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第二章 王立学院中等部一年生
87 特別な好きは解らない④ ※
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※アークエイドのターン
*******
Side:アシェル13歳 冬
「アシェはこの前作った媚薬、まだ持ってるよな。」
「それは、まぁ。自分で作ったものだしね。まさかと思うけど。」
あの最高傑作をアシェルに飲めと言ってるのだろう。
じとっとした眼を向けると、アークエイドがくくっと笑う。
「味見はするのに、本来の目的で使うのには抵抗があるのか?」
「それとこれとは別でしょ。アレは本当にヤバいんだって。」
「撫でるだけでよがり狂ってたもんな。」
あの日にアークエイドがそうしたように腕を撫でられ、あの気が狂いそうなほどゾクゾクとした快感を思い出し、頬が熱を持つのを感じる。
そんなアシェルの表情を、アークエイドは満足気に見つめている。
「その表情を俺だけでさせれないのは残念だが……俺の技術じゃ満足できないんだろ?じゃあ、薬の力でも借りてみようかと思ってな。初めては、痛いより気持ちいい方が良いだろ?」
「僕のためみたいに言ってるけど、単にあの状態の僕が見たいだけでしょ。……あーもういいよ。こーなったらヤケクソだ。臨床実験ついでに、アークのムラムラに付き合ってやろうじゃないか。限界だって言っても知らないからね。」
「良く分かってるじゃないか。くくくっ、悪いが、俺は結構性欲は強いほうだと思うぞ?心がまだでも、やっとアシェが手に入るんだ……朝まで抱き潰してもいいくらいだからな。」
「ふーん……じゃあ、朝まで付き合ってもらおうかな。アークの攻めの手が止んだら、僕がやり返す。それでいい?」
『ストレージ』から前にフォアレン草で作った最高傑作を取り出す。ついでに予備として入れておいたマナポーションも取り出した。
お風呂場で温まった薬瓶達は、品質チェックが終わるまで使うわけにはいかない。
「先手は譲ってくれるんだな。あぁ、いいぞ。だが、できたら媚薬の方を飲んでから、マナポーションを飲んでくれよ?」
「当たり前でしょ。口に残ってる媚薬で発情されたら、さすがにたまんないよ。コレ、本当にヤバいんだからね?」
深呼吸して、覚悟を決めて薬瓶を傾ける。
蓋を開けた時に香る強烈な甘さと、喉をとろりとした甘さが流れていく。
そのとろみのついた薬液を飲み干して、次はマナポーションを口にする。
媚薬が甘かったので、苦味と渋みをいつもより感じて眉を顰めた。
「凄く甘い匂いがするな。あの時の香より甘いんじゃないか?」
「そりゃあ、僕の最高傑作だもん。こっちは薬液だけど、作った香の方だってアレには劣らない自信あるよ。まだ試してないけどね。」
こうやって話している間にも、身体が熱を持ち刺激を求めているのを感じる。
この前はティースプーン一杯を舐める程度だが、今回は薬瓶ほぼ一本分だ。
分解する魔力を絞っているので、これで朝まで効果は続く予定。ではあるのだが。
「……っ、はぁ……はぁ、ん……。」
見下ろしてくる熱っぽいサファイアブルーの視線だけで、身体にじくじくとした快感が押し寄せてくる。
アークエイドはさっきから動いていないのに、覆いかぶさられて触れあっている肌の熱がアシェルに快楽を与えてくれる。
「もう効き始めたのか?」
「ひゃっ、んぅ。最高傑作だって、言ったでしょっ。即効性も持続力も、効果も折り紙付きだっ、あ!だめっ。」
アシェルの顔にかかる銀髪に、アークエイドの長い指が触れただけで声が漏れる。
それを見たアークエイドは、熱すぎるほどの熱が籠った眼でアシェルを見つめながらも、その表情はとても嬉しそうに笑みを浮かべていた。
アークエイドの指がゆっくりと耳と首筋を行き来する。
「何がダメなんだ?さっきとは大違いだな。」
