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第一学年 第一学期
15 ──放っておけなさすぎる!【桜SIDE】
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「御用改めだおらぁあああああああああ!!」
「きゃあああああああああああああああ!!」
私は小屋に突撃するなり、唖然とするリリスの手元を指差した。
「風の精さん! お願い! リリスの手元からナイフを取り上げて!」
『分かったよ!』
「あっ」
風の精さんによる突風でリリスのナイフはリリスが手の届かないところへ滑る。
リリスは「えっえっ」と私とナイフを交互に見て顔を青ざめた。
「リリス! ……じゃなかった、リリス様! 悪魔召喚なんてやめてください! その先は自滅しかありません! こんな魔法陣、こうしてやる! えいやっ」
「あーーーーっ!!」
私はリリスを押しのけて魔法陣を足で削り、ぐちゃぐちゃにした。
崩れた魔法陣は効果を無くし、赤い輝きも消える。
ひとまずはこれでよしっと。私はいい仕事をしたと額を拭い、リリスに視線を移す。
「あ、貴女、なんでここに!? というか、まさか、み、見てましたの……っ?」
「はい。バッチリ見てました。だから止めました」
「…………っ、」
するとリリスが土に額をこすりつけ、私に平伏した。つまりは土下座だ。
「さ、散々貴女に嫌がらせしておいてこんなことを言うのは許されないことだと思っています。ですが、ですが……このことは、誰にも、言わないで欲しい……」
「……」
「……っ。な、なんでも……なんでもします……お願い、します……っ!」
私はそっとリリスの手を握る。そしてそのまま腕を引いた。ひとまず土下座をやめさせたのだ。
今のリリスの顔は悪役令嬢とは言いがたい酷いものだった。涙で顔がぐちゃぐちゃ。
「じゃあ、いくつか私のお願いを聞いてもらいますね」
「は、はい」
「じゃあひとつめ! それは──悪魔召喚した理由を私に話してください」
「……。……?? ……え?」
私は床の埃をぱっぱっと払うと、その場に座る。長話になりそうだしね。
リリスはそんな私にキョトンとしていた。「早く!」と急かすとリリスも楽な姿勢に座り直す。
「さ、サクラさん……貴女、一体どういうつもり?」
「別に。リリス様の心が知りたいだけです。何故、悪魔召喚なんて馬鹿なことを?」
「……、……」
リリスは何も言わない。私はただ黙って彼女を見つめる。彼女の口が開くまで。
リリスの唇がぱくぱく開閉する。言葉がつまっているようだ。整うまで、待つ。
「……。……っ、仕方、なかったのよ」
ポツリ、と地面に落とされた言葉。それをきっかけにリリスの心が溢れていく。涙と一緒に。リリスの目から落ちた雫が地面に小さな円を描いては消え、描いては消えていく。
「貴女には分からない。妖精に好かれているような、貴女には……。私はね、小さい頃から魔法が使えないの」
「! それって……」
私はふと脳裏にリリスに対する妖精の態度を思い出した。
「─毛戦そう。私は妖精に嫌われている。故に、妖精との契約を果たせず、魔法が使えない。私のお父様は、一人娘である私を王妃にするのが夢だった……。でも王妃が魔法を使えないなんて笑い話でしょう? だから父は幼い私に毎日毎日怒鳴りつけた。私は、落ちこぼれなんだって……」
落ちこぼれ。その単語を聞いて私はぐっと拳を握りしめる。
「自分でも自分が嫌だった。魔法が使えない私なんて、大嫌い。でもね、そんな私でも、魔法が使えるようになる方法があったのよ。それでなんとかこの学校に入学できたし、周りにも誤魔化せている」
「……妖精に力を借りる以外の方法なんて聞いたことありません」
「じゃあ質問ね。サクラさんは──魔物の血を啜ったことあるかしら」
「!!」
リリスが自嘲気味に口角を上げる。両手で頭を抱え、嗚咽が漏れていた。
