64 / 80
22-① ※
しおりを挟む
なんだか随分と久しぶりに感じる自宅に帰宅すると、最初の宣言通り響騎さんを放置して掃除や洗濯でバタバタと部屋の中を歩き回る。
「風呂掃除は?」
「後でやりますよ」
「じゃあ俺がしてくるよ」
「え、良いですよ」
「いや。どうせ暇だし、急に泊めろって言ったの俺だから」
「そうですか? じゃあ、お願いします」
洗面所の下に入れてある掃除道具を渡すと、妙に張り切っている響騎さんにお風呂掃除を任せ、洗い終わったシーツや溜まっていた洗濯物を夜干しになるけどベランダに干していく。
「シーツ張り替えないと」
クローゼットを開けて換えのシーツを取り出すと、掛け布団を避けてベッドメイクを整え、掛け布団のシーツも新しくする。
冷房を入れているのに、動き回ったせいでじっとりと汗が滲み、そういえばお風呂掃除はどうなったのかとバスルームを覗く。
ちょうどタイミングよく洗い終わったのか、ジャケットを脱いでワイシャツを腕まくりした響騎さんも少し汗をかいている。
「せっかくだからお湯貯めてる」
「ありがとうございます」
「じゃあ、一緒に入るか」
「いや、狭いから無理ですよ」
「狭いから良いんだろ」
理屈が分からない。
だけど響騎さんは劣情の滲む艶っぽい目で私を見ると、もう我慢が出来ないと、性急な手付きで私の服を剥ぎ取っていく。
「や、あの」
「汗かいてるからとか言うなよ。俺も一緒だから」
そう言って、脱がせたばかりの胸元に吸い付くと、赤い痕を残してキスをする。
「や……本当に汗臭いから、恥ずかしい」
「華の可愛らしい匂いがする」
「だからわざわざ匂い嗅がないでッ」
狭い洗面所でもつれ合うと、下着姿にさせられた私にイタズラしながら、響騎さんが器用に服を脱ぐ。
そしてお互いに一糸纏わぬ姿になると、キスをしながら浴室に足を踏み入れ、汗を流すためにシャワーを浴びる。
「せっかくだから体の隅々まで洗ってやるよ」
「自分で洗いますって」
「照れるなよ」
響騎さんはボディソープを手に取ると、シャワーを止めて私を背後から抱き締めて胸元に手を添える。
「んっ」
乳房を下から持ち上げるように掬い上げられると、乳輪をなぞるように指先がくるりと円を描く。
「どうした。洗ってるだけだぞ」
「触り方が厭らしいんですよ」
「なら、華も俺の体洗ってくれよ」
響騎さんは私の手にボディソープを乗せると、その手を掴んで硬くなり始めた屹立を握らせる。
「これは華の中に入るから、綺麗にして」
「……もう」
なんだかんだ私もその気になってきて、向かい合って体を洗い合うと、キスをしながらお互いの体をボディソープで滑る手で弄るように触り合う。
「ここも洗ってあげないとな」
「んっ」
泡立つ指先が下生えに触れ、更にその奥に伸ばされると、足の付け根と際どいところを指が滑って羞恥が込み上げる。
「なんだよ。洗ってるだけだろ」
「だってぇ」
「手が止まってるぞ、華」
「ぁあ……んぅ」
指先が襞を擦り、後孔にまで伸びると、優しく撫でるような指遣いに甘ったるい息が漏れる。
いたずらに時間をかけて体を洗い合うと、ようやくシャワーを出して、体にまとわりついた泡を洗い流していく。
「ちゃんと洗い流そうな」
「風呂掃除は?」
「後でやりますよ」
「じゃあ俺がしてくるよ」
「え、良いですよ」
「いや。どうせ暇だし、急に泊めろって言ったの俺だから」
「そうですか? じゃあ、お願いします」
洗面所の下に入れてある掃除道具を渡すと、妙に張り切っている響騎さんにお風呂掃除を任せ、洗い終わったシーツや溜まっていた洗濯物を夜干しになるけどベランダに干していく。
「シーツ張り替えないと」
クローゼットを開けて換えのシーツを取り出すと、掛け布団を避けてベッドメイクを整え、掛け布団のシーツも新しくする。
冷房を入れているのに、動き回ったせいでじっとりと汗が滲み、そういえばお風呂掃除はどうなったのかとバスルームを覗く。
ちょうどタイミングよく洗い終わったのか、ジャケットを脱いでワイシャツを腕まくりした響騎さんも少し汗をかいている。
「せっかくだからお湯貯めてる」
「ありがとうございます」
「じゃあ、一緒に入るか」
「いや、狭いから無理ですよ」
「狭いから良いんだろ」
理屈が分からない。
だけど響騎さんは劣情の滲む艶っぽい目で私を見ると、もう我慢が出来ないと、性急な手付きで私の服を剥ぎ取っていく。
「や、あの」
「汗かいてるからとか言うなよ。俺も一緒だから」
そう言って、脱がせたばかりの胸元に吸い付くと、赤い痕を残してキスをする。
「や……本当に汗臭いから、恥ずかしい」
「華の可愛らしい匂いがする」
「だからわざわざ匂い嗅がないでッ」
狭い洗面所でもつれ合うと、下着姿にさせられた私にイタズラしながら、響騎さんが器用に服を脱ぐ。
そしてお互いに一糸纏わぬ姿になると、キスをしながら浴室に足を踏み入れ、汗を流すためにシャワーを浴びる。
「せっかくだから体の隅々まで洗ってやるよ」
「自分で洗いますって」
「照れるなよ」
響騎さんはボディソープを手に取ると、シャワーを止めて私を背後から抱き締めて胸元に手を添える。
「んっ」
乳房を下から持ち上げるように掬い上げられると、乳輪をなぞるように指先がくるりと円を描く。
「どうした。洗ってるだけだぞ」
「触り方が厭らしいんですよ」
「なら、華も俺の体洗ってくれよ」
響騎さんは私の手にボディソープを乗せると、その手を掴んで硬くなり始めた屹立を握らせる。
「これは華の中に入るから、綺麗にして」
「……もう」
なんだかんだ私もその気になってきて、向かい合って体を洗い合うと、キスをしながらお互いの体をボディソープで滑る手で弄るように触り合う。
「ここも洗ってあげないとな」
「んっ」
泡立つ指先が下生えに触れ、更にその奥に伸ばされると、足の付け根と際どいところを指が滑って羞恥が込み上げる。
「なんだよ。洗ってるだけだろ」
「だってぇ」
「手が止まってるぞ、華」
「ぁあ……んぅ」
指先が襞を擦り、後孔にまで伸びると、優しく撫でるような指遣いに甘ったるい息が漏れる。
いたずらに時間をかけて体を洗い合うと、ようやくシャワーを出して、体にまとわりついた泡を洗い流していく。
「ちゃんと洗い流そうな」
2
あなたにおすすめの小説
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
◆エブリスタ様にも掲載。人気沸騰中です!
https://estar.jp/novels/26513389
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
魔性の大公の甘く淫らな執愛の檻に囚われて
アマイ
恋愛
優れた癒しの力を持つ家系に生まれながら、伯爵家当主であるクロエにはその力が発現しなかった。しかし血筋を絶やしたくない皇帝の意向により、クロエは早急に後継を作らねばならなくなった。相手を求め渋々参加した夜会で、クロエは謎めいた美貌の男・ルアと出会う。
二人は契約を交わし、割り切った体の関係を結ぶのだが――
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ハイスぺ幼馴染の執着過剰愛~30までに相手がいなかったら、結婚しようと言ったから~
cheeery
恋愛
パイロットのエリート幼馴染とワケあって同棲することになった私。
同棲はかれこれもう7年目。
お互いにいい人がいたら解消しようと約束しているのだけど……。
合コンは撃沈。連絡さえ来ない始末。
焦るものの、幼なじみ隼人との生活は、なんの不満もなく……っというよりも、至極の生活だった。
何かあったら話も聞いてくれるし、なぐさめてくれる。
美味しい料理に、髪を乾かしてくれたり、買い物に連れ出してくれたり……しかも家賃はいらないと受け取ってもくれない。
私……こんなに甘えっぱなしでいいのかな?
そしてわたしの30歳の誕生日。
「美羽、お誕生日おめでとう。結婚しようか」
「なに言ってるの?」
優しかったはずの隼人が豹変。
「30になってお互いに相手がいなかったら、結婚しようって美羽が言ったんだよね?」
彼の秘密を知ったら、もう逃げることは出来ない。
「絶対に逃がさないよ?」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる