57 / 67
title #3 "Welcome, Mr. Another World!OYOYO ” 幕の内 24/?
しおりを挟む
title #3
"Welcome, Mr. Another World!OYOYO ”
幕の内 24/?
「おい、またいつものように机にぐだりこんでるアレはどうしたんだ?」
いつもの教室で狼男が、馬娘にヒソヒソと話す。
さわさわさわさわ
朝の学校特有の気ぜわしさに包まれた教室で一人、喧騒とは無縁な女子が本当にへたり込んでいた。
田舎の高校にありがちな黒を基調としたセーラー服なので、その全身にくっつく無数の赤い異物が目に付く。
【差し押さえ予告 国税局特別査察部】
全身に、まるで呪われた事故物件の押し入れとか天井裏みたいにビッシリと張られていた。
「まるでギャグ漫画の、分かり易い債務者表現だな」
彼女を見ていた詰め襟姿の狼男が薄く笑う。
「“びんぼっちゃま”だってそんなモン張られていなかったよな」
彼女と同じ黒いセーラー服の馬娘が突っ込む。
「あれは単に赤貧だろう。税金滞納者じゃない。まあ、住民税とか国民県保健費用あたりは怪しいが」
ひそひそ
他のクラスの連中も目じりに下がった白い目で噂する。税金滞納して、ああはなりたくないとせせら嗤う。
ピクッ
「あっ、起きた。狸寝入りだったのか」
自分の体にいつもまにか張られた呪い?のお札をビリビリに気が付いた。
うがああああああ
視線と陰口?に寝たふりをしていたらしいが耐えきれなくなって、起き上がっていきなり暴れ出す。
「誰だ!こんなモンあたしに貼ったのは。あたしはどこの耳なし芳一だ」
バリバリ ビリビリ
全身に貼られた赤札を破り捨ててヒスを起こす。本来差し抑えの札を人間に貼る事は無いので、どうやらクラスの連中の悪乗りでワザワザ作って貼ったらしい。
昔から学校で、知り合いに元気かと言って、背中を叩いたと思わせて誹謗中傷の紙を貼るなんて、未だにやるやついるんだと腹を立てる。
「荒れてんな~。あれ、普通に考えたらかなりな虐めだろう。まあ、あの性格だから、ただ面倒くさいって事で怒ってるだけだろうけど」
「いじめた側は問題が起こった時にコミニケーションって言うのが言い訳の定番だけど、あの娘に関しては当たってるな。あれはレクレーションね。やられた方は面倒くさいみたいだけど。寝ているの邪魔されて相当怒ってるけど」
どっかのおかっぱJKみたいに、犯人みつけて机や椅子をぶん投げている。
ガシャーン
「お~、た~まや~~~~」
ぶつけられた男子らが窓から飛び出してお空の星になって散って校庭に落ちていった。
「ここ3階だったよね」
ドターン バターン
うぎゃあああああ
悲鳴が階下から聞こえたが、特に誰も驚かない。一応心配してるってポーズの為に窓が無くなった壁際から下を見る。おっころとされた連中は流石に獣人男ばかりで、楽しそうに笑っている。どうやら相手をしてくれて満族らしい。飼い主にチョッカイだして構ってもらって嬉しいって顔をしている。
「アイツら変な趣味に目覚めて無い」
怒ってほしくて甘噛みした子犬みたいだ。まあ似たような連中だけど。
「落っこちた連中はいいとして窓の修理代もアイツ持ちだろう。また借金が増えるな。ソッチが心配だな」
投げた学校備品方の心配をする。ボロイようで学校へ搬入物は案外高いのだ。
「大丈夫か、今でもバイトにかまけて寝る暇も無いって学校で寝てるんだぞ」
「ちょっと心配ね。赤点とか取り巻くって留年とか退学されると大事な玩 ・・・・ クラスメイトと離れ離れになるを見るのは忍びない。工兵科に言って実習って事で直してくれるくれるように頼みましょう。表向きは何も無かったことにしよう」
「それがいいかも知れん。自主退学なんかで辞められて困るのは学校の方だし目を瞑ってくれる」
バタッ
クラスの皆が見ている間に再び机に突っ伏した。
「また魔力切れね。こうなると分かってるんだから止めりゃいいのに」
背中を冷たい目で、駄目だかりゃと顔を振る。
「しかし流石に伝説のガントレットね。普段は絵に描いたようにひ弱なのに、室伏並に机と男ども空に飛んでいったわよ」
机に投げ出されたまくれた袖から、プラチナ色の籠手が輝いていた。
普通の女子以下の筋力しか無いので、同居している食いしん坊女らの食材をあんな辺鄙な場所まで運ばねばならんと、魔法にアレルギーあるが背に腹は代えられないと装備している。
ツンツン
つついて見るがもう反応は無い。
「本当に伸びてるぞ。ミオトニック・ゴートや狸*じゃないんだから、そんなに伸びるのが趣味なのかね」
別に趣味で伸びているワケじゃない。あの籠手はマジックアイテムで、使うには魔力がいるが一般人であるアイツの持つ魔力など高がしれているので、あっという間に魔力が枯渇で失神していた。さながらロス五輪、女子マラソンのアンデルセン選手のゴール前後のようだ*。
「心配だな。このところ毎日だから、いくらアイツでもまいるだろうよ」
どうやら毎日同じバカ騒ぎをやっているらしい・・・。
「窓から飛び出していった連中も何で懲りないかね」
ああなるって分かってるだろうと呆れる。
「だからあれでしょう。気になる子にはちょっかい出したいってのは小学生なみね」
「本人嬉しくねえだろうな。それに小学生と違って、ラブじゃねえだろう。アレは純粋に存在が珍しくて気になってんだろう」
校庭に迷い込んだ犬に眉毛を描いて笑おうって感じだ。一応女の子にその評価はご無体だと責めながらも笑う。
「でもあの娘、色恋沙汰聞いたこと無いわよね。まあ、あんな性格とバイトの来歴からそんな話になりにくいだろう」
黙ってればそれなりに年頃の女子って感じではあるが、いかんせん中身は付き合ってきた連中が連中だけにそうは見えない。
「別にあの娘が風呂に入ったり、客取っていたワケじゃないから、構わないと思うけど」
男子が引くようなY談を平気な顔で話すが、別段本人がそんな商売を商売をやっていたワケじゃく、単なる門前の小僧、耳年増なだけだ。
「それが問題なんだよな。アイツどんな恋バナだってY談だって、昔遊んでたやんちゃが、ケツの青いガキに窘めるように冷静に受け答えするから、まだ女に夢を見たい男子は現実を見せられてテンション落ちるし、酸いも甘いも枯れた中年のおっさんだって、年若い娘に真顔で諭されたら嫌だろ思うぞ」
「でもあの娘、ふざけてはいるけど、聞けばちゃんとした事しか言ってないよ」
「だからタチが悪いっての。正論は心が疚しいヤツには暴言に映る。特に女子がシモの話を理で詰めて来られると男子は困る」
その手の話は演技でも構わないから、少しは恥じらってくれないと話振った男は困る。シモの話はリアクションが無かったり無視されるのはまだしも、冷静に分析されると相当気まずい。
更にタチが悪いのが、困らせてやろうなんて悪意では無く、下卑た気持ちで話を振っているにのにアイツは真摯に受け答えをしてしまう。
「天然だからね。ああいう生き物だと思うしか無いわよ。一応あれで、普通というと語弊があるけど、か弱い[体力限定]女子なんだから、男子ももう少し気を使ってあげたら」
「アレは俺らが気を使わなきゃいけないもんなの?」
なんか知らんがファミレスで観賞魚を食べようとして、その代金返済で、ヒーヒー言って ・・・・ ないな。確かにバイトの掛け持ちで寝る間も無く働いてはいるが、良い寝顔で授業中グーグーとイビキかいている。
「グーグー寝てるのは問題あるけど、まあ寝顔は幸せそうよね」
本当に悩んでいたら、寝ていても何かに追われたように安眠出来ないモノだが、かなり強めにつついても起きるそぶりは見せない。
「気遣いなんていらないよな」
皆も、うん うん と頷く。過酷な人生送って、首がむち打ちのギブスで固定される程借金で首が回らないのに、腹が立つほど応えていない。もう少し擁護の気持ちを抱かせれば付き合い方も考えるが、腹が立つ程元気なので少しは頼れと理不尽に思う。
「まあ、少しは堪えろって思うけど、コイツはこうで無ければ面白くない」
こんな性格なので遠慮なく付き合える。特に男子は、色気ずく頃には色恋感情を持ってなくても恰好をつけたくなるものであるが、彼女に関してはその気が起きないので付き合っていて楽。普段はそんな気は全く起きないの、女子としては得難い存在である。
「そう考えると、留年したりして後輩に渡すのは惜しいな」
「でしょう。まあ、取り合え掃除道具出して後片付け 後片付けしましょうか」
教室後部に設えられた巨大な掃除道具入れから、各自ゴミばさみ(金属トング)と三つ手ちりとりを取り出し、慣れたもので教室の残骸を片す。
ヒョイ ぽい ヒョイ ぽい
散らばった窓の破片を拾い始める。
出来れば今回の暴行事件は無かったことしたかった。国としては色々コイツは使い出があるので手ごまにしたいが、頑固なヤツなのでお誘いにはどんな好条件でもにべもないらしい。しかし女性は嫌っていても粘り強く口説けば案外何とかなるもんだと、じっくり時間をかけて懐柔したいので長く止めおきたい筈だから、喜んで留年させるだろう。しかし、それでは自分達のおもちゃと引き離されてしまうから隠蔽好意は慣れたものであった。どうやらいつもこんな事をやっているらしい。
スッキリ
爆撃跡みたいだった教室が綺麗になった。
「漫画とかだと、窓も綺麗に直ってるんだけど、流石にそれは無理か」
「そういう現状回復みたいな魔法あればいいのにね」
「あったら俺リフォーム業者になるわ。意外と賃貸アパートは壁紙が汚れたり水回りが古くなって敷金じゃ足りなくて、追い銭も払うらしいけど、意外と良い値段するらしいぞ」
「あったら戦争なんか行くより安全だし、金も稼げるし大手だったら福利厚生も社会保険も年金の支払いに経費の計算もしてくれるんだろう。傭兵なんて領収証貰ってもどうやって控除受けれるのかすら分らんから、そういう安全で楽な仕事をしたいな」
「男子は派手なドンパチを期待して、今の進路選んだんじゃなかったの?」
もうそんな夢物語はいらんと言う。
「アイツの中のユーレー連中で、祖国の英雄にでもなろうって思っていたけど、戦争は聞くのとやるのは大違いだって絶望して非業の死を遂げた連中の怨嗟を聞き飽きたんで、先人の経験を教えて貰ったんだから、同じ轍は踏みたくない」
食料どこかと飲み水は泥水すら無く、蠅と蛆まみれの戦友だったものに囲まれて自分もそうなるんだと悟った時胸に去来したのは祖国を守る誉れでは無く戦争を始めた祖国への絶望だったらしい。
「平和が一番。その為にはなんでもするぞ」
平和の為なら戦争だって厭わないと胸を張る。
「何、その健康の為なら死んでも良いって思ってる健康教みたいな宗教」
「そんだけの覚悟してる奴に喧嘩うる奴はいない」
「随分オフェンシブな平和主義者ね。まあ例え高価な金でも、インゴットの鋳型(いがた)でグツグツ沸騰しているのを万引きはしないわね」
「訓練ばかりやって、戦わないで食う飯は美味いかって納税者になじられたい」
軍隊・警察・消防が訓練ばかりやってる国は良い国。
「ウチのクラスそんなのが多いから進路指導が悩んでいたわよ。給料は安くていいから、実戦が無くて訓練が本業の外国の就職先探してくれって言ったら、そんなの自衛隊以外は無いって」
自衛隊も悪く無いが、規律が世界一厳しいと軍事教練で南国の軍隊に行った時に教わった。だからウチに来ないかと言われたが、毛皮の体で熱帯地域は辛いと断った。
「遮二無二に頑張ってもしゃあないって分かったし、よしんばチャンスあっても風の吹きまわし一つでどうなるか分らんから給料よりちょっとリーズナブルって思われるぐらいでいいわ」
年食ったら若いお姉ちゃん追い回す元気なんか無くなるんだから若い内に過ちやっときたい。ブロンドのボン キュ ボンなね~ちゃんとお付き合いしたいので、進路指導でそういうのを希望すると、社会甞めてるのかと怒られた。
「そりゃそうでしょう。ベタな突っ込みしていい」
「どうぞ」
「鉄砲撃たずに、ナニ撃ってるんだ」
し~~~~~~ん
あまりに寒いギャグに教室が凍る。
「ちょ ちょと 笑ってよ。ねえ、冗談なんだから笑ってよ」
クラスの皆は死んだ目をして黙り込んだ。
だから誰かのつぶやきも教室に響いた。
「アイツに似てきたな」
ガ~~~~~~~~~~~~ン
「おい、そいつ大丈夫か」
顔を前で手のひらを振って見せる。
「駄目だ。立ったまま気絶している。しかも白髪化して。余程恐ろしい事があったに違いない くわばら くわばら 剣呑 剣呑」
セーラー服から出ている部分が全て真っ白で、まるで矢吹丈と15R戦い終えたホセ・メンドーサのように髪も精神も真っ白でった。
「いや、そいつ元々葦毛だからそれは大丈夫だろう」
「大丈夫か?」
「だ だいじょうぶよ。ちょっとこの世から消えてしまいたいだけ」
「どんだけイヤだったんだ」
窓ガラスと壁の残骸は取り除かれたので“一応”綺麗になった。
窓側は全て消失していたので、突然の突風が吹き込み、皆の髪を盛大に乱す。
ビューーーーーー
「まるで今のお前の心象風景みたいだな」
心配してる“フリ”をしながら失笑していた。
「風が吹き込むんで、これから暑くなるから丁度よかっ ・・・・・ 今日は寒いけど」
また誰かが、まるで誰かの心の様にとつぶやく。
「まるでお前のこれからの人生のようだ」
うがああああああ
ガッシャーン
今度はウマ娘が暴れる。手近にあった机や椅子を投げまくり残っていた窓も全滅した。
「いや、そこまで真似しろとは言ってない」
-----------------
二度の破壊活動で窓側の壁はすっかり開けて、眺めは良くなったが、備品どころか校舎を壊したのは拙い。しかも大崎豊の歌なら窓ガラスぐらいだが、窓そのものが一切合切無くなっている。
「誤魔化さないとあの娘下手すると停学でしょう。級友としてはしのびないからなんとかしましょう?」
ちゃっかり復活したウマ娘が、自分の破壊分の罪も受け持ってくれと、自分の事は棚に上げて何も無かった体で話に加わる。
「無理だろう」
週刊漫画みたいに次の週になったら綺麗サッパリ直ってるワケは無いと諦める。
「やっぱり無理か」
「大丈夫だろう。アイツ止めさせて困るのはドッチかと言うと学校だろうから、停学ぐらいは食らうかもしれんが退学は無い」
一週間とか長くても二週間ぐらいだろうと言う。
「その間教室が平和になるな」
それは退屈な日々と同意語であった。灰色の学校生活に色を付けてくれたアイツがいないのは退屈だ。
「それは拙いな」
「ポルターガイスト(騒霊)の所為にしない?」
幸いここはそんな場所だ。聞いたこと無いけどあっても納得出来る。
「それはいいな。お皿が空を飛んだり、ラップ音が鳴ったり、ドアが開いたり閉まったりするから、それで ・・・・ 」
窓が全て取っ払われた光景を見て首をひねる。
「ポルターガイストで鉄筋コンクリの壁が壊れたなんて話は聞かんが」
「ちょっと無理があるかな」
「ちょっとね」
説得力に欠けるので、代案を探すが最悪それで行こうと了承される。
「じゃあもっと大本の神様にかぶってもらわない」
怒って津波や地震を起こしたりしてるし、雷を神の怒りだって昔から言ってるから、説得力あるから大丈夫だろう。
「説得力あるな」
「でもなんで神様が高校に雷落とすんだ?」
ここソドム、それともゴモラ、バベル ・・・ は地名じゃなかったよな。
「そりゃ神様だもん。なんかコッチには分らん理由があるんだろう。なんせ神様のやることなんだから、理由を問いただすなんて罰当たりはいないだろうから大丈夫だ」
「でも異世界からのインバウンドに反対する勢力って出来てるらしいから、異世界の超常の力を持ってる連中を神だって崇めている連中が出来て、それを疎ましく思ってる宗教組織が結託して排斥運動でもしないかな」
「それは拙いな。校門の前で、座り込みでもされるとうざい」
「じゃあ、神の怒りはこの事業じゃなくて、個人的恨みって事にしたらどうぞ。いわゆる個人の自由って事で」
「誰の所為にするんだ」
「そりゃ決まっとろうが」
皆がチラと寝ているアイツを見る。そして納得する。
「コイツならいいか。現に知り合いってはいかにもありそうだし」
「なんか本当に知り合いらしいから風評被害とか誹謗中傷だって言われても取り直してくれるんじゃない」
「そうね。あんまり仲良くないらしいけど、知り合いのよしみで何とかなりそうでしょう」
じゃあ、この教室の惨状はコイツが神様の怒りをかった という事にした。
「なんか外から音しない」
ゴロゴロゴロ空から音がしたので見ると晴れ渡っていた空が一転ドロドロして雷雲が立ち込めていた。
ピカッ バリバリバリ ドカーン
あたり一面発光現象で真っ白になり視界が奪われる。
「なんだ、ジェットストリームアタックか」
ドーン
雷が数発校舎に落ちた。
「 … 濡れ衣を着せられて怒られたかな」
「いや、濡れ衣じゃ無くなったから大丈夫だろう」
ゴロゴロゴロ バチーン ドゴオオオン
見ると街にも雷が襲ってる。
「おお、すげえ すげえ。カタトゥンボの稲妻*みたいだな。世界一の雷銀座らしいから一度見たかったけど南米で遠いから諦めていたんだけど、学校で見れてよかった」
「まあ、これでたかだか教室の壁が壊れたぐらいは誰もきにしないくなったな」
ドーン ドーン ビカビカビカビカ
「なんか街の方が落雷被害酷くない?」
「まああの街はロクなのいないから天の裁きはウチの学校より似合ってるだろう。ウチついでだったかもね」
う~~~ ぴ~ぽ~ ぴ~ぽ~
〖只今落雷が頻発しております。住民の方は室内の中央で身を低くしてコンセントと水道管から離れて、電源コードが繋がった電化製品はコンセントを抜きましょう〗
広域放送が警告してる。
「ちょっと拙くない」
「まずいな。火出てるぞ」
街のあちこちから黒い煙と火が立ち上り始めた。それでも落雷は止まずに街を襲う。
「悪徳の蔓延る街を神はことごとく天の炎で打ち滅ぼしたる。未来その地はバベルと呼ぶ」
パカーン
狼男の頭を蹄ならぬハリセンで突っ込む。
「今は聖書ゴッコなんかしてる場合じゃないでしょう」
ありゃ随分死んでるぞハズだ。普通に人間なら雷当てれば大体死ぬが、住人は大体違うから大丈夫だろう。
「マスコミとかオタは街に行ったんじゃないかった」
アイツらは一般人だ。当たれば相当痛いだろう。
「あれま。そりゃ大変だ。本人に謝って貰おう」
デカい雷鳴を気にせず寝ているアイツの所に行って体を揺らす。
「おい、起きろ。謝ってくれ」
「ふみゃあ … にゃに」
「お前はいつ猫娘になったんだ。いいから謝れ、誰かに」
寝ぼけているので何が何か分かっていないようだが、言われたと通りに謝る。どこ向いてるか分らんが、そこにいる“誰か”に謝る。
「ごみゃんさない ごめんなにゃさい なんだかわからないけどあたしがわるかったから ごめんなさい」
し~~~~~~~~~ん
今まで鳴り響いていた雷鳴が止まった。
「ご苦労さん」
「なに~~」
何が起こったか分らないって声を出す。
「終わったから寝てていいぞ」
「ふあ~い」
くう
再び寝入る。
その姿を見て皆が思う。
(やっぱりコイツ“そう”だったんだと)
まあ、知り合いが凄いからって本人が凄いとは限らないからそれだけだけど。
---------------------------
落雷が無くなったと言っても火事には関係ない。街の各所で火の手が上がっている。
「落雷被害って保険下りるんだっけ」
「下りるぞ。良かったな、これ以上巨額の借金は増えないみたいだぞ。まあ一垓円からすれば鼠の鼻くそ程度であろうが」
特殊な街が燃えてるんだから、普通に街より復旧費用は高くつくだろう。
「良かったな」
「ふぁ … ふあああああ」
言われても全く覚えない罪を着せられている当人は寝たままだ。
「本人関係ないでしょう。怒られているのは濡れ衣着せたわたしだちじゃない?」
「それはアイツを庇おうとして弊害だ。コラテラルダメージ*って事で」
庇おうとしたのが更に酷くなってるって、贔屓の引き倒しじゃないかと呆れる。
「巨額の借金といえば、例の星、三菱地所とか住友不動産とかに買ってくれないかと話持って行ったけど売れなかったんだって?」
「コイツ馬鹿か。そんな物件街の不動産屋に相談に言ったら頭がおかしいって思われるに決まってるじゃない」
普通つまみ出されて終わりだが、何故か居合わせた外国の駐日大使クラスの人間が現れて「じゃあウチの国に」って騒ぎ始めたらしい。
「税金払えるならどうぞ持って行ってください。えっ、亡命してくれればタックスヘイブンでチャラになる。それに一生住民税に所得税に固定資産税もロハ」
よろしくお願いしま~す、と言おうとしたが邪魔される。
「待て、ウチはそれに公的年金も議員待遇で用意するぞ、ハイルフューラー」
「じゃあウチはリゾート地に別荘も用意して、美男の美女の執事にメイドも付けるぞピロシキ」
「そうはイカナイアル。その娘はウチの国がもらうアル ポコペン」
しばらくにらみ合いの末、街中で銃撃戦が始まり、本人居合わせただけで銃も撃ってないのに事情聴取されて、警察に身元引受人として担任が呼ばれていった。
「あたしは何もしてないぞ。おれじゃねええよおおおおお」
トラブルメーカー、騒動屋、災禍を蒔き起こす者の本領発揮であった。
「それを知った国税は物納もありますって親切なフリして、本心は国が国土として欲しいんで取り上げようと折衷案で懐柔しようとしたらしいが、無理だったとか」
手持ちに金が無い時は課税対象の所有権を放棄して代わりにするって制度があるが、この頃は滞納額に足りない時もあれば売れる当てがない時は断られる。しかし今回はそうでは無かったらしい。
男共との約束で仕方なしにも貰ったけど、本当に貰うと譲渡税が発生する。そんな金払えるワケないとからと言われたら男子も納得したんで、約束は反故にしてもらった。
初めから男子もあんな星の地下が欲しかったワケじゃ無く、面白そうだからノリでやっただけだったので未練はなかった。
これで厄介払いできるって思って、譲渡放棄しようとしたらしいが、星のある多元宇宙への“どこでもゲート(仮称)”は本人限定だから、本人の所有権離れたら、そのホワイトホールは閉じられ、恐らく二度と行く手段は無いらしいから税務署も差し押さえは出来んと諦め、それどころか一度放棄されると将来何かあったとき差し押さえも出来ないと、熟慮期間*を過ぎるまでのらりくらりと関係窓口をたらいまわししていた。
「よくアイツが納得したな。あいつ、あぶく銭嫌いだろう」
「貰ってないし返そうとしたんだけど、くれた相手と連絡つかんから宙に浮いてるらしい」
自分に関係ないならどうでもいいと、後はほっとく事にしたらしい。
「アイツ本当にモノ欲しがらないなヤツだな」
「たまに二刀流の剣豪みたいな事言ってるわよ『後々呪物となるものを持たず』だって」
「呪物ってなんだ?特級呪物とか言うアレか。確かナントカ展開といって空間を歪めるんだっけ。ああ、思い出した不思議時空だ。ふ~しぎしぎ ま~かふしぎって呪文だったな*」
「それはちょと違くないかな?」
似たようなもんで大体あってるけど細部は違うんじゃないの?と、ジャンプ読まないので無責任に言う。
「曰く付きとか、名のあるアイテムの事らしいわよ」
そんなモノ大事にしてると、道具は人の役に立つための物なのに、いつしか道具の方が大事になる。愛着は大事だが道具だと言う事を忘れないようにといつでも手放せると思って持ってるらしい。
「宵越しの銭は持たない江戸っこみたいだな」
----------------------
「大体本人押さえておけば星が手に入るとか思ってる奴いるけど、アイツ二度行くつもりないって事教えてやらなくていいのか」
「どこでもゲートだっけ?使う時本人が魔力持ってかれるんだろう」
一般人もごくわずか魔力を持っているけど、魔法のゲートを通る時追いはぎ状態で魔力を奪われるらしい。
「本人が言うには、厳寒のシベリアで素っ裸にされて、冷水浴びせられてブリザードに立たされているように熱を持って行かれるらしい」
それに血抜きまで追加だとか。
「異世界転移じゃ、亜空間通ると凄い魔力を身に着けるらしいのに、そうもいかんのだな」
「ご都合主義じゃないからね。神様も女神様もチートくれないのか。知り合いだろう」
「本人神様は知り合いにいるみたいだけど、無双状態じゃ見ていて退屈だからあげたくないんだろう」「アイツそういうの嫌いだからな。悪銭身に付かずだと*」
魔法使いなら体にまとった魔力は固着しているから、なんてことない程の魔力消費であるが、一般人にはそんなもん殆どない。コッチに返ってくるだけで魔力切れで死にかけていた。じゃあ勝手に通ればいいと思うが、所有者以外はセキリティの関係で立ち入り禁止らしい。
「団体旅行の観光バスみたいに定員50名あればいいけど、一般人のアイツのそんな事で気無いから、俺たちを一人ずつコッチに戻すのも、一回数人連れ帰ってくるだけで直ぐにガス欠で倒れてたからな」
箱根駅伝で全力過ぎて体力尽き、倒れたいが次の走者にタスキ渡さないと死んでも死にきれない状態であった。まるでピラミッドの石を鞭で叩かれながら運ぶ奴隷みたいであった*。
「本人、もうヤだってクラスの連中あの星に置き去りにして逃げたいって泣きが入っていた」
アイツが泣き言を言ったのを初めて聞いた。まあ、逃げる体力なかったようだ。
「よっぽど辛かったんでしょうね」
魔法使いは魔力を使い切っても立ち眩み程度で済むが、一般人は魔力なんて殆どもってないから、命の一滴までのなけなしを搾り取られるのは相当キツイんだろう。借金の取り立てで、最後血と内臓にケツの毛を抜かれる気持ちだったのかも。
「昔からアニメやドラマで邪神の生贄にされる一般人は生命力やらを吸い取られると苦悶に叫びながら死んでいたのは合ってたのね」
何とか宥めすかして全員連れ帰った後、ダンジョンを作るって言っていた男子達は約束は忘れたと、滂沱の涙を流して御免と言っていた。
アッチの星に行く度に彼女は魔力切れで死にそうだし、大丈夫だとは思うがアッチに行った時に死なれでもしたら本人は死んで楽になれるだろうが、自分達は一生戻ってこれない。戻す手段が無いのに異世界召喚した無責任な王族じゃないんだから、それを知っていくやつはいない。
「しかしなんでこんなややこしい仕組みでくれたんだと思う」
「どういう意味?」
「お礼なら譲った後は事情によっては売ってもいいように汎用性を持たせるもんだろう。でも今のままじゃあの星はアイツ以外は持てないようになってる。仮に譲渡できても使えないようにしてる」
「キャバクラの姉ちゃんにオジサンがプレゼントするとき、自分が贈ったと分かるように、他では手に入らないモノを選びたがるとは聞いたことあるけど、それかも」
「なんで」
「まず現実的はパパは自分だけじゃないので、他のパパにも同じものをリクエストして数個貰ったら、一つあればパパさんは自分が贈ったモノを大事にしてくれていると言い気になれるけど、実はそれは沢山貰ったウチに一つで、残りは質屋ってパターンがおおいらしのよ」
「だから他じゃ手に入らないのを贈りたがるのか。その他大勢にされたら困るって事か」
「同じモノなら、贈ってくれた誰かだけど、特定されたならそれを身に着けている間は自分の事を考えざるを得ないでしょう」
「覚えて欲しいなんていじらしいっていうか、モノ哀しいっていうか」
「だから売られたらお金になるでしょう。お金には名前は書いて無いから忘れるだろうけど、モノなら贈り主と紐付けされるから自分の事を考えてくれる」
「ちょっとまて。キャバクラのお姉ちゃんにパパが贈るのはモテたいとかやりたいって事でわかるが、あの森の姫様も?」
「ラブかライクか知らないけど、単に盆暮れのハムやサラダオイルみたいに感謝の印じゃなく気に入られたいとかの気持ちがあるから、売れない風にややこしい仕組みであげたんじゃないかしら。それなら納得出来るな」
「女子がバレンタインデーに手作りのチョコ上げるのは、競合がいた時に差別化で自分を印象付ける為とか聞いたけど、あれ本当か」
「中には純粋に … ないわ。あれは自分を印象付けたいからよ。絶対」
「なんかリキ入ってるけど、そうなのか。そういや男性アイドル専門の某ザーニーズ事務所は送られてきた市販品は施設に配るけど、手作りは捨てるらしいな。変なモノが入ってるかも知れんって」
「その方が良いと思う。今はどうだか知らないけど、髪の毛燃やしてその粉を練り込む奴とかいららしいから」
「髪の毛を?何の為に」
「女の幽霊は髪の毛を残しもんでしょう。女の髪には情念宿るから、それで自分を振り向かせようって呪術あるんだってアイツが言っていた」
それを聞いた女子が作り方聞いて、今年は間に合わなかったけど来年は作ると言っていたらしい。
「ああ、さよか … 」
今度はおどけず震撼した。
「ま まあ、それでいいんだ“けど”」
「“けど”?」
「根本的な事なんだけど、あの姫様がアイツにご執心な理由が分らん」
助けられたとか言われたとアイツは言っていたが、その部分は抜け落ちている。どうやらユーレーに
「一応アイツと森娘[姫様のこちらの依り代]のパスポート見たら同じ時期森娘にいたらしいから、姫様はそのその時そこで会ってはいたと思うけど」
「森娘の方はなんていってる。やっぱ憑かれている時だからトランス状態で覚えて無いか」
「なんか覚えているような感じはあるけど、緘口令でも引かれているので口割らないのよね」
「口割るって、聞いて見たの?」
「違うわよ」
「流石に違 … 」
「尋問 または詰問よ。流石に拷問は止したけど」
話がデカいので興味 ・・・ じゃない、世界平和の為に涙を飲んで馬謖を斬ったらしい。
「こええええ。女の拷問官って白熊国かよ」
おどけているが、意外と本気で震える。白熊国では拷問官は女の方が怖いってので、捕虜が担当が男だったらラッキーって思うらしい。あとそのバレバレの偽善も。
「で、話した?」
「意外と高貴な種族を名乗るだけに“くぅ ころ”みたいな事言っていたから、これはほっといた方が面白そうだってなった」
「お前ら女子寮でなにやってんの」
「世界平和活動」
御託は立派だが、言いながら笑ってる。単なる面白ネタの囃し立てのようだ。
「そのうち総括とか言い出さないでくれよ」
title #3
"Welcome, Mr. Another World!OYOYO ”
幕の内 24/?
end
*****************************************************************************************************
*ティルトウェイト(爆炎魔法)/ライトウエイト 核爆発反応を異次元で起こして熱エネルギーだけを現世に現出させる最大火力の攻撃魔法/ ティルトウェイトを現世で起こす。空間を隔てないので減衰が無いので威力はティルトウェイトより上だが、当然被爆する。
*マシュマロマン ゴーストバスターズ 1984年 最後に出てきたセーラー(水夫)姿のお化け 中規模のビル並みの伸長
*五十歩百歩(ごじっぽひゃっぽ)」とは、多少の違いはあるものの、本質的には同じであること、たいした違いがないことを意味します。源流は中国の古典『孟子』の故事にあり、戦場で50歩逃げた者が100歩逃げた者を「臆病者」と笑ったが、王は「どちらも逃げたことには変わりない」と答えたことから、「五十歩逃げた者も百歩逃げた者も、逃げたという点では本質的に同じである」という教訓が生まれました。/AI による概要
*マリリンモンローノーリターン 本来は野坂昭如さんの著書 派生した意味は、やってしまったら取り返しのつかない事になり、全て終わりって諦めの境地。整形手術のやり過ぎは帰らざる河にも引っかけてマリリンモンローノーリターンw
*「木星のディスカバリー号乗務員に地球からの通信をじっと座って待ってろとって言ってるようなもんじゃないか。HALじゃなくても反乱起こすわ」2001年宇宙の旅 木星と地球の電波通信は片道50分掛かっていたので、質問一つして答えが返ってくるまで100分かかるので、そんなもん待ってられないので、質問したら100分は他の事をしていたはずだ。異世界人と地球人の体の反応速度を揶揄している描写。
*スティーブン・ブラッドバリー 2002年のソルトレイク冬季オリンピックスピードスケートで、オーストラリアって暑い国は当然ウインタースポーツは弱い国で、更に当人普通の選手で五輪出れただけで金星だったのに、大会で前が全てコケてくれたので最後まで滑っただけで金メダル取った運の凄い人
*見世物小屋の“オオイタチ”“殺人犯” よくあるオオイタチは 大きな板に血ノリを塗って一発ギャグ 殺人犯は檻に入った大男がナイフを持って叫んでるだけ。普通捕まるだろうって突っ込みは無粋らしい。
*「お前はどこの校長だ」1984年 うる星やつら2 友引高校校長の言葉 人間は悩み苦しみ過ち、そして桃太郎は全てを失って大陸に渡れたからジンギスカンになったって言うし 桃太郎=源義経=ジンギスカンの同一人物説があるので、それを絡めている滑稽話。実際は今の東京スポーツの見出し並みの信用度らしい。
*立花トッペイ ヴァンパイヤ 手塚治虫 1966年
*犬神明 ウルフガイ 平井和正 1970年
*バトルロワイヤル 2000年 『今日はみんなに、ちょっと殺し合いをしてもらいます』のCMでお馴染みデスゲームの元祖みたいな作品。
*トゥルーマン・ショー 1998年 生活空間全てが、人工的につくられた境遇である、役を演じた役者に囲まれた男がそれを知らずに暮らしていたお話。
*マッスル日本 県立地球防衛軍に出てくる敵でも味方でも無い変態怪人 戦うのが嫌いだから、戦おうとするやつは腹が立つからぼてくりこかす、どこに出しても恥ずかしくない筋肉変態。僕のヒーローアカデミアの外伝に出てくる暴力オジサンとあメタルギアに出てくる超員議員の原型かもw
*ロス五輪、女子マラソンのアンデルセン選手のゴール前後 1984年ロスアンゼルス五輪で女子マラソンの当日現地は熱中日であって、脱水症状の意識朦朧でフラフラでゴールすると言う五輪屈指の有名なシーンで有名になったhttps://www.youtube.com/watch?v=-hzmMbScCM4&ab_channel=Garidon14
*ミオトニック・ゴートや狸 緊張すると体が硬直して失神したようになる種類の動物
*CMネタは直ぐ風化する 究極超人あ~る 田中一郎がセブンイレブンのCMネタをやったが、トサカがそう言ってつっこむ。コミック版では「ほら 風化した」とセルフ突っ込みまで入れていた。
*ナショナル マックロードSSの「コ・マ・お・く・り・も・で・き・ま・す・よ コマ送り」1979ねん のギャグシーンやってるのかと思った https://www.youtube.com/watch?v=6zIsbRSWLmk&ab_channel=ksoik
*今何刻だい? 落語 とき蕎麦 お釣りを払いを誤魔化そうと、ゆっくり一文づつ払い、途中で「いま何時だい」と聞いて、答えた時間から勘定をカウントして誤魔化そうとする噺。
*頭のラジエーター(額) これは比喩ではなく、頭のひたいは脳の温度を下げるのが役目の為に人間はその部分に毛が生えないとか?
