3 / 25
序章 転生、そして人外の美少女に。
第一話 転生
しおりを挟む
俺の名前は夢千鶴。普通の高校生だ....と言いたいけれどもういいや....。
自分でもおかしいことは知っている。
俺は世の中に二次元的な出会いを求めている。
うん、ドン引きしないで欲しい。自分でおかしい事には気がついているから。
別に俺はただ空から女の子降ってこないかなぁとか、美少女転校生とラブコメが始めらないかなぁとただ願っているだけじゃない(願っているけど!!)。
俺は二次元的な出会いに会うために出来るだけの努力をしている。例えば高校の部活の殆んどを兼部しているとか(おかげさまで多才)、生徒会に所属したり、パンをくわえて高校まで走ったり(10キロはキツい)した。
ああ、あと一度高所から落ちようとしたこともあったけ(友達に未然に防がれた)。
まぁそんな普通じゃない俺は(普通の主人公って二次元的な出会いしてるから自分に普通と言い聞かせていた)今日、ついぞ二次元的な出会いに会えず高校を卒業します。
どうか卒業式中に出会えますように。
「出会えなかった....」
卒業式後、俺は友人達と打ち上げに向かっていた。
「まぁまぁドンマイドンマイ」
「そんな出会い億万分の一なんだし落ち込むなよ!!」
「俺はお前のあの努力、尊敬に値すると思うぜ」
「そんなこと言って最初は馬鹿にしてた癖に」
「ばっか、お前ここまでやって来れる奴なんて千鶴ぐらいだぜ?」
「ははは、違いないな」
友人達は皆俺を慰めてくれる。結局最後まで出会う事はなかったがおかげで皆に出会うことが出来た。
喧嘩を仲介したり、逆に殴りあったり、部活のライバルになったり....楽しい高校生活になったの皆が居たからかもな。
俺はクスリと笑う。
「お? どうした千鶴。元気でも出たか」
「元気以外だとすればお前達のそのバカ見てでた笑いだよ。今日は俺が飯奢ってやるよ!! 出会い求めて始めたバイト代も貯まってるしな!!」
そう言うと友人達はまた騒ぎだした。
まぁこう言うのもいいな。急に世界が戦争で滅び出すよりかは。まぁもしもそうなったときはアイツとの約束を果たすチャンスかも知れないが。
そんなことを考えていると目の前の信号機が赤になった。
俺達は立ち止まり、友人はバカ騒ぎを続ける。
俺はそんな友人たちに苦笑し信号が青に変わるのを待つ。
そしてそれは俺の目に映った。
横断歩道をわたるランドセルをからった女の子とそれに迫る大型トラック。
内心、どんだけベタなパターンだよっとツッコミながら俺は走り出した。
「千鶴!?」
背後で友人達の叫ぶ声が聞こえる。だが立ち止まらない。
俺は少女を気遣う暇もなく勢い良く突き飛ばした。
走り抜けば大丈夫かなぁ?
そんな風に悠長な事を考える俺にトラックが突っ込む。
身体に強い衝撃を感じた瞬間、俺は意識を失った。
体がふわふわと軽く感じる。いや体なのかこれは。意識はあるが腕や足、頭や体の感覚がない。
ああ、俺は死んだのか。じゃあこれが死後ってやつか。
そんな俺に声をかける者がいた。
「貴様、千鶴で合っているな」
少女の声だ。その声の主は続ける。
「貴様はこれから貴様らで言うあの世に向かうことになる。分かるな?」
天国や地獄ですか?
「いや、貴様らの天国や地獄は存在せん。転生というほうが正しいのかもしれんな」
転生? それは良いですね。主人公らしくて。
「うむ、そこで貴様に頼みたいことがある」
頼みたいこと? ベタに魔王討伐とかですか?
「うむ。何がベタなのか知らんがその通りだ。討伐に向かう貴様の転生後の体は前世の強い思いから派生する力、そしてもう一つ....私からの贈り物が届くだろう」
....ええと、それマジですか。
「マジだ」
夢でも見てるんですかね俺。
「貴様が夢見てようと何だろうと関係ない。もう時間がない。貴様の新たな肉体が目覚める」
時間?もう転生してんですか?
「答えてる時間はない。魔王討伐、やってくれるな」
....皆を守れる主人公、か。魔王討伐、やりますよ。そしたら今度こそアイツに胸はって生きて行けますしね。
「....そうか。分かった。ここでの記憶は転生後忘れているかもしれない。だがやってくれることをいのる」
最後に一つ聞きたいんですけれど、あなた一体どなたですか?
「私か? わたs..は....前m..王だ」
え?聞き取れませんでした!!
「もう..いけ、千鶴。彼女の愛しt....者..よ」
「世界を救う<英雄>となるか、新たな<災厄の魔王>となるか。願わくは、私のように魔に堕ちぬことを祈る」
鳥の囀(さえ)ずる声が聞こえる。背中には草むらに寝ているかのようにヒヤリとする。目を開けるとそこは森のなかだった。
辺りは木と草むらで囲まれている。
「ここは....確かさっきまで俺は、女の子を助けて変な夢見て....」
夢の内容を思いだそうとするが霧がかかったかのように思い出せない。
けれど、なぜか今自分がどの様な状況であるかわかっていた。
「そうか俺、転生したのか」
そう考えると気持ちが高ぶってくる。ガバッと立ち上がり叫ぶ。
「ヤッタ!! 念願の二次元的な出会い!! 異世界転生だ!!」
暫くそうやって叫びながら草むらの上をコロコロ転がっていると今さらのような事に気がついた。
「何かスースーすると思ったら裸じゃないのかこれ」
そう思い自分の体を見下ろし、絶句する。
「....はぁ?」
いやまてまて、着いてるものがついてない気がするぞ。あと何かやたらと体の線細くない?
おいおいちょっと待ちなさい。まさかねぇ。....まさか、ねぇ?。
コロコロ転がりながら見つけた湖畔にバタバタ走って除きこむ。
そこにはなんとも可愛らしい少女が映っていた。ボサボサで腰まで届く僅かに青みがかった白色の髪の毛、金色の瞳、僅か尖った耳。線の細いスレンダーなボディ。見た目中学生ぐらいかな。
試しに自分の顔を触ると映っている少女も顔をさわった。
「マジかよ....」
俺、前世の名前夢千鶴念願の二次元的な出会いにより転生、超絶美少女に生まれ変わった様です。
自分でもおかしいことは知っている。
俺は世の中に二次元的な出会いを求めている。
うん、ドン引きしないで欲しい。自分でおかしい事には気がついているから。
別に俺はただ空から女の子降ってこないかなぁとか、美少女転校生とラブコメが始めらないかなぁとただ願っているだけじゃない(願っているけど!!)。
俺は二次元的な出会いに会うために出来るだけの努力をしている。例えば高校の部活の殆んどを兼部しているとか(おかげさまで多才)、生徒会に所属したり、パンをくわえて高校まで走ったり(10キロはキツい)した。
ああ、あと一度高所から落ちようとしたこともあったけ(友達に未然に防がれた)。
まぁそんな普通じゃない俺は(普通の主人公って二次元的な出会いしてるから自分に普通と言い聞かせていた)今日、ついぞ二次元的な出会いに会えず高校を卒業します。
どうか卒業式中に出会えますように。
「出会えなかった....」
卒業式後、俺は友人達と打ち上げに向かっていた。
「まぁまぁドンマイドンマイ」
「そんな出会い億万分の一なんだし落ち込むなよ!!」
「俺はお前のあの努力、尊敬に値すると思うぜ」
「そんなこと言って最初は馬鹿にしてた癖に」
「ばっか、お前ここまでやって来れる奴なんて千鶴ぐらいだぜ?」
「ははは、違いないな」
友人達は皆俺を慰めてくれる。結局最後まで出会う事はなかったがおかげで皆に出会うことが出来た。
喧嘩を仲介したり、逆に殴りあったり、部活のライバルになったり....楽しい高校生活になったの皆が居たからかもな。
俺はクスリと笑う。
「お? どうした千鶴。元気でも出たか」
「元気以外だとすればお前達のそのバカ見てでた笑いだよ。今日は俺が飯奢ってやるよ!! 出会い求めて始めたバイト代も貯まってるしな!!」
そう言うと友人達はまた騒ぎだした。
まぁこう言うのもいいな。急に世界が戦争で滅び出すよりかは。まぁもしもそうなったときはアイツとの約束を果たすチャンスかも知れないが。
そんなことを考えていると目の前の信号機が赤になった。
俺達は立ち止まり、友人はバカ騒ぎを続ける。
俺はそんな友人たちに苦笑し信号が青に変わるのを待つ。
そしてそれは俺の目に映った。
横断歩道をわたるランドセルをからった女の子とそれに迫る大型トラック。
内心、どんだけベタなパターンだよっとツッコミながら俺は走り出した。
「千鶴!?」
背後で友人達の叫ぶ声が聞こえる。だが立ち止まらない。
俺は少女を気遣う暇もなく勢い良く突き飛ばした。
走り抜けば大丈夫かなぁ?
そんな風に悠長な事を考える俺にトラックが突っ込む。
身体に強い衝撃を感じた瞬間、俺は意識を失った。
体がふわふわと軽く感じる。いや体なのかこれは。意識はあるが腕や足、頭や体の感覚がない。
ああ、俺は死んだのか。じゃあこれが死後ってやつか。
そんな俺に声をかける者がいた。
「貴様、千鶴で合っているな」
少女の声だ。その声の主は続ける。
「貴様はこれから貴様らで言うあの世に向かうことになる。分かるな?」
天国や地獄ですか?
