ブラック企業でポイントを極めた俺、異世界で最強の農民になります

はぶさん

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第二百七十話:天空のデザートタイム。雲の綿飴と、古代遺跡のメッセージ

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 伝説の幻獣、雷鳥(サンダーバード)の巣で味わった「究極のオムレツ」。
 舌の上でパチパチと弾ける雷の刺激と、カスタードクリームのように濃厚な黄金の黄身、そして天空トウモロコシの爆発的な甘み。
 それらが三位一体となって押し寄せる至高の味覚体験は、俺たち一行の胃袋だけでなく、魂までも深く満たしてくれた。

 あの気高き空の王者も、俺が提供した深海の秘宝『黄金マグロの大トロブロック』にすっかり胃袋を掴まれたらしく、オムレツを堪能する俺たちの傍らで、うっとりとした表情で羽繕いをしていた。
 去り際に「また美味い肉を持ってきたら、卵と交換してやる」と言わんばかりに、上機嫌で「クルックー!」と鳴いて見送ってくれたほどだ。
 15万ポイントの『魔導避雷針キット』という痛い出費はあったが、雷鳥という強力な(そして極上の卵を産む)取引相手を得られたのだから、投資対効果(ROI)としてはこれ以上ないほどの大成功だと言えるだろう。

「ふぅ……。食った食った。まさか空の上で、こんな極上の料理が味わえるとはな」

 俺、ルークス・グルトは、ぽっこりと膨らんだお腹をさすりながら、愛車『魔導キャンピングカー(改・飛行型)』の運転席に座り、満足げなため息をこぼした。

「主よ、我はまだ食えるぞ! あのパチパチする卵、あと十個は軽い!」
「フェン様、あれだけの量を召し上がったのに、まだ入るのですか? わたくしはもう、コルセットが弾け飛びそうですわ……」
「お兄ちゃん、お腹いっぱいで眠くなってきたぁ……」

 後部座席のリビングスペースでは、フェンが尻尾をブンブンと振り回し、エレナ様がふうふうと息をつき、マキナがソファでうとうととしている。マリアさんとフィオナは、満足げな顔で食後の紅茶(もちろん天空の澄んだ空気で淹れた特製だ)を楽しんでいた。
 ガリウス所長に至っては、あまりの美味さに昇天しかけたのか、口を半開きにして虚空を見つめ、「我が魔導研究の歴史に……食の革命が……」などとブツブツ呟いている。

「さて、メインディッシュの後は、やっぱりアレだよな」

 俺はニヤリと笑い、ダッシュボードの魔導コンソールを操作した。
 ゴードンが魔改造を施した『アクア・ドライブ・システム』が静かに駆動し、車体下部から青白い光の粒子が噴射される。
 キャンピングカーは、天空の浮島(スカイ・ガーデン)の緑の大地を離れ、再び広大な青空へとふわりと舞い上がった。

 目指すは、遥か上空をゆっくりと流れる、色とりどりの雲の群れだ。

「皆さん、お待たせしました。天空クルージング、デザート・コースの始まりです。サンルーフ、全開!」

 俺がボタンを押すと、ウィィィンというモーター音と共に、キャンピングカーの天井が大きくスライドして開いた。
 同時に、側面の窓ガラスも全てフルオープンにする。
 車内を満たしていた空調の風が、成層圏の澄み切った、少しひんやりとした風へと入れ替わる。
 車を覆う『慣性制御結界』と『環境維持結界』が適度に調整されているため、息苦しさも、風圧で飛ばされる心配もない。ただ心地よいオープンカーの開放感だけがそこにある。

「わぁっ……! ルークス様、見てください! 雲が……雲がすぐそこに!」

 エレナ様が身を乗り出し、歓声を上げた。
 俺がキャンピングカーの高度を上げ、雲海の中をゆっくりと、まるで船で海を渡るように進ませているのだ。
 窓の外を流れていくのは、ただの白い雲ではない。

 淡いピンク色。
 爽やかなレモンイエロー。
 そして、パステルグリーンの雲。

 まるで、巨大な綿飴のパレードだ。
 太陽の光を透かしてキラキラと輝くその雲からは、それぞれイチゴ、レモン、メロンのような、天然の果実の甘い香りが漂ってくる。

 【鑑定:雲の綿飴(クラウド・コットン)】
 【状態:食べ頃(天然果汁フレーバー)】

「これが、文献に載っていた『雲の綿飴』……! まさか、本当に存在するなんて!」

 ガリウス所長が正気を取り戻し、眼鏡をズレさせながら窓枠に張り付いた。

「さあ、遠慮はいらない。取り放題の食べ放題だ。手を伸ばして、直接ちぎって食べてみてくれ」

 俺がそう言うと、真っ先に動いたのはやはりフェンだった。
 彼はサンルーフから上半身を乗り出し、大きな口を開けて、迫りくるピンク色の雲にガブリと噛み付いた。

「はむっ!! ……むむっ!?」

 フェンの目が、カッと見開かれた。

「な、なんだこれは!? 噛みごたえがないぞ! 口に入れた瞬間に消えた! だが……口の中いっぱいに、イチゴのような甘酸っぱさが広がっておる! 美味い! なんという不思議な食べ物だ!」
「私も! 私も食べるー!」

 マキナが窓から身を乗り出し、小さな手で黄色い雲をギュッと掴み取った。
 驚くほど軽く、フワフワとした感触。
 それを口に放り込むと、彼女の顔がパァッと明るくなった。

「しゅわわ~ってする! お口の中で炭酸みたいに弾けて、レモンの味がするよ! 甘いのに、全然ベタベタしないの!」
「本当ですわ! わたくしはメロン味です! 上品な甘さで、これならいくらでも食べられそうですわ!」

 エレナ様も、貴族令嬢の矜持をすっかり忘れ、両手に緑色の雲を抱えて幸せそうに頬張っている。
 俺も運転席の窓から手を伸ばし、ピンク色の雲をひとちぎりして口に運んだ。

 ……シュワリ。

 その瞬間、舌の上で雲が微小な泡となって弾け、瞬時に溶けて消えた。
 残るのは、上質なイチゴの果汁をそのまま極薄の砂糖菓子に閉じ込めたような、フレッシュで品のある甘みだけ。
 屋台の綿飴のように口の中がベタつくこともなく、スッと引いていく爽やかな後味。
 まさに、濃厚なオムレツの後に相応しい、完璧なデザートだった。

「うまいな……。天然でこんなスイーツができるなんて、天空の環境はどうなってるんだ?」

 俺は驚きつつも、次々と色々な雲をちぎっては口に放り込んだ。
 ガリウス所長は「このシュワシュワ感は、大気中のマナが結晶化して……」とブツブツ分析しながらも、両手にはしっかりと三色の雲を抱え込み、顔中を甘い粉だらけにしている。
 誰もが童心に帰り、「空の雲を食べる」という究極のファンタジーを満喫していた。

 ◇

 キャンピングカーを自動運転モード(低速巡航)に切り替え、俺もリビングスペースに移動して皆と一緒に「雲の食べ放題」を楽しんでいた時のことだ。

「ん? なんだあのデカい雲は?」

 前方に、一際巨大で、しかも色が混ざり合ったマーブル模様の雲が現れた。
 大きさはちょっとした小山ほどもある。

「主よ! あれはきっと『全部乗せ(ミックスフルーツ味)』だぞ! 我があれを丸ごといただく!」
「ズルいですわフェン様! わたくしたちも食べます!」

 フェンとエレナ様たちが、競うようにサンルーフから身を乗り出し、その巨大なマーブル雲へと手を伸ばした。
 キャンピングカーが雲の中に突入する。
 視界が甘い色の綿飴に包まれ、全員が手当たり次第に雲を千切って食べ始めた。

 モグモグ、シュワワ……。

「うむ! やはり美味い! ん? ……なんだこれは? 固いぞ?」

 フェンが鼻先を何かにぶつけ、不思議そうな声を上げた。
 雲が食べ進められ、次第に薄くなっていくと――その中から、「黒い何か」が姿を現したのだ。

「え……? 石?」

 マキナが小首を傾げる。
 俺は即座に警戒態勢を取り、車を停止させた。

 巨大な甘い雲の中心に隠されるようにして浮遊していたのは、縦に10メートルはあろうかという、巨大な長方形の石碑(モノリス)だった。
 表面にはびっしりと青々とした天空の苔がむしており、果てしない年月をここで過ごしてきたことが窺える。
 そして、苔の隙間からは、淡く発光する幾何学的な「古代文字」が刻まれているのが見えた。

「おいおい……。デザートの中に入ってたのが『当たりクジ』なら嬉しいが、これはどう見ても厄介事の気配がするぞ」

 俺は『真・アダマンタイトの鍬』を引き寄せ、いつでも臨戦態勢に入れるようにした。
 だが、ガリウス所長は違った。
 彼は顔中についた雲の綿飴もそのままに、サンルーフから身を乗り出し、震える手で眼鏡を押し上げながら、その石碑を凝視していた。

「こ、これは……! 間違いない、神話時代(エイジ・オブ・ミトス)の古代語だ! 天空の浮島に、こんな遺跡が残っていたとは……!」

 所長の目は、研究者としての狂喜に満ちていた。
 彼は懐から手帳と羽根ペンを取り出し、猛烈な勢いで文字を書き写し始めた。

「読めるんですか、所長?」
「少し待て! ……これは、単なる記録ではない。予言……いや、後世への『メッセージ』だ。……解読するぞ」

 ガリウス所長は、咳払いをして、荘厳な声でその古代文字を読み上げた。

『大地の澱み(よどみ)を払い、海を清めよ』
『空の怒りを鎮め、星の巡りを正せ』
『すべての穢れ(けがれ)が大地より消え去り、地上の浄化が完了せし時――』
『大いなる扉は開かれん。真の楽園(エデン)へと至る道が、再び示されるであろう』

 ……しん、と。
 風の音だけが、車内を通り抜けた。

「……真の楽園(エデン)」

 エレナ様が、祈るように手を組んでその言葉を反芻した。
 ガリウス所長は、手帳を握りしめ、感動と畏れに震えていた。

「ルークス君……。我々は、とんでもない真実に触れてしまったのかもしれないぞ。これは、世界を救うための啓示だ!」
「啓示、ですか?」
「そうだ! 考えてもみろ! 君はリーフ村周辺の荒れた大地を『聖大根』で浄化し、深海の『深淵の主』という穢れを討ち払って海を清めた! 君がこれまで行ってきた『農業』という名の活動は、まさにこの石碑が示す『世界の浄化』そのものだったのだ!」

 ガリウス所長が、興奮のあまりツバを飛ばしながら力説する。

「ただの農民だと思っていた君の行動は、運命に導かれていたのだ! このまま世界中の穢れを浄化し続ければ、我々は神話に伝わる『真の楽園(エデン)』に辿り着けるかもしれない! これは、世界を救う壮大な使命だ!」

 所長の熱弁に、エレナ様もマリアさんも、そしてフェンでさえも「おおお……!」と感嘆の声を上げ、俺を尊敬のまなざしで見つめてきた。
 救世主。運命の導き手。世界の浄化者。
 そんな重すぎる称号が、俺の肩にのしかかってこようとしていた。

 ……だが。

「……なるほどな」

 俺は腕を組み、その巨大なモノリスを見上げて、ニヤリと笑った。

「真の楽園(エデン)……つまり、究極の環境が整った『最高の農地』があるってことだな」

「…………はい?」

 ガリウス所長の熱弁が、ピタリと止まった。

「いや、考えてもみてくださいよ。大地を清め、海を清める。それはつまり、土壌改良と水質改善です。それを世界規模でやった先に待っている『楽園』。……どう考えても、どんな野菜でも最高品質で育つ、夢のようなスーパー農場のことじゃないですか」

 俺は興奮を隠しきれず、鍬の柄をポンポンと叩いた。

「もしそこに、まだ見ぬ神話級の種が眠っていたら? 世界で一番美味い果物が自生していたら? ……最高だ。やる気が出てきたぞ! 世界の浄化? 大いに結構! 俺の『絶対耕作』で、この星を丸ごと極上の畑にしてやる!」