「魔物の血にはね、微量ではあるけれど魔力が籠もってるのよ。その魔力を呪文で操作すれば基本的なことはできる。子供だましのようなものだけれど、初等部、中等部ではなんとかそれで乗り切ってみせた。でも高等部ではそれは通用しない。ここ一ヶ月で痛感したわ。早くなんとかしないとって思ったの」
「……じゃあ、召喚した悪魔と契約するつもりだったっていうことですか。悪魔から魔力をもらう為に」
「そうね。妖精達は私に近寄ろうともしない。ならばそうするしかないでしょう。寿命はいくらかとられるでしょうが、魔法が使えるようになるならそれも惜しくない」
「じゅ、寿命って……! 命よりも、大切なものなんて……、」
「命より大切なものはない? そう言ってのける貴女は随分幸せな生活を送ってきたのね」
その瞬間、リリスの表情に怒りとは別の負の感情が滲み出た。私は言葉を飲み込む。
「……きっと貴女には、地面に這いつくばって魔物の血を啜れなんて怒鳴られたこともないんでしょう。見たくもない魔物の死体を目の前で突き出されて、舐めろと言われたこともね。悪魔と契約するだけで私は二度と魔物の血を飲まなくて済む。そのためなら寿命なんて惜しくはないわよ!」
「!!」
そりゃ……そんな経験、あるわけないよ……。今度は私が言葉を詰まらせる番だ。
私と彼女とでは、背負っている重さが違いすぎた。
おそらく私が今なんと言おうとも、彼女にとっては紙切れのような薄っぺらいものなのだろう。
──ならば、行動で示すしかない。元々、責任はとるつもりだったんだ。
──これが、私の責任の取り方だ!!
「リリス様が悪魔召喚しなければならない理由は分かりました。ですが、だからといって悪魔を召喚するなんて危険すぎるし、絶対にしてはいけないことです。国でも禁止されていますし。だから、リリス様……」
「!?」
私はリリスの両手をぎゅっと握る。リリス様は握られた両手を見て、目を見開かせた。
「え、な、なにしてますの!? て、手を繋ぐなんて……レックス様ともしたことないのにっ」
「私から二つ目のお願いですリリス様。今後、何があっても、私から離れないでください。ずっと、私の傍にいてください……!」
「!?!?!?!」
「きゃあああああああああああああああ!!」
私は小屋に突撃するなり、唖然とするリリスの手元を指差した。
「風の精さん! お願い! リリスの手元からナイフを取り上げて!」
『分かったよ!』
「あっ」
風の精さんによる突風でリリスのナイフはリリスが手の届かないところへ滑る。
リリスは「えっえっ」と私とナイフを交互に見て顔を青ざめた。
「リリス! ……じゃなかった、リリス様! 悪魔召喚なんてやめてください! その先は自滅しかありません! こんな魔法陣、こうしてやる! えいやっ」
「あーーーーっ!!」
私はリリスを押しのけて魔法陣を足で削り、ぐちゃぐちゃにした。
崩れた魔法陣は効果を無くし、赤い輝きも消える。
ひとまずはこれでよしっと。私はいい仕事をしたと額を拭い、リリスに視線を移す。
「あ、貴女、なんでここに!? というか、まさか、み、見てましたの……っ?」
「はい。バッチリ見てました。だから止めました」
「…………っ、」
するとリリスが土に額をこすりつけ、私に平伏した。つまりは土下座だ。
「さ、散々貴女に嫌がらせしておいてこんなことを言うのは許されないことだと思っています。ですが、ですが……このことは、誰にも、言わないで欲しい……」
「……」
「……っ。な、なんでも……なんでもします……お願い、します……っ!」
私はそっとリリスの手を握る。そしてそのまま腕を引いた。ひとまず土下座をやめさせたのだ。
今のリリスの顔は悪役令嬢とは言いがたい酷いものだった。涙で顔がぐちゃぐちゃ。
「じゃあ、いくつか私のお願いを聞いてもらいますね」
「は、はい」
「じゃあひとつめ! それは──悪魔召喚した理由を私に話してください」
「……。……?? ……え?」
私は床の埃をぱっぱっと払うと、その場に座る。長話になりそうだしね。
リリスはそんな私にキョトンとしていた。「早く!」と急かすとリリスも楽な姿勢に座り直す。
「さ、サクラさん……貴女、一体どういうつもり?」
「別に。リリス様の心が知りたいだけです。何故、悪魔召喚なんて馬鹿なことを?」
「……、……」
リリスは何も言わない。私はただ黙って彼女を見つめる。彼女の口が開くまで。
リリスの唇がぱくぱく開閉する。言葉がつまっているようだ。整うまで、待つ。
「……。……っ、仕方、なかったのよ」
ポツリ、と地面に落とされた言葉。それをきっかけにリリスの心が溢れていく。涙と一緒に。リリスの目から落ちた雫が地面に小さな円を描いては消え、描いては消えていく。
「貴女には分からない。妖精に好かれているような、貴女には……。私はね、小さい頃から魔法が使えないの」
「! それって……」
私はふと脳裏にリリスに対する妖精の態度を思い出した。
「─毛戦そう。私は妖精に嫌われている。故に、妖精との契約を果たせず、魔法が使えない。私のお父様は、一人娘である私を王妃にするのが夢だった……。でも王妃が魔法を使えないなんて笑い話でしょう? だから父は幼い私に毎日毎日怒鳴りつけた。私は、落ちこぼれなんだって……」
落ちこぼれ。その単語を聞いて私はぐっと拳を握りしめる。
「自分でも自分が嫌だった。魔法が使えない私なんて、大嫌い。でもね、そんな私でも、魔法が使えるようになる方法があったのよ。それでなんとかこの学校に入学できたし、周りにも誤魔化せている」
「……妖精に力を借りる以外の方法なんて聞いたことありません」
「じゃあ質問ね。サクラさんは──魔物の血を啜ったことあるかしら」
「!!」
リリスが自嘲気味に口角を上げる。両手で頭を抱え、嗚咽が漏れていた。
「魔物の血にはね、微量ではあるけれど魔力が籠もってるのよ。その魔力を呪文で操作すれば基本的なことはできる。子供だましのようなものだけれど、初等部、中等部ではなんとかそれで乗り切ってみせた。でも高等部ではそれは通用しない。ここ一ヶ月で痛感したわ。早くなんとかしないとって思ったの」
「……じゃあ、召喚した悪魔と契約するつもりだったっていうことですか。悪魔から魔力をもらう為に」
「そうね。妖精達は私に近寄ろうともしない。ならばそうするしかないでしょう。寿命はいくらかとられるでしょうが、魔法が使えるようになるならそれも惜しくない」
「じゅ、寿命って……! 命よりも、大切なものなんて……、」
「命より大切なものはない? そう言ってのける貴女は随分幸せな生活を送ってきたのね」
その瞬間、リリスの表情に怒りとは別の負の感情が滲み出た。私は言葉を飲み込む。
「……きっと貴女には、地面に這いつくばって魔物の血を啜れなんて怒鳴られたこともないんでしょう。見たくもない魔物の死体を目の前で突き出されて、舐めろと言われたこともね。悪魔と契約するだけで私は二度と魔物の血を飲まなくて済む。そのためなら寿命なんて惜しくはないわよ!」
「!!」
そりゃ……そんな経験、あるわけないよ……。今度は私が言葉を詰まらせる番だ。
私と彼女とでは、背負っている重さが違いすぎた。
おそらく私が今なんと言おうとも、彼女にとっては紙切れのような薄っぺらいものなのだろう。
──ならば、行動で示すしかない。元々、責任はとるつもりだったんだ。
──これが、私の責任の取り方だ!!
「リリス様が悪魔召喚しなければならない理由は分かりました。ですが、だからといって悪魔を召喚するなんて危険すぎるし、絶対にしてはいけないことです。国でも禁止されていますし。だから、リリス様……」
「!?」
私はリリスの両手をぎゅっと握る。リリス様は握られた両手を見て、目を見開かせた。
「え、な、なにしてますの!? て、手を繋ぐなんて……レックス様ともしたことないのにっ」
「私から二つ目のお願いですリリス様。今後、何があっても、私から離れないでください。ずっと、私の傍にいてください……!」
「!?!?!?!」
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