ブラック企業でポイントを極めた俺、異世界で最強の農民になります

はぶさん

文字の大きさ
260 / 278

第二百五十八話:未回収ボーナスの一括請求。海鮮丼と、スライム物流革命

しおりを挟む

 国王陛下の来訪という、リーフ村始まって以来の超特大イベントから、数日が過ぎた。
 村はいつもの平穏を取り戻しつつあった。
 王都から派遣されたガリウス所長は、すっかり「食いしん坊なご隠居」として村に馴染み、毎日食堂に通い詰めている。
 村人たちも、一度国王を見てしまったせいか、ちょっとやそっとのことでは動じないメンタルを手に入れていた。

 だが、俺、ルークス・グルトの心は、全く穏やかではなかった。

 屋敷の自室。
 カーテンを閉め切った薄暗い部屋で、俺はベッドの上で体育座りをし、虚空に浮かぶ青白いシステムウィンドウを睨みつけていた。
 その目は血走り、爪を噛む音だけが静寂に響く。
 まるで、月末の通帳残高を見つめ、ローンの支払いに頭を抱えるサラリーマンのような悲壮感だ。

「……減った。めちゃくちゃ減った。笑えないくらい減った」

 【現在保有ポイント:9,458,000pt】

 数字だけ見れば、庶民が一生かかっても拝めない額だ。
 だが、俺の記憶にある数字とは、桁の重みが違う。
 泥の巨神を倒すために購入した『天照の種火(300万pt)』。
 鍛冶場のリニューアル費用(50万pt)。
 さらに、全自動スプリンクラーや、復興のための諸経費、王へのおもてなし料理に使った高級調味料……。

 合計で400万ポイント近くが、この数日で溶けた計算になる。
 もちろん、村と家族を守るための必要経費だ。後悔はしていない。
 あの時、ポイントを惜しんでいたら今頃村は泥の底だった。だから、使い道としては100点満点だ。

 だが、それはそれとして。
 前世で「1円でも安く」「ポイント還元率は0.1%でも高く」をモットーに生きてきた俺の魂が、この激しい支出(キャッシュフローの悪化)に悲鳴を上げているのだ。
 資産が減る恐怖。それは、ブラック企業時代、給料日前にもやしを炒めて飢えを凌いだトラウマを刺激する。

「300万ポイントあれば、老後の年金代わりになったのに……。このままじゃジリ貧だ。何か……何か稼ぐ手段はないか……」

 俺は血走った目でウィンドウを操作した。
 デイリーミッション? こまめに消化している。
 転売? 最近は市場が安定していて利幅が薄い。
 魔物討伐? あの泥の巨神以上の獲物なんてそうそういない。

 その時。
 ふと、画面の右上にある「お知らせ(通知)」アイコンが、とんでもない勢いで点滅していることに気づいた。
 いつもなら「1」か「2」の数字がある場所だ。
 だが今は、そこに見慣れない数字が表示されていた。

 件数:『99+』。

「……あ」

 そういえば。
 パニックの最中や、国王陛下の対応に追われていて、ログを確認していなかった。
 緊急時の買い物はショートカットで行っていたため、リザルト画面をスキップしていたのだ。

 俺の心臓が、ドクンと大きく跳ねた。
 これは、まさか。
 俺は震える指で、通知アイコンをタップした。

 ピロリン♪ ピロリン♪ ジャラジャラジャラジャラ……!!

 瞬間、部屋の中にスロットマシンが大当たりした時のような、脳汁が出る電子音が響き渡った。
 視界を埋め尽くすほどのポップアップウィンドウが、雪崩のように押し寄せてくる。

【ワールドミッション達成:古の汚染を浄化せよ(難易度:SSS)】
 →報酬:1,000,000pt
 (解説:カテゴリー5の災害を単独で鎮圧した功績に対し、管理組合より特別報奨金が支給されます)

【隠し実績解除:神話級討伐者(マッド・ゴーレム・ロード撃破)】
 →報酬:500,000pt
 (解説:物理無効の敵に対し、環境変化アイテムで勝利するという独創的な戦術を評価しました)

【称号獲得:太陽を呼ぶ者】
 →報酬:天候操作系アイテム20%OFFクーポン
 →ボーナス:火属性・光属性耐性+50%

【特別ミッション達成:国王陛下へのおもてなし(評価:EXCELLENT)】
 →報酬:王家御用達ポイント 300,000pt
 (解説:一国の王の舌を満足させ、さらに外交的な優位性を確立しました。素晴らしい政治的手腕です)

【称号獲得:王の胃袋を掴みし者】
 →ボーナス:名声値+10000、カリスマ補正+50、王族との交渉成功率+30%

【累積ログインボーナス(連続700日達成)】
 →記念品:エリクサー×1

「う、うおおおおおおおおっ!!?」

 俺はベッドの上でガッツポーズをした。
 止まらない。通知が止まらない。
 画面をスクロールするたびに、ポイントが増えていく。
 100万、50万、30万……。
 チリも積もれば山となるどころか、金貨の山が頭上から降ってきた感覚だ。

 さらに、細かい実績解除も続く。
 『聖大根の発見者:5万pt』
 『フェンの信頼度MAX:10万pt』
 『鍛冶技術の革新者:5万pt』

 最終的に、通知の嵐が止まった時の残高は――

 【現在保有ポイント:13,500,000pt】

「く、黒字だ……! 300万使って、400万近く帰ってきた……!」

 俺は枕に顔を埋め、歓喜の声を上げた。
 これだ。この感覚だ。
 リスクを背負って投資(消費)し、それを上回るリターンを得る。
 減った数字が、倍になって戻ってくる瞬間のカタルシス。
 これこそが「ポイ活」の醍醐味であり、俺が異世界で生きる意味だ。脳内麻薬(ドーパミン)がドバドバ出ているのがわかる。

「よし、懐は潤った。……となると、次にやるべきことは一つだ」

 金(ポイント)があるなら、生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)を上げる。
 貯め込むだけが能じゃない。稼いだポイントを使って、さらに豊かな生活を手に入れ、また稼ぐ。この循環こそが健全な経済活動だ。

 俺は起き上がり、窓の外を見た。
 夏の日差しが眩しい。セミの声が聞こえる。
 こんな日は、冷たい麺類か、さっぱりしたものが食べたくなる。
 畑の野菜は充実している。肉もフェンが狩ってくる。
 足りないのは――「海」だ。

「刺身が……食いたい」

 俺のDNAが叫んでいた。
 脂の乗ったマグロ。プリプリの甘エビ。口の中でとろけるサーモン。
 それらを、わさび醤油につけて、炊きたての銀シャリに乗せた『海鮮丼』。
 想像しただけで、口の中が唾液で溢れかえる。

 だが、ここは内陸の辺境伯領。海までは馬車で飛ばしても一週間。
 冷凍魔法で運んでも味は落ちるし、ドリップが出る。干物や塩漬けじゃ満足できない。
 俺が求めているのは、漁港で食べるような「生」の鮮度なのだ。

 どうすればいい?
 金貨を積んでも買えないなら、ポイントで解決するしかない。
 俺は再びウィンドウを開き、検索をかけた。
 もちろん、ただの買い物じゃない。「投資」になる買い物を探すのだ。

【検索:運搬、生体保存、鮮度維持、低コスト、自動化】

 数千件のアイテムがヒットする中、俺は「配送・物流」カテゴリで運命の出会いを見つけた。

【輸送用スライム(極冷・無菌タイプ)】
 価格:20,000pt(繁殖用ペアセット)
 説明:体内が常に4℃の無菌状態に保たれた特殊改良スライム。取り込んだ有機物を消化せず、時間を凍結させたかのように鮮度を保存する性質を持つ。衝撃吸収性にも優れ、長距離輸送に最適。
 ※特記事項:スライムの体液には微量のアミノ酸が含まれており、保存中に食材の旨味が増します(熟成効果)。

「これだ……ッ!!」

 俺の脳内で、完璧なビジネスプランが構築された。

 ①このスライムを購入し、繁殖させる。(初期投資2万pt、安い!)
 ②クラウス商会と提携し、港町から「生きたまま」あるいは「朝獲れの鮮度」で魚を運ばせる。
 ③この「絶対鮮度配送システム」を使えば、内陸部の貴族に海産物を高値で売れる。
 ④俺は技術提供者として、売上の5%をポイント変換する契約を結ぶ。
 ⑤ついでに、俺はタダで最高級の刺身が食べ放題。

「完璧だ……。食欲を満たしつつ、寝ていてもポイントが入る『不労所得システム』の完成だ!」

 俺はニヤリと笑い、購入ボタンを連打した。

 ◇

 翌日。
 屋敷に呼び出されたクラウス商会の支店長、クラウスさんは、テーブルの上に置かれたプルプルと震える透明な青い物体――輸送用スライムを見て、絶句していた。

「ル、ルークス様……。聖大根の次は、モンスターの養殖ですか? 商会としては、もう何が起きても驚かないつもりでしたが……」
「ただのスライムじゃありません。これは『物流革命』の種ですよ」

 俺はスライムの中に、用意しておいたトマトを放り込んだ。
 ずぷん。
 トマトはスライムの体内に飲み込まれたが、溶ける様子はない。むしろ、ひんやりとした冷気に包まれ、瑞々しさを保ったまま、スライムの中心で浮遊している。

「こいつの体内は、天然の保冷車です。しかも揺れません。馬車がどれだけガタついても、スライムの体が衝撃を吸収してくれます。つまり、港で獲れた魚をこいつに放り込めば、獲れたての鮮度のまま、ここまで運べるってわけです。魔法石による冷却コストもゼロです」

 俺の説明を聞くうちに、クラウスさんの目の色が変わっていった。
 聖大根の時と同じ、狂気じみた「商人(あきんど)」の目だ。計算機(そろばん)を弾く音が聞こえてきそうだ。

「……鮮度を維持したままの、内陸部への海産物輸送。魔法石コストの削減。もしこれが実現すれば、王都の食文化が根底から覆ります。魚といえば干物か塩漬けしかなかった貴族たちが、金貨を積んででも欲しがるでしょう。……『刺身』という文化が、内陸でも流行るかもしれません」

 クラウスさんは、計算高い顔で眼鏡を押し上げた。

「やりましょう、ルークス様。すぐに港町の支店に手配します。専用の『スライム便』ラインを構築しましょう。……で、契約条件は?」
「売上の5%をポイント(商品価値換算)で。あと、俺の家への配送分は無料、かつ最優先で最高級品を回すこと。中トロ以上限定でね」
「……相変わらず、農民とは思えないえげつない交渉術ですね。承知いたしました!」

 商談成立。
 俺たちはガッチリと握手を交わした。
 これで、俺の懐は痛みもしない。完全な勝ち確ゲームだ。

 ◇

 それから一週間後。
 ついに、記念すべき「スライム便」の第一号がリーフ村に到着した。
 荷台には、巨大な透明な球体(成長した輸送用スライム)がいくつも積まれている。
 その中には――

「おおぉぉぉ……!! 赤い! 銀色! 輝いている!」

 俺は歓声を上げた。
 スライムの体内には、見事な本マグロのブロック、銀色に輝くキングサーモン、そして殻付きのホタテやボタンエビが、まるで水族館のように美しく保存されていた。
 スライムたちは「運んできたよ~」と言わんばかりに、プルプルと体を揺らしている。

「さっそく解体だ! マリアさん、聖大根のツマと、特製わさびの準備を!」
「はい、ルークス様! ……まあ、これが海の魚ですか。宝石みたいですねぇ」

 俺はスライムから食材を取り出し(スライムが嫌がらずに吐き出してくれるよう、事前に魔力餌で調教済みだ)、包丁を握った。
 職人ゴードンに打ってもらった、刺身包丁(ミスリル製)が唸る。

 まずはマグロのサク。
 包丁を入れる。
 スッ……と抵抗なく切れる身。包丁の表面に、上質な脂がねっとりと絡みつく。
 断面は鮮やかな赤とピンクのグラデーション。きめ細やかなサシが入っており、見ているだけで口の中が潤んでくる。
 スライムのアミノ酸熟成効果のおかげか、獲れたてよりも旨味が凝縮されているようだ。

 次にサーモン。
 オレンジ色の身は弾力があり、脂が乗ってテラテラと光っている。
 ホタテは殻を開くと、肉厚な貝柱が鎮座している。繊維の一本一本が立っているのがわかる。

 数分後。
 食卓には、夢にまで見た『特選・海鮮丼』が並んだ。
 酢飯(もちろん聖大根の酢を使用し、黄金小麦を混ぜた特別ブレンド)の上に、大トロ、中トロ、赤身、サーモン、イクラ、甘エビ、ホタテが、これでもかと敷き詰められている。
 醤油をかけると、脂がパッと弾け、琥珀色の輝きを放つ。

「い、いただきます……ッ!」

 俺は震える手で箸を持ち、わさび醤油を垂らした大トロを口に運んだ。
 
 ――とろける。

 舌の上に乗せた瞬間、体温で脂が解け出し、濃厚かつ上品な甘みが口いっぱいに広がる。
 噛む必要すらない。
 鼻に抜けるツンとしたわさびの香りと、酢飯の酸味が、脂の重さを中和し、次の一口を誘う。

「んんん~ッ!! 海だ! 口の中が太平洋だ! いや、アトランティスだ!」

 俺は涙を流して天井を仰いだ。
 生きててよかった。転生してよかった。
 この一口のために、俺は300万ポイント稼いだと言っても過言ではない。

「主よ、ズルいぞ! 我にも寄越せ! その赤いのを!」

 隣でヨダレを垂らしていたフェンにも、洗面器サイズの特大海鮮丼を出してやる。
 フェンは最初は「生魚か……? 猫じゃあるまいし」と怪しんでいたが、サーモンを一口食べた瞬間、目がカッと見開かれた。

「な、なんだこれは……! 肉とも違う、この滑らかな食感! 口の中で消えたぞ!? それにこのイクラという赤い玉……プチプチと弾けて、中から濃厚な味が……! 美味い! これならいくらでも入る!」

 フェンは猛烈な勢いでガツガツと平らげ、「おかわり!」と叫んだ。
 どうやら、陸の最強魔獣も、海の幸の虜になったようだ。

 その時。
 俺の視界の端に、システムログが流れた。

 【システム通知:新商品『スライム直送・海産物』の流通を確認】
 【ロイヤリティ収入発生:5,000pt】
 【ロイヤリティ収入発生:5,000pt】
 【ロイヤリティ収入発生:3,000pt……】

 どうやら、同時に王都へ運ばれた分も、飛ぶように売れているらしい。
 刺身を食べている間にも、チャリンチャリンとポイントが入ってくる。
 美味い飯を食って、金が増える。
 これぞ、最強のポイ活ライフだ。

 ◇

 宴の後。
 俺は満たされた腹をさすりながら、運び込まれた残りの荷物を整理していた。
 クラウス商会の手際で、魚以外にも珍しい海産物が色々と届いている。
 昆布、ワカメ、そして綺麗な貝殻や珊瑚などだ。

「ん? なんだこれ?」

 最後の一つのスライムの中に、魚に混じって、異質なものが紛れ込んでいるのに気づいた。
 それは、手のひらサイズの巻き貝だった。
 だが、ただの貝ではない。
 真珠のような乳白色で、表面には見たこともない幾何学模様が、人工的に刻まれている。
 そして何より、内側から淡い青色の光を放っていた。

「綺麗な貝だな……。お土産か?」

 俺は何気なくスライムからその貝を取り出し、耳に当ててみた。
 海に行くと、貝殻から波の音が聞こえるというあれだ。
 食後のリラックスタイムに丁度いい。

 だが、聞こえてきたのは、波の音ではなかった。

『…………て……』

 ノイズ混じりの、微かな声。
 鈴を転がすような、透き通った女性の声。

『……だれか……助け……て……』
『……海が……蝕まれて……いく……深淵(アビス)が……』

「!?」

 俺は驚いて貝殻を離した。
 空耳か? いや、はっきりと聞こえた。
 助けを求める悲痛な声。
 そして、その声と共に、貝殻の光が弱々しく明滅している。

 【鑑定結果】
 【人魚の歌貝(メッセージボトル)】
 レアリティ:SR
 説明:人魚族が緊急時にのみ流す、救難信号。魔力を帯びた声が封入されている。

「主よ、どうした? 変な顔をして。デザートのプリンはまだか?」

 フェンが口の周りに米粒とイクラをつけたまま寄ってきた。

「……いや、なんでもない」

 俺は貝殻をそっとポケットにしまった。
 満腹の幸福感に水を差したくなかったし、気のせいだと思いたかった。
 だが、俺のスキル『危険察知』が、チリチリと微弱な反応を示していた。
 そして何より、さっきまで鳴り止まなかったポイントの通知音が、ピタリと止んだ気がした。

 この貝殻は、ただの漂流物じゃない。
 遠い海の彼方から、ルークス(俺)というイレギュラーな存在に助けを求めるために流れてきた、運命の招待状だ。

 新鮮な魚を求めた俺の欲望が、期せずして、次なる冒険への扉を開いてしまったのかもしれない。
 「不労所得でスローライフ」という俺の夢は、どうやら海流に流されてしまいそうだ。
 俺は窓の外、遠く離れた海の方角を見つめ、小さくため息をついた。

 ……まあ、美味い魚が食えるなら、人助けくらいしてやるか。
 金(ポイント)はあるんだ。海の一つくらい、買い取ってやるさ。

【読者へのメッセージ】
第二百五十八話、お待たせいたしました!
今回は、ご指摘いただいていた「ポイント要素」を全開でお届けしました。
未回収ボーナスの大量獲得による「ポイ活の快感」。
そして、スライムを使った物流システムによる「不労所得の構築」。
ルークスの原点である「計算高さ」と「食への執着」を楽しんでいただけたでしょうか?
トロける中トロの味を想像して、お腹を空かせていただけたら本望です。
しかし、美味しい話だけで終わらないのがこの物語。
最後に届いた「人魚からのSOS」。
海の世界でも、何やら不穏な動きがあるようです。
ルークスは再び厄介事に巻き込まれてしまうのか?
次章「人魚族編」へのプロローグ、ここから始まります!
続きが気になる方は、ぜひブックマークと評価をお願いします!
しおりを挟む
感想 11

あなたにおすすめの小説

記憶喪失の私はギルマス(強面)に拾われました【バレンタインSS投下】

かのこkanoko
恋愛
記憶喪失の私が強面のギルドマスターに拾われました。 名前も年齢も住んでた町も覚えてません。 ただ、ギルマスは何だか私のストライクゾーンな気がするんですが。 プロット無しで始める異世界ゆるゆるラブコメになる予定の話です。 小説家になろう様にも公開してます。

現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~

はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。 病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。 これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。 別作品も掲載してます!よかったら応援してください。 おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。

辺境の落ちこぼれと呼ばれた少年、実は王も龍も跪く最強でした

たまごころ
ファンタジー
村で「落ちこぼれ」と呼ばれた少年アレン。魔法も剣も使えず、追放される運命だった。 だが彼の力は、世界の理そのものに干渉する“神級スキル”だった。 自覚のないまま危機を救い、美女を助け、敵を粉砕し、気づけば各国の王も、竜すらも彼に頭を下げる。 勘違いと優しさと恐るべき力が織りなす、最強無自覚ハーレムファンタジー、ここに開幕!

転生社畜、転生先でも社畜ジョブ「書記」でブラック労働し、20年。前人未到のジョブレベルカンストからの大覚醒成り上がり!

nineyu
ファンタジー
 男は絶望していた。  使い潰され、いびられ、社畜生活に疲れ、気がつけば死に場所を求めて樹海を歩いていた。  しかし、樹海の先は異世界で、転生の影響か体も若返っていた!  リスタートと思い、自由に暮らしたいと思うも、手に入れていたスキルは前世の影響らしく、気がつけば変わらない社畜生活に、、  そんな不幸な男の転機はそこから20年。  累計四十年の社畜ジョブが、遂に覚醒する!!

【完結】ここって天国?いいえBLの世界に転生しました

三園 七詩
恋愛
麻衣子はBL大好きの腐りかけのオタク、ある日道路を渡っていた綺麗な猫が車に引かれそうになっているのを助けるために命を落とした。 助けたその猫はなんと神様で麻衣子を望む異世界へと転生してくれると言う…チートでも溺愛でも悪役令嬢でも望むままに…しかし麻衣子にはどれもピンと来ない…どうせならBLの世界でじっくりと生でそれを拝みたい… 神様はそんな麻衣子の願いを叶えてBLの世界へと転生させてくれた! しかもその世界は生前、麻衣子が買ったばかりのゲームの世界にそっくりだった! 攻略対象の兄と弟を持ち、王子の婚約者のマリーとして生まれ変わった。 ゲームの世界なら王子と兄、弟やヒロイン(男)がイチャイチャするはずなのになんかおかしい… 知らず知らずのうちに攻略対象達を虜にしていくマリーだがこの世界はBLと疑わないマリーはそんな思いは露知らず… 注)BLとありますが、BL展開はほぼありません。

英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~

ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。 彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。 敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。 この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。 「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」 無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。 正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。

侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】

のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。 そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。 幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、 “とっておき”のチートで人生を再起動。 剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。 そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。 これは、理想を形にするために動き出した少年の、 少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。 【なろう掲載】

出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜

シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。 起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。 その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。 絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。 役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。

処理中です...