 俺のブレない、あまりにもブレない「農民(兼・食いしん坊)」としての解釈に、車内は再び静まり返った。

「……コイツ、本当にどこまでも農民だな。スケールがでかいのか小さいのか分からんわ」
「ルークス様らしいですわね。ふふっ」

 フェンが呆れたようにため息をつき、エレナ様がくすくすと笑う。
 ガリウス所長は「せ、せっかくの神話的ロマンが……土の匂いになってしまった……」と頭を抱えていたが、まあいい。
 目的は違えど、やることは同じだ。
 美味しいものを食べるため、俺は世界を耕すのだ。

「よし! デザートも食ったし、とんでもないお宝情報もゲットした! そろそろ帰ろうぜ、みんなが待つ俺たちの畑(村)へ!」

 俺の号令で、全員が定位置に戻る。
 キャンピングカーはゆっくりと旋回し、天空の浮島に別れを告げ、遥か眼下の大地を目指して降下を始めた。

 ◇

 その日の夜。
 リーフ村の広場は、これまでにないほどの大熱狂に包まれていた。

 海から持ち帰った『黄金マグロ』の宴が一段落したところに、空から帰還した俺たちが、更なる「未知の食材」をぶちまけたからだ。

「おおおっ!? なんだこのトウモロコシは! 一粒が宝石みたいに光ってやがる!」
「うめぇぇぇ! 醤油を塗って焼いたら、甘みと香ばしさが半端じゃねえ!」

 天空トウモロコシの焦がし醤油焼きが大ヒットし、村の男たちがビール片手に貪り食っている。

「ほら、お前たち、順番よ! 押さないの!」

 マリアさんが、アイテムボックスの『魔法の空き瓶』にギッチリと詰め込んで持ち帰ってきた『雲の綿飴』を、子供たちに配っている。
 ピンク、黄色、緑。色とりどりの雲を手にした子供たちは、それを口に入れた瞬間に目を丸くし、「しゅわしゅわするー!」「あまーい!」と大喜びで飛び跳ねていた。
 そんな村人たちの笑顔を見ていると、長かった空の旅の疲れも、どこかへ吹き飛んでしまう。

「ルークス様、本当にありがとうございます。村の皆が、こんなに笑顔で……」

 ハンス村長が、涙ぐみながら頭を下げてくる。
 俺は「俺が食いたかっただけですよ」と笑って返した。

 宴の喧騒から少し離れた、屋敷の縁側。
 俺は一人、ゴードンが磨き上げてくれた『真・アダマンタイトの鍬』を手入れしながら、夜空を見上げていた。
 数時間前まで、あの星の近くにいたのだと思うと、なんだか不思議な気分だ。

「……大地の澱みを払い、海を清めよ、か」

 モノリスに刻まれていた言葉を反芻する。
 真の楽園(エデン)。
 それが比喩なのか、本当に存在する場所なのかは分からない。
 だが、確実に言えることが一つある。

「……どんな美味いものが埋まってるのか、全部耕して確かめてやるさ」

 俺は不敵に笑い、鍬を肩に担ぎ直した。
 陸を耕し、海を浄化し、空の味覚を知った。
 だが、俺の「食欲」と「農民としての探求心」は、まだ満たされてはいない。
 世界には、俺の知らない極上の土と、至高の食材がまだまだ眠っているはずだ。

 夜空に輝く満天の星々が、次なる冒険へと俺を誘っているように見えた。
 最強農民のポイ活スローライフ。
 その壮大な「世界浄化(農地開拓)」の旅は、ここからが本当の始まりだ。

【読者へのメッセージ】
第二百七十話、天空編のエピローグはいかがでしたでしょうか。
雲の綿飴のシュワシュワ感と天然果汁の甘み……オムレツの後のデザートとして、極上のシズル感を目指しました。
そして現れた古代遺跡のモノリス。本来なら「世界を救う勇者」のシリアスな展開になるところですが、ルークスにかかれば「究極のスーパー農場(エデン)探し」になってしまうのが本作の持ち味です。
村での大宴会も無事に終わり、陸・海・空と制覇したルークスの「世界浄化(農地開拓)」の旅は、次なるスケールへと発展していきます!
次はどんな「究極の食材」と「ポイントの使い道」が待っているのか?
新章「世界の浄化編」も、ぜひご期待ください! ブックマークと評価もよろしくお願いいたします!
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