ブラック企業でポイントを極めた俺、異世界で最強の農民になります

はぶさん

文字の大きさ
114 / 166

第百十一話:王都の噂と、路地裏に眠る黒い企み

しおりを挟む
1.美食家の贈り物

グレアム伯爵との「お茶会」という名の決闘から一夜明けた、辺境伯別邸の朝。
窓から差し込む朝日は爽やかだったが、食堂に足を踏み入れた俺は、思わず入り口で立ち尽くしてしまった。

「……なんだ、これは」

普段は整然としている食堂の長テーブルが、山のような木箱やバスケット、そして色とりどりの包み紙で埋め尽くされていたのだ。
まるで、市場の一角がそのまま引っ越してきたかのような物量である。

「おはよう、ルークス。……いやはや、お前の『戦果』だよ」

奥の席で、レオナルド様が新聞を片手に、苦笑いしながらコーヒーを飲んでいた。そのテーブルの端にも、封の開けられた高級そうなワインボトルが置かれている。

「今朝早く、グレアム伯爵家から使いが来てな。『昨日の礼と、友人としての挨拶だ』と言って、これらを置いていったのだ。……中には、市場には絶対に出回らないような希少な食材も混じっているぞ」

「友人としての挨拶、ですか……。随分と派手ですね」

俺はおそるおそる木箱の一つを覗き込んだ。
そこには、赤ちゃんの頭ほどもある巨大な桃や、一粒一粒が宝石のように輝くマスカット、さらには氷漬けにされた新鮮な海の魚までが鎮座している。どれも、「鑑定」スキルを通さずとも一級品だと分かるオーラを放っていた。

『主(あるじ)よ! 主よ! これは美味いものの匂いだ! 昨日のあの陰気な男、意外と良い奴ではないか!』

俺の足元で、フェンが尻尾をプロペラのように回転させながら、興奮した様子で鼻を鳴らしている。

「現金なやつだな……。昨日は『食えない男だ』って唸ってたくせに」

俺は苦笑しながら、バスケットの中にあった「最高級ハム」を取り出し、薄くスライスしてフェンにやった。
フェンはそれを瞬く間に平らげ、『うむ、合格だ』と満足げに髭を舐める。

だが、グレアム伯爵の効果は、食材だけではなかった。
レオナルド様が、テーブルの一角に置かれた羊皮紙の束を指差す。

「それだけではないぞ。一番の収穫はこれだ。……ここ数日、理由をつけて滞っていた商業ギルドへの『ひまわり油』の専売申請が、今朝一番で認可された」

「えっ、もうですか?」

「ああ。グレアム伯爵の口添えがあったらしい。『あの農民の作るものは本物だ。邪魔をする者は、王都の食文化を停滞させる害悪として私が許さん』と、ギルドの理事たちに直接圧力をかけたそうだ。……毒を食らわば皿まで、とは言うが、彼は一度認めた相手には徹底して甘いようだな」

俺は安堵の息を吐いた。
これで、リーフ村の皆が一生懸命育て、絞ったひまわり油が、適正な価格で王都に流通する。村の冬支度も、来年の農業投資も安泰だ。
俺の作ったプリンが、村の経済を救ったと言っても過言ではないだろう。

「……ですが、レオナルド様。喜んでばかりもいられませんね」

俺が言うと、レオナルド様も表情を引き締め、深く頷いた。

「うむ。光が強ければ、影も濃くなる。……グレアムが動いたことで、お前の存在は王都の『裏側』にも知れ渡った。特に、私を快く思わない連中は、お前を私の『弱点』あるいは『切り札』として狙ってくるだろう」

「……宰相、オルコ・フォン・エグゼリオですね」

「そうだ。……奴は、まだ表立っては動いていない。だが、その静けさが逆に不気味だ。嵐の前の静けさというやつだな」

俺の背筋に、冷たいものが走った。
華やかな王都の光の下には、底知れぬ闇が広がっている。俺たちは今、その薄氷の上に立っているのだ。

2.ギデオンの提案

朝食後、俺はギデオンさんに呼び出された。
彼は屋敷の裏口で、周囲を警戒しながら低い声で言った。

「ルークス殿。……昨夜から、屋敷の周りをうろつくネズミが増えました」

「ネズミ……監視役ですか?」

「ええ。グレアムの手の者ではありません。もっと粘着質で、訓練された気配……おそらく、宰相直轄の諜報部隊『黒鴉(くろからす)』でしょう」

ギデオンさんのいつもは穏やかな瞳が、今は鋭い剣呑な光を帯びている。

「彼らは情報を集めるだけではありません。必要とあらば、偽の証拠を捏造し、無実の罪を着せることも平気でやる連中です。……相手が動くのを待っていては、手遅れになります。こちらから先手を打つ必要があります」

「先手……?」

「私の古い知人に、裏社会の情報屋がいます。彼なら、宰相が何を企んでいるのか、その尻尾を掴んでいるかもしれない。……会いに行きませんか? 少し、汚い場所ですが」

情報屋。
ファンタジー小説ではお馴染みの存在だが、現実に関わるとなると緊張する。
だが、座して死を待つわけにはいかない。

「行きます。……フェン、頼めるか?」

『うむ。怪しい気配があれば、俺様がすぐに教えてやる。……報酬は、さっきのハムをもう一枚だ』

「分かったよ。帰ってきたら、山ほど食わせてやる」

俺たちは平民のような目立たない服に着替え、フードを目深に被ると、裏口からそっと街へと滑り出した。

3.下町の喧騒と腐臭

王都は、明確に区画が分かれている。
王城に近い白亜の貴族街、裕福な商人が住む活気ある商業区、そして……労働者や貧民が暮らす下町(スラム)。

ギデオンさんの案内で足を踏み入れた下町は、今朝見た市場の活気とは全く違う、重く淀んだ空気に満ちていた。
石畳は途切れ、踏み固められた土の道には汚水が流れ、ぬかるみを作っている。
建ち並ぶ家々は木造のボロ屋ばかりで、隙間風を防ぐために古布が詰め込まれている。

「……おい、見ろよ。上等な靴を履いたガキだ」
「カモがネギ背負ってきやがったぜ」

路地裏の影から、刺すような視線と言葉が飛んでくる。
飢えた野犬のような目つきの男たちが、俺たちを値踏みしている。
だが、ギデオンさんがフードの下から鋭い眼光を一瞥させ、腰の剣に手をかけた瞬間、それらの気配は蜘蛛の子を散らすように消え失せた。
言葉を発することなく殺気だけで相手を制する。さすがは歴戦の騎士だ。

(……これも、王都の現実か)

俺は胸が痛んだ。
リーフ村は貧しかったが、そこには助け合いと、大地への感謝があった。誰もが空腹だったが、心までは飢えていなかった。
ここは違う。人が多すぎるがゆえの孤独と、持たざる者の絶望が吹き溜まっている。
もし、俺が「ポイント」というチートを持っていなかったら、俺もあの中にいたのかもしれない。前世のブラック企業時代、心が死んでいた時のように。

「着きました。ここです」

ギデオンさんが足を止めたのは、看板すら出ていない、今にも崩れそうな地下酒場の前だった。
重い木の扉を開けると、紫煙と安酒のツンとする匂い、そして饐(す)えた体臭が鼻をついた。

4.情報屋ロイドと琥珀の切り札

店内は昼間だというのに薄暗く、数人の客が無言で杯を傾けていた。彼らは俺たちが入ってきても、視線すら向けない。ここでは「他人に干渉しない」ことが唯一のルールなのだろう。
ギデオンさんは迷わずカウンターの端へ向かい、そこに座っていた男の隣に立った。

男は、灰色のフードを目深に被り、ちびちびと水のような薄い酒を飲んでいた。
年齢不詳。特徴がないのが特徴、といった風貌の男だ。

「……久しぶりだな、ロイド」

ギデオンさんが声をかけると、男――ロイドは、顔も上げずに答えた。声は枯れており、まるで擦り切れた布のようだ。

「よせやい、『鉄壁』のギデオン。……あんたがここに来るってことは、ろくな事じゃねえ。平和な昼酒が台無しだ」

「仕事だ。……金は払う」

「ふん。……で、そこの坊ちゃんが、噂の『農民』か?」

ロイドが、フードの下からギラリと光る目を俺に向けた。
俺は一瞬怯(ひル)んだが、ここでナメられてはいけないと、努めて冷静に振る舞った。

「初めまして。ルークスです」

「……へえ。グレアムの旦那をスイーツで手玉に取ったって聞いてたから、どんな古狸かと思えば……本当にただのガキじゃねえか」

彼は面白そうに鼻を鳴らした。
情報が早い。昨日の今日で、もうそこまで知られているのか。この男の情報網は、貴族のサロンから下町のドブ板まで張り巡らされているらしい。

「それで? 何が知りたい? 宰相の愛人の数か? それとも隠し資産の隠し場所か?」

「オルコ宰相の狙いだ。……奴は、辺境伯領に対して、近々何を仕掛けようとしている?」

ギデオンさんが単刀直入に切り込む。
ロイドは空になったグラスを揺らし、氷がカランと音を立てるのを聞きながら、無言で親指と人差指を擦り合わせた。
情報の対価を要求しているのだ。それも、かなりの額を。

俺は、懐から金貨を取り出そうとしたが、ふと思いついて手を止めた。
この男に必要なのは、金よりも「驚き」かもしれない。
ありふれた金貨では、ありふれた情報しか引き出せない。

俺はウィンドウを展開した。

【アイテム交換】
【スコッチウイスキー(12年モノ)】
【消費ポイント:2,000pt】
【特徴:琥珀色の液体。スモーキーな香りと深いコクは、酒好きを唸らせる至高の一品。】

(……これならどうだ。異世界の安酒しか知らない舌に、現代の熟成酒をぶつけたら)

俺は「収納魔法」から、重厚なガラス瓶を取り出し、カウンターにドンと置いた。
照明を受けて、琥珀色の液体が妖しく輝く。

「……金貨の代わりです。足りなければ追加します」

ロイドの目が、瓶に釘付けになった。
見たこともない洗練されたラベル。透き通るような琥珀色。
そして、俺がコルクをポンと開けた瞬間。
狭い店内に、泥炭(ピート)のスモーキーな香りと、樽の芳醇な香りが爆発的に広がった。

「……おいおい、マジかよ。これはドワーフの秘蔵酒か? いや、それより遥かに上等な匂いがするぞ」

彼は震える手で瓶を掴み、そのままラッパ飲みした。

「――ッ!! くぅぅぅ……!」

彼は喉を鳴らして飲み込むと、至福の表情で天を仰いだ。

「喉が焼けるようだ! だが、なんて香りだ……! 口の中に森と土の香りが広がりやがる……!」

彼はニヤリと笑い、瓶を愛おしそうに抱きかかえた。

「気に入った。合格だ、坊主。……とっておきのネタを教えてやる」

彼は声を潜め、俺たちに顔を近づけた。その目は、先程までの酔っぱらいのものではなく、鋭い情報屋のものになっていた。

「宰相は、辺境伯領の『武器』に目を付けている」

「武器……?」

「ああ。近日中に、騎士団による『辺境伯領・献上武具の品質検査』が行われる。……辺境伯領の鍛冶屋が作った剣や槍が、定期的に王都の騎士団に納品される手筈になってるだろう?」

「……はい、ゴードンの作った武具ですね」

ゴードンは、リーフ村近くの街ランドールに住む腕利きの鍛冶屋だ。無口で不器用だが、彼が打つ剣は業物として知られ、辺境伯領の重要な財源であり、誇りでもある。
彼が炉の前で、汗だくになりながら鉄を打つ姿を思い出す。彼は、「俺の剣が、誰かの命を守るなら本望だ」と語っていた。

「その納品された武具の中に、『粗悪品』が大量に混入している……という告発状が、明後日、宰相の元に届く予定だ」

「なっ……!?」

ギデオンさんが色めき立ち、カウンターを叩いた。

「馬鹿な! ゴードンの仕事に手抜きなどありえん! 彼は魂を削って鉄を打つ男だ! 一本たりとも、駄作を世に出すような男ではない!」

「ああ、俺もそう思うぜ。『鉄のゴードン』の噂はここでも聞いてる。だがな……『証拠』は既に用意されているらしい」

ロイドは声をさらに低くした。

「王都の南にある、軍の第三倉庫。……そこに納品前の武具が一時保管されているんだが、昨夜、宰相の手の者がそこに『何か』を持ち込んだのを見た奴がいる。……おそらく、錆びた剣や、鋳造ミスの槍だろうな」

「……つまり、偽物を混ぜて、それを検査で『発見』させるつもりか」

俺の中で、静かな怒りが沸騰した。
武具の品質偽装。
もしそれが事実とされれば、辺境伯家は「国軍の戦力を削ぐ反逆行為」として弾劾される。
レオナルド様は責任を問われ、最悪の場合、領地没収。
そして何より、ゴードンの職人としての誇りは地に堕ちる。
あの真面目な男が、涙を流して悔しがる姿など、絶対に見たくない。

「検査はいつだ?」

「明後日の正午だ」

明後日。時間がない。
一度検査が始まってしまえば、オルコの息のかかった検査官が、用意されたシナリオ通りに「偽物」を見つけ出し、その場で罪を確定してしまうだろう。

「……分かった。ありがとう、ロイド」

「礼には及ばねえよ。この酒の分は働いたつもりだ。……ただ、気をつけな。第三倉庫の警備は厳重だぞ。侵入が見つかれば、それこそ即座に処刑だ」

5.作戦会議と月下の潜入

店を出た俺たちは、人気のない路地裏で作戦会議を開いた。

「ルークス殿。……夜を待って、私が倉庫に忍び込みます。偽の武具を回収し、証拠を隠滅します」

ギデオンさんが、悲壮な覚悟を決めた顔で言う。

「いえ、それは危険です。もし見つかれば、それこそ『証拠隠滅を図った』として言い逃れができなくなります。それに、偽物を持ち出したとしても、『数が足りない』と言いがかりをつけられる可能性があります」

「しかし、このままでは……!」

「……俺に、考えがあります」

俺は、自身のスキルウィンドウを思い浮かべた。
今の俺には、まだ使っていないポイントがある。そして、この状況を逆手に取るためのアイテムもある。

「俺が、行きます。……俺には『鑑定』がありますから、どれが偽物か一瞬で分かります」

「ですが、偽物を見つけてどうするのです? 持ち出すのが危険なのは同じでしょう」

俺はニヤリと笑った。

「持ち出しませんよ。……偽物を、その場で『本物』に変えてしまうんです」

「……は?」

ギデオンさんがポカンと口を開ける。

「ゴードンさんの名誉を汚そうとしたことを、後悔させてやります。……偽物を全て、『国宝級』の輝きに変えてやれば、検査官は腰を抜かすでしょう」

俺の計画はこうだ。
ポイント交換システムにある、ある特殊なアイテムを使う。

【アイテム交換】
【万能研磨剤(業務用)】
【消費ポイント:500pt】
【特徴:どんな錆や汚れも一瞬で落とし、新品同様の輝きを取り戻す魔法の研磨剤。】

【アイテム交換】
【発光塗料(聖属性演出用)】
【消費ポイント:500pt】
【特徴:塗布すると、微かに青白く発光する塗料。聖剣のような雰囲気を演出できる。実用性は皆無だが、見た目のインパクトは絶大。】

さらに、俺たちの姿を隠すためのアイテム。

【アイテム交換】
【迷彩ポンチョ(夜間用)×2】
【消費ポイント:1,000pt】
【特徴:周囲の色と同化し、視認性を著しく下げるポンチョ。夜闇の中ではほぼ透明に近い効果を発揮する。】

計2,000pt。
スコッチと合わせれば4,000ptの出費だが、ゴードンの名誉とレオナルド様の地位を守るためなら安いものだ。

「……なるほど。見た目だけを最高級品に見せる、と」

「ええ。所詮、オルコの手下が用意した偽物です。中身はボロボロでも、検査官が『見た目』に圧倒されれば、その場で『合格』と言わざるを得ない。……それに、発光塗料を使えば、『これは伝説のミスリルか!?』と勘違いさせられますよ」

ギデオンさんは呆れたように、しかし頼もしげに笑った。

「……規格外ですね。あなたは本当に」

「農民ですから。……害虫駆除と、泥汚れを落とすのは得意なんです」

***

そして、深夜。
月明かりすらない暗闇の中、俺たちは王都の南にある倉庫街へと忍び込んだ。
フェンは子犬サイズで俺の肩に乗り、俺とギデオンさんは迷彩ポンチョを被り、闇に溶け込んで進む。

第三倉庫は、高い塀に囲まれ、屈強な兵士たちが見張っていた。
だが、フェンの鼻と耳が、彼らの配置を正確に捉える。

『主よ、右の角に二人。屋根の上に一人だ。……屋根の奴は、今あくびをしたぞ』

「了解。……ギデオンさん、あそこから」

俺たちは見張りの死角を突き、音もなく塀を乗り越えた。
倉庫の扉は頑丈な鍵がかかっていたが、通気口の格子が少し緩んでいるのをフェンが見つけた。
俺は小柄な体を活かして滑り込み、中から鍵を開けてギデオンさんを招き入れた。

倉庫の中は、冷たい鉄の匂いが充満していた。
木箱に詰められた無数の武具。
俺は「鑑定」を発動し、片っ端からスキャンしていく。

【鉄の剣(ゴードン作):品質B】
【鉄の槍(ゴードン作):品質B+】
……
【錆びた長剣:品質E(廃棄品)】
【刃こぼれした槍:品質E(粗悪)】

「……あった」

倉庫の奥、目立たない場所に積まれた木箱の中に、明らかに質の違うボロボロの武具が大量に紛れ込んでいた。
これが、オルコが用意した「証拠」だ。

「許せねえ……」

俺は怒りを噛み殺し、アイテムを取り出した。
「万能研磨剤」を染み込ませた布で、錆びた剣を拭く。

シュッ。

一拭きするだけで、赤錆が嘘のように消え、鏡のような輝きが現れた。
さらに、「発光塗料」を薄く塗る。
闇の中で、剣身が淡く、神秘的な青い光を帯び始めた。

「……これは」

ギデオンさんが息を呑む。

「まるで、神話に出てくる聖剣のようだ……」

「中身はただの錆びた鉄くずですけどね。……でも、検査官の目は誤魔化せます」

俺たちは手分けして、数十本あった偽物を全てピカピカに磨き上げ、発光させた。
薄暗い倉庫の中で、それらの武具だけが異様な存在感を放っている。
これを見た検査官がどんな顔をするか、今から楽しみだ。

「よし、撤収しましょう」

全ての工作を終え、俺たちは来たときと同じように静かに倉庫を後にした。
東の空が、わずかに白み始めていた。

明日、正午。
オルコ宰相の描いたシナリオは、眩い光の中で崩れ去ることになる。

【現在の所持ポイント:6,189pt】
(開始時10,189pt - スコッチ2,000pt - ポンチョ1,000pt - 研磨剤・塗料1,000pt)



**【読者へのメッセージ】**
第111話完全版、お読みいただきありがとうございました!
王都の光と影、そしてルークスの「イタズラ心」全開の反撃準備。
本来ならシリアスな場面ですが、「偽物を逆に凄そうに見せる」という解決策はいかがでしたでしょうか?
スコッチに感動する情報屋ロイドも、いい味を出してくれました。
次回、いよいよ運命の品質検査!
ピカピカに光る「偽聖剣」を見た検査官と宰相の反応は!?
スカッとする展開をお約束します!
評価・感想・ブクマ、ぜひよろしくお願いします!
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

元侯爵令嬢の異世界薬膳料理~転生先はみんな食事に興味が無い世界だったので、美味しいご飯で人の身も心も癒します~

向原 行人
ファンタジー
 異世界へ転生して数日。十七歳の侯爵令嬢、アリスとして目覚めた私は、早くも限界を迎えていた。  というのも、この世界……みんな食事に興味が無くて、毎食パンとハムだけとか、ハムがチーズに変わるとか、せいぜいその程度だ。  料理というより、食材を並べているだけって感じがする。  元日本人の私としては温かいご飯がたべたいので、自分で食事を作るというと、「貴族が料理など下賤なことをするのは恥だ!」と、意味不明な怒られ方をした。  わかった……だったら、私は貴族を辞める!  家には兄が二人もいるし、姉だっているから問題無いでしょ。  宛てもなく屋敷を飛び出した私は、小さな村で更に酷い食事事情を目の当たりにする。  育ち盛りの子供たちや、身体を使う冒険者たちが、それだけしか食べないなんて……よし、美味しいご飯でみんなも私も幸せになろう!  医食同源! 大食いモフモフ聖獣に、胃袋を掴んでしまった騎士隊長と一緒に、異世界で美味しくて身体に良い食材探しだ! ※第○話:主人公視点  挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点  となります。

転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。 不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。 14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。

底辺から始まった俺の異世界冒険物語!

ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
 40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。  しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。  おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。  漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。  この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――

【土壌改良】で死の荒野がSランク農園に!食べただけでレベルアップする野菜で、世界最強ギルド設立

黒崎隼人
ファンタジー
「え? これ、ただのトマトですよ?」 「いいえ、それは食べただけで魔力が全回復する『神の果実』です!」 ブラック企業で働き詰めだった青年は、異世界の名門貴族の三男・ノアとして転生する。 しかし、授かったスキルは【土壌改良】という地味なもの。 「攻撃魔法も使えない役立たず」と罵られ、魔物すら寄り付かない死の荒野へ追放されてしまう。 だが、彼らは知らなかった。 ノアのスキルは、現代の農業知識と合わせることで、荒れ果てた土地を「Sランク食材」が溢れる楽園に変えるチート能力だったことを! 伝説の魔獣(もふもふ)をキュウリ一本で手懐け、行き倒れた天才エルフを極上スープで救い出し、気づけば荒野には巨大な「農業ギルド」が誕生していた。 これは、本人がただ美味しい野菜を作ってのんびり暮らしたいだけなのに、周囲からは「世界を救う大賢者」と崇められてしまう、無自覚・最強の農業ファンタジー!

侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】

のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。 そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。 幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、 “とっておき”のチートで人生を再起動。 剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。 そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。 これは、理想を形にするために動き出した少年の、 少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。 【なろう掲載】

『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる

仙道
ファンタジー
 気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。  この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。  俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。  オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。  腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。  俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。  こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。 12/23 HOT男性向け1位

転生したら『塔』の主になった。ポイントでガチャ回してフロア増やしたら、いつの間にか世界最強のダンジョンになってた

季未
ファンタジー
【書き溜めがなくなるまで高頻度更新!♡٩( 'ω' )و】 気がつくとダンジョンコア(石)になっていた。 手持ちの資源はわずか。迫りくる野生の魔物やコアを狙う冒険者たち。 頼れるのは怪しげな「魔物ガチャ」だけ!? 傷ついた少女・リナを保護したことをきっかけにダンジョンは急速に進化を始める。 罠を張り巡らせた塔を建築し、資源を集め、強力な魔物をガチャで召喚! 人間と魔族、どこの勢力にも属さない独立した「最強のダンジョン」が今、産声を上げる!

転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする

ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。 リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。 これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。

処理中です...