整った顔が近づいてきて、耳元にチュッとキスされる。
そのリップ音ですら、背中をゾクゾクと駆け抜けるような刺激になる。
「んんっ!僕は、いいから……早く、アークが良くなりなよ。っあ、やぁ、ソレやだぁ……!み、耳舐めちゃ駄目ッ。」
キスされた流れで、アークエイドの舌がぬちゅりと耳を犯し始めた。
湿った音と熱い舌の刺激が、強烈に身体を駆け抜けていく。
じわりと、アシェルの中が潤み始めたのが分かる。
「やぁ、あんぅ……っう、んんっ。やらぁ……おと、ぁんっ、それっだめぇ!あ、ぁ、やぁ!?ん、んんぅ!!?」
グチュリと一際奥まで舌が捻じ込まれ、蕩けている思考と身体に大きな刺激が走った。
耳への愛撫だけで絶頂を迎えてしまった頭は、ふわふわチカチカしている。
交わりたいのなら、前戯なんて飛ばして行為に及ぶものではないのだろうか。
男とはそういうものだったと記憶しているのに、アークエイドの与えてくる刺激は、薬を抜きにしても、いつだって優しくて刺激的だったなと思う。
アシェルが達したのが分かったのだろう。
顔を上げたアークエイドが、アシェルの潤んだ視界の中に映った。
「いい表情だな。耳だけでイけるものなんだな。……くくっ、何だ、触ってないのにもう硬くなってるのか。」
「ひゃぁ!?イったばかりなのっ、それ……あぅ、んぅ……ぁん、ゃぁん……。」
胸の先の突起をシルクのネグリジェ越しに擦られ、摘ままれ、胸を揉みしだかれる。
急に先端に触れた刺激は大きかったが、胸からはじわじわしたもどかしい感覚しか与えられない。
「……胸より耳か……?凶悪な媚薬が効いてる割には、反応がイマイチだな。」
アシェルの反応を確かめるように、アークエイドの手が身体の上を這っていく。
胸からお臍へ、腰から脇、腕から手へ。
肌からゾクゾクとした快感が駆け上ってくる。
それが終わったと思ったら、アークエイドの身体が下へ移動して、両脚を広げられ太腿から足先へ。また足先から太腿の内側を撫で上げる。
「……ん、ふぅ……ゃあ!?あんっ、それ、ソレやぁっ……っん、ぁぅ……っ、はぁん……!」
「腕や脚を撫でられた方が、良い声で鳴くんだな?こっちはどうだ……くくっ、本当に凄い薬だな……びちょびちょだ。」
アークエイドの指がネグリジェの上から花芽を、その下の割れ目をなぞる。
その一番デリケートな部位を刺激され、また大きな快感の波がびりびりと駆け抜ける。
愛液がネグリジェを秘部にピッタリと貼り付けながら、それよりも溢れて指の動きに合わせてチュクチュクと音を上げている。
「ひゃぁ!?やぁ、ダメっ。ソレやだぁ……あ、っぁ、やら、やらぁ……!あーく、あーくぅっ!それダメなのっ、おかしくなるぅっ!」
あまりにも強すぎて絶え間なく続く刺激で何度も絶頂が訪れる
その恐ろしいほど強烈な快楽にイヤイヤと首を振って抗議する。
手を避けてほしいのに、アシェルが手で押しても離れてはくれない。
「そんな蕩けきった甘い声で言われてもな……もっとって言ってるようにしか聞こえないぞ?」
潤んだ視界の中で、艶っぽい表情のアークエイドと目が合う。
その楽しそうな表情が、ネグリジェの裾をたくし上げたアシェルの秘部へ伏せられた。
ピチャピチャとアークエイドの熱い舌が、花芽を舐め、時折チュゥっと吸い上げる。
「——っ!?ぁ——っ!!」
声にならない嬌声が空気に溶けていく。
背を反らし何度もびくびく跳ねるアシェルの反応を楽しむように、アークエイドの舌が花芽や秘部を隅々まで舐めあげていく。
舐めながら長い指が、アシェルの秘部にゆっくりと侵入してくる。
指が中を押し広げる感覚が、僅かな痛みとびりびりとした快楽になる。
「さっきとは比べ物にならないな……ヌルヌルで熱くて狭くて……気持ちよさそうだ。」
「はっぁ、んぅ、そうっ思うならっ。早く、ゃん……挿れたらっ……?」
「挿れたいに決まってるだろ。コレでも我慢してるんだ。」
中に入れた指だけがゆっくりと抽挿を繰り返しながら、アークエイドの唇が近づいてきて、チュッとアシェルに口付ける。