*パソコンのCPUを1990年代では上位だった25MHz 1990年当時こんしゅまー用上位機種マックのクアドラ900搭載が25MHzであった。のちにばージョンアップした950が33MHzで、そのアップグレードがクロック周波数にかけてか33万だった。たった8MHzアップにかける費用ですよ。現在最速の5.5GHzなら地方都市ぐらい買えるかもw
*ウルトラハンド 任天堂のマニピュレーターのおもちゃ パンタグラフの様な関節部の確度を可変することで先端部分の伸長を変えて、離れた所にあるモノを掴んだりうごかしたりするおもちゃ ファミコンも作った横井軍平さんが仕事に暇つぶしにつくったって、これが元で社長に気に入られ、ファミコン開発につながったのでいわば伝説のおもちゃ
*よっ、相変わらず馬鹿かって寅さんなら言い 男はつらいよ 作中寅次郎がよく、主にタコ社長に言う台詞。あと、労働者諸君 なんてのある。
*ミスター・エド 1961年 人語をしゃべる馬のエドを主人公にしたテレビドラマ。「う~まが喋る そ~んな馬鹿な♬」って歌で有名なアメリカンコメディ 有名ってだれが知ってるんだw
*エレファントマン 顔が奇形であるので見世物小屋で見せものになっている男と精神科医の物語。
*うんこ大好き天才作曲家にお父さんって保護者がいないと駄目になった ヴォルフガング アマデウス モーツァルトと父であるレオポルト モーツァルトの事 天才が故に経済観念を教育するより、音楽の才能を伸ばす事でしたので、お父さんが逝去すると散財して破産同然であったらしい。
*エコエロアザラク 1975年 ホラー漫画 黒魔術を扱う魔法少女のお話 エコエロアザラクとは呪いの発動呪文らしい? かんり根にも持っている雰囲気をさっして
*バケットホイールエクスカベーター 史上最大の働く車?総重量2000トン以上
*元農業従事者の世界的有名な女子漫画家 「鋼の錬〇術師」とか「銀〇匙」で有名な、北海道出身の自画像が牛で有名な漫画家さん
"Welcome, Mr. Another World!OYOYO ”
幕の内 24/?
「おい、またいつものように机にぐだりこんでるアレはどうしたんだ?」
いつもの教室で狼男が、馬娘にヒソヒソと話す。
さわさわさわさわ
朝の学校特有の気ぜわしさに包まれた教室で一人、喧騒とは無縁な女子が本当にへたり込んでいた。
田舎の高校にありがちな黒を基調としたセーラー服なので、その全身にくっつく無数の赤い異物が目に付く。
【差し押さえ予告 国税局特別査察部】
全身に、まるで呪われた事故物件の押し入れとか天井裏みたいにビッシリと張られていた。
「まるでギャグ漫画の、分かり易い債務者表現だな」
彼女を見ていた詰め襟姿の狼男が薄く笑う。
「“びんぼっちゃま”だってそんなモン張られていなかったよな」
彼女と同じ黒いセーラー服の馬娘が突っ込む。
「あれは単に赤貧だろう。税金滞納者じゃない。まあ、住民税とか国民県保健費用あたりは怪しいが」
ひそひそ
他のクラスの連中も目じりに下がった白い目で噂する。税金滞納して、ああはなりたくないとせせら嗤う。
ピクッ
「あっ、起きた。狸寝入りだったのか」
自分の体にいつもまにか張られた呪い?のお札をビリビリに気が付いた。
うがああああああ
視線と陰口?に寝たふりをしていたらしいが耐えきれなくなって、起き上がっていきなり暴れ出す。
「誰だ!こんなモンあたしに貼ったのは。あたしはどこの耳なし芳一だ」
バリバリ ビリビリ
全身に貼られた赤札を破り捨ててヒスを起こす。本来差し抑えの札を人間に貼る事は無いので、どうやらクラスの連中の悪乗りでワザワザ作って貼ったらしい。
昔から学校で、知り合いに元気かと言って、背中を叩いたと思わせて誹謗中傷の紙を貼るなんて、未だにやるやついるんだと腹を立てる。
「荒れてんな~。あれ、普通に考えたらかなりな虐めだろう。まあ、あの性格だから、ただ面倒くさいって事で怒ってるだけだろうけど」
「いじめた側は問題が起こった時にコミニケーションって言うのが言い訳の定番だけど、あの娘に関しては当たってるな。あれはレクレーションね。やられた方は面倒くさいみたいだけど。寝ているの邪魔されて相当怒ってるけど」
どっかのおかっぱJKみたいに、犯人みつけて机や椅子をぶん投げている。
ガシャーン
「お~、た~まや~~~~」
ぶつけられた男子らが窓から飛び出してお空の星になって散って校庭に落ちていった。
「ここ3階だったよね」
ドターン バターン
うぎゃあああああ
悲鳴が階下から聞こえたが、特に誰も驚かない。一応心配してるってポーズの為に窓が無くなった壁際から下を見る。おっころとされた連中は流石に獣人男ばかりで、楽しそうに笑っている。どうやら相手をしてくれて満族らしい。飼い主にチョッカイだして構