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105話:久遠の悩み①
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今日から全10話で、【久遠の悩み】編を毎日投稿します!
久遠が積極的になって、一織が翻弄されたり誰の入れ知恵なんだと焦ったりするお話です。
✂︎-----------------
「つまり……シてる時に、訳わかんなくなってる間に終わってて、久遠からは何もさせてもらえてないのが気がかりだ。……ってこと?」
恵比寿のバーカウンターで、久遠はこくりと頷いた。そして、見逃さなかった。久遠の訴えを要約してみた霧島が、ぷっと吹き出したところを。
……ああ。なんで私は、こんなに性事情について赤裸々に話してしまっているんだろう。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
小島久遠は、8年もの時を掛けて最愛の人とよりを戻した。それももう、1年前のことになる。
彼のサポートもあって晴れて正社員となった彼女の左手には、キラリと煌めく光がある。正社員雇用1日目のホテルディナーで、神永一織から受け取った婚約指輪だ。
仕事も恋人との関係も順調で、不幸せになる余地が少しもない。毎日幸せで、だからこそ不安なくらいだった。
「幸せ絶頂のはずの久遠ちゃんが浮かない顔してんのはなんでなの」
「してません!」
青空の下。少し久しぶりに訪れたオフィス下のキッチンカーは、盛況していた。邪魔はしたくないが、店主である霧島と一言でも交わせたらとは思っていた。けれど、久遠の顔を見るなり霧島開が開口一番に言った言葉がそれだった。『久しぶり』という挨拶すら挟まず言われた指摘に、久遠は反射的に否定する。
浮かない顔?そんなの……してないはず。
「してますよ~。話したくない?」
「や、本当に何も……」
久遠が否定を重ねると、ランチボックスを渡してくれながら、霧島は鼻で笑った。
「まーた前髪触って。久遠は分かりやすいんだから、変に隠そうとしても無駄だよ」
久遠は無意識に額にやっていた手を下ろした。しかし、時すでに遅しだ。慌てて手を下ろした久遠を、心の中を見透かすような霧島の瞳がとらえている。
後ろめたいことはないはずなのに、霧島に何かあるんじゃないかと言われるとそんな気がしてくる。
霧島は、自己省察が未熟な久遠にとって、独特な視点を授けてくれる貴重な人だった。高校の時に一織を傷つけた久遠を、一織は忌み嫌っているとだろうと思い込み、再開後はずっと恐れていた彼とまた向き合うことができたのも、霧島のおかげだったりする。
そんな霧島に心配されると、久遠自身気づくことを避けている何かしらの悩みみたいなものが表情に漏れ出ているのかもしれない、なんて思ってしまう。久遠の状態を把握することは、霧島や一織の方が本人以上に長けている。
「あ悪い、次のお客さんのためにちょーっとズレてね」
つい考え込んでしまっていた久遠は、ずっとレジ前に留まってしまっていたみたいだ。久遠の後ろにも、きゃくの列は続いていたというのに。
「わ!すみません……!」
久遠は飛び上がるように横に退く。自分の世界に入り込んでしまってマナー違反をしてしまったことが、恥ずかしい。
「それじゃ、霧島さんいただきます!ごめんなさい、失礼します」
キッチンカーのそばに置いてある箸とプラスチックのスプーンを取り、慌てて去ろうとした。すると、後ろから声がかかる。
「久遠!今日店おいで。久しぶりに話聞いてあげるよ」
久遠が振り向くと、霧島は既に次の人へビニール袋を渡しているところだった。そんな霧島の笑顔に、2人組の女性客は頬を染め、手を取り合って小声で騒ぎながら去っていく。
今日――。そうか、今日は金曜日。彼がバーでビストロを振る舞う日なんだ。
久遠はオフィスビルに入りながら、自分の今夜の予定を思い出す。特に何も思い当たらなかった。
「――小島さん」
ロビーで首にかけた社員証をセンサーに当て、会社に入ったところで、不意に名字を呼ばれた。明らかに聞き慣れたこの声は――紛うことなき恋人の声だ。
そちらを向くと、荷物を持った彼がいた。そういえば今日の午後の彼の予定は、外回りだった。これから出発するみたいだ。
「チーム長、お疲れさまです」
彼は、会社では久遠のことを"小島さん"と呼ぶ。なので久遠も当然、彼のことを"チーム長"と呼んでいる。
名字で呼ばれたので、てっきり仕事の話をされるのだろうと身構えた。現在久遠が担当している、ブリッジノートを宣伝するための動画編集についてだろうか?それとも、午前会議で話していたAI導入に関する話題だろうか?
久遠のその予想に反して、一織はふっと微笑んだ。
「俺さ、今夜飲み会あるけど、覚えてた?」
「……あ、そうでした!」
そういえば先週、彼は『来週の金曜は前の部署との飲み会がある』と伝えてくれていた。今の今まですっかり忘れていたのは、それを言われたのが、急にその情報共有を思い出したらしい一織に、寝る直前に言われたからだ。久遠は微睡みの中で返事をしたまま、スケジュール帳には入れ損ねていた。
「忘れてたでしょ。朝リマインドしようと思ってたんだけど、今朝はバタバタさせちゃったから。タイミング逃しちゃって」
そう言われて、久遠はパッと顔を赤らめた。
『今朝バタバタさせちゃったから』――彼が今さらりと言ったこの言葉の裏に、昨晩の執拗な――丁寧な愛撫があることが、久遠にだけは分かる。そのせいで今朝は2人とも寝坊し、大急ぎで家を出たのだった。
付き合いたての頃は、彼は翌日休みの日しか久遠を抱かなかった。けれど今やそんな法則性は消え去っている。
――けれど昨晩は、最後までしなかった。彼に触れられて蕩けてしまったところで、『明日も早いよね?』と言われて。果てたまま頭の働かない久遠が『うん』と返すと、彼はそのまま少し席を外してから、久遠の隣に潜り込んできた。翌朝、結局寝坊はしたのだけれど。
今の一織の言葉を周りに聞かれたとて、誰も違和感は感じないだろう。冷静に考えればそうなのだけれど、人の往来の激しいロビーで行為が思い出されるようなことを言うのはやめてほしかった。久遠の顔は勝手に熱を帯びていく。
未だにこんなことで顔を赤くする久遠を面白がるように、一織はくすりと笑った。こういう時の彼はいつも、悪戯好きの少年みたいな色を瞳に宿す。
「ここで会えてよかったよ。で、今日俺帰り遅くなるから、夜ご飯なにか買って帰りなね。俺がなにか作り置きでもできたらよかったんだけど……」
「いやいやいや!そんな、お構いなく?というか、そんな気遣わないで。ください」
今は久遠が夕飯作りを担当する日もあるけれど、彼が作ってくれる日の方が依然として圧倒的に多かった。久遠よりずっと仕事の負担もあるはずなのに、彼は作りたがる。久遠がせめて皿洗いは私がと名乗り出ると、彼はそれもあまり気が進まないようだったけれど、最近は許してくれるようになった。ただ、彼も並んで一緒に進めてくれてしまうので、少しもお返しになっていない。
「気遣ってるわけじゃないよ。分かってるでしょ?そんなこと」
彼が、すらりとした人差し指で久遠の額を小突いた。社内でこうして触れられることはあまりないので、小突かれた物理的な衝撃自体よりも、そのことに驚く。
しかも、こんな人通りの多いロビーフロアで。改めての情報になるが、神永一織とは、疑いようもなく圧倒的人気の社員なのだ。ただ通行するだけで振り向かれる彼なのに、こうして久遠と一緒にいたら、ほら、余計に視線が集まっている。
「今日は外からそのまま飲みに直行するんだ。だから……夜中まで会えないと思うと寂しいな。本当は今、もっと触りた……」
「いお、チーム長!!ちょっと、声が、大きいかなーとか思うのですが」
一織の言葉は、最後は囁き声に変わったものの、社内にしてはいつもより距離が近い。
焦った久遠が珍しく声を張ると、一織はさらに楽しそうに笑った。女性社員の目が集まるのは怖いけれど、こうして彼が楽しそうに目を細めてくれると、やっぱり久遠まで嬉しくなる。
彼は、前はここまで会社で恋人らしい会話はしなかった。けれど婚約者同士となってからは、以前ほど抑制しなくなっているように感じられる。
「じゃあ後でね。夜、戸締り気をつけておいて」
彼が締めの言葉に入ったので、久遠は頷いて手を振ろうとした。――と、同時に、今伝えるべきことを思い出す。
「……あ!ちょうどよかったです。さっき、霧島さんにお店に誘われて。夕飯は『HALTE』にさせていただこうかなって」
「え?」
「……え?」
久遠が言いかけたところで、一織の声が突然低くなったので驚いた。さっきまで楽しそうに緩んでいた表情筋は消えて、目を見開いている。……聞こえなかったのかな?
人の声や足音で騒がしいロビーでは、久遠の声が届かなかったのかもしれない。久遠はもう一度、「夕飯は霧島さんのお店にしようかと」と伝えた。
そのあと彼はしばらく黙ったあと、笑顔で去っていった。けれど、その目はあまり笑っていないように見えた。……たしかに、彼が仕事付き合いの飲み会に参加しなくてはならない一方、久遠だけお気に入りのお店で外食だなんて、贅沢だったかもしれない。
なにかテイクアウトさせてもらえないか、霧島さんに聞いてみよう。
久遠は、そんな的外れな配慮を胸に、今彼が来た道を戻って行った。
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久遠が積極的になって、一織が翻弄されたり誰の入れ知恵なんだと焦ったりするお話です。
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「つまり……シてる時に、訳わかんなくなってる間に終わってて、久遠からは何もさせてもらえてないのが気がかりだ。……ってこと?」
恵比寿のバーカウンターで、久遠はこくりと頷いた。そして、見逃さなかった。久遠の訴えを要約してみた霧島が、ぷっと吹き出したところを。
……ああ。なんで私は、こんなに性事情について赤裸々に話してしまっているんだろう。
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小島久遠は、8年もの時を掛けて最愛の人とよりを戻した。それももう、1年前のことになる。
彼のサポートもあって晴れて正社員となった彼女の左手には、キラリと煌めく光がある。正社員雇用1日目のホテルディナーで、神永一織から受け取った婚約指輪だ。
仕事も恋人との関係も順調で、不幸せになる余地が少しもない。毎日幸せで、だからこそ不安なくらいだった。
「幸せ絶頂のはずの久遠ちゃんが浮かない顔してんのはなんでなの」
「してません!」
青空の下。少し久しぶりに訪れたオフィス下のキッチンカーは、盛況していた。邪魔はしたくないが、店主である霧島と一言でも交わせたらとは思っていた。けれど、久遠の顔を見るなり霧島開が開口一番に言った言葉がそれだった。『久しぶり』という挨拶すら挟まず言われた指摘に、久遠は反射的に否定する。
浮かない顔?そんなの……してないはず。
「してますよ~。話したくない?」
「や、本当に何も……」
久遠が否定を重ねると、ランチボックスを渡してくれながら、霧島は鼻で笑った。
「まーた前髪触って。久遠は分かりやすいんだから、変に隠そうとしても無駄だよ」
久遠は無意識に額にやっていた手を下ろした。しかし、時すでに遅しだ。慌てて手を下ろした久遠を、心の中を見透かすような霧島の瞳がとらえている。
後ろめたいことはないはずなのに、霧島に何かあるんじゃないかと言われるとそんな気がしてくる。
霧島は、自己省察が未熟な久遠にとって、独特な視点を授けてくれる貴重な人だった。高校の時に一織を傷つけた久遠を、一織は忌み嫌っているとだろうと思い込み、再開後はずっと恐れていた彼とまた向き合うことができたのも、霧島のおかげだったりする。
そんな霧島に心配されると、久遠自身気づくことを避けている何かしらの悩みみたいなものが表情に漏れ出ているのかもしれない、なんて思ってしまう。久遠の状態を把握することは、霧島や一織の方が本人以上に長けている。
「あ悪い、次のお客さんのためにちょーっとズレてね」
つい考え込んでしまっていた久遠は、ずっとレジ前に留まってしまっていたみたいだ。久遠の後ろにも、きゃくの列は続いていたというのに。
「わ!すみません……!」
久遠は飛び上がるように横に退く。自分の世界に入り込んでしまってマナー違反をしてしまったことが、恥ずかしい。
「それじゃ、霧島さんいただきます!ごめんなさい、失礼します」
キッチンカーのそばに置いてある箸とプラスチックのスプーンを取り、慌てて去ろうとした。すると、後ろから声がかかる。
「久遠!今日店おいで。久しぶりに話聞いてあげるよ」
久遠が振り向くと、霧島は既に次の人へビニール袋を渡しているところだった。そんな霧島の笑顔に、2人組の女性客は頬を染め、手を取り合って小声で騒ぎながら去っていく。
今日――。そうか、今日は金曜日。彼がバーでビストロを振る舞う日なんだ。
久遠はオフィスビルに入りながら、自分の今夜の予定を思い出す。特に何も思い当たらなかった。
「――小島さん」
ロビーで首にかけた社員証をセンサーに当て、会社に入ったところで、不意に名字を呼ばれた。明らかに聞き慣れたこの声は――紛うことなき恋人の声だ。
そちらを向くと、荷物を持った彼がいた。そういえば今日の午後の彼の予定は、外回りだった。これから出発するみたいだ。
「チーム長、お疲れさまです」
彼は、会社では久遠のことを"小島さん"と呼ぶ。なので久遠も当然、彼のことを"チーム長"と呼んでいる。
名字で呼ばれたので、てっきり仕事の話をされるのだろうと身構えた。現在久遠が担当している、ブリッジノートを宣伝するための動画編集についてだろうか?それとも、午前会議で話していたAI導入に関する話題だろうか?
久遠のその予想に反して、一織はふっと微笑んだ。
「俺さ、今夜飲み会あるけど、覚えてた?」
「……あ、そうでした!」
そういえば先週、彼は『来週の金曜は前の部署との飲み会がある』と伝えてくれていた。今の今まですっかり忘れていたのは、それを言われたのが、急にその情報共有を思い出したらしい一織に、寝る直前に言われたからだ。久遠は微睡みの中で返事をしたまま、スケジュール帳には入れ損ねていた。
「忘れてたでしょ。朝リマインドしようと思ってたんだけど、今朝はバタバタさせちゃったから。タイミング逃しちゃって」
そう言われて、久遠はパッと顔を赤らめた。
『今朝バタバタさせちゃったから』――彼が今さらりと言ったこの言葉の裏に、昨晩の執拗な――丁寧な愛撫があることが、久遠にだけは分かる。そのせいで今朝は2人とも寝坊し、大急ぎで家を出たのだった。
付き合いたての頃は、彼は翌日休みの日しか久遠を抱かなかった。けれど今やそんな法則性は消え去っている。
――けれど昨晩は、最後までしなかった。彼に触れられて蕩けてしまったところで、『明日も早いよね?』と言われて。果てたまま頭の働かない久遠が『うん』と返すと、彼はそのまま少し席を外してから、久遠の隣に潜り込んできた。翌朝、結局寝坊はしたのだけれど。
今の一織の言葉を周りに聞かれたとて、誰も違和感は感じないだろう。冷静に考えればそうなのだけれど、人の往来の激しいロビーで行為が思い出されるようなことを言うのはやめてほしかった。久遠の顔は勝手に熱を帯びていく。
未だにこんなことで顔を赤くする久遠を面白がるように、一織はくすりと笑った。こういう時の彼はいつも、悪戯好きの少年みたいな色を瞳に宿す。
「ここで会えてよかったよ。で、今日俺帰り遅くなるから、夜ご飯なにか買って帰りなね。俺がなにか作り置きでもできたらよかったんだけど……」
「いやいやいや!そんな、お構いなく?というか、そんな気遣わないで。ください」
今は久遠が夕飯作りを担当する日もあるけれど、彼が作ってくれる日の方が依然として圧倒的に多かった。久遠よりずっと仕事の負担もあるはずなのに、彼は作りたがる。久遠がせめて皿洗いは私がと名乗り出ると、彼はそれもあまり気が進まないようだったけれど、最近は許してくれるようになった。ただ、彼も並んで一緒に進めてくれてしまうので、少しもお返しになっていない。
「気遣ってるわけじゃないよ。分かってるでしょ?そんなこと」
彼が、すらりとした人差し指で久遠の額を小突いた。社内でこうして触れられることはあまりないので、小突かれた物理的な衝撃自体よりも、そのことに驚く。
しかも、こんな人通りの多いロビーフロアで。改めての情報になるが、神永一織とは、疑いようもなく圧倒的人気の社員なのだ。ただ通行するだけで振り向かれる彼なのに、こうして久遠と一緒にいたら、ほら、余計に視線が集まっている。
「今日は外からそのまま飲みに直行するんだ。だから……夜中まで会えないと思うと寂しいな。本当は今、もっと触りた……」
「いお、チーム長!!ちょっと、声が、大きいかなーとか思うのですが」
一織の言葉は、最後は囁き声に変わったものの、社内にしてはいつもより距離が近い。
焦った久遠が珍しく声を張ると、一織はさらに楽しそうに笑った。女性社員の目が集まるのは怖いけれど、こうして彼が楽しそうに目を細めてくれると、やっぱり久遠まで嬉しくなる。
彼は、前はここまで会社で恋人らしい会話はしなかった。けれど婚約者同士となってからは、以前ほど抑制しなくなっているように感じられる。
「じゃあ後でね。夜、戸締り気をつけておいて」
彼が締めの言葉に入ったので、久遠は頷いて手を振ろうとした。――と、同時に、今伝えるべきことを思い出す。
「……あ!ちょうどよかったです。さっき、霧島さんにお店に誘われて。夕飯は『HALTE』にさせていただこうかなって」
「え?」
「……え?」
久遠が言いかけたところで、一織の声が突然低くなったので驚いた。さっきまで楽しそうに緩んでいた表情筋は消えて、目を見開いている。……聞こえなかったのかな?
人の声や足音で騒がしいロビーでは、久遠の声が届かなかったのかもしれない。久遠はもう一度、「夕飯は霧島さんのお店にしようかと」と伝えた。
そのあと彼はしばらく黙ったあと、笑顔で去っていった。けれど、その目はあまり笑っていないように見えた。……たしかに、彼が仕事付き合いの飲み会に参加しなくてはならない一方、久遠だけお気に入りのお店で外食だなんて、贅沢だったかもしれない。
なにかテイクアウトさせてもらえないか、霧島さんに聞いてみよう。
久遠は、そんな的外れな配慮を胸に、今彼が来た道を戻って行った。
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※他サイトで掲載したものの改稿版です
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