」
「あははは、何してるんだよー。あはははは、」
クレオはそれが相当面白かったのか腹を抱えて笑っている。
紙が顔に貼り付いた当の本人は不快そうに紙と睨めっこしていた。
クレオはしばらく笑っていたが紙と睨めっこしていたウォーリスが
不快そうな表情から真剣に悩んでる表情に変わったから
気になって後ろから紙を覗き込んでみた。
「ねぇー、いつまで紙切れなんか見てるの?」
「あ、いや。うーん、これってなんだと思う?」
ウォーリスはそう言って紙の右上に書かれてある✕印を指差す。
その周りには木と思われる絵が描いてあってその✕印がある所には
家?と言うか何かの建物らしきものが描かれていた。
「うーん、何だろうね。」
「あっーー!これってあれじゃね!」
いきなりウォーリスが大きな声をあげるものだから
クレオはびっくりして毛が逆立った。
「宝の地図だ!!きっとそうだ!」
「え、宝の地図?こんな山奥に?」
クレオは半信半疑でウォーリスを見つめるがウォーリスは信じきっていて今にも行くと言いそうな雰囲気だ。
「そうと決まればこうしちゃ居られねぇ。クゥー!行くぞ!」
ほらね、やっぱこうなるんだよね。
鼻息荒く言うウォーリスに呆れながらも少し楽しそうだと思い
まぁいいかなと賛成した。
「で、その✕印の所どこにあるのか分かるの?」
クレオは1番大事なことを聞いた。
するとウォーリスは意気揚々と答えてみせた。
「んなの、決まってんじゃん!この辺りで怪しい所はあそこしかねぇじゃん!行くぞっ!」
「え、ちょ、ウォーリス待ってっ」
ウォーリスはクレオをそっちのけで森の奥にズカズカと進んでく。
クレオはウォーリスを見失わないように必死で後ろをついて行く。
20分くらい歩いたらウォーリスの思う所に着いたらしく
ある建物の前で足を止めた。
それは古い館で、人の気配すら感じない程静まり返っている
クレオはそれを見て顔を顰めた。
何故ならここはホルバーに
絶対に入るな、近づくなと言われている場所だからだ。
「ウォーリス、ここはダメだよ!」
「だって絶対ここだって!クゥーも気になるだろ宝が」
「いやいや、そもそもそれが本当に宝の地図かどうかは分からないだろ?本当にやめようよ」
2人はそんな言い合いをしていたがクレオはこの見るからに
怪しく不気味な雰囲気を醸し出しているこの館に後ず去ってしまう。
あまりの迫力と不気味さで尻尾が下がってしまっている。
「いや、ここまで来たんだ。本物かどうかは入れば分かるだろ。」
そう言ってウォーリスは館の中に入っていった。
クレオは本当は入りたくなかったけどウォーリスを
1人には出来ないと思い意をけして館に入った。
「うぇ、」
「すげぇーな、これは想像以上だ。」
2人は中に入るや否や息をのんだ。
あまりにも汚いのと2階のリビングらしき所を良く見ると
壁が真っ赤に染まっていた。
「な、なぁ、クゥー。ここで昔無差別殺人があったの知ってるか?」
「え?」
「なんだったけな。確か宴の最中に1人の男が料理用の包丁を手に持って『祭りだー』って叫んで次から次へと周りにいた人らを刺したんだってよ。結局そいつも自分の腹を何回も何回も刺して自殺したらしいんだけど。それ以来誰もここへは近づかなくなったんだとよ。」
ウォーリスはリビングに散乱している割れた皿を見つめて
平然と話をしていたがクレオは耳を塞ぎながらブルブルと震えていた。
「なんでそれを知りながら来たんだよ!馬鹿なのか!普通それ知ってたら来ないよ!もう帰るよ!」
ウォーリスを怒ると館を出るために階段を降りようとした。
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