26 / 67
11.初めての…… ※ ①
しおりを挟む
二日目から小さな旅行鞄を持ってバルセロナとグラナダを観光して回ることにして、おじいちゃんおばあちゃんと一旦別れた。
今日は鮮やかなタンジェリンオレンジのVネックワンピースに黒のカーディガンを羽織り、チャンキーヒールの赤いサンダルを履くことにした。
千颯くんは白のTシャツにネイビーのシャツを重ね着して、ボトムは黒のクロップドパンツ。足元は買ったばかりのブラウンのコンフォートサンダルを履いている。
初日に訪れたバルセロナでは、サグラダファミリアやカサ・バトリョなどの観光名所を回ってたくさん写真を撮りまくった。
「いやぁ、一日歩いたね」
「さすがにくたびれたね」
夕食も食べ終えてホテルに着くなりベッドに寝転んでダラダラすると、お風呂に入るのも面倒くさいねとお互いに苦笑する。
「写真たくさん撮ったよね」
「見る?」
寝転んだまま寝返りを打つと、スマホを取り出して今日撮影した写真を眺める。
(慎次郎と付き合っていた頃は、どこかに出かけても写真なんて撮らなかったな)
スマホの画面を横から覗き込んで、写りが変だとか一喜一憂している千颯くんを見ていると、恋人がいるってこんなに楽しいことなんだと思えてくる。
「どした?」
「いや、今までこんなに楽しかったことないなって」
「それ誰と比べてんの」
「違う違う。相対的にね、友だちとの旅行でもこんなに写真撮ったりしなかったし」
「嘘はダメ。前の男とって、顔に書いてある」
「ちょ、ちぃちゃん」
ガバッと抱き締められてスマホを取り上げられると、整った顔が近付いてきて無遠慮にキスされる。
「んっ……ふぅ」
突然の甘いキスに、鼻から甘ったるい息が漏れる。
「誰が恋人なのか分からせないとダメみたいだね」
「ちぃちゃん……」
うっとりするほど艶めいた甘い雰囲気に、たった一度キスをしただけなのに劣情を煽られる。
「そんな顔して、早く抱いて欲しいって言われてるみたいだ」
「だって」
「分かってるよ」
呟いてまたキスをすると、ワンピースの上から千颯くんの大きな手が私の胸に触れる。
「んっ」
布越しにやわやわと乳房を揉みしだかれ、手のひらの熱さを感じていると、キスしていた唇が離れて千颯くんの熱っぽい視線が私を射貫く。
「直接触りたい」
「……うん」
ゆっくりと体を起こしてカーディガンを脱ぐと、ワンピースの背中のファスナーを下ろして肩口から腕を引き抜き、ワンピースを腰元まで下ろす。
同じようにTシャツを脱いで上半身が裸になった千颯くんは、体を鍛えているのか、彫刻のように引き締まったラインにドキッとさせられる。
「シワになるから、全部脱いじゃおうね」
ベッドに仰向けに寝かされると、腰元でクシャッとなっていたワンピースを足元に引き抜かれ、ベアトップとショーツだけの恥ずかしい姿にさせられる。
「綺麗だね、涼葉」
指先が肌の上を滑り、首筋を意味深に撫でられると、千颯くんの指がベアトップにかかり、お腹から捲り上げるようにあっさりと脱がされてしまう。
「凄く綺麗だ」
「ゃあん」
大きな手のひらが外側から乳房を掬うように内側へ揉み上げ、伸ばした人差し指と親指がグリグリとおとなしい乳首を刺激する。
「可愛いね。硬くなってきた」
クスッと笑ったかと思うと、千颯くんの唇が迫ってきて、勃ち上がった乳首を甘噛みされて、硬くした舌先が容赦なく尖端を舐る。
「あぁっ、ん……んん」
「涼葉は声も可愛いね」
いつもはスズって呼ぶくせに、こんな時だけズルい。
手のひらで力強く揉まれたかと思うと、しっとり濡れた舌先がグッと押し込まれて乳首を刺激される。
「ぃやん、ん……んん」
「すげえ柔らかくてマシュマロみたい」
千颯くんが手に力を込める度に、ふにゅっと乳房が形を変える。
たぷたぷと揺らしてみたり、時折揶揄うように唇を寄せては乳首を噛んで舌先で刺激されると、もどかしい疼痛に腰が揺れる。
「そっちも触って欲しい?」
「……ん」
「照れてんの凄く可愛い」
千颯くんは乳房を弄びながら片手を滑らせると、その手でおへそ周りや脇腹を緩やかに撫でられて肌が粟立つ。