「いや、貴様らの天国や地獄は存在せん。転生というほうが正しいのかもしれんな」
転生? それは良いですね。主人公らしくて。
「うむ、そこで貴様に頼みたいことがある」
頼みたいこと? ベタに魔王討伐とかですか?
「うむ。何がベタなのか知らんがその通りだ。討伐に向かう貴様の転生後の体は前世の強い思いから派生する力、そしてもう一つ....私からの贈り物が届くだろう」
....ええと、それマジですか。
「マジだ」
夢でも見てるんですかね俺。
「貴様が夢見てようと何だろうと関係ない。もう時間がない。貴様の新たな肉体が目覚める」
時間?もう転生してんですか?
「答えてる時間はない。魔王討伐、やってくれるな」
....皆を守れる主人公、か。魔王討伐、やりますよ。そしたら今度こそアイツに胸はって生きて行けますしね。
「....そうか。分かった。ここでの記憶は転生後忘れているかもしれない。だがやってくれることをいのる」
最後に一つ聞きたいんですけれど、あなた一体どなたですか?
「私か? わたs..は....前m..王だ」
え?聞き取れませんでした!!
「もう..いけ、千鶴。彼女の愛しt....者..よ」
「世界を救う<英雄>となるか、新たな<災厄の魔王>となるか。願わくは、私のように魔に堕ちぬことを祈る」
鳥の囀(さえ)ずる声が聞こえる。背中には草むらに寝ているかのようにヒヤリとする。目を開けるとそこは森のなかだった。
辺りは木と草むらで囲まれている。
「ここは....確かさっきまで俺は、女の子を助けて変な夢見て....」
夢の内容を思いだそうとするが霧がかかったかのように思い出せない。
けれど、なぜか今自分がどの様な状況であるかわかっていた。
「そうか俺、転生したのか」
そう考えると気持ちが高ぶってくる。ガバッと立ち上がり叫ぶ。
「ヤッタ!! 念願の二次元的な出会い!! 異世界転生だ!!」
暫くそうやって叫びながら草むらの上をコロコロ転がっていると今さらのような事に気がついた。
「何かスースーすると思ったら裸じゃないのかこれ」
そう思い自分の体を見下ろし、絶句する。
「....はぁ?」
いやまてまて、着いてるものがついてない気がするぞ。あと何かやたらと体の線細くない?
おいおいちょっと待ちなさい。まさかねぇ。....まさか、ねぇ?。
コロコロ転がりながら見つけた湖畔にバタバタ走って除きこむ。
そこにはなんとも可愛らしい少女が映っていた。ボサボサで腰まで届く僅かに青みがかった白色の髪の毛、金色の瞳、僅か尖った耳。線の細いスレンダーなボディ。見た目中学生ぐらいかな。
試しに自分の顔を触ると映っている少女も顔をさわった。
「マジかよ....」
俺、前世の名前夢千鶴念願の二次元的な出会いにより転生、超絶美少女に生まれ変わった様です。
0
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
前世の記憶しかない元侯爵令嬢は、訳あり大公殿下のお気に入り。(注:期間限定)
miy
恋愛
(※長編なため、少しネタバレを含みます)
ある日目覚めたら、そこは見たことも聞いたこともない…異国でした。
ここは、どうやら転生後の人生。
私は大貴族の令嬢レティシア17歳…らしいのですが…全く記憶にございません。
有り難いことに言葉は理解できるし、読み書きも問題なし。
でも、見知らぬ世界で貴族生活?いやいや…私は平凡な日本人のようですよ?…無理です。
“前世の記憶”として目覚めた私は、現世の“レティシアの身体”で…静かな庶民生活を始める。
そんな私の前に、一人の貴族男性が現れた。
ちょっと?訳ありな彼が、私を…自分の『唯一の女性』であると誤解してしまったことから、庶民生活が一変してしまう。
高い身分の彼に関わってしまった私は、元いた国を飛び出して魔法の国で暮らすことになるのです。
大公殿下、大魔術師、聖女や神獣…等など…いろんな人との出会いを経て『レティシア』が自分らしく生きていく。
という、少々…長いお話です。
鈍感なレティシアが、大公殿下からの熱い眼差しに気付くのはいつなのでしょうか…?
※安定のご都合主義、独自の世界観です。お許し下さい。
※ストーリーの進度は遅めかと思われます。
※現在、不定期にて公開中です。よろしくお願い致します。
公開予定日を最新話に記載しておりますが、長期休載の場合はこちらでもお知らせをさせて頂きます。
※ド素人の書いた3作目です。まだまだ優しい目で見て頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。
※初公開から2年が過ぎました。少しでも良い作品に、読みやすく…と、時間があれば順次手直し(改稿)をしていく予定でおります。(現在、146話辺りまで手直し作業中)
※章の区切りを変更致しました。(9/22更新)
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる