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本編
2 おっぱいの時間
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目の前には豊かな双丘を惜しげもなく晒した母親。
そしてその隣には、父親ではなく主治医が居て。
その場所は子供部屋であるエディフィールの部屋だ。
意味が分からなさ過ぎて混乱が加速する。
「かあしゃま……?」
どうにかそれだけを唇から紡ぐ。
今のところウィドニクスは立ったまま動く気配が無い。
一体何が始まるというのだろうか。
ユリアは晒した乳房を恥ずかしがることもなく。
笑みを浮かべたままエディフィールの身体を抱き上げた。
ますます意味が分からない。
「さぁ、エディ。おっぱいを飲みましょうね。」
(……はい?)
何か聞き間違いだっただろうかと、恐る恐るユリアの顔を見上げるが、とても良い笑顔だ。
そのままエディフィールの口元に、グイグイと乳房を押し付けてくる。
(弟が産まれて、赤ちゃん返りしたって思われた?……いやいや。我儘も言ってないし、甘えてもないよ!?)
乳離れが出来てない乳歯が生えて少ししてからとかならともかく。
エディフィールは3歳である。下手したら悪魔の子と言われかねないやんちゃ盛りな年齢である。
残念ながら、虚弱すぎてやんちゃをしたことはないが。
状況が理解できずに固まるエディフィールに、ユリアはどうやら飲み方が分からないと思ったらしい。
「ほら、リーがいつもおっぱいに吸い付いているでしょう?ここの突起を口に含んで、チュッチュって吸えばミルクが出てくるわ。」
リーは弟のリールディアの愛称だ。
確かにユリアはこの部屋で授乳をしていたことがあるし、見たことはある。
(知ってる!知ってるけどそうじゃない!!)
物心ついて無い頃ならともかく。
今や立派に3歳児と成人男性の意識の混じった男である。
(なんなの?そういうプレイなの??母様ってそういう特殊性癖!?)
絶賛大混乱の最中で、ユリアの腕の中で硬直したままのエディフィールを不憫に思ったのだろう。
それまで黙っていたウィドニクスが口を開いた。
「エディフィール坊ちゃま。奥方のお乳は、お薬だと思ってお飲みくだされ。この爺の考えが間違っておらねば、お身体が楽になるはずですじゃ。」
(母乳が薬?少しでも身体が楽になるなら……いや、でも。3歳児でそれは流石にアウトなのでは?)
大人の顔を見比べるが、どちらもにこにこと微笑んでいるだけだ。
腕の中からも解放してもらえそうにない。
仕方なく。目の前にある桜色の突起に口をつけた。
(歯が当たらないようにしないと、母様が痛くなる。けど……赤ちゃんって特殊な吸い方するんじゃなかった?本当に吸うだけで出るの?)
恥ずかしさをどうでもいい思考で押し流して、意を決してチュウっと吸い上げてみる。
予想に反して、吸い上げるだけで母乳は口の中に溢れてきた。
赤ちゃん用の粉ミルクは脱脂粉乳のようなものだと聞いた事がある。
薬だと言っていたので味に期待はしていなかったのだが、予想外に口の中に甘い味が広がった。
牛乳にガムシロップを入れて甘くした飲み物。それが人肌でぬるい。そんな感じ。
虚弱体質で食事も満足に取れないエディフィールは、食後のデザートに辿り着くことが出来ない。
久しぶりの甘味だった。
思わず夢中になってチュウチュウ吸っていると、なんとなく。ほんとうになんとなくだが、その甘さが身体に染みわたる気がする。
食事のようにすぐにお腹いっぱいになると思ったのに、思いのほか喉を通る。
夢中で乳房にしゃぶりつくエディフィールを見て、ユリアもウィドニクスもほっと息を吐いた。
エディフィールの体調を整える効果が無ければ、きっとここまで吸い付かなかっただろう。
毎日の水分を摂らせるのですら、小分けにして数口ずつ飲ませているのだ。
提案したウィドニクスとしても、これは一つの賭けであった。
エディフィールのように、原因不明の虚弱体質で幼いころに亡くなる子供は稀に居る。
それすらも最近の調査で判明したことだ。
そして共通点として、乳児期には比較的健康だという事が挙げられる。
あくまでも比較的であって元気溌剌とは言い難いが、それでも調べた限り乳児期に亡くなる同じ症状の子供は居ないのだ。
それゆえウィドニクスは、母乳に何か秘密があるのではないかと考えた。
誰もかれもが匙を投げたバンホーテン公爵子息の治療。
ウィドニクスはただ一人。
あくまでも研究主体で完治は無理かもしれないことを条件に、エディフィールの病気の研究・治療を行っている医者だった。
コクコクと喉を鳴らして母乳を飲んでいたエディフィールは、吸っても出てこなくなった甘い母乳を名残惜しく思いながら唇を離した。
吐き気も無ければ、いつも冷たかった手足がぽかぽかしている。
甘くてとても美味しかった。
「気分は悪くないかしら?」
気遣う様にユリアに問われ、エディフィールは頷く。
「うん。おいしー。ぽかぽか。」
「えぇそうね。エディの手が温かいのはいつぶりかしら。もっと飲めそうなら、もう1個あるわよ?」
嬉しそうに顔を綻ばせたユリアは、今度は反対の乳房へとエディフィールの顔を持って行く。
今吸い終えた乳房より張り詰めていると感じる乳房を見て、思わず涎が垂れそうになるがグッと我慢する。
「リーの。」
本来母乳とは、赤ちゃんを育てるためのものなのだ。
食事を摂れるエディフィールが奪って良いものではない。
「大丈夫よ。ここに来る前にリーはたっぷり飲んだから。次にリーが飲むまでに、また一杯になるわ。」
本当だろうか?
そう思いながらも、結局ユリアに押し負けて反対の母乳も吸い尽くしてしまった。
気分が悪くなることもなくお腹が満たされ、ユリアの腕に抱かれたまま寝入ったのだった。
そしてその隣には、父親ではなく主治医が居て。
その場所は子供部屋であるエディフィールの部屋だ。
意味が分からなさ過ぎて混乱が加速する。
「かあしゃま……?」
どうにかそれだけを唇から紡ぐ。
今のところウィドニクスは立ったまま動く気配が無い。
一体何が始まるというのだろうか。
ユリアは晒した乳房を恥ずかしがることもなく。
笑みを浮かべたままエディフィールの身体を抱き上げた。
ますます意味が分からない。
「さぁ、エディ。おっぱいを飲みましょうね。」
(……はい?)
何か聞き間違いだっただろうかと、恐る恐るユリアの顔を見上げるが、とても良い笑顔だ。
そのままエディフィールの口元に、グイグイと乳房を押し付けてくる。
(弟が産まれて、赤ちゃん返りしたって思われた?……いやいや。我儘も言ってないし、甘えてもないよ!?)
乳離れが出来てない乳歯が生えて少ししてからとかならともかく。
エディフィールは3歳である。下手したら悪魔の子と言われかねないやんちゃ盛りな年齢である。
残念ながら、虚弱すぎてやんちゃをしたことはないが。
状況が理解できずに固まるエディフィールに、ユリアはどうやら飲み方が分からないと思ったらしい。
「ほら、リーがいつもおっぱいに吸い付いているでしょう?ここの突起を口に含んで、チュッチュって吸えばミルクが出てくるわ。」
リーは弟のリールディアの愛称だ。
確かにユリアはこの部屋で授乳をしていたことがあるし、見たことはある。
(知ってる!知ってるけどそうじゃない!!)
物心ついて無い頃ならともかく。
今や立派に3歳児と成人男性の意識の混じった男である。
(なんなの?そういうプレイなの??母様ってそういう特殊性癖!?)
絶賛大混乱の最中で、ユリアの腕の中で硬直したままのエディフィールを不憫に思ったのだろう。
それまで黙っていたウィドニクスが口を開いた。
「エディフィール坊ちゃま。奥方のお乳は、お薬だと思ってお飲みくだされ。この爺の考えが間違っておらねば、お身体が楽になるはずですじゃ。」
(母乳が薬?少しでも身体が楽になるなら……いや、でも。3歳児でそれは流石にアウトなのでは?)
大人の顔を見比べるが、どちらもにこにこと微笑んでいるだけだ。
腕の中からも解放してもらえそうにない。
仕方なく。目の前にある桜色の突起に口をつけた。
(歯が当たらないようにしないと、母様が痛くなる。けど……赤ちゃんって特殊な吸い方するんじゃなかった?本当に吸うだけで出るの?)
恥ずかしさをどうでもいい思考で押し流して、意を決してチュウっと吸い上げてみる。
予想に反して、吸い上げるだけで母乳は口の中に溢れてきた。
赤ちゃん用の粉ミルクは脱脂粉乳のようなものだと聞いた事がある。
薬だと言っていたので味に期待はしていなかったのだが、予想外に口の中に甘い味が広がった。
牛乳にガムシロップを入れて甘くした飲み物。それが人肌でぬるい。そんな感じ。
虚弱体質で食事も満足に取れないエディフィールは、食後のデザートに辿り着くことが出来ない。
久しぶりの甘味だった。
思わず夢中になってチュウチュウ吸っていると、なんとなく。ほんとうになんとなくだが、その甘さが身体に染みわたる気がする。
食事のようにすぐにお腹いっぱいになると思ったのに、思いのほか喉を通る。
夢中で乳房にしゃぶりつくエディフィールを見て、ユリアもウィドニクスもほっと息を吐いた。
エディフィールの体調を整える効果が無ければ、きっとここまで吸い付かなかっただろう。
毎日の水分を摂らせるのですら、小分けにして数口ずつ飲ませているのだ。
提案したウィドニクスとしても、これは一つの賭けであった。
エディフィールのように、原因不明の虚弱体質で幼いころに亡くなる子供は稀に居る。
それすらも最近の調査で判明したことだ。
そして共通点として、乳児期には比較的健康だという事が挙げられる。
あくまでも比較的であって元気溌剌とは言い難いが、それでも調べた限り乳児期に亡くなる同じ症状の子供は居ないのだ。
それゆえウィドニクスは、母乳に何か秘密があるのではないかと考えた。
誰もかれもが匙を投げたバンホーテン公爵子息の治療。
ウィドニクスはただ一人。
あくまでも研究主体で完治は無理かもしれないことを条件に、エディフィールの病気の研究・治療を行っている医者だった。
コクコクと喉を鳴らして母乳を飲んでいたエディフィールは、吸っても出てこなくなった甘い母乳を名残惜しく思いながら唇を離した。
吐き気も無ければ、いつも冷たかった手足がぽかぽかしている。
甘くてとても美味しかった。
「気分は悪くないかしら?」
気遣う様にユリアに問われ、エディフィールは頷く。
「うん。おいしー。ぽかぽか。」
「えぇそうね。エディの手が温かいのはいつぶりかしら。もっと飲めそうなら、もう1個あるわよ?」
嬉しそうに顔を綻ばせたユリアは、今度は反対の乳房へとエディフィールの顔を持って行く。
今吸い終えた乳房より張り詰めていると感じる乳房を見て、思わず涎が垂れそうになるがグッと我慢する。
「リーの。」
本来母乳とは、赤ちゃんを育てるためのものなのだ。
食事を摂れるエディフィールが奪って良いものではない。
「大丈夫よ。ここに来る前にリーはたっぷり飲んだから。次にリーが飲むまでに、また一杯になるわ。」
本当だろうか?
そう思いながらも、結局ユリアに押し負けて反対の母乳も吸い尽くしてしまった。
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