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どっかのアホがお触れを出した。
迷宮へと潜り魔除けを取り戻したものには思うがままの報酬を与えると。
バカ共釣られて迷宮いった。迷宮に飲まれてバカ共死んだ。
俺も釣られてパーティ組んで迷宮行ったが追い剥ぎにあって全滅だ。
パーティメンバーの偽善者クソ侍も無愛想なクソ戦士も貧乳クソ僧侶も何考えているかわからんクソ魔術師も巨乳のクソ司祭も死ね。
目の前でナイフを振り上げるみずぼらしい男もお触れを出したクソ王もくたばれ、死ぬ直前脳内に浮かんだクソ共全員の顔面につばを吐いた。
そして俺は死んだ。
はずなのだが俺はまだ生きている。
目の前には俺のパーティメンバーにしてリーダー気取りの金髪偽善者を始めとしたクソ共。
俺だけでなくこのクソ共もなんで生きてるんだ?
頭に靄がかかったかのような不快な感覚がして何も考えられない。
とりあえずクソ共を適当に言いくるめ、パーティは地上へ帰還した。
寝床にしている馬小屋へと帰った後も脳がボケてるような感覚は続いていた。
とにかくまずは情報を整理だ。
まず俺は誰だ?盗賊だ。
戦士となるには腕力が足りず魔術師となるにはおつむが足りず僧侶となるには信仰心が足りないため消去法に盗賊となったカスだ。
手先の器用さと演技力には定評があるもののそれ以外のスペックの低さと性格の終わり具合にも定評がある。
大陸最強最悪の戦士にして大盗賊であるクソ野郎のとばっちり(詳細は省く、あまりにも辛いので)をうけて元いた国を叩き出されて今は流浪の民だ。
元役者志望の好青年を今の目の死んだクズに変えたのは6割くらいあのカスのせいだ
あいつは大陸最強の大魔法使い【賢者】と戦って以降行方不明らしいがそのまま野垂れ死んでいて欲しい。
そもそもここはどこだ?
迷宮都市リルガミン。
この大陸最強の軍事国家にして迷宮という大陸唯一の特殊地形を擁する国。
迷宮の特異現象であるレベルアップと迷宮から取れるマジックアイテムのお陰で前からひっきりなしに人間は来ていたが、ここの領主である狂王トレボーがうっかり配下の魔術師に魔除けという最高峰のマジックアイテムを取られる醜態を晒して、取り返すようお触れを出してからは報酬目当てに世界中から冒険者という名のろくでなしが集結する地獄だ。
竜から小動物に至るまで人を容易く殺す力を持ち、宝箱にすら致死性の罠が仕掛けられ深層には大悪魔や地獄の生命体、魔神が跳梁跋扈する。
その上魔除けを所持している配下の魔術師とはこの大陸最強の個人戦力。【賢者】ワードナ
踏破不可能とまで言われているのも頷ける。
なぜ俺はここに来た?
名誉、金、地位、酒池肉林を求めてだ。
ちゃんと覚えてる。俺は正常だ。
確認終わったらもうやることはない、
明日はまたクソ共と顔を合わせなくてはいけないからとっとと寝よう。
翌日俺は役立たずのチンカスパーティと面を突き合わせることとなった。
パーティメンバーはまず目の前の偽善者金髪侍。
追い剥ぎ戦では人を殺すことにビビってなんの戦力にもならなかったカス
人から虫まで殺すのをめちゃくちゃ嫌がる癖して魔物は平然と殺せる偽善者野郎。
正直こいつの全てが気に入らない。
初対面でいきなり、服装から見て盗賊君はスラム街出身?安心してくれ、僕はスラム街出身の人とかにも偏見無いからさ!とか善意100%の笑みでほざきやがったから嫌い。
ナチュラルにデリカシーとか配慮とかの機能が終わってる
こいつのつけたパーティ名【黄金の剣】にはあまりのダサさでドン引きしたし顔が無駄に良いのもクソだ。
この国の出身のボンボンであるこのカスは両親が病死してから妹と二人で生きてきたが、この度のお触れを聞き国のために立ち上がったそうだ。
その次に貧乳僧侶
こいつは追い剥ぎ相手にしょっぼい回復使って死んでた。
金髪偽善者侍の妹であり金髪偽善者と同じく美形であり神秘的な雰囲気だ。しかしクソ。
顔は素晴らしく良いが断崖絶壁みたいな貧乳という時点でクソだ。
それ抜きでもまあまあダメ人間であり侍に介護されてないと何しでかすか分からん。
命の危険があるから来るなとなんどもなんども侍に言われていたそうだが兄さんの介護が無ければ私は野垂れ死ぬとか絶叫するこのアホに根負けして侍も連れて行く事を決意したらしい。
初顔合わせの自己紹介タイムで自分の良いところを聞かれた時に顔!以上!とかほざいたところからこいつは俺の中で触っちゃ行けない枠に入れられてる。
次にドワーフ戦士のおっさん。流れの傭兵
こいつはひたすらに無愛想、最低限の関わりしか持とうとしない。
しかし契約通りの事をするがそれ以上はやらないというドライな姿勢はまあまあ人間らしくて好感が持てる。
追い剥ぎ戦では唯一まともに戦えてたのも好印象だ
お次は無口な魔術師。黒髪黒目の没落貴族。
追い剥ぎ戦では俺が殴ったほうがまだダメージ出るんじゃねえかというショボい火花を三回撃っただけで死んだカス。
あまりにも喋らない、関わらないため何を考えているのか全く分からん。
後は巨乳司祭
こいつだけ明るく人当たりがよく常識的とやたらまともな人格してるためなんでこんな迷宮に潜っているのか全く分からん。
酒池肉林、国、介護、金、地位と迷宮に潜る動機がわかりやすい他の面子と違いこいつが迷宮潜る意味とか全く分からん。
この酒場でも店員から客まで全員に好感を持たれている。
店長にチンカス呼ばわりされた俺やナチュラルに冒険者を見下す発言をして総スカン食らった侍と比較すると酒場での扱いに天地の差がある。
戦闘では魔術師未満の攻撃魔術で賑やかしだけして死んでた。役立たず。
最後はこの俺様。
人格は今までの文章でわかってもらえたと想う
追い剥ぎ戦ではクソの役にも経たなかった
そりゃもう、全く
以上が俺様が所属するクソパーティ黄金の剣の名誉あるエリートメンバーだ。
一番クソなのは酒場の連中でマシな奴らを集めてこのレベルということだ。
迷宮へと潜り魔除けを取り戻したものには思うがままの報酬を与えると。
バカ共釣られて迷宮いった。迷宮に飲まれてバカ共死んだ。
俺も釣られてパーティ組んで迷宮行ったが追い剥ぎにあって全滅だ。
パーティメンバーの偽善者クソ侍も無愛想なクソ戦士も貧乳クソ僧侶も何考えているかわからんクソ魔術師も巨乳のクソ司祭も死ね。
目の前でナイフを振り上げるみずぼらしい男もお触れを出したクソ王もくたばれ、死ぬ直前脳内に浮かんだクソ共全員の顔面につばを吐いた。
そして俺は死んだ。
はずなのだが俺はまだ生きている。
目の前には俺のパーティメンバーにしてリーダー気取りの金髪偽善者を始めとしたクソ共。
俺だけでなくこのクソ共もなんで生きてるんだ?
頭に靄がかかったかのような不快な感覚がして何も考えられない。
とりあえずクソ共を適当に言いくるめ、パーティは地上へ帰還した。
寝床にしている馬小屋へと帰った後も脳がボケてるような感覚は続いていた。
とにかくまずは情報を整理だ。
まず俺は誰だ?盗賊だ。
戦士となるには腕力が足りず魔術師となるにはおつむが足りず僧侶となるには信仰心が足りないため消去法に盗賊となったカスだ。
手先の器用さと演技力には定評があるもののそれ以外のスペックの低さと性格の終わり具合にも定評がある。
大陸最強最悪の戦士にして大盗賊であるクソ野郎のとばっちり(詳細は省く、あまりにも辛いので)をうけて元いた国を叩き出されて今は流浪の民だ。
元役者志望の好青年を今の目の死んだクズに変えたのは6割くらいあのカスのせいだ
あいつは大陸最強の大魔法使い【賢者】と戦って以降行方不明らしいがそのまま野垂れ死んでいて欲しい。
そもそもここはどこだ?
迷宮都市リルガミン。
この大陸最強の軍事国家にして迷宮という大陸唯一の特殊地形を擁する国。
迷宮の特異現象であるレベルアップと迷宮から取れるマジックアイテムのお陰で前からひっきりなしに人間は来ていたが、ここの領主である狂王トレボーがうっかり配下の魔術師に魔除けという最高峰のマジックアイテムを取られる醜態を晒して、取り返すようお触れを出してからは報酬目当てに世界中から冒険者という名のろくでなしが集結する地獄だ。
竜から小動物に至るまで人を容易く殺す力を持ち、宝箱にすら致死性の罠が仕掛けられ深層には大悪魔や地獄の生命体、魔神が跳梁跋扈する。
その上魔除けを所持している配下の魔術師とはこの大陸最強の個人戦力。【賢者】ワードナ
踏破不可能とまで言われているのも頷ける。
なぜ俺はここに来た?
名誉、金、地位、酒池肉林を求めてだ。
ちゃんと覚えてる。俺は正常だ。
確認終わったらもうやることはない、
明日はまたクソ共と顔を合わせなくてはいけないからとっとと寝よう。
翌日俺は役立たずのチンカスパーティと面を突き合わせることとなった。
パーティメンバーはまず目の前の偽善者金髪侍。
追い剥ぎ戦では人を殺すことにビビってなんの戦力にもならなかったカス
人から虫まで殺すのをめちゃくちゃ嫌がる癖して魔物は平然と殺せる偽善者野郎。
正直こいつの全てが気に入らない。
初対面でいきなり、服装から見て盗賊君はスラム街出身?安心してくれ、僕はスラム街出身の人とかにも偏見無いからさ!とか善意100%の笑みでほざきやがったから嫌い。
ナチュラルにデリカシーとか配慮とかの機能が終わってる
こいつのつけたパーティ名【黄金の剣】にはあまりのダサさでドン引きしたし顔が無駄に良いのもクソだ。
この国の出身のボンボンであるこのカスは両親が病死してから妹と二人で生きてきたが、この度のお触れを聞き国のために立ち上がったそうだ。
その次に貧乳僧侶
こいつは追い剥ぎ相手にしょっぼい回復使って死んでた。
金髪偽善者侍の妹であり金髪偽善者と同じく美形であり神秘的な雰囲気だ。しかしクソ。
顔は素晴らしく良いが断崖絶壁みたいな貧乳という時点でクソだ。
それ抜きでもまあまあダメ人間であり侍に介護されてないと何しでかすか分からん。
命の危険があるから来るなとなんどもなんども侍に言われていたそうだが兄さんの介護が無ければ私は野垂れ死ぬとか絶叫するこのアホに根負けして侍も連れて行く事を決意したらしい。
初顔合わせの自己紹介タイムで自分の良いところを聞かれた時に顔!以上!とかほざいたところからこいつは俺の中で触っちゃ行けない枠に入れられてる。
次にドワーフ戦士のおっさん。流れの傭兵
こいつはひたすらに無愛想、最低限の関わりしか持とうとしない。
しかし契約通りの事をするがそれ以上はやらないというドライな姿勢はまあまあ人間らしくて好感が持てる。
追い剥ぎ戦では唯一まともに戦えてたのも好印象だ
お次は無口な魔術師。黒髪黒目の没落貴族。
追い剥ぎ戦では俺が殴ったほうがまだダメージ出るんじゃねえかというショボい火花を三回撃っただけで死んだカス。
あまりにも喋らない、関わらないため何を考えているのか全く分からん。
後は巨乳司祭
こいつだけ明るく人当たりがよく常識的とやたらまともな人格してるためなんでこんな迷宮に潜っているのか全く分からん。
酒池肉林、国、介護、金、地位と迷宮に潜る動機がわかりやすい他の面子と違いこいつが迷宮潜る意味とか全く分からん。
この酒場でも店員から客まで全員に好感を持たれている。
店長にチンカス呼ばわりされた俺やナチュラルに冒険者を見下す発言をして総スカン食らった侍と比較すると酒場での扱いに天地の差がある。
戦闘では魔術師未満の攻撃魔術で賑やかしだけして死んでた。役立たず。
最後はこの俺様。
人格は今までの文章でわかってもらえたと想う
追い剥ぎ戦ではクソの役にも経たなかった
そりゃもう、全く
以上が俺様が所属するクソパーティ黄金の剣の名誉あるエリートメンバーだ。
一番クソなのは酒場の連中でマシな奴らを集めてこのレベルということだ。
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