ブラック企業でポイントを極めた俺、異世界で最強の農民になります

はぶさん

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第二百五十七話:国王陛下、襲来。緊張の謁見と、最高のおもてなし料理

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 その日の午後、平和を取り戻したはずのリーフ村は、蜂の巣をつついたような……いや、冬眠中のドラゴンの巣穴に爆竹を投げ込んだような、未曾有の大パニックに陥っていた。

「き、ききき、騎士団だぁぁぁッ!! 王家の紋章が入った白銀の鎧だ! 本物の近衛騎士団が、こっちに向かってくるぞぉぉッ!!」

 見張り台に登っていた自警団の若手、トムが、裏返った声で絶叫しながら鐘を乱打した。
 カンカンカンカンッ!!
 非常時を告げる鐘の音が、のどかな農村に不協和音となって響き渡る。

 その報告を聞いた瞬間、村長のハンスさんは「あわわわ……ね、年貢か? ついにワシの隠し酒が見つかったんか?」と口から泡を吹いて卒倒し、その妻は「お茶菓子がない! 王様に出せるような高級な茶葉なんて、この村にはドクダミ茶しかないわよ!」と叫びながら、なぜか井戸の周りをグルグルと走り回っていた。

 無理もない。
 王都から遠く離れたこの辺境の寒村に、国王陛下御自らが足をお運びになるなど、明日空から隕石が落ちてくる確率よりも低い。
 村人たちはパニックになり、ある者は家の中に隠れて家財道具を床下に埋め始め、ある者は着ていく服がないと嘆き、ある者は「もう終わりだ、きっと何かの間違いで処刑されるんだ」と地面に突っ伏して神に祈りを捧げている。

 そんな阿鼻叫喚の地獄絵図の中。
 俺、ルークス・グルトは、屋敷の厨房で腕組みをして仁王立ちしていた。

「……さて、困ったな」

 俺の目の前には、パニックになったマリアさんが「とりあえずあるものを全部持ってきました!」と言って積み上げた、大量の食材がある。

 虹色に発光する『聖大根』。
 重力を無視して浮遊しようとする『空飛ぶカボチャ』。
 葉脈が金色のラインになって輝く『エレメント・スピナッチ(虹色ほうれん草)』。
 そして、一粒一粒が宝石のように透き通った『黄金小麦』。

 どれもこれも、俺が300万ポイントで購入した『神聖灰』と、5万ポイントの『全自動魔導スプリンクラー』の相乗効果で突然変異した、規格外の食材ばかりだ。
 厨房の照明を消しても、野菜の光だけで本が読めるレベルである。

「ルークス様! どうしましょう!? 陛下にお出しできるような、洗練された宮廷料理なんて私には作れません! それに、こんな光る野菜をお出ししたら、未知の毒物による暗殺未遂で、一族郎党処刑されてしまいます!」

 マリアさんが涙目で、エプロンの裾を握りしめて訴えてくる。
 彼女の手は震え、顔色は真っ青だ。
 確かに、普通の感覚ならそうだろう。国王の食事に、得体の知れない発光物体を出すなど、反逆罪以外の何物でもない。

 だが、俺の「前世の社畜としての勘」と、「現世の農民としての勘」が告げている。

 国王陛下は、わざわざ騎士団を率いて、お忍びではなく公式の行幸としてここまで来た。
 それは、ただの視察や徴税じゃない。
 愛娘――シャルロット王女を死の淵から救った「奇跡の野菜」の正体を、そしてそれを生み出した「何か」を、自分の目と舌で確かめに来たのだ。
 つまり、これは「査定」だ。
 俺という存在が、国にとって益となるか、害となるかの。

「大丈夫ですよ、マリアさん。深呼吸してください」
「ひっ、ひぃ、ふぅ……」
「変に取り繕う必要はありません。俺たちは農民です。宮廷料理人の真似事をしたところで、ボロが出るだけです」

 俺はエプロンの紐をギュッと締め直した。
 その目は、戦場に向かう戦士のように据わっていた。

「農民ができる最高のおもてなしは、採れたての野菜を、一番美味しい食べ方で出すこと。……それだけです」

「で、ですが……光ってますよ?」
「光っているのは、それだけ栄養が詰まっている証拠です。それに、王宮の料理人は技術が一流でも、素材の鮮度ならウチが世界一だ。……朝採れの野菜に勝る調味料はありません」

 俺はニヤリと不敵に笑った。

「腹を空かせた王様を、唸らせてやりましょう。胃袋さえ掴めば、処刑なんてされませんよ」

 俺の根拠のない、しかし妙に説得力のある言葉に、マリアさんは一瞬呆気にとられ、そして覚悟を決めたようにパンと頬を叩いた。
 
「……わかりました! ルークス様がそう仰るなら、私も腹を括ります! まな板の上の鯉ならぬ、まな板の上の大根です!」

 ◇

 一時間後。
 ズズズズズ……という地響きのような蹄の音と共に、王の行列が屋敷の前に到着した。

 整然と並ぶ白銀の甲冑を纏った近衛騎士たち。その数は五十を下らない。
 一糸乱れぬ隊列は、それだけで圧倒的な武威を放っている。
 そして、その中心にある、黄金の装飾が施された豪奢な馬車。
 扉が開かれると、あたりの空気がピリリと張り詰めた。鳥たちさえも囀りを止め、風が止まったかのような錯覚を覚える。

 降りてきたのは、一人の男だった。
 年齢は40代半ばだろうか。
 丁寧に手入れされた金髪と髭。仕立ての良いロイヤルブルーのマントには、王家の紋章が金糸で刺繍されている。
 だが、何よりも圧倒的なのは、その瞳だ。
 全てを見透かすような、鋭く、それでいて深い知性と冷徹さを宿した、氷のような青い瞳。
 エストリア王国国王、リアム・フォン・エストリア。
 大陸でも有数の強国を統べる、絶対的な支配者。

「……ここが、噂の村か」

 リアム国王は、低い声で呟いた。
 その視線が、屋敷の入り口で膝をつく俺たちに向けられる。
 隣には、顔面蒼白で震えているガリウス所長と、冷や汗をかきながら必死に平静を装っている辺境伯レオナルド様の姿もある。

「面を上げよ」

 王の言葉に、俺はゆっくりと顔を上げた。
 視線がかち合う。
 王の瞳が、俺を品定めするように細められた。まるで、市場で家畜の値踏みをするような、感情のない目だ。

「其方が、ルークス・グルトか」
「はい。この地の領主代行を務めております、ルークスです」
「ほう……。ガリウスからは『規格外』と聞いていたが、見たところ、魔力も感じられぬ、ただの若者のようだが」

 王の背後で、近衛騎士団長が剣の柄に手をかけているのが見えた。俺の挙動一つで、即座に斬り捨てる構えだ。
 俺の足元では、フェンが「グルル……」と低く唸り声を上げている。
 フェンの金色の瞳が、「主よ、やっていいか? こいつらは敵か?」と問いかけている。
 一触即発。
 フェンが動けば、王都は火の海になる。騎士団が動けば、村は戦場になる。
 張り詰めたピアノ線の上を歩くような緊張感。俺は背中に冷たい汗が伝うのを感じながら、フェンの頭をそっと撫でて制した。

「単刀直入に聞こう。……其方は何者だ?」

 王の声に、物理的な圧力が籠もる。覇気だ。王者の風格だ。
 辺境伯レオナルド様ですら、息を呑んで硬直している。

「娘の病を治した野菜。一夜にして変貌した生態系。そして、観測された太陽の如き熱量。……一介の農民に成せる業ではない。答えよ。其方は、この国にとって『薬』か、それとも『毒』か?」

 その問いは、王としての責務からのものだった。
 個人の感情ではない。国を守るための、冷徹な計算。
 未知の力を持つ存在を、野放しにはできない。もし俺が「毒」だと判断されれば、たとえ娘の恩人であろうと、この場で排除する覚悟が見て取れる。

 俺は、真っ直ぐに王を見返した。
 嘘は通じない。だが、全て(ポイントシステムや転生のこと)を話す必要もない。
 俺が示すべきは、俺のスタンスだけだ。

「私は、ただの農民です、陛下」
「農民?」
「はい。畑を耕し、種を蒔き、美味しい作物を育て、家族と笑って食べる。……それが私の全てであり、望みです」

 俺は、屋敷の窓から漂ってくる「いい匂い」――焦がしバターと醤油の香り――を背中に感じながら、言葉を続けた。

「国をどうこうしようなどという大それた野心はありません。世界征服にも興味はありません。ですが……お腹を空かせたお客様を、満足させる自信はあります」

 王が片方の眉を上げた。

「……余に、料理を出すと言うのか?」
「はい。遠路はるばるお越しいただいたのです。長旅でお疲れでしょう? まずは当村自慢の野菜を召し上がってください。難しい話は、お腹がいっぱいになってからでも遅くはないでしょう?」

 不敬とも取れる発言。
 騎士団長が「貴様! 陛下に対し無礼であろう!」と声を荒げ、剣を抜こうとした。
 だが、王はそれを手で制した。

「……よかろう。その『農民の自信』、味わわせてもらおうか。もし口に合わねば……わかっているな?」

 王の目は笑っていなかった。
 これは食事ではない。断頭台の上で行われる、命がけの審査だ。

 ◇

 屋敷の食堂。
 普段は家族団欒の場だが、今日は王と側近、そして俺たちが向かい合う緊張のテーブルとなっていた。
 白いクロスが敷かれ、磨き上げられた銀食器が並ぶ。
 俺は給仕として、最初の一皿を運んだ。

「一品目。『空飛ぶカボチャの冷製ポタージュ ~朝露の雫を添えて~』です」

 黄金色のスープが入った皿が置かれる。
 
「空飛ぶ……カボチャだと?」

 王は訝しげにスプーンを手に取った。
 鮮やかな黄金色のスープ。表面には生クリームで描かれた模様が浮かんでいる。
 毒見役の騎士団長が一口舐め、問題ないことを確認してから、王の前に皿が戻される。
 王が一口、口に運ぶ。

 ――ん?

 王の動きが止まった。
 スプーンが、手から離れても空中に浮いているわけではない。
 だが、その味わいは、重力を感じさせないほどに軽やかだった。
 濃厚なカボチャの甘みとコクが舌の上に乗ったかと思うと、フワリと消えていく。まるで雲を食べているようだ。
 しかし、消えた後には、強烈な生命力の余韻が残る。

「……甘い。砂糖を使っていないのか? それでいて、大地の力強いコクがある。……長旅で冷え切った体に、光が染み渡るようだ」

 王の表情が、わずかに、本当にわずかに緩んだ。
 横で見ていたガリウス所長が、小声で「でしょう? 美味いんですよ。おかわりしたいくらいだ」とレオナルド様に囁き、肘で突かれている。

「二品目。『虹色ほうれん草と厚切りベーコンの温サラダ、特製聖大根ドレッシング』」

 シャキシャキの歯ごたえ。
 噛むたびに、葉の一枚一枚から溢れ出る野菜のジュース。
 そして何より、聖大根をすりおろし、果実酢と合わせた特製ドレッシングが、口の中をさっぱりと洗い流し、同時に胃袋を活性化させる。

「ぬぅ……。なんだ、このドレッシングは。酸味の中に、深遠な甘みがある。……食欲が、無限に湧いてくるぞ」

 王のスプーンが止まらない。
 カチャカチャと食器の音がリズムを刻み始める。
 騎士団長も、毒見役であることを忘れて、自分の分を夢中で食べている。

「そしてメインディッシュ。『特選・聖大根ステーキ 焦がしバター醤油ソース』です」

 ジュワァァァァ……ッ!

 食堂に、暴力的なまでの香りが充満した。
 熱々の鉄板の上で、分厚く輪切りにされた聖大根が踊っている。
 表面はこんがりとキツネ色。中は半透明で、微かに虹色の光を放っている。
 その上に、バターと醤油が溶け合い、焦げる香りが立ち上る。
 それは、人間の理性をダイレクトに揺さぶる「魔性の香り」だ。

「こ、これが……大根だと? まるで最高級のフィレ肉のようではないか」

 王はゴクリと喉を鳴らし、ナイフを入れた。
 抵抗がない。
 スッ……とナイフが沈む。柔らかい。まるで完熟した桃のように。

 切り分けた一片を、フォークで刺し、口に運ぶ。
 噛んだ瞬間。

 ――爆発。

 アツアツのスープが、口の中で弾けた。
 大根の甘み。バターのコク。醤油の香ばしさ。
 それらが三位一体となって、王の味覚中枢を蹂躙する。

「…………ッ!!」

 王が目を見開き、天を仰いだ。
 フォークが手から滑り落ち、カチャンと音を立てる。
 その目から、一筋の涙が伝う。

「陛下!?」

 騎士団長が慌てて駆け寄ろうとするが、王は手を上げて制した。

「……ああ、なんと……なんと優しい味なのだ」

 王は震える声で呟いた。
 その表情からは、支配者としての仮面が完全に剥がれ落ちていた。

「この味だ……。シャルロットが、娘が、『お父様、体が温かいの』と言って笑った時の、あのスープの味……。そうか、これを作ったのが、其方だったのか」

 王の脳裏に、病床の娘の笑顔が鮮明に浮かんでいた。
 国を背負う重圧。後継者問題。隣国との緊張。そして何より、娘を失うかもしれないという恐怖。
 それら全ての重荷を、この温かい料理が溶かしていく。
 王の瞳から、険しい色が消え、一人の父親の、そして美味しいものに感動する一人の人間の色が戻っていた。

「余は……王宮で数多の美食を食べてきた。どんな高価な食材も、どんな腕利きの料理人の皿も知っている。だが……これほどまでに心震える料理は初めてだ。……美味い。本当に、美味いぞ」

 王は、涙を拭うこともせず、再びフォークを握りしめ、夢中でナイフを動かした。
 ハフハフと息を吐きながら、熱々の大根を頬張るその姿に、近衛騎士たちも呆気にとられ、そしてつられて「ゴクリ」と生唾を飲み込んだ。

 ◇

 食後のデザート『究極のなめらかプリン(聖大根糖使用)』まで完食した王は、満足げに腹をさすり、香り高いハーブティーを飲んでいた。
 その表情は、来訪時のピリピリしたものが嘘のように穏やかで、憑き物が落ちたようだ。

「……ルークスよ」
「はい、陛下」
「其方が『ただの農民』であること、よく分かった。……いや、訂正しよう。『国を救う農民』だ」

 王は居住まいを正し、俺を真っ直ぐに見た。
 そこには、王としての威厳と、人としての誠実さがあった。

「娘を救ってくれたこと、そしてこの至高の料理。心より感謝する。……疑ってすまなかった」
「もったいないお言葉です。食べていただけて光栄です」

 これで一件落着か。
 俺が胸を撫で下ろし、ガリウス所長とレオナルド様も安堵の息を吐いた、その時だ。

 王が、ニヤリと悪戯っ子のような笑みを浮かべた。
 先ほどまでの感動的な雰囲気とは違う、何かを企んでいる顔だ。

「そこでだ、ルークス。余は考えたのだが」
「は、はい? 何でしょうか? おかわりですか?」
「いや、違う。……其方、余の息子にならんか?」

「…………は?」

 俺の思考が停止した。
 厨房で聞き耳を立てていたマリアさんが、皿を落とした音がした。
 フェンが飲んでいた水を、ブフッ!と吹き出した。

「いやなに、簡単なことだ。シャルロットの婿になればよい。そうすれば、余は毎日この料理が食べられるし、シャルロットも元気になるし、国も安泰だ。どうだ? 王女は可愛いぞ? 気立てもいい」

 王はノリノリで言った。完全に本気だ。
 騎士団長が「へ、陛下!? 御戯れを! どこの馬の骨とも知れぬ者を!」と慌てふためいているが、王は聞く耳を持たない。

「い、いえいえいえ! 滅相もございません! 私は農民です! 土いじりがお似合いの身分です! 王宮なんて煌びやかな場所、肌に合いません!」
「むぅ、そうか? なら、農民のまま王配になればいいではないか。王宮の中庭(ロイヤルガーデン)を全部畑にしていいぞ? 肥料も使い放題だ」
「そういう問題じゃありませんッ!!」

 俺は全力で拒否した。
 スローライフはどうなった。王族入りなんてしたら、過労死確定の激務じゃないか。
 ブラック企業(王宮)への就職なんて、死んでも御免だ!

「ふははは! 冗談だ、冗談(ということにしておこう)。……だが、ルークスよ」

 王は笑い声を収め、真剣な眼差しに戻った。

「其方の力、そしてこの村の価値は、余が保証する。今後、何者かがこの地を脅かそうとするならば、余の名において守護しよう。……それが、今日の料理への代金だ」

 それは、事実上の「不可侵条約」であり、最強の「後ろ盾」を得た瞬間だった。
 王は立ち上がり、マントを翻した。

「行くぞ。……また来るからな、ルークス。次はもっと腹を空かせてくる」

 こうして、リーフ村を揺るがした「国王来訪事件」は、最高のおもてなし料理によって、大団円(?)を迎えたのだった。
 ……王都からの「婿入り要請」という、新たな爆弾の火種を残して。


【読者へのメッセージ】
第二百五十七話、お楽しみいただけましたでしょうか。
最強の農民、ついに一国の王をも「胃袋」で陥落させました!
空飛ぶカボチャのスープに、聖大根のステーキ。
どんな権力者も、美味しいご飯の前では一人の人間に戻る。
それがルークスの「料理外交」の真髄です。
そして飛び出した、まさかの「王女の婿入り(逆玉)」提案。
スローライフを守るため、ルークスの逃亡劇(?)はまだまだ続きそうです。
スカッとした、料理が食べたくなったという方は、ぜひブックマークと評価をお願いします!
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