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【第百八十三話】賢者の潜入装備と、奈落の塩ラーメン
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***
「――勝利への、汚泥にまみれた道筋が、見えました」
犬笛が運んできた、リディアからの、あまりにも短く、しかし確かな希望に満ちた合図。俺は、一人残された野営地で、静かに燃える焚き火を見つめながら、彼女たちの帰りを、ただひたすらに待っていた。
夜が更け、月が森の木々の頂を銀色に照らし出す頃、二つの影が、音もなく闇の中から姿を現した。
「…おかえりなさい、リディアさん、シラタマ」
「うむ。ただいま戻った、ユキ殿」
リディアの顔には、極度の緊張と、そしてそれを上回る興奮の色が浮かんでいた。彼女は、焚き火の前に腰を下ろすと、一気に、しかし驚くほど正確に、見てきた全てを語り始めた。
『ゴルゴンの顎』の、絶望的なまでの堅牢さ。城壁の上を蟻のように巡回する、寸分の隙もない兵士たちの動き。そして、人の骨が砕ける音を音楽よりも好むという、『赤刃のオーガ』の、噂に違わぬ、人の皮を被った悪鬼のごとき残虐性。
だが、その絶望の報告の最後に、彼女は、その青い瞳に、大胆不敵な光を宿して言った。
「だが、ユキ殿。どんな堅牢な城にも、必ず弱点はある。そして、その弱点とは、いつだって、最も見られたくない、最も汚れた、最も屈辱的な場所にあるものだ」
彼女が語った、唯一の活路…要塞の全ての汚物を流すための、古い『下水道』。
それは、騎士の誇りを捨て、人としての尊厳さえも試される、屈辱に満ちた道。しかし、ロゼッタの町の無垢な民の笑顔を、そして俺たちの未来を救うための、唯一の道だった。
「…分かりました。行きましょう、その道を」
俺の、即答だった。
「ですが、その道を行くには、最高の『準備』が必要です。俺たちの聖域は、どんな汚泥の中であろうと、最高のコンディションで戦う場所ですから」
俺は、この前代未聞の『奈落への遠足』を、成功させるための、聖域の技術の粋を集めた、究極の潜入装備の開発に取り掛かった。
まず、兵士たちの五感を蝕む、最大の敵…『悪臭』との戦いだ。
ポンッ!ポンッ!
【創造力:119/150 → 116/150】
俺が召喚したのは、Eランクの**『マスク(個包装)』**数枚と、同じくEランクの**『アロマオイル(ハッカ)』**。コストは合わせて3。
「このマスクに、ハッカのオイルを数滴垂らすんです。強烈な悪臭を遮断する物理的な壁になるだけでなく、この清涼感のある香りが、暗闇と閉所がもたらす精神的な圧迫から、俺たちの集中力を維持してくれます」
その、あまりにも科学的で、そしてあまりにも優しい発想。リディアは、「…ただ臭いを我慢するだけではないのか。戦場でさえ、これほどの配慮を…」と、俺の知恵の深さに、改めて感嘆していた。
次に、肉体を守るための、完璧な『鎧』。
ポンッ!ポンッ!
【創造力:116/150 → 96/150】
Dランクの**『レインポンチョ』**と、同じくDランクの**『ゴム手袋(ロングタイプ)』**を、それぞれ三組。コストは合わせて20。
「これを身に着ければ、汚水に含まれる未知の病原菌から体を守るだけでなく、動きを阻害する泥の付着も、最小限に抑えられます」
そして、暗闇を切り裂く、文明の『目』。
ポンッ!
【創造力:96/150 → 81/150】
Cランクの**『LEDヘッドライト』**。コストは15。
「両手が自由になる。これこそ、暗所での戦闘における、最強のアドバンテージですよ。どんな達人でも、松明を持ったままでは、その剣技を十全には発揮できませんからね」
この、聖域初の特殊作戦部隊の結成。仲間たちの愛らしい(?)活躍があった。
俺が、シラタマの大きな鼻先に合うように、特製の『もふもふ用マスク』を作ってやると、彼はハッカの爽やかな香りがいたく気に入ったのか、マスクをつけたまま、すりすりと俺の足に顔を擦り付けてくる。最高の癒やしだ。
そして、リディアが、生まれて初めて身に着ける、薄っぺらいビニール製のポンチョに、どこか落ち着かない様子で「ユキ殿…これは、本当に鋼の鎧の代わりになるのだろうか…」と、不安げに呟く。その姿は、聖域の守護騎士ではなく、初めてのドレスに戸惑う、一人の少女のようだった。
全ての準備が整った、出撃前の最後の夜。
俺は、これから奈落へと挑む仲間たちのために、最後の、そして最高の『晩餐』を用意した。
俺が作るのは、この世で最も清らかで、そして魂の芯まで染み渡る、究極の一杯…**『聖域の塩ラーメン』**だった。
燻製にしたキバいのししの骨と、干した川魚から、じっくりと、丁寧に、一滴の濁りもない、黄金色の『清湯(ちんたん)スープ』を取る。麺は、もちろん自家製の手打ち麺。
翡翠の器に、熱々のスープを注ぎ、茹で上げた麺を美しく折り畳む。具は、この上なくシンプルだ。薄切りにした、最高のチャーシュー(燻製肉)。聖域の卵で作った、完璧な半熟の味付け玉子。そして、温室で採れたばかりの、青々とした若菜。
その、あまりにも美しく、そしてあまりにも優しい香りの一杯を前に、一同は、静かに手を合わせた。
ずる、ずるる…
麺をすする音だけが、静かな夜の野営地に響く。
鶏ガラでも、豚骨でもない。この聖域の、森と川の、生命そのものを凝縮したかのような、どこまでも深く、そしてどこまでも優しいスープの味わい。その温かさが、これから挑む、冷たい暗闇への恐怖を、優しく、優しく溶かしていく。
それは、ただの食事ではなかった。俺たちが守るべき、この温かい日常の味そのものを、魂に刻み込むための、神聖な儀式だった。
腹ごしらえを終え、俺たちは、奇妙な潜入装備に身を包んだ。
ビニールのポンチョを羽織り、ゴム手袋をはめ、ヘッドライトを額に装着する。その姿は、およそ屈強な戦士には見えない、どこか滑稽で、しかし、究極の機能美に満ちていた。
「…ユキ殿。この格好で、本当に難攻不落の要塞が落とせるのか、少しだけ不安になってきたぞ」
リディアの、あまりにも正直な呟きに、野営地は、最後の温かい笑いに包まれた。
夜の闇に紛れ、俺たちは、ついに『ゴルゴンの顎』の、最も汚れた弱点へとたどり着いた。
苔と蔦に覆われた、古い石造りの格子。その隙間から、月明かりを反射して、ぬらり、と光る汚水の流れと、魂を蝕むかのような、圧倒的な悪臭。
「…ひどいな」
俺の呟きに、リディアは無言で頷く。
俺は、最後の魔法を発動させた。
ポンッ!
【創造力:81/150 → 66/150】
Cランクの**『バール(かなてこ)』**。コストは15。
リディアが、その鉄の棒を、格子の隙間に差し込む。そして、騎士の、鍛え上げられた全身の筋肉を、静かに、しかし確実に、一点に集中させていく。
ギ…ギギギ…
長い年月の錆と、泥に固められていたはずの鉄格子が、ほとんど音を立てることなく、まるで巨大な生き物が重い口を開けるかのように、ゆっくりと、しかし確実に、闇への入り口を、俺たちの前に開いた。
カチッ、という小さな音と共に、俺たちの額のヘッドライトが、三条の、鋭い光の槍となって、奈落の闇を切り裂いた。
俺たちは、ハッカの香りがするマスクを装着し、互いの顔を見合わせ、一度だけ、強く頷き合った。
そして、一人、また一人と、その冷たい、底なしの暗闇の中へと、その身を沈めていく。
俺たちの背後で、鉄格子が、ゴトリ、と重い音を立てて閉まる。もう、後戻りはできない。
ヘッドライトの光が照らし出すのは、濡れてぬらぬらと光る石の壁と、足元を流れる、淀んだ汚水だけ。
その、完全な暗闇と、静寂の中。
先頭を進んでいたシラタマが、ふと、ぴたりと足を止め、その耳を、ぴんと立てた。そして、俺たちの光が届かぬ、さらに奥の闇に向かって、低く、短く、「グルル…」と、これまで一度も聞いたことのない、本能的な警戒の唸り声を、上げた。
その闇の中には、人間の兵士ではない。何か、別の、この淀んだ水の中で生きるために進化した、未知なる『何か』が、静かに、そして確かに、潜んでいる。
俺たちの、本当の戦いは、今、この光の届かぬ、地の底で、静かに始まろうとしていた。
***
いつもお読みいただきありがとうございます!
ついに始まった、要塞への潜入作戦。しかし、その道は、ただ汚いだけではない、未知の脅威が潜む、本当の迷宮でした。ユキの100均装備は、この奈落の底で、仲間たちを守りきることができるのか?物語は、息もつかせぬサスペンスと、手に汗握る展開へと突入します!
「――勝利への、汚泥にまみれた道筋が、見えました」
犬笛が運んできた、リディアからの、あまりにも短く、しかし確かな希望に満ちた合図。俺は、一人残された野営地で、静かに燃える焚き火を見つめながら、彼女たちの帰りを、ただひたすらに待っていた。
夜が更け、月が森の木々の頂を銀色に照らし出す頃、二つの影が、音もなく闇の中から姿を現した。
「…おかえりなさい、リディアさん、シラタマ」
「うむ。ただいま戻った、ユキ殿」
リディアの顔には、極度の緊張と、そしてそれを上回る興奮の色が浮かんでいた。彼女は、焚き火の前に腰を下ろすと、一気に、しかし驚くほど正確に、見てきた全てを語り始めた。
『ゴルゴンの顎』の、絶望的なまでの堅牢さ。城壁の上を蟻のように巡回する、寸分の隙もない兵士たちの動き。そして、人の骨が砕ける音を音楽よりも好むという、『赤刃のオーガ』の、噂に違わぬ、人の皮を被った悪鬼のごとき残虐性。
だが、その絶望の報告の最後に、彼女は、その青い瞳に、大胆不敵な光を宿して言った。
「だが、ユキ殿。どんな堅牢な城にも、必ず弱点はある。そして、その弱点とは、いつだって、最も見られたくない、最も汚れた、最も屈辱的な場所にあるものだ」
彼女が語った、唯一の活路…要塞の全ての汚物を流すための、古い『下水道』。
それは、騎士の誇りを捨て、人としての尊厳さえも試される、屈辱に満ちた道。しかし、ロゼッタの町の無垢な民の笑顔を、そして俺たちの未来を救うための、唯一の道だった。
「…分かりました。行きましょう、その道を」
俺の、即答だった。
「ですが、その道を行くには、最高の『準備』が必要です。俺たちの聖域は、どんな汚泥の中であろうと、最高のコンディションで戦う場所ですから」
俺は、この前代未聞の『奈落への遠足』を、成功させるための、聖域の技術の粋を集めた、究極の潜入装備の開発に取り掛かった。
まず、兵士たちの五感を蝕む、最大の敵…『悪臭』との戦いだ。
ポンッ!ポンッ!
【創造力:119/150 → 116/150】
俺が召喚したのは、Eランクの**『マスク(個包装)』**数枚と、同じくEランクの**『アロマオイル(ハッカ)』**。コストは合わせて3。
「このマスクに、ハッカのオイルを数滴垂らすんです。強烈な悪臭を遮断する物理的な壁になるだけでなく、この清涼感のある香りが、暗闇と閉所がもたらす精神的な圧迫から、俺たちの集中力を維持してくれます」
その、あまりにも科学的で、そしてあまりにも優しい発想。リディアは、「…ただ臭いを我慢するだけではないのか。戦場でさえ、これほどの配慮を…」と、俺の知恵の深さに、改めて感嘆していた。
次に、肉体を守るための、完璧な『鎧』。
ポンッ!ポンッ!
【創造力:116/150 → 96/150】
Dランクの**『レインポンチョ』**と、同じくDランクの**『ゴム手袋(ロングタイプ)』**を、それぞれ三組。コストは合わせて20。
「これを身に着ければ、汚水に含まれる未知の病原菌から体を守るだけでなく、動きを阻害する泥の付着も、最小限に抑えられます」
そして、暗闇を切り裂く、文明の『目』。
ポンッ!