その苦しそうな表情が、本当に我慢しているんだなと思わせる。
「これだけ狭いんだ。しっかり慣らしておかないと痛いだろ。」
「ん、でも……濡れてるし……っん……アークからなら別に少しくらい……。挿れて良いよ?」
「はぁ……これで特別じゃないとか……散々煽ってくるのに……。コレ以上は本当に止まれないぞ、良いんだな?」
そう問いかけるアークエイドの指は言葉とは裏腹で、早く挿れたいとばかりに指が一本増やされる。
「っぅ、言ってることと、ヤってることが嚙み合ってないよっ。良いって言ってるでしょ?……あ、でもキスしながらにして。」
この媚薬は凶悪だ。
今は沢山イってしまった後の、僅かに刺激が穏やかになっている状態だが、解さずに挿入された痛みすら快感になってしまいそうな予感がしている。
というよりも胸の先端をつねられて、痛みより快感を感じたのだ。予感ではなく、そうなると確信している。
それなら、快楽を与えられる場所を分散して、ついでに声を抑えたい。
——それに、さっきから口が寂しいのだ。言い訳を抜きにしてもキスをしたい。
そんなアシェルの言葉に、アークエイドは何とも言えない表情をする。
「僕とキスするのは嫌?」
「そんな訳ないだろ。ただ……キスしたらアシェが主導権取るだろ……俺はアシェを気持ち良くさせたいんだ。」
年相応に見えるちょっぴり拗ねた姿が可愛く見えて、思わずクスリと笑う。
その可愛い頭を引き寄せて、唇を重ねた。
「っ!!」
ぬるりと絡む舌からビリビリとした快感が押し寄せてくる。
キスだけで何度でも達してしまいそうだ。
頭がぼぅっとしてしまいそうなほどに心地良い快楽を求めて、アークエイドの舌を貪る。
何方とも言えない荒い息と、アークエイドが自身の熱をアシェルの秘部に擦り付けるヌチャヌチャという音がする。
その耳から入ってくる刺激さえ、アシェルにはゾクゾクとした快感になる。
「……っ、はぁ……もう、挿れていいか?我慢できそうにない……。」
「んぅ、はぅん……いい、よ……あーくの、ほしい……。」
「~~っ!また男を悦ばせる言葉をっ……!煽ると手加減できなくなるぞ。」
アシェルの入り口に当てられた熱棒がアークエイドのセリフとは裏腹に、ゆっくりと優しく分け入ってくる。
その中を無理やり広げられる痛さの中に、甘く痺れるような快楽が混じる。
ゆっくりと、内臓を押し上げられるような圧迫感と熱が押し寄せ、それがアシェルを弱い絶頂へと何度も至らせた。
アークエイドの首にしがみつき、ぷるぷると肩を震わせながら声を堪えるアシェルに、心配そうな声がかかる。
奥まで入りきったのか、荒い息を吐くアークエイドの動きが止まった。
「痛い、か?抜いてやれたら良いんだが……激しくしないだけで精一杯だ。」
「違っ、よ、すぎてっ!あーくが、入ってくるのっ、きもちぃの。痛いのも良くって、ふわふわで、飛びそうなのっ。こんなのっ、こんなの知らないっ……良すぎて怖いよぉ……。あーくぅ、たすけてぇ、ぎゅってしてぇ……。」
ぽろぽろと涙を溢しながら、甘ったるい声で懇願するアシェルの身体が、力強くギュッと抱きしめられる。
と、同時に大きく引き抜かれかけた肉棒に、奥を思いっきり突き上げられた。
「ひゃあん!?あ、ぁ、やぁ、すごいっ、ダメ、だめこれぇ!やだぁやらぁ…あーく、あーくぅ!」
「そんなことっ、言われて。我慢できるわけないだろっ。」
激しく突き上げられる度に中をぬちゅぬちゅと動く刺激で、何度も意識が飛びそうなくらいの快楽が突き抜け、視界がチカチカと点滅する。
激しい嬌声が音にならない嬌声に変わり、何度もびくびくとアシェルの身体が跳ねた。
ギュッとアシェルを抱きしめる力が強まる。
「……アシェ……もうっ……。」
切なそうなアークエイドの声が耳元でして、それすらも快感になる。
「いぃ、よ。ちょぅだぃ、なかっ。なかにっ、ちょうだぃっ。あったかいの、ほしっ。」
「~~っ、出るっ……!」
グンっと、一番奥にアークエイドの熱が吐き出される。
「……ぁ!!……ぁぅ……んぅ、はぁ……ゃぁ……。」
ドクドクと熱を吐き出す度に、その動きとお腹を熱くする熱に、アシェルの小さな嬌声が上がる。
ぐったりと持たれかかってくる、アークエイドの体重ですら気持ちよく感じるのだ。
「はぁ、はぁ……アシェ。大丈夫か……?」
「んっ!中でぇ、動いちゃダメっ、それ、だいじょぶじゃぁっ。」
「っ、これは不可抗力だろ……まだまだ気持ちいいのか?」
ずるりと、身体の中から熱の塊が引き抜かれる。
それと同時に、中から溢れた白濁が垂れる感触がある。
アークエイドは媚薬の効果のことを聞いているのだろうか。
ふわふわとした頭で何とか答えを絞り出す。
「ゃんっ!……っ、僕の、最高傑作だよ?でも、正直、ココまでとは思ってなかった……。もう少し、やり返したりできると思ってたのに……あぁでも、それは薬が凄いってことか……複雑な気分。ねぇ……紙とペン貸して。あと、僕を座らせてちょっと支えててくれない?」
正直なところ、意識が飛んでしまわなかっただけ、と言うほどには満身創痍だ。
魔力を絞るコントロール以外のことに魔力と神経を割きたくないし、メモを取りたいのに一人で座れる自信もない。
アークエイドは素直に頷いて『ストレージ』から、さらのノートと万年筆を取り出し貸してくれる。
胡坐をかいたアークエイドの上に腰掛けるような形で支えられ、気怠い腕を何とか動かす。
この所感をキッチリ記録にしておかなければ、媚薬の飲み損だ。
メモを取る間、チュッと何度もアークエイドのキスが、項や耳元、首筋に降ってくる。
その度に小さな痺れるような快感に襲われ、文字がぶれる。
「アーク、もうちょっとだけ待って、メモ取り終わったら好きにしていいから。」
「……本当に好きにしていいのか?」
「良いよ。まだまだ薬は効いてるし。本当に性欲強いって言うか、もう出来るようになってるじゃない。シたりてないんでしょ?……よし。このノート、後で頂戴ね。今は仕舞っておいて。」
アークエイドに閉じたノートと万年筆を返すと、『ストレージ』に放り込まれる。
「全然足りてない。」
「今度は僕が動いてあげようか?」
上手く動けるか、今の状態では自信がないが。
「座るのですら、支えを頼んだのにか?」
「だって……アークが中に入ってると、おかしくなりそうなくらい、良すぎるんだもん。自分で動いた方がマシかと思って。初めては痛いとか、気持ち良くないとか聞いたことあるけど、そういう次元じゃないの。さすが僕の自信作って思うけど、良く出来すぎてて、若干使ったこと後悔してる自分と、実際の使用感を体感出来て喜んでる自分がいて、複雑な心境過ぎる。」
はぁ、と耳元でため息が聞こえる。
「最後の感想で、雰囲気ぶち壊しだぞ。」
「アークの希望に合わせて媚薬飲んであげたんだから、これくらい許してよ。」
「そうでもしないと、俺が一方的に襲われるだけになるだろ。」
「ふふ、良く分かってるじゃ、ひゃぁ。もうっ、耳は駄目ッ!」
言葉の途中で耳をぺろりと舐められ、目を背けていた快感に襲われる。
「良いの間違いだろ?……アシェが止めても、意識をやっても止めれないからな。折角、媚薬が利いてるんだ。今のうちに俺のこと刻んでやる。」
低く艶っぽい声で宣言され、持ち上げられた腰がアークエイド自身の上に落ちる。
「っつ!!」
吐き出された欲でドロドロに蕩けたアシェルの中に聳え立つ雄はすんなりと受け入れられ、体重がかかり奥まで突き上げてくる。
声の出せないまま大きく身体を反らせたあと、びくびくと痙攣を続けるアシェルに、アークエイドは寂し気な笑みを浮かべた。
「これが、俺だけに見せてくれる姿なら最高なのにな。少し激しくするけど頑張ってくれよ、アシェ。」
またチュッと耳にキスをされ、アシェルの身体は突き上げられた。
アシェルがどれだけ鳴いても、何度意識を飛ばしても止めてくれず、本当に朝までアークエイドを受け入れ続けた。
※アークエイドのターン
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Side:アシェル13歳 冬
「アシェはこの前作った媚薬、まだ持ってるよな。」
「それは、まぁ。自分で作ったものだしね。まさかと思うけど。」
あの最高傑作をアシェルに飲めと言ってるのだろう。
じとっとした眼を向けると、アークエイドがくくっと笑う。
「味見はするのに、本来の目的で使うのには抵抗があるのか?」
「それとこれとは別でしょ。アレは本当にヤバいんだって。」
「撫でるだけでよがり狂ってたもんな。」
あの日にアークエイドがそうしたように腕を撫でられ、あの気が狂いそうなほどゾクゾクとした快感を思い出し、頬が熱を持つのを感じる。
そんなアシェルの表情を、アークエイドは満足気に見つめている。
「その表情を俺だけでさせれないのは残念だが……俺の技術じゃ満足できないんだろ?じゃあ、薬の力でも借りてみようかと思ってな。初めては、痛いより気持ちいい方が良いだろ?」
「僕のためみたいに言ってるけど、単にあの状態の僕が見たいだけでしょ。……あーもういいよ。こーなったらヤケクソだ。臨床実験ついでに、アークのムラムラに付き合ってやろうじゃないか。限界だって言っても知らないからね。」
「良く分かってるじゃないか。くくくっ、悪いが、俺は結構性欲は強いほうだと思うぞ?心がまだでも、やっとアシェが手に入るんだ……朝まで抱き潰してもいいくらいだからな。」
「ふーん……じゃあ、朝まで付き合ってもらおうかな。アークの攻めの手が止んだら、僕がやり返す。それでいい?」
『ストレージ』から前にフォアレン草で作った最高傑作を取り出す。ついでに予備として入れておいたマナポーションも取り出した。
お風呂場で温まった薬瓶達は、品質チェックが終わるまで使うわけにはいかない。
「先手は譲ってくれるんだな。あぁ、いいぞ。だが、できたら媚薬の方を飲んでから、マナポーションを飲んでくれよ?」
「当たり前でしょ。口に残ってる媚薬で発情されたら、さすがにたまんないよ。コレ、本当にヤバいんだからね?」
深呼吸して、覚悟を決めて薬瓶を傾ける。
蓋を開けた時に香る強烈な甘さと、喉をとろりとした甘さが流れていく。
そのとろみのついた薬液を飲み干して、次はマナポーションを口にする。
媚薬が甘かったので、苦味と渋みをいつもより感じて眉を顰めた。
「凄く甘い匂いがするな。あの時の香より甘いんじゃないか?」
「そりゃあ、僕の最高傑作だもん。こっちは薬液だけど、作った香の方だってアレには劣らない自信あるよ。まだ試してないけどね。」
こうやって話している間にも、身体が熱を持ち刺激を求めているのを感じる。
この前はティースプーン一杯を舐める程度だが、今回は薬瓶ほぼ一本分だ。
分解する魔力を絞っているので、これで朝まで効果は続く予定。ではあるのだが。
「……っ、はぁ……はぁ、ん……。」
見下ろしてくる熱っぽいサファイアブルーの視線だけで、身体にじくじくとした快感が押し寄せてくる。
アークエイドはさっきから動いていないのに、覆いかぶさられて触れあっている肌の熱がアシェルに快楽を与えてくれる。
「もう効き始めたのか?」
「ひゃっ、んぅ。最高傑作だって、言ったでしょっ。即効性も持続力も、効果も折り紙付きだっ、あ!だめっ。」
アシェルの顔にかかる銀髪に、アークエイドの長い指が触れただけで声が漏れる。
それを見たアークエイドは、熱すぎるほどの熱が籠った眼でアシェルを見つめながらも、その表情はとても嬉しそうに笑みを浮かべていた。
アークエイドの指がゆっくりと耳と首筋を行き来する。
「何がダメなんだ?さっきとは大違いだな。」
整った顔が近づいてきて、耳元にチュッとキスされる。
そのリップ音ですら、背中をゾクゾクと駆け抜けるような刺激になる。