そして千颯くんの手がショーツにかかると、クロッチ部分を指先がかすめ、大きくビクッと腰が震える。
「ちょっと触っただけなのに、感じすぎじゃない?」
「触り方がエッチなんだもん。あ、ぅう」
「男はみんなエッチだよ」
乳房にしゃぶりつきながら、ショーツ越しに千颯くんの手が恥丘に触れると、既に潤ったそこがくちゅんとはしたない水音を立てる。
「あれ? もう濡れてる」
「ちがっ……んっ」
ショーツの中に指が入り込んで、しっとりした秘唇に指が触れて蜜口の上を擦る。
「凄く濡れてる。こんなに感じてくれてたんだ」
「もお、ちぃちゃん……」
「ヤバい。すげえ可愛い」
ギュッとハグされてキスされると、千颯くんはベッドの足元に移動して私のショーツに手をかけた。
「これも脱いじゃおうね」
ベッドの上で一糸纏わぬ姿にされると、恥ずかしくてどうにかなってしまいそうだ。それなのに千颯くんは艶めいた甘い視線で私を舐め回すように見つめてくる。
「どんだけ濡れてるかちゃんと確かめないとね」
「やっ」
千颯くんは私の足の間に入り込んで、私の足を大きく広げさせ、膝の裏から内腿を緩やかに撫でていく。
そして徐々に顔を近付けて、柔い部分にキスをしながら、蜜で潤んだ場所に顔を埋めた。
「やめ……ダメッ、お風呂入ってない」
「涼葉の匂いが濃い。凄く甘い香りがする」
「ヤダぁ」
足を閉じようとするのに、力強い手に阻まれてそれができないで身を捩る。
じゅっと蜜を啜るような音がして、膨れた淫芽をペロリと舌先で舐られると、一気に電流が流れたみたいに体が震える。
「やぅ……んんっ」
「気持ちいいね。凄い濡れてきた」
そんなところで喋らないで欲しいのに、千颯くんは指も使って蜜壺を刺激し始めた。
じゅぶっと指先を呑み込むと、蜜を纏った指が浅瀬を行き来してくちゅくちゅと中を掻き混ぜる音がする。
堪らず隘路をギュッと締め付けると、千颯くんが可笑しそうに喉を鳴らす。
狭まった隘路をこじ開けるように、奥に挿し込まれた二本の指が厭らしく蠢くと、千颯くんの舌が淫芽を舐ってワナワナと腰が震える。
今日は鮮やかなタンジェリンオレンジのVネックワンピースに黒のカーディガンを羽織り、チャンキーヒールの赤いサンダルを履くことにした。
千颯くんは白のTシャツにネイビーのシャツを重ね着して、ボトムは黒のクロップドパンツ。足元は買ったばかりのブラウンのコンフォートサンダルを履いている。
初日に訪れたバルセロナでは、サグラダファミリアやカサ・バトリョなどの観光名所を回ってたくさん写真を撮りまくった。
「いやぁ、一日歩いたね」
「さすがにくたびれたね」
夕食も食べ終えてホテルに着くなりベッドに寝転んでダラダラすると、お風呂に入るのも面倒くさいねとお互いに苦笑する。
「写真たくさん撮ったよね」
「見る?」
寝転んだまま寝返りを打つと、スマホを取り出して今日撮影した写真を眺める。
(慎次郎と付き合っていた頃は、どこかに出かけても写真なんて撮らなかったな)
スマホの画面を横から覗き込んで、写りが変だとか一喜一憂している千颯くんを見ていると、恋人がいるってこんなに楽しいことなんだと思えてくる。
「どした?」
「いや、今までこんなに楽しかったことないなって」
「それ誰と比べてんの」
「違う違う。相対的にね、友だちとの旅行でもこんなに写真撮ったりしなかったし」
「嘘はダメ。前の男とって、顔に書いてある」
「ちょ、ちぃちゃん」
ガバッと抱き締められてスマホを取り上げられると、整った顔が近付いてきて無遠慮にキスされる。
「んっ……ふぅ」
突然の甘いキスに、鼻から甘ったるい息が漏れる。
「誰が恋人なのか分からせないとダメみたいだね」
「ちぃちゃん……」
うっとりするほど艶めいた甘い雰囲気に、たった一度キスをしただけなのに劣情を煽られる。
「そんな顔して、早く抱いて欲しいって言われてるみたいだ」
「だって」
「分かってるよ」
呟いてまたキスをすると、ワンピースの上から千颯くんの大きな手が私の胸に触れる。
「んっ」
布越しにやわやわと乳房を揉みしだかれ、手のひらの熱さを感じていると、キスしていた唇が離れて千颯くんの熱っぽい視線が私を射貫く。
「直接触りたい」
「……うん」
ゆっくりと体を起こしてカーディガンを脱ぐと、ワンピースの背中のファスナーを下ろして肩口から腕を引き抜き、ワンピースを腰元まで下ろす。
同じようにTシャツを脱いで上半身が裸になった千颯くんは、体を鍛えているのか、彫刻のように引き締まったラインにドキッとさせられる。
「シワになるから、全部脱いじゃおうね」
ベッドに仰向けに寝かされると、腰元でクシャッとなっていたワンピースを足元に引き抜かれ、ベアトップとショーツだけの恥ずかしい姿にさせられる。
「綺麗だね、涼葉」
指先が肌の上を滑り、首筋を意味深に撫でられると、千颯くんの指がベアトップにかかり、お腹から捲り上げるようにあっさりと脱がされてしまう。
「凄く綺麗だ」
「ゃあん」
大きな手のひらが外側から乳房を掬うように内側へ揉み上げ、伸ばした人差し指と親指がグリグリとおとなしい乳首を刺激する。
「可愛いね。硬くなってきた」
クスッと笑ったかと思うと、千颯くんの唇が迫ってきて、勃ち上がった乳首を甘噛みされて、硬くした舌先が容赦なく尖端を舐る。
「あぁっ、ん……んん」
「涼葉は声も可愛いね」
いつもはスズって呼ぶくせに、こんな時だけズルい。
手のひらで力強く揉まれたかと思うと、しっとり濡れた舌先がグッと押し込まれて乳首を刺激される。
「ぃやん、ん……んん」
「すげえ柔らかくてマシュマロみたい」
千颯くんが手に力を込める度に、ふにゅっと乳房が形を変える。
たぷたぷと揺らしてみたり、時折揶揄うように唇を寄せては乳首を噛んで舌先で刺激されると、もどかしい疼痛に腰が揺れる。
「そっちも触って欲しい?」
「……ん」
「照れてんの凄く可愛い」
千颯くんは乳房を弄びながら片手を滑らせると、その手でおへそ周りや脇腹を緩やかに撫でられて肌が粟立つ。
そして千颯くんの手がショーツにかかると、クロッチ部分を指先がかすめ、大きくビクッと腰が震える。
「ちょっと触っただけなのに、感じすぎじゃない?」
「触り方がエッチなんだもん。あ、ぅう」
「男はみんなエッチだよ」
乳房にしゃぶりつきながら、ショーツ越しに千颯くんの手が恥丘に触れると、既に潤ったそこがくちゅんとはしたない水音を立てる。
「あれ? もう濡れてる」
「ちがっ……んっ」
ショーツの中に指が入り込んで、しっとりした秘唇に指が触れて蜜口の上を擦る。
「凄く濡れてる。こんなに感じてくれてたんだ」
「もお、ちぃちゃん……」
「ヤバい。すげえ可愛い」
ギュッとハグされてキスされると、千颯くんはベッドの足元に移動して私のショーツに手をかけた。
「これも脱いじゃおうね」
ベッドの上で一糸纏わぬ姿にされると、恥ずかしくてどうにかなってしまいそうだ。それなのに千颯くんは艶めいた甘い視線で私を舐め回すように見つめてくる。
「どんだけ濡れてるかちゃんと確かめないとね」
「やっ」
千颯くんは私の足の間に入り込んで、私の足を大きく広げさせ、膝の裏から内腿を緩やかに撫でていく。
そして徐々に顔を近付けて、柔い部分にキスをしながら、蜜で潤んだ場所に顔を埋めた。
「やめ……ダメッ、お風呂入ってない」
「涼葉の匂いが濃い。凄く甘い香りがする」
「ヤダぁ」
足を閉じようとするのに、力強い手に阻まれてそれができないで身を捩る。
じゅっと蜜を啜るような音がして、膨れた淫芽をペロリと舌先で舐られると、一気に電流が流れたみたいに体が震える。
「やぅ……んんっ」
「気持ちいいね。凄い濡れてきた」
そんなところで喋らないで欲しいのに、千颯くんは指も使って蜜壺を刺激し始めた。
じゅぶっと指先を呑み込むと、蜜を纏った指が浅瀬を行き来してくちゅくちゅと中を掻き混ぜる音がする。
堪らず隘路をギュッと締め付けると、千颯くんが可笑しそうに喉を鳴らす。
狭まった隘路をこじ開けるように、奥に挿し込まれた二本の指が厭らしく蠢くと、千颯くんの舌が淫芽を舐ってワナワナと腰が震える。
4
あなたにおすすめの小説
地味系秘書と氷の副社長は今日も仲良くバトルしてます!
楓乃めーぷる
恋愛
見た目はどこにでもいそうな地味系女子の小鳥風音(おどりかざね)が、ようやく就職した会社で何故か社長秘書に大抜擢されてしまう。
秘書検定も持っていない自分がどうしてそんなことに……。
呼び出された社長室では、明るいイケメンチャラ男な御曹司の社長と、ニコリともしない銀縁眼鏡の副社長が風音を待ち構えていた――
地味系女子が色々巻き込まれながら、イケメンと美形とぶつかって仲良くなっていく王道ラブコメなお話になっていく予定です。
ちょっとだけ三角関係もあるかも?
・表紙はかんたん表紙メーカーで作成しています。
・毎日11時に投稿予定です。
・勢いで書いてます。誤字脱字等チェックしてますが、不備があるかもしれません。
・公開済のお話も加筆訂正する場合があります。
優しい雨が降る夜は
葉月 まい
恋愛
浮世離れした地味子 × 外資系ITコンサルのエリートイケメン
無自覚にモテる地味子に
余裕もなく翻弄されるイケメン
二人の恋は一筋縄ではいかなくて……
雨降る夜に心に届いた
優しい恋の物語
⟡☾·̩͙⋆☔┈┈┈ 登場人物 ┈┈┈ ☔⋆·̩͙☽⟡
風間 美月(24歳)……コミュニティセンター勤務・地味でお堅い性格
雨宮 優吾(28歳)……外資系ITコンサルティング会社勤務のエリートイケメン
完結【強引な略奪婚】冷徹な次期帝は、婚姻間近の姫を夜ごと甘く溶かす
小木楓
恋愛
完結しました✨
タグ&あらすじ変更しました。
略奪された大納言家の香子を待っていたのは、冷徹な次期帝による「狂愛」という名の支配でした。
「泣け、香子。お前をこれほど乱せるのは、世界で私だけだ」
「お前はまだ誰のものでもないな? ならば、私のものだ」
大納言家の姫・香子には、心通わせる穏やかな婚約者がいた。
しかし、そのささやかな幸福は、冷徹と噂される次期帝・彰仁(あきひと)に見初められたことで一変する。
強引な勅命により略奪され、後宮という名の檻に閉じ込められた香子。
夜ごとの契りで身体を繋がれ、元婚約者への想いすら「不義」として塗り潰されていく。
恐怖に震える香子だったが、閉ざされた寝所で待っていたのは、想像を絶するほど重く、激しい寵愛で……?
「痛くはしない。……お前が私のことしか考えられなくなるまで、何度でも教え込もう」
逃げ場のない愛に心が絡め取られていく中、彰仁は香子を守るため、「ある残酷な嘘」を用いて彼女を試す。
それは、愛するがゆえに彼女を嫉妬と絶望で壊し、「帝なしでは息もできない」状態へ作り変えるための、狂気じみた遊戯だった。
「一生、私の腕の中で溺れていろ」
守るために壊し、愛するために縛る。
冷酷な仮面の下に隠された、
一途で異常な執着を知った時、香子の心もまた甘い猛毒に溶かされていく――。
★最後は極上のハッピーエンドです。
※AI画像を使用しています。
禁断溺愛
流月るる
恋愛
親同士の結婚により、中学三年生の時に湯浅製薬の御曹司・巧と義兄妹になった真尋。新しい家族と一緒に暮らし始めた彼女は、義兄から独占欲を滲ませた態度を取られるようになる。そんな義兄の様子に、真尋の心は揺れ続けて月日は流れ――真尋は、就職を区切りに彼への想いを断ち切るため、義父との養子縁組を解消し、ひっそりと実家を出た。しかし、ほどなくして海外赴任から戻った巧に、その事実を知られてしまう。当然のごとく義兄は大激怒で真尋のマンションに押しかけ、「赤の他人になったのなら、もう遠慮する必要はないな」と、甘く淫らに懐柔してきて……? 切なくて心が甘く疼く大人のエターナル・ラブ。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる