エロスな徒然

かめのこたろう

文字の大きさ
195 / 231

2022年4月17日

しおりを挟む

 「たわわ広告問題」はまだまだ続くみたいですね。

 てっきりあのままネット上で反対擁護の双方が言いたいこと言うだけ言ってうやむやに終息するんかなぁと思ってたら、新たな燃料投下で長期化の様相と。
 国連団体が正式な抗議をしてきたとかいうことらしいですが、事実関係の詳細はまだはっきりしません。
 仰々しい速報の見出しに反応した感情論がまずは先行中といった感じでしょうか。

 論争の行方がどちらに転がるにしろ、抗議側と日経新聞が共に消耗していってるように見える一方、さほどのダメージを受けてるようには見えないヤングマガジンさんはさすがだなぁと思います。
 別に新聞広告自体の是非がどうなろうと作品自体の販売には影響ないんでしょうし。(作品自体をわいせつ物として糾弾する論調もあるみたいですが、さすがにちょっと無理筋だと思います)
 こんだけ騒ぎになったらもはや販促効果としては疑いようもない結果が出ちゃってるんでしょうし。

 ほんと、「悪評でも名声」を地でいくような姿勢には頭が下がります。
 どこまで狙ってやってるんだかわかりませんが、ヤンマガはしばらく安泰だなぁと感心させられる次第。

 その点、一方的に仕掛けてきて各所から総ツッコミ受けてるように見える抗議サイドはともかく、その矢面に立たされた日経には心底同情します。
 正直、日本経済新聞が特別内容の充実した信頼性と公平性の高い優良媒体だとか思ってるわけじゃないんですけど、さすがに今回は完全な被害者のようには見えますから。
 大切な収益の柱とはいえ、紙面の中心というわけでもない広告がここまで問題視されてその対応に時間と手間をかけさせられるんじゃ、利益的な側面から思わず心配になっちゃうくらい。
 今後の展開次第では、総合的に赤字評価にすらなっちゃう可能性とかあるんでしょうか。
 ヤンマガと違って、今回の件がどれだけ話題になろうと享受できるものなんて皆無でしょうし。
 仮に抗議を完全にはねつけて世論も司法もすべて味方にできたとしても、日経自体の売り上げはたぶん変わんないと思います。
 「あっ、あのたわわ広告を掲載してくれた日経新聞だ!」って契約してくれる人がいたらいいですけど。
 あるいは広告のスポンサーがちょっと増えたりはあるかもしんないですけど。
 傍から見てる限り、損することはあっても得することなんて全然想像できません。


 「月曜日のたわわ」という作品の新聞広告に端を発した今回の騒動。
 抗議サイド、日経、ヤングマガジンという主たる関係者のうち、最終的に誰が何を得て何を失ったのか。
 その行く末を知りたいという欲求がむらむらむらりと湧きつつある今日この頃。

 枯れ失せたはずの感受性を刺激し、胡乱な自我に活を入れてくれる何かがあることだけは間違いありません。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
 中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ  ★作品はマリーの語り、一人称で進行します。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

処理中です...