エロスな徒然

かめのこたろう

文字の大きさ
116 / 231

2018年 10月07日

しおりを挟む

 例の「ラノベの表紙エロイ問題」をいろいろ調べてるうち、たくさんのフェミ系の方々の発言に触れることができました。

 中でも一部の「性的搾取ぅぅぅっ!」とか「女性性からの解放ぉぉぉっ!」、「差別主義者のジャップオスぅぅぅっ!!」ってすごい勢いと情熱で主張している人達の魂の雄叫びは、その主張の妥当性とか社会的意義はさておき、こちらの心をなにかしら打つものがあることだけは間違いないと思います。

 とかく己の信念に殉じている存在とは眩いもの。

 彼ら彼女らに限らず自分が崇高で高潔な主張行動をしていると信じているものが放つ輝きだけは誰にも否定することなどできないでしょう。


 だからこそ「悔しいけど感じちゃう」というシチュがあるのですから。


 悔感シチュにおいて最も重要な要素は、その対象の人格的な潔癖性とか純粋さ、高慢とか強情などの精神的な反発力に他なりません。
 女騎士とかエルフ姫とか、とにかく「プライドが高く」て「気が強い」、「自分の信念と相容れないものを徹底的に見下して軽蔑する」ことができるものほど良しとされます。
 純粋で無垢な己のプライドを攻撃的な態度で守ろうとする、その反発が大きければ大きいほど増していく決壊させたときの達成感満足感。
 「マゾを喜ばせるような侮蔑的差別的態度の格上の存在」を徹底的に汚して踏みにじり心を折ってしまうカタストロフの快感。
 それこそが「悔しいけど感じちゃう」の本質。

 だからその内、ネット上で目立ってる一部のフェミ系の人たちをネタにしたエロ作品が出てきちゃうんじゃないかなぁってたった今「ピコン」と閃いてしまいました。
 だって、「悔しいけど感じちゃう」シチュの対象としてはこれ以上無いほど適してるような気がしてならないんですもの。

 「おっぱいを大きく描くのは性的搾取です!」って必死で主張する主婦を拘束して真綿を絞めるように追い詰めて思わず反応しちゃった様子を確認したらここぞとばかりに言葉責めしてみたり。
 「処女とか若い女を持て囃す風潮自体が性差別ぅ!」って喚く年増の女性闘士を組み敷いてヨコハチ無限大でイかせてみたり。
 「女性を性的に見ることをやめられない限り真の平等社会は訪れない!」ってキリッと良い顔で言い放つ男性フェミニストをマッチョなタチが力ずくで思いつく限りのテクニックでネコの快感を叩き込んでみたり。

 ちょっと思いつくだけでもいろいろ捗りすぎてしまいます。
 そっち系の作家センセイの皆様がその気になったらすごい名作になってしまう気がしてなりません。
 歓迎して嗜好する層が一定数いるのはまず間違いないと思います。

 そして「性的消費を何より拒否して嫌悪している存在が明確にその対象にされる」ことの苦痛、怒りと憎しみはどれほどになるのでしょうか。
 激昂して反発して感情的な反応が激しくなればなるほど、消費する側にとってはより性的嗜好対象としての質が上がっていってしまう。
 繰り返される応酬、過激化と先鋭化が無限に続いていき、もはや互いに行き着くところまで行くしかなくなる人々の阿鼻叫喚と混沌。


 …………ゴクリ。


 仮に実際そういうエロ作品が出てきたらと想像するだけで、幾多の思想と感情のぶつかり合い、憎悪と不審、性衝動が齎すであろう地獄絵図にゾクゾクワクワクしちゃってるのは怒られちゃいそうだから内緒にしておこうと思います。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

処理中です...