「んんっ!僕は、いいから……早く、アークが良くなりなよ。っあ、やぁ、ソレやだぁ……!み、耳舐めちゃ駄目ッ。」
キスされた流れで、アークエイドの舌がぬちゅりと耳を犯し始めた。
湿った音と熱い舌の刺激が、強烈に身体を駆け抜けていく。
じわりと、アシェルの中が潤み始めたのが分かる。
「やぁ、あんぅ……っう、んんっ。やらぁ……おと、ぁんっ、それっだめぇ!あ、ぁ、やぁ!?ん、んんぅ!!?」
グチュリと一際奥まで舌が捻じ込まれ、蕩けている思考と身体に大きな刺激が走った。
耳への愛撫だけで絶頂を迎えてしまった頭は、ふわふわチカチカしている。
交わりたいのなら、前戯なんて飛ばして行為に及ぶものではないのだろうか。
男とはそういうものだったと記憶しているのに、アークエイドの与えてくる刺激は、薬を抜きにしても、いつだって優しくて刺激的だったなと思う。
アシェルが達したのが分かったのだろう。
顔を上げたアークエイドが、アシェルの潤んだ視界の中に映った。
「いい表情だな。耳だけでイけるものなんだな。……くくっ、何だ、触ってないのにもう硬くなってるのか。」
「ひゃぁ!?イったばかりなのっ、それ……あぅ、んぅ……ぁん、ゃぁん……。」
胸の先の突起をシルクのネグリジェ越しに擦られ、摘ままれ、胸を揉みしだかれる。
急に先端に触れた刺激は大きかったが、胸からはじわじわしたもどかしい感覚しか与えられない。
「……胸より耳か……?凶悪な媚薬が効いてる割には、反応がイマイチだな。」
アシェルの反応を確かめるように、アークエイドの手が身体の上を這っていく。
胸からお臍へ、腰から脇、腕から手へ。
肌からゾクゾクとした快感が駆け上ってくる。
それが終わったと思ったら、アークエイドの身体が下へ移動して、両脚を広げられ太腿から足先へ。また足先から太腿の内側を撫で上げる。
「……ん、ふぅ……ゃあ!?あんっ、それ、ソレやぁっ……っん、ぁぅ……っ、はぁん……!」
「腕や脚を撫でられた方が、良い声で鳴くんだな?こっちはどうだ……くくっ、本当に凄い薬だな……びちょびちょだ。」
アークエイドの指がネグリジェの上から花芽を、その下の割れ目をなぞる。
その一番デリケートな部位を刺激され、また大きな快感の波がびりびりと駆け抜ける。
愛液がネグリジェを秘部にピッタリと貼り付けながら、それよりも溢れて指の動きに合わせてチュクチュクと音を上げている。
「ひゃぁ!?やぁ、ダメっ。ソレやだぁ……あ、っぁ、やら、やらぁ……!あーく、あーくぅっ!それダメなのっ、おかしくなるぅっ!」
あまりにも強すぎて絶え間なく続く刺激で何度も絶頂が訪れる
その恐ろしいほど強烈な快楽にイヤイヤと首を振って抗議する。
手を避けてほしいのに、アシェルが手で押しても離れてはくれない。
「そんな蕩けきった甘い声で言われてもな……もっとって言ってるようにしか聞こえないぞ?」
潤んだ視界の中で、艶っぽい表情のアークエイドと目が合う。
その楽しそうな表情が、ネグリジェの裾をたくし上げたアシェルの秘部へ伏せられた。
ピチャピチャとアークエイドの熱い舌が、花芽を舐め、時折チュゥっと吸い上げる。
「——っ!?ぁ——っ!!」
声にならない嬌声が空気に溶けていく。
背を反らし何度もびくびく跳ねるアシェルの反応を楽しむように、アークエイドの舌が花芽や秘部を隅々まで舐めあげていく。
舐めながら長い指が、アシェルの秘部にゆっくりと侵入してくる。
指が中を押し広げる感覚が、僅かな痛みとびりびりとした快楽になる。
「さっきとは比べ物にならないな……ヌルヌルで熱くて狭くて……気持ちよさそうだ。」
「はっぁ、んぅ、そうっ思うならっ。早く、ゃん……挿れたらっ……?」
「挿れたいに決まってるだろ。コレでも我慢してるんだ。」
中に入れた指だけがゆっくりと抽挿を繰り返しながら、アークエイドの唇が近づいてきて、チュッとアシェルに口付ける。
その苦しそうな表情が、本当に我慢しているんだなと思わせる。
「これだけ狭いんだ。しっかり慣らしておかないと痛いだろ。」
