この世界について。

のこ

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人がいるから

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皆さんは、考えたことがあるだろうか。


──なぜ、自然は崩れていくのか──


その理由は、なんとなくだが分かってきている。

それは、「人がいるから」である。

これだけでは、怒る人もいるだろう。


「なぜ、私たちが悪いんだ」と。


では、説明していこう。

まず、人という生物は、生きるために生物を食べる。それは、どんな生物でも同じことだとは思う。
だが、それだけではない。
人は、道を作り、街を作り、国を作った。
そのために、自然は伐採され、森が少なくなるという現象が起きた。
その度に、その森に住んでいた生物達が、みな移動しなければならなくなった。
それが理由で、会うことのなかった生物達が出会ってしまい、お互いに壊してしまう。

人はみな、ティッシュというものを使う。紙というものを使う。
それは全て、自然から作ったものである。
特に紙は、木から出来たものである。
つまり、人が何万枚何億枚もの紙を使う時、木はどんどん倒されてしまい、また自然が滅ぼされてしまうのだ。

人はみな、木製の何かを作る。
熊、椅子、机、家までも。
そうする度に、また倒される。
また伐採される。

人はみな、息をする。
酸素を吸い、二酸化炭素を出す。
自然が減っている。
だから、二酸化炭素を吸って、酸素を出してくれるものが少なくなってきている。
そのため、最近では、地球温暖化も強くなってきているのである。


では、もし、いつか人が滅亡してしまったら、どうなるのか。


自然は、人がいなくとも、自分達の力で生きることができる。
そのため、たとえ人が滅亡しても、木は生え、草花は生い茂り、草食動物はそれを食べ、その草食動物を、肉食動物が食べる。
生物達は、人がいなくとも生きていけるのである。

つまり、人が滅亡してしまったら、地球は綺麗になり、鮮やかな色の星となるであろうと、私は考える。
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