【完結】嫌われ者の王子様へ。契約結婚には相応の見返りを要求します。

曽根原ツタ

文字の大きさ
40 / 52

40

しおりを挟む
 
 2人が心を通わせた、二週間後。
 ウェンディの書斎の椅子を、イーサンと共有する形で座っていた。共有……というより、正確には彼の膝に座っている。

「あの……! そろそろ離してくれませんか? もう家庭教師の先生が来る時間なので」
「へぇ。ウェンディは熱心なファンであり夫でもあるこの僕より、家庭教師を優先するのか? 愛する僕との甘いひとときと妃教育、どっちが大事なんだ?」
「妃教育です」
「…………」

 ばっさりと斬り捨てるように即答し、ウェンディを拘束する腕を解こうと身じろぐ。

「全く。つれないな。……せっかく両思いになれたというのに。もっと構ってくれたっていいんじゃないか?」
「もう充分……構ってるじゃないですか」

 子どものようにむっと頬を膨らませて拗ねるイーサン。彼の頭に、子犬のようにしゅんと垂れる耳の幻が見えた気がする。

(駄目よ、駄目! 惑わされちゃ……)

 今日だって、朝早くから仕事をしていたウェンディの元にやって来てずっと傍にいたのに、これ以上どう構えというのだろうか。
 すると、彼の手が伸びてきて、頬に添えられた。目を細めた甘ったるい表情で見つめられ、ウェンディは恥ずかしくなって目を逸らす。

「まだ――全然足りないよ」

 壊れ物を扱うかのように、優しく親指の腹で頬を撫でられる。温かくて、少しだけくすぐったくて、どこか心地がよい感覚。すっかり絆されたウェンディは身を委ねるように、手に頬を擦り寄せた。

(……ああもう、またレッスンに遅刻しちゃう)

 両想いになって、イーサンは何かのタガが外れたようにウェンディのことを甘やかすようになった。その溺愛っぷりに、ルイノを含む使用人たちも呆れるほど。ウェンディはただ、注がれる愛情を受け入れることしかできなかった。

「私もずっと一緒にいたいですけど……勉強するのは、イーサン様のためでもあるんですから。我慢してください。あ、それと――朗読会にはもう来ないでください」
「どうしてだい? ノーブルプリンスマンだったときはあんなに歓迎してくれたのに」

 ウェンディの頬を弄ぶ手をぴたりと止め、ショックを受けた顔をする彼。

「プリンスマンさんはファンのひとりでしたけど、イーサン様は正真正銘、この国で最もノーブルなプリンスなんですから!」

 客の関心が全部奪われてしまうので、自分の立場を考えてほしいと訴える。イーサンは何の変装もせず、ありのままの第3王子として、大層豪奢な馬車に乗ってウェンディの朗読会に来た。そして、瞬く間に読者を奪われることになった。

 ウェンディはイーサンの膝から降りて、営業妨害ですと指を差した。

「ならまた、変装をして身分を隠そうか」
「こんなに近くにいるから必要ないじゃないですか。朗読会に来なくたって、イーサン様のためだけにいくらでも物語をお聞かせしますよ」
「そんなことまでしてもらえるのか。……僕は果報者だな」

 喜びを噛み締めるように頬を緩めるイーサンが、愛しく思えて仕方ない。
 そのまま彼の両肩に手を置き、口付けをしようとそろそろと顔を近づけていく。紅潮したウェンディが何をしようとしているのか理解した彼はわずかに目を見開く。

「目、閉じてください」

 しかし、唇が触れそうな距離になっても彼は目を閉じず、ウェンディの背後を見て苦虫を噛み潰したような顔をした。

「……どうかしました?」
「えっと……うん。あなたの親愛なる家庭教師、リズベット夫人が怖い顔をしてこっちを見てるよ」
「――へ?」

 イーサンに指摘されて振り返ると、腕を組んで仁王立ちし、額に怒筋を浮かべたリズベットがそこにいた。
 ウェンディはイーサンの肩からばっと手を離し、降伏するように両手を掲げたままずるずる後ろに後ずさる。

「あの……その、ええと……」
「夫婦の仲がよろしいのは結構ですけど、わたくしを何分待たせれば気が済みますの……?」
「ひっ、違うの……これは……訳が――」

 ヒールの靴音を鳴らしながら迫るリズベットから庇うように、イーサンが間に入り自分の責任だと弁明する。

「事情は関係ありませんわ。今日という今日は許しません。時間にルーズなのは淑女としてもってのほか! 家庭教師として、いえ、親友としてみっちり指導いたします!」
「ひぇぇ……!? 後生です、説教はご勘弁を……っ!」
「言い訳無用」

 そうしてウェンディは、引きずられるようにレッスン室へと連行されるのだった。イーサンは困ったように見送ることしかできなかった。



 ◇◇◇



 リズベットの妃教育が終わったあと、彼女の叱責はウェンディだけではなくイーサンにも向いた。
 3人は応接間で、テーブルを挟んで向かい合うようにソファに座った。

「殿下が新妻を溺愛なさっていることはよ~く分かりましたが、節度は持ってくださいまし」
「ああ、今日はすまなかった。つい彼女が可愛くて構いたくなってしまったんだ」

 イーサンはにこやかな笑みを浮かべており、その表情に反省の色はあまり感じられない。

「今日のことはあまり叱らないでやってくれ。本当に僕が悪いんだ」
「昔からウェンディは時間を守るのが苦手なのです。誰にでも苦手なことはありますし、あまり口うるさく言いたくはありませんが、時間を守るのは最低限の礼儀ですわ。……作家になってからも、どうせ締切に苦しんでいるのでしょう?」

 ウェンディは『締切』という言葉に過剰に反応して、両手で頭を抱えた。だらだらと汗を流しながら懇願する。

「そ、その言葉はやめて……っ。今は……今は聞きたくな"い"っ!」

 かたがたと発作でも起こしたように怯えるウェンディを見て、リズベットはほら見たことかとため息を吐いた。
 時間に関する制約は、ウェンディが最も苦手なことだ。計画性がなく、締切直前になって慌てて取り組むのがお決まりのパターン。どうにな直そうとしても、性格を変えるのはなかなか難しいのだ。

 イーサンはウェンディを慰めるようにそっと背中に手を置き、「締切を遅れても死ぬ訳ではないから」と声をかけるが、一方のリズベットは、甘やかすなと反発する。
 イーサンに甘やかされるばかりでリズベットがいなければ、ウェンディは駄目人間になっていたかもしれないと内心で思った。

 楽観的なイーサンと厳格なリズベットは正反対な性格だが、2人ともなんだかんだ言いながら仲良くなっていて、こうしてお茶の席をともにするようになった。

 楽しく会話をしているうちに、リズベットから本の話が出た。

「知人にあなたのサインを頼まれたのだけれど、お願いしてもいいかしら?」
「うん。もちろん!」

 リズベットを通してサインを頼まれることはたまにある。ウェンディが喜んで書くので、リズベットも気を使って断らずに引き受けてくるのだ。
 彼女から差し出されたのは、本ではなく蝶の刺繍が入った白いハンカチだった。

「これって……」
「最近、巷では蝶の刺繍を持ち歩くのが流行っておりますわ。相変わらず、ウェンディ先生は時流の中心ですわね」
「へへ、ありがたいことだよね」

 ウェンディはハンカチにサインを書いて渡した。蝶の刺繍を施したハンカチというのは、ウェンディの人気の本の中で登場したアイテムだ。ヒロインが恋人に贈ったもので、持っていると幸運をもたらすという設定になっている。
 そして、本を読んだ庶民たちの間で、そのハンカチに類似しものを持ち歩くのが流行中なのだ。

「少し前に別の作品を出したときは猫も杓子も赤いドレスを着るようになりましたし、ケークサレが好きな主人公を書いたらケーキ屋からケークサレが消えましたわ。これだけ影響力があれば、王にでもなれるのでは?」
「「…………」」

 彼女が些細な冗談のつもりで言った言葉だったが、ウェンディとイーサンは顔を見合せて黙ってしまった。リズベットがそんな2人の反応を不審がったので、慌てて誤魔化す。

「ちょ、ちょっとリズベット。それは謀反だわ。不謹慎な話はやめて」
「ふふ、ただの冗談に決まっておりますでしょう」

 ウェンディの力を本当に政治利用しようとした王子がいる手前、笑い事ではないのだ。
 その話が出たあと、ウェンディはエリファレットのことが引っかかっていた。



 ◇◇◇ 



 第3王子であるイーサンの王太子即位式の準備が進む中、次期国王の座を奪われ、反発しているはずのエリファレットがやけに大人しかった。

(エリファレット様は本当に……このまま大人しく引き下がるおつもり?)

 権力に固執する彼なら、あらゆる手を尽くして自分が王太子になろうとすると思っていたのに、このところ妙に静かで胸騒ぎがする。

(私には関係のない話……。もう全部、終わったことよ)

 ウェンディは離宮の庭園で本を読みつつ、どこか気がそぞろだった。
 おもむろにページをめくった刹那、ガゼボの奥の茂みから、かざりと音がして顔を上げる。

「相変わらずお前は、本ばかりだな」

 そう言って近づいてきたのは――元婚約者のロナウドだった。人がひとりくらい入れそうな麻袋を持ってこちらに近づいてくる。本能的な危険を感じて立ち上がると、本が手から滑り落ちたが、拾う余裕もない。

「……ど、どうしてロナウド様がここに……? ここは王族が住まう場所です。あなたが来ていい場所じゃない」

 彼をねめつけながら、早く帰るようにと促すがそこから一歩も引かない。すると、茂みの奥から「俺が許可したんだ」という声とともにエリファレットが現れた。
 距離を縮めてくる2人に底知れない恐怖を感じ、人を呼ぼうと声を出そうとした。

「嫌……それ以上近づかないで。誰か……! 誰か来て――んんっ!?」

 助けを呼ぼうとした瞬間、ロナウドに手で口を塞がれる。じたばたと暴れるが、声が出ないように布で口元を縛られ、そのまま麻袋を頭から被せられた。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

白い結婚の末、離婚を選んだ公爵夫人は二度と戻らない』

鍛高譚
恋愛
白い結婚の末、「白い結婚」の末、私は冷遇され、夫は愛人を溺愛していた――ならば、もう要らないわ」 公爵令嬢 ジェニファー・ランカスター は、王弟 エドワード・クラレンス公爵 のもとへ政略結婚として嫁ぐ。 だが、その結婚生活は冷たく空虚なものだった。夫は愛人 ローザ・フィッツジェラルド に夢中になり、公爵夫人であるジェニファーは侮辱され、無視され続ける日々。 ――それでも、貴族の娘は耐えなければならないの? 何の愛もなく、ただ飾り物として扱われる結婚に見切りをつけたジェニファーは 「離婚」 を決意する。 しかし、王弟であるエドワードとの離婚は容易ではない。実家のランカスター家は猛反対し、王宮の重臣たちも彼女の決断を 「公爵家の恥」 と揶揄する。 それでも、ジェニファーは負けない。弁護士と協力し、着々と準備を進めていく。 そんな折、彼女は北方の大国 ヴォルフ公国の大公、アレクサンダー・ヴォルフ と出会う。 温かく誠実な彼との交流を通じて、ジェニファーは 「本当に大切にされること」 を知る。 そして、彼女の決断は、王都の社交界に大きな波紋を呼ぶこととなる――。 「公爵夫人を手放したことを、いつか後悔しても遅いわ」 「私はもう、あなたたちの飾り人形じゃない」 離婚を巡る策略、愛人の凋落、元夫の後悔――。 そして、新たな地で手にした 「愛される結婚」。

愛人の生活費も、お願いします 〜ATM様、本日もよろしくてよ〜【完結】

星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
政略結婚で結ばれた王子ザコットと、氷のように美しい公爵令嬢ビアンカ。だが、ザコットにはすでに愛する男爵令嬢エイミーがいた。 結婚初夜、彼はビアンカに冷酷な宣言を突きつける。 「お前を愛することはない。俺には愛する人がいる。このエイミーだ」 だが、ビアンカは静かに微笑み、こう返す。 「では、私の愛人の生活費も、お願いします」 ──始まったのは、王子と王子妃の熾烈な政略バトル。 愛人を連れて食卓に現れるビアンカ。次々と辞表を出す重臣たち、そしてエイミーの暴走と破滅……。 果たして、王子ザコットの運命やいかに!? 氷の王子妃と炎の愛人が織りなす、痛快逆転宮廷劇! ⚠️ 本作は AI の生成した文章を一部に使っています。 コメディーです。

大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!

古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。 その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。 『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』 昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。 領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。 一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――

夫と愛し合った翌朝、一方的に離縁されました【完結】

星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
美しい公爵夫人マルグリートは、冷徹な夫ディートリヒと共に、王国の裏で密かに任務をこなす“悪女”。 だがある日、突然夫から離婚を言い渡される。しかもその裏には、平民の愛人の存在が──。 失意の中、王命で新たな婚約者・エルンストと結ばれることに。 どうやら今回の離婚再婚は、王家の陰謀があるよう。 「悪女に、遠慮はいらない」 そう決意した彼女は、華やかな舞踏会で王に真っ向から言い放つ。 「わたくし、人の家庭を壊しておきながら悪びれない方に、下げる頭は持っていませんの。  王族であられる前に、人におなりくださいませ。……失礼」 愛も、誇りも奪われたなら── 今度はこの手で、すべてを取り戻すだけ。 裏切りに燃える、痛快リベンジ・ロマンス! ⚠️本作は AI の生成した文章を一部に使っています。タイトル変えました。コメディーです。主人公は悪女です。

婚約破棄されたので契約を終了しただけですが? ~王国が崩壊したのは私のせいではありません~

しおしお
恋愛
王立学園の卒業舞踏会。 王太子レオナードは突然、婚約者である公爵令嬢アデリーナとの婚約破棄を宣言する。 隣に立つのは、涙を流す義妹ミレイナ。 「お姉様に虐げられてきました」と訴える彼女の言葉を、貴族たちは信じてしまう。 悪女として断罪され、追放を宣告されるアデリーナ。 だが彼女は怒りも悲しみも見せず、ただ静かに微笑んだ。 「承知いたしました。では――契約を終了いたします」 その一言が、すべての始まりだった。 公爵家による融資、貿易、軍需支援。 王国を支えていたすべてが、静かに停止する。 財務は崩壊し、軍は止まり、商人は離反。 王都は混乱に包まれていく。 やがて明らかになる義妹の嘘。 そして王太子の責任。 すべてが暴かれたとき、二人を待っていたのは―― 完全な破滅だった。 一方アデリーナは、隣国で静かな紅茶の時間を過ごしていた。 これは、 婚約破棄された公爵令嬢が“何もしなかった”ことで始まる、 王国崩壊と地獄のざまぁの物語。 ――その報告書を、彼女が読むことは一度もなかった。

白い結婚なので無効にします。持参金は全額回収いたします

鷹 綾
恋愛
「白い結婚」であることを理由に、夫から離縁を突きつけられた公爵夫人エリシア。 だが彼女は泣かなかった。 なぜなら――その結婚は、最初から“成立していなかった”から。 教会法に基づき婚姻無効を申請。持参金を全額回収し、彼女が選んだ新たな居場所は修道院だった。 それは逃避ではない。 男の支配から離れ、国家の外側に立つという戦略的選択。 やがて彼女は修道院長として、教育制度の整備、女性領主の育成、商業と医療の再編に関わり、王と王妃を外から支える存在となる。 王冠を欲さず、しかし王冠に影響を与える――白の領域。 一方、かつての夫は地位を失い、制度の中で静かに贖罪の道を歩む。 これは、愛を巡る物語ではない。 「選ばなかった未来」を守り続けた一人の女性の物語。 白は弱さではない。 白は、均衡を保つ力。 白い結婚から始まる、静かなリーガル・リベンジと国家再編の物語。

白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?

夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」 教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。 ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。 王命による“形式結婚”。 夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。 だから、はい、離婚。勝手に。 白い結婚だったので、勝手に離婚しました。 何か問題あります?

【完結】白い結婚を終えて自由に生きてまいります

なか
恋愛
––アロルド、私は貴方が結婚初日に告げた言葉を今でも覚えている。  忘れもしない、あの時貴方は確かにこう言った。  「初めに言っておく、俺達の婚姻関係は白い結婚として……この関係は三年間のみとする」 「白い結婚ですか?」 「実は俺には……他に愛する女性がいる」   それは「公爵家の令嬢との問題」を理由に、三年間だけの白い結婚を強いるもの。 私の意思を無視して三家が取り決めたものであったが、私は冷静に合意を決めた ――それは自由を得るため、そして『私自身の秘密を隠すため』の計算でもあった。 ところが、三年の終わりが近づいたとき、アロルドは突然告白する。「この三年間で君しか見えなくなった。白い結婚の約束をなかったことにしてくれ」と。 「セシーリア、頼む……どうか、どうか白い結婚の合意を無かった事にしてくれ」 アロルド、貴方は何を言い出すの? なにを言っているか、分かっているの? 「俺には君しかいないと、この三年間で分かったんだ」 私の答えは決まっていた。 受け入れられるはずがない。  自由のため、私の秘密を守るため、貴方の戯言に付き合う気はなかった。    ◇◇◇ 設定はゆるめです。 とても強い主人公が自由に暮らすお話となります。 もしよろしければ、読んでくださると嬉しいです!

処理中です...