「ん、でも……濡れてるし……っん……アークからなら別に少しくらい……。挿れて良いよ?」
「はぁ……これで特別じゃないとか……散々煽ってくるのに……。コレ以上は本当に止まれないぞ、良いんだな?」
そう問いかけるアークエイドの指は言葉とは裏腹で、早く挿れたいとばかりに指が一本増やされる。
「っぅ、言ってることと、ヤってることが嚙み合ってないよっ。良いって言ってるでしょ?……あ、でもキスしながらにして。」
この媚薬は凶悪だ。
今は沢山イってしまった後の、僅かに刺激が穏やかになっている状態だが、解さずに挿入された痛みすら快感になってしまいそうな予感がしている。
というよりも胸の先端をつねられて、痛みより快感を感じたのだ。予感ではなく、そうなると確信している。
それなら、快楽を与えられる場所を分散して、ついでに声を抑えたい。
——それに、さっきから口が寂しいのだ。言い訳を抜きにしてもキスをしたい。
そんなアシェルの言葉に、アークエイドは何とも言えない表情をする。
「僕とキスするのは嫌?」
「そんな訳ないだろ。ただ……キスしたらアシェが主導権取るだろ……俺はアシェを気持ち良くさせたいんだ。」
年相応に見えるちょっぴり拗ねた姿が可愛く見えて、思わずクスリと笑う。
その可愛い頭を引き寄せて、唇を重ねた。
「っ!!」
ぬるりと絡む舌からビリビリとした快感が押し寄せてくる。
キスだけで何度でも達してしまいそうだ。
頭がぼぅっとしてしまいそうなほどに心地良い快楽を求めて、アークエイドの舌を貪る。
何方とも言えない荒い息と、アークエイドが自身の熱をアシェルの秘部に擦り付けるヌチャヌチャという音がする。
その耳から入ってくる刺激さえ、アシェルにはゾクゾクとした快感になる。
「……っ、はぁ……もう、挿れていいか?我慢できそうにない……。」
「んぅ、はぅん……いい、よ……あーくの、ほしい……。」
「~~っ!また男を悦ばせる言葉をっ……!煽ると手加減できなくなるぞ。」
アシェルの入り口に当てられた熱棒がアークエイドのセリフとは裏腹に、ゆっくりと優しく分け入ってくる。
その中を無理やり広げられる痛さの中に、甘く痺れるような快楽が混じる。
ゆっくりと、内臓を押し上げられるような圧迫感と熱が押し寄せ、それがアシェルを弱い絶頂へと何度も至らせた。
アークエイドの首にしがみつき、ぷるぷると肩を震わせながら声を堪えるアシェルに、心配そうな声がかかる。
奥まで入りきったのか、荒い息を吐くアークエイドの動きが止まった。
「痛い、か?抜いてやれたら良いんだが……激しくしないだけで精一杯だ。」
「違っ、よ、すぎてっ!あーくが、入ってくるのっ、きもちぃの。痛いのも良くって、ふわふわで、飛びそうなのっ。こんなのっ、こんなの知らないっ……良すぎて怖いよぉ……。あーくぅ、たすけてぇ、ぎゅってしてぇ……。」
ぽろぽろと涙を溢しながら、甘ったるい声で懇願するアシェルの身体が、力強くギュッと抱きしめられる。
と、同時に大きく引き抜かれかけた肉棒に、奥を思いっきり突き上げられた。
「ひゃあん!?あ、ぁ、やぁ、すごいっ、ダメ、だめこれぇ!やだぁやらぁ…あーく、あーくぅ!」
「そんなことっ、言われて。我慢できるわけないだろっ。」
激しく突き上げられる度に中をぬちゅぬちゅと動く刺激で、何度も意識が飛びそうなくらいの快楽が突き抜け、視界がチカチカと点滅する。
激しい嬌声が音にならない嬌声に変わり、何度もびくびくとアシェルの身体が跳ねた。
ギュッとアシェルを抱きしめる力が強まる。
「……アシェ……もうっ……。」
切なそうなアークエイドの声が耳元でして、それすらも快感になる。
「いぃ、よ。ちょぅだぃ、なかっ。なかにっ、ちょうだぃっ。あったかいの、ほしっ。」
「~~っ、出るっ……!」
グンっと、一番奥にアークエイドの熱が吐き出される。
「……ぁ!!……ぁぅ……んぅ、はぁ……ゃぁ……。」
