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第二章:帝国の滅亡
十六話:創世の救主VS皇帝
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「ぐぁっ」
「ギャアアア!」
「ヒィィ!」
道を塞ぐ兵士を次々と薙ぎ払っていく。
「ブプッ、フッハハ……ハハハハハッ!」
途中から、腕を振る度に飛び散る肉片と悲鳴がまるで傑作の大喜利のように聞こえてきて、心底から笑いが込み上げてくる。
お題『こんな死に方は嫌だ、どんな死に方?』
回答『やめっ――ブェッ――逃げボベッ――ヒギィィ――ウワアァァ――』
「ハッハッハッハッ! ハーッハッハッハッハッハッ!」
回答者が少なくなってきたところで、フッと丘の上に視線を送ると、大男の姿が消えていた。
いったいどこへ――
ドッ――ザグッ!
驚いたことに、ギリギリ視界の端へ捉えて咄嗟に剣を受けた左腕の肉に、刃がザックリ食い込んできた。
逆にブチ折ってやるつもりだったのに、アテが外れて何とも腹立たしい。
っつーか人に向けて剣を振りおろすなんて、コイツどうかしてるんじゃないのか?
俺は早くセルフィのことを殺したいんだよ。邪魔するんじゃねえ。
「……余の神剣グリフェルによる一撃を受けて飛ばぬとは、ふざけた腕だな」
「死ね」
斬られた腕で剣を振り払いつつ右拳で腹を殴りつける――
「ゥラア!」
「ヌゥッ?!」
が、金属とは違う、重い粘土を殴ったような奇妙な感触で鎧全体に衝撃が吸収拡散されてしまい、思ったよりも吹き飛ばせなかった。
「あれ、生きてる?」
「グッ……静金属製の鎧を着ていてなおこの衝撃とは……凄まじいな。貴様、まさか創世の救主か?」
「早く死ね」
「意思疎通は叶わぬか――ならば闘争で語ろうぞ!!」
ギキンッ――ギャリンッ――ボヒュッ――ボボッボンッドバッ――パラパラ……
さっさと終わらせようとスローモーション状態に移行したのにも関わらず、大男はこちらの動きに上手く対応してくる。
こちらが殴れば剣で防御し、蹴れば躱し……反撃こそないものの、決め手に欠ける攻防がしばらく続く。
空振った際の風圧で周囲の地形が削られていき、どんどんデコボコになって、終いにはつまずきそうになってしまう。
あー、めんどくせ……ほらぁ、セルフィだって早く殺してほしいなーって顔で退屈してんじゃーん。
早く死ねよーおいーなー、早く死ねってー、ほらー、死ねよー、ホラホラー、ホラホラホラー、ホラホラホラホラホラ――
ボッボッ――ボボッボッボッ――ボボボボボッ――
もはや一発ずつ殴るのもめんどくさくなり、腕が疲れる限界まで適当に殴りまくっていると、だんだん当たるようになっていく。
「ぬっ、ぐっがっ――ぐぬぁっアガアアッガガガガガアアアアアッッ!!」
キンッガンッ――ガガンッガンッドンッ――ドドドドドッ――グシャァ!
面白くなってさらに乱打していると、そのうち鎧が弾け飛びはじめ、剣はベゴベゴに折れ曲がり、大男の左腕の肘から先を吹き飛ばし、最後に放った渾身の蹴りが両足の膝を砕き、遂に大男を地面に転がすことに成功した。
やっと終わった。
「このディモズに土をつけるとは……貴様、いったい……」
「はい、しゅーりょー」
口惜しそうにこちらを見上げる大男――こいつがディモズだったのか、どうでもいいけど――の顔を……踏み潰したと思ったのだが、そこに頭は無く、空振った足で子供のように地団駄を踏んで地面に新たなクレーターを作ってしまう。
「は?」
何が起きたのか分からず首を巡らせると、いつの間に……というよりどこにそんな力が残っていたのか、十数メートル離れたところで膝をつき、見る影もない剣の腹を額にあてて何やらブツブツ言っているディモズの姿を発見した。
「命じる。グリフェルよ、真なる力を解放し余をとこしえの存在へと成さしめよ」
「……?」
おっさん並みに地声がでかいせいでここでも十分に聞き取れるが、内容は理解できなかった。
とにかくこの戦いを早く終わらせたくて、全力でディモズに向けて跳躍する。
「――神装解放」
ボゴンッ!
「ィヂッ!」
一瞬、剣から眩い光が放たれたかと思えば、次の瞬間には弾き飛ばされていた。
鼻がジンジンと痛むため恐らく殴られたのだろうということは分かるが、光に目がくらんだのもあって、動きがまったく見えなかった。
「はぁ……」
本当にめんどくさい。早く死ねばいいのに、クソッ。
徐々に目が治っていくにつれあらわになるディモズの姿は、先ほど殴り散らした黒い鎧を着た大男とは異なる……角張ったデザインの奇抜な鎧――というよりFPSゲーに良く出てくる強化外骨格に近いか――に顔を含め全身を包まれた、まったくの別モノになっていた。
「神装ヲ解放シタノハコレガ初メテダガ……フム、素晴ラシイモノダナ」
機械でリアルタイムに変調しているかのような、音程の狂った声でディモズが自画自賛する。
というか、吹き飛ばしたはずの左腕が元通りになっているのはまだいいが、粉砕したはずの膝までしっかりとその巨体を支えているのに気づいてうんざりする。
やっぱコイツ後回しにして先にセルフィ殺したほうが良かったなぁ……長引きそう……。
「サテ、チカラノ調整ガマダ上手ク出来ヌデナ――スグニ終ワッテクレルナヨ」
「あーもー! すぐに殺してやるよッ!」
ゴガッ! ガゴゴゴッ! ゴンッ――ボゴォッドゴォッ――
拳と拳が、蹴りと蹴りがぶつかり合うたび発生する球体状の衝撃波が、周囲を削り取っていく。
ギエエエ――退却だッ退却しろーッ――ウギャァァ――に、逃げろおお――
俺とディモズによってもたらされる死の嵐は暫く荒れ狂い、気が付けば広場から兵が消えていた。
「フー……」
正直なところ、さっきからスローモーションが途切れた瞬間すぐに再開するという無茶を繰り返しているため、半端ではない疲労感も手伝って、早く終わらせたくてしかたがないのだが……ディモズにその気はサラサラ無いようで
「フッハッハハ、神装ノ最大出力デ互角トハ――コンナニモ楽シメル戦ハ初メテダゾッ!」
「いいから早く死ねって」
「ソウイウナッ! 貴様ニハ余ヲ楽シマセル義務ガ有ル!」
などと勝手なことをのたまう自己中と、その後も……いったい何合打ちあったのか。
勝負は突然、アッサリと決まった。
ズッ――ブヂュッ!
「あー、なるほど。こうやれば殺せたのね」
「ガッ……カカッ……」
首の後ろにわずかに空いた隙間に気付き、殴るフリをして指を滑り込ませる。
すると、意外なまでにすんなりと頭蓋と頸椎の境へ入っていき、生温い肉とゴリゴリした骨の触感が心地よく伝わってくる。
「ミ、見事ダ……貴様トノ闘イ、楽シカッタゾ……」
「おつかれさん」
後ろへ回ってもう片方の手も突っ込み、引き裂くようにして一気に力を入れると、スイカ割りでもしたかのように、辺り一面が血と頭蓋と脳漿で赤く染まった。
「おまたせ。いま殺してあげるからね」
お待ちかねのセルフィのもとへ駆け寄ると、先ほどディモズの腕に取り縋っていた女性……肩にかかる美しい黒髪と、メリシアに勝るとも劣らない美巨乳が目を引く美女が、セルフィを庇うように立ち塞がっておもむろにブラウスをめくり上げた。
「救主様、お手を煩わせまして申し訳ございませんでした」
向こう側が透けて見えそうなほどの透明感をもった白い肌で覆われた肢体と、圧倒的なモッチリ肉感で思考や理性の全てを吸引していく全巨乳党待望の美巨乳が、突然目の前に姿をあらわす。
「お詫びとしては不足かと思いますが、お気に召しましたらこれで溜飲をお下げ頂ければ幸いに存じます」
「……えっ」
不意打ち過ぎて何が何だか分からない。
俺は今なにを見ているんだ?
俺は今なにをしているんだ?
俺はこれから何をするんだ?
「本当に、ボクなんかで恐縮至極ではございますが、なにとぞ遠慮なくお好きになさってください」
呆気に取られて脱力している腕を引っ張られ、手のひらを胸へとゆっくり押し付けられる。
フニュゥ……
「お加減はいかがですか?」
なんのお加減でしょうか?
触感なら、ただ柔らかいだけじゃなくて適度な反発もあって最高だと思います。
「ボクはこの隠れ里の長でセルフィの妹、ファフミルと申します。我々を救ってくださった救主様、これからはあなたの為に生き、あなたの為に死なせてください」
プニュッ――ムニニュッ――プルッタポッ――
俺の手を器用に動かして自分の美巨乳を好き勝手させながら、自己紹介と求愛(?)をしてきた謎の天使を前に、あまりの状況の変化と興奮のせいか、急速に意識が遠のいていってしまう。
まだ……もうちょっと触っ……。
「ギャアアア!」
「ヒィィ!」
道を塞ぐ兵士を次々と薙ぎ払っていく。
「ブプッ、フッハハ……ハハハハハッ!」
途中から、腕を振る度に飛び散る肉片と悲鳴がまるで傑作の大喜利のように聞こえてきて、心底から笑いが込み上げてくる。
お題『こんな死に方は嫌だ、どんな死に方?』
回答『やめっ――ブェッ――逃げボベッ――ヒギィィ――ウワアァァ――』
「ハッハッハッハッ! ハーッハッハッハッハッハッ!」
回答者が少なくなってきたところで、フッと丘の上に視線を送ると、大男の姿が消えていた。
いったいどこへ――
ドッ――ザグッ!
驚いたことに、ギリギリ視界の端へ捉えて咄嗟に剣を受けた左腕の肉に、刃がザックリ食い込んできた。
逆にブチ折ってやるつもりだったのに、アテが外れて何とも腹立たしい。
っつーか人に向けて剣を振りおろすなんて、コイツどうかしてるんじゃないのか?
俺は早くセルフィのことを殺したいんだよ。邪魔するんじゃねえ。
「……余の神剣グリフェルによる一撃を受けて飛ばぬとは、ふざけた腕だな」
「死ね」
斬られた腕で剣を振り払いつつ右拳で腹を殴りつける――
「ゥラア!」
「ヌゥッ?!」
が、金属とは違う、重い粘土を殴ったような奇妙な感触で鎧全体に衝撃が吸収拡散されてしまい、思ったよりも吹き飛ばせなかった。
「あれ、生きてる?」
「グッ……静金属製の鎧を着ていてなおこの衝撃とは……凄まじいな。貴様、まさか創世の救主か?」
「早く死ね」
「意思疎通は叶わぬか――ならば闘争で語ろうぞ!!」
ギキンッ――ギャリンッ――ボヒュッ――ボボッボンッドバッ――パラパラ……
さっさと終わらせようとスローモーション状態に移行したのにも関わらず、大男はこちらの動きに上手く対応してくる。
こちらが殴れば剣で防御し、蹴れば躱し……反撃こそないものの、決め手に欠ける攻防がしばらく続く。
空振った際の風圧で周囲の地形が削られていき、どんどんデコボコになって、終いにはつまずきそうになってしまう。
あー、めんどくせ……ほらぁ、セルフィだって早く殺してほしいなーって顔で退屈してんじゃーん。
早く死ねよーおいーなー、早く死ねってー、ほらー、死ねよー、ホラホラー、ホラホラホラー、ホラホラホラホラホラ――
ボッボッ――ボボッボッボッ――ボボボボボッ――
もはや一発ずつ殴るのもめんどくさくなり、腕が疲れる限界まで適当に殴りまくっていると、だんだん当たるようになっていく。
「ぬっ、ぐっがっ――ぐぬぁっアガアアッガガガガガアアアアアッッ!!」
キンッガンッ――ガガンッガンッドンッ――ドドドドドッ――グシャァ!
面白くなってさらに乱打していると、そのうち鎧が弾け飛びはじめ、剣はベゴベゴに折れ曲がり、大男の左腕の肘から先を吹き飛ばし、最後に放った渾身の蹴りが両足の膝を砕き、遂に大男を地面に転がすことに成功した。
やっと終わった。
「このディモズに土をつけるとは……貴様、いったい……」
「はい、しゅーりょー」
口惜しそうにこちらを見上げる大男――こいつがディモズだったのか、どうでもいいけど――の顔を……踏み潰したと思ったのだが、そこに頭は無く、空振った足で子供のように地団駄を踏んで地面に新たなクレーターを作ってしまう。
「は?」
何が起きたのか分からず首を巡らせると、いつの間に……というよりどこにそんな力が残っていたのか、十数メートル離れたところで膝をつき、見る影もない剣の腹を額にあてて何やらブツブツ言っているディモズの姿を発見した。
「命じる。グリフェルよ、真なる力を解放し余をとこしえの存在へと成さしめよ」
「……?」
おっさん並みに地声がでかいせいでここでも十分に聞き取れるが、内容は理解できなかった。
とにかくこの戦いを早く終わらせたくて、全力でディモズに向けて跳躍する。
「――神装解放」
ボゴンッ!
「ィヂッ!」
一瞬、剣から眩い光が放たれたかと思えば、次の瞬間には弾き飛ばされていた。
鼻がジンジンと痛むため恐らく殴られたのだろうということは分かるが、光に目がくらんだのもあって、動きがまったく見えなかった。
「はぁ……」
本当にめんどくさい。早く死ねばいいのに、クソッ。
徐々に目が治っていくにつれあらわになるディモズの姿は、先ほど殴り散らした黒い鎧を着た大男とは異なる……角張ったデザインの奇抜な鎧――というよりFPSゲーに良く出てくる強化外骨格に近いか――に顔を含め全身を包まれた、まったくの別モノになっていた。
「神装ヲ解放シタノハコレガ初メテダガ……フム、素晴ラシイモノダナ」
機械でリアルタイムに変調しているかのような、音程の狂った声でディモズが自画自賛する。
というか、吹き飛ばしたはずの左腕が元通りになっているのはまだいいが、粉砕したはずの膝までしっかりとその巨体を支えているのに気づいてうんざりする。
やっぱコイツ後回しにして先にセルフィ殺したほうが良かったなぁ……長引きそう……。
「サテ、チカラノ調整ガマダ上手ク出来ヌデナ――スグニ終ワッテクレルナヨ」
「あーもー! すぐに殺してやるよッ!」
ゴガッ! ガゴゴゴッ! ゴンッ――ボゴォッドゴォッ――
拳と拳が、蹴りと蹴りがぶつかり合うたび発生する球体状の衝撃波が、周囲を削り取っていく。
ギエエエ――退却だッ退却しろーッ――ウギャァァ――に、逃げろおお――
俺とディモズによってもたらされる死の嵐は暫く荒れ狂い、気が付けば広場から兵が消えていた。
「フー……」
正直なところ、さっきからスローモーションが途切れた瞬間すぐに再開するという無茶を繰り返しているため、半端ではない疲労感も手伝って、早く終わらせたくてしかたがないのだが……ディモズにその気はサラサラ無いようで
「フッハッハハ、神装ノ最大出力デ互角トハ――コンナニモ楽シメル戦ハ初メテダゾッ!」
「いいから早く死ねって」
「ソウイウナッ! 貴様ニハ余ヲ楽シマセル義務ガ有ル!」
などと勝手なことをのたまう自己中と、その後も……いったい何合打ちあったのか。
勝負は突然、アッサリと決まった。
ズッ――ブヂュッ!
「あー、なるほど。こうやれば殺せたのね」
「ガッ……カカッ……」
首の後ろにわずかに空いた隙間に気付き、殴るフリをして指を滑り込ませる。
すると、意外なまでにすんなりと頭蓋と頸椎の境へ入っていき、生温い肉とゴリゴリした骨の触感が心地よく伝わってくる。
「ミ、見事ダ……貴様トノ闘イ、楽シカッタゾ……」
「おつかれさん」
後ろへ回ってもう片方の手も突っ込み、引き裂くようにして一気に力を入れると、スイカ割りでもしたかのように、辺り一面が血と頭蓋と脳漿で赤く染まった。
「おまたせ。いま殺してあげるからね」
お待ちかねのセルフィのもとへ駆け寄ると、先ほどディモズの腕に取り縋っていた女性……肩にかかる美しい黒髪と、メリシアに勝るとも劣らない美巨乳が目を引く美女が、セルフィを庇うように立ち塞がっておもむろにブラウスをめくり上げた。
「救主様、お手を煩わせまして申し訳ございませんでした」
向こう側が透けて見えそうなほどの透明感をもった白い肌で覆われた肢体と、圧倒的なモッチリ肉感で思考や理性の全てを吸引していく全巨乳党待望の美巨乳が、突然目の前に姿をあらわす。
「お詫びとしては不足かと思いますが、お気に召しましたらこれで溜飲をお下げ頂ければ幸いに存じます」
「……えっ」
不意打ち過ぎて何が何だか分からない。
俺は今なにを見ているんだ?
俺は今なにをしているんだ?
俺はこれから何をするんだ?
「本当に、ボクなんかで恐縮至極ではございますが、なにとぞ遠慮なくお好きになさってください」
呆気に取られて脱力している腕を引っ張られ、手のひらを胸へとゆっくり押し付けられる。
フニュゥ……
「お加減はいかがですか?」
なんのお加減でしょうか?
触感なら、ただ柔らかいだけじゃなくて適度な反発もあって最高だと思います。
「ボクはこの隠れ里の長でセルフィの妹、ファフミルと申します。我々を救ってくださった救主様、これからはあなたの為に生き、あなたの為に死なせてください」
プニュッ――ムニニュッ――プルッタポッ――
俺の手を器用に動かして自分の美巨乳を好き勝手させながら、自己紹介と求愛(?)をしてきた謎の天使を前に、あまりの状況の変化と興奮のせいか、急速に意識が遠のいていってしまう。
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