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中等部編
初めてのパーティー
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「おはよう!」
「おはよー」
「お早う御座います!」
「おっはー!」
今日は中等部初日だ
知った顔も知らない顔も居る
「あー!ユカちゃん!」
「あれ?ハリィじゃん!どうして?」
「それがね、同じ学校で授業内容が違うだけなんだって!」
「そっか!また一緒なんて凄い!」
「私も!」
これはとても嬉しい
「あれ?ユカ?」
「ん?あれ?プリス?!同じ学校なんだね!」
それもそのはず、ハリィもそうだが中等部は数少ない
その為この辺り一帯で中等部に行く人はここへ集まるのだ
「ユカちゃん、この子は?」
「この子は裏山で知り合ったプリスだよ!」
「プリス、この子はハリィ、初等部からの友達!」
「よろしく!」
「よろしくね!」
なにかの力が働いたのか、とても都合よく友達が揃ったのだった
「そういえばプリスはどこに住んでるの?」
「どこって…ユカと同じ村だけど?」
「え?前から居たっけ?」
「あ~そういえば引っ越してきた事を言ってなかったな!悪い悪い」
「そうなんだ、改めてよろしくね!」
「あぁ!よろしく!」
「はい皆席につけ!」
一瞬ざわついた
「え?なんで?」
皆が疑問に思っていると先生が口を開いた
「なんだ?俺もそのまま進級した形になったんだ、初めての人も居るから自己紹介しとくぞ、俺はデクスター、このクラスの担任だ!」
またおっかない先生が付いてきたよ…
実践メインで教える先生だからダンジョンも早いうちから入れるかもしれないと思うと、良かったとも思える
私は2月の最終日生まれなので元の世界では早生まれだ
でもこの世界では1月1日から全てが始まるので、もう13歳になっているのだ
この世界は月の満ち欠けが25日周期でやってくる
その為、5日で一週間、一ヶ月は5週ある
数え方は1月の2周目の3日目となる
こっちには曜日にあたる言い方は無いので
表記は1/2-3だ
そして1年は13ヶ月ある
月の見え方(大きさも)は元の世界と同じぐらいかな
「よし、説明するよりも実践で経験をつめ!今からダンジョンに行くぞ!4人でパーティーを組め!」
ざわざわ…
「ほらね、やっぱり…ハリィは……5月生まれだったな…残念だね」
「あ~ん、一緒に行きたいよ!」
「プリスは?」
「私は1月1日生まれだから問題ないよ、一緒に行こう!」
「それと、今回は特例で全員潜るぞ!許可は取ってある!」
これはなんたるサプライズだろうか
「ハリィ!」
「うん!」
「それで、あと一人なんだけど…」
ボッチで座っているカミュを見つけた
取り巻きは家業を継ぐとかで進級していないのだ
「おーい!カミュ!一緒に行こう!」
「な…!なんでお前らなんかと!」
「いーじゃん!両手剣でしょう丁度剣士が一人欲しいところだったのよ、一緒に行こうよ」
「チッ!…しゃーねーな!あと、俺は両手剣じゃないぞ、今はランスだ」
「あら、そうなの?それでもすごいじゃない!長柄なんて難しそう」
「俺にかかれば楽勝だ!」
こうして、私(弓兼魔術)、ハリィ(ロングソード)、プリス(格闘術兼魔術)、カミュ(ランス)の4人が揃った
初めてのパーティーだ
「おはよー」
「お早う御座います!」
「おっはー!」
今日は中等部初日だ
知った顔も知らない顔も居る
「あー!ユカちゃん!」
「あれ?ハリィじゃん!どうして?」
「それがね、同じ学校で授業内容が違うだけなんだって!」
「そっか!また一緒なんて凄い!」
「私も!」
これはとても嬉しい
「あれ?ユカ?」
「ん?あれ?プリス?!同じ学校なんだね!」
それもそのはず、ハリィもそうだが中等部は数少ない
その為この辺り一帯で中等部に行く人はここへ集まるのだ
「ユカちゃん、この子は?」
「この子は裏山で知り合ったプリスだよ!」
「プリス、この子はハリィ、初等部からの友達!」
「よろしく!」
「よろしくね!」
なにかの力が働いたのか、とても都合よく友達が揃ったのだった
「そういえばプリスはどこに住んでるの?」
「どこって…ユカと同じ村だけど?」
「え?前から居たっけ?」
「あ~そういえば引っ越してきた事を言ってなかったな!悪い悪い」
「そうなんだ、改めてよろしくね!」
「あぁ!よろしく!」
「はい皆席につけ!」
一瞬ざわついた
「え?なんで?」
皆が疑問に思っていると先生が口を開いた
「なんだ?俺もそのまま進級した形になったんだ、初めての人も居るから自己紹介しとくぞ、俺はデクスター、このクラスの担任だ!」
またおっかない先生が付いてきたよ…
実践メインで教える先生だからダンジョンも早いうちから入れるかもしれないと思うと、良かったとも思える
私は2月の最終日生まれなので元の世界では早生まれだ
でもこの世界では1月1日から全てが始まるので、もう13歳になっているのだ
この世界は月の満ち欠けが25日周期でやってくる
その為、5日で一週間、一ヶ月は5週ある
数え方は1月の2周目の3日目となる
こっちには曜日にあたる言い方は無いので
表記は1/2-3だ
そして1年は13ヶ月ある
月の見え方(大きさも)は元の世界と同じぐらいかな
「よし、説明するよりも実践で経験をつめ!今からダンジョンに行くぞ!4人でパーティーを組め!」
ざわざわ…
「ほらね、やっぱり…ハリィは……5月生まれだったな…残念だね」
「あ~ん、一緒に行きたいよ!」
「プリスは?」
「私は1月1日生まれだから問題ないよ、一緒に行こう!」
「それと、今回は特例で全員潜るぞ!許可は取ってある!」
これはなんたるサプライズだろうか
「ハリィ!」
「うん!」
「それで、あと一人なんだけど…」
ボッチで座っているカミュを見つけた
取り巻きは家業を継ぐとかで進級していないのだ
「おーい!カミュ!一緒に行こう!」
「な…!なんでお前らなんかと!」
「いーじゃん!両手剣でしょう丁度剣士が一人欲しいところだったのよ、一緒に行こうよ」
「チッ!…しゃーねーな!あと、俺は両手剣じゃないぞ、今はランスだ」
「あら、そうなの?それでもすごいじゃない!長柄なんて難しそう」
「俺にかかれば楽勝だ!」
こうして、私(弓兼魔術)、ハリィ(ロングソード)、プリス(格闘術兼魔術)、カミュ(ランス)の4人が揃った
初めてのパーティーだ
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