ドクドクと熱を吐き出す度に、その動きとお腹を熱くする熱に、アシェルの小さな嬌声が上がる。
ぐったりと持たれかかってくる、アークエイドの体重ですら気持ちよく感じるのだ。
「はぁ、はぁ……アシェ。大丈夫か……?」
「んっ!中でぇ、動いちゃダメっ、それ、だいじょぶじゃぁっ。」
「っ、これは不可抗力だろ……まだまだ気持ちいいのか?」
ずるりと、身体の中から熱の塊が引き抜かれる。
それと同時に、中から溢れた白濁が垂れる感触がある。
アークエイドは媚薬の効果のことを聞いているのだろうか。
ふわふわとした頭で何とか答えを絞り出す。
「ゃんっ!……っ、僕の、最高傑作だよ?でも、正直、ココまでとは思ってなかった……。もう少し、やり返したりできると思ってたのに……あぁでも、それは薬が凄いってことか……複雑な気分。ねぇ……紙とペン貸して。あと、僕を座らせてちょっと支えててくれない?」
正直なところ、意識が飛んでしまわなかっただけ、と言うほどには満身創痍だ。
魔力を絞るコントロール以外のことに魔力と神経を割きたくないし、メモを取りたいのに一人で座れる自信もない。
アークエイドは素直に頷いて『ストレージ』から、さらのノートと万年筆を取り出し貸してくれる。
胡坐をかいたアークエイドの上に腰掛けるような形で支えられ、気怠い腕を何とか動かす。
この所感をキッチリ記録にしておかなければ、媚薬の飲み損だ。
メモを取る間、チュッと何度もアークエイドのキスが、項や耳元、首筋に降ってくる。
その度に小さな痺れるような快感に襲われ、文字がぶれる。
「アーク、もうちょっとだけ待って、メモ取り終わったら好きにしていいから。」
「……本当に好きにしていいのか?」
「良いよ。まだまだ薬は効いてるし。本当に性欲強いって言うか、もう出来るようになってるじゃない。シたりてないんでしょ?……よし。このノート、後で頂戴ね。今は仕舞っておいて。」
アークエイドに閉じたノートと万年筆を返すと、『ストレージ』に放り込まれる。
「全然足りてない。」
「今度は僕が動いてあげようか?」
上手く動けるか、今の状態では自信がないが。
「座るのですら、支えを頼んだのにか?」
「だって……アークが中に入ってると、おかしくなりそうなくらい、良すぎるんだもん。自分で動いた方がマシかと思って。初めては痛いとか、気持ち良くないとか聞いたことあるけど、そういう次元じゃないの。さすが僕の自信作って思うけど、良く出来すぎてて、若干使ったこと後悔してる自分と、実際の使用感を体感出来て喜んでる自分がいて、複雑な心境過ぎる。」
はぁ、と耳元でため息が聞こえる。
「最後の感想で、雰囲気ぶち壊しだぞ。」
「アークの希望に合わせて媚薬飲んであげたんだから、これくらい許してよ。」
「そうでもしないと、俺が一方的に襲われるだけになるだろ。」
「ふふ、良く分かってるじゃ、ひゃぁ。もうっ、耳は駄目ッ!」
言葉の途中で耳をぺろりと舐められ、目を背けていた快感に襲われる。
「良いの間違いだろ?……アシェが止めても、意識をやっても止めれないからな。折角、媚薬が利いてるんだ。今のうちに俺のこと刻んでやる。」
低く艶っぽい声で宣言され、持ち上げられた腰がアークエイド自身の上に落ちる。
「っつ!!」
吐き出された欲でドロドロに蕩けたアシェルの中に聳え立つ雄はすんなりと受け入れられ、体重がかかり奥まで突き上げてくる。
声の出せないまま大きく身体を反らせたあと、びくびくと痙攣を続けるアシェルに、アークエイドは寂し気な笑みを浮かべた。
「これが、俺だけに見せてくれる姿なら最高なのにな。少し激しくするけど頑張ってくれよ、アシェ。」
またチュッと耳にキスをされ、アシェルの身体は突き上げられた。
アシェルがどれだけ鳴いても、何度意識を飛ばしても止めてくれず、本当に朝までアークエイドを受け入れ続けた。
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