【創造力:96/150 → 81/150】
Cランクの**『LEDヘッドライト』**。コストは15。
「両手が自由になる。これこそ、暗所での戦闘における、最強のアドバンテージですよ。どんな達人でも、松明を持ったままでは、その剣技を十全には発揮できませんからね」
この、聖域初の特殊作戦部隊の結成。仲間たちの愛らしい(?)活躍があった。
俺が、シラタマの大きな鼻先に合うように、特製の『もふもふ用マスク』を作ってやると、彼はハッカの爽やかな香りがいたく気に入ったのか、マスクをつけたまま、すりすりと俺の足に顔を擦り付けてくる。最高の癒やしだ。
そして、リディアが、生まれて初めて身に着ける、薄っぺらいビニール製のポンチョに、どこか落ち着かない様子で「ユキ殿…これは、本当に鋼の鎧の代わりになるのだろうか…」と、不安げに呟く。その姿は、聖域の守護騎士ではなく、初めてのドレスに戸惑う、一人の少女のようだった。
全ての準備が整った、出撃前の最後の夜。
俺は、これから奈落へと挑む仲間たちのために、最後の、そして最高の『晩餐』を用意した。
俺が作るのは、この世で最も清らかで、そして魂の芯まで染み渡る、究極の一杯…**『聖域の塩ラーメン』**だった。
燻製にしたキバいのししの骨と、干した川魚から、じっくりと、丁寧に、一滴の濁りもない、黄金色の『清湯(ちんたん)スープ』を取る。麺は、もちろん自家製の手打ち麺。
翡翠の器に、熱々のスープを注ぎ、茹で上げた麺を美しく折り畳む。具は、この上なくシンプルだ。薄切りにした、最高のチャーシュー(燻製肉)。聖域の卵で作った、完璧な半熟の味付け玉子。そして、温室で採れたばかりの、青々とした若菜。
その、あまりにも美しく、そしてあまりにも優しい香りの一杯を前に、一同は、静かに手を合わせた。
ずる、ずるる…
麺をすする音だけが、静かな夜の野営地に響く。
鶏ガラでも、豚骨でもない。この聖域の、森と川の、生命そのものを凝縮したかのような、どこまでも深く、そしてどこまでも優しいスープの味わい。その温かさが、これから挑む、冷たい暗闇への恐怖を、優しく、優しく溶かしていく。
それは、ただの食事ではなかった。俺たちが守るべき、この温かい日常の味そのものを、魂に刻み込むための、神聖な儀式だった。
腹ごしらえを終え、俺たちは、奇妙な潜入装備に身を包んだ。
ビニールのポンチョを羽織り、ゴム手袋をはめ、ヘッドライトを額に装着する。その姿は、およそ屈強な戦士には見えない、どこか滑稽で、しかし、究極の機能美に満ちていた。
「…ユキ殿。この格好で、本当に難攻不落の要塞が落とせるのか、少しだけ不安になってきたぞ」
リディアの、あまりにも正直な呟きに、野営地は、最後の温かい笑いに包まれた。
夜の闇に紛れ、俺たちは、ついに『ゴルゴンの顎』の、最も汚れた弱点へとたどり着いた。
苔と蔦に覆われた、古い石造りの格子。その隙間から、月明かりを反射して、ぬらり、と光る汚水の流れと、魂を蝕むかのような、圧倒的な悪臭。
「…ひどいな」
俺の呟きに、リディアは無言で頷く。
俺は、最後の魔法を発動させた。
ポンッ!
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Cランクの**『バール(かなてこ)』**。コストは15。
リディアが、その鉄の棒を、格子の隙間に差し込む。そして、騎士の、鍛え上げられた全身の筋肉を、静かに、しかし確実に、一点に集中させていく。
ギ…ギギギ…
長い年月の錆と、泥に固められていたはずの鉄格子が、ほとんど音を立てることなく、まるで巨大な生き物が重い口を開けるかのように、ゆっくりと、しかし確実に、闇への入り口を、俺たちの前に開いた。
カチッ、という小さな音と共に、俺たちの額のヘッドライトが、三条の、鋭い光の槍となって、奈落の闇を切り裂いた。
俺たちは、ハッカの香りがするマスクを装着し、互いの顔を見合わせ、一度だけ、強く頷き合った。
そして、一人、また一人と、その冷たい、底なしの暗闇の中へと、その身を沈めていく。
俺たちの背後で、鉄格子が、ゴトリ、と重い音を立てて閉まる。もう、後戻りはできない。
ヘッドライトの光が照らし出すのは、濡れてぬらぬらと光る石の壁と、足元を流れる、淀んだ汚水だけ。
その、完全な暗闇と、静寂の中。
先頭を進んでいたシラタマが、ふと、ぴたりと足を止め、その耳を、ぴんと立てた。そして、俺たちの光が届かぬ、さらに奥の闇に向かって、低く、短く、「グルル…」と、これまで一度も聞いたことのない、本能的な警戒の唸り声を、上げた。
その闇の中には、人間の兵士ではない。何か、別の、この淀んだ水の中で生きるために進化した、未知なる『何か』が、静かに、そして確かに、潜んでいる。
俺たちの、本当の戦いは、今、この光の届かぬ、地の底で、静かに始まろうとしていた。
***
いつもお読みいただきありがとうございます!
ついに始まった、要塞への潜入作戦。しかし、その道は、ただ汚いだけではない、未知の脅威が潜む、本当の迷宮でした。ユキの100均装備は、この奈落の底で、仲間たちを守りきることができるのか?物語は、息もつかせぬサスペンスと、手に汗握る展開へと突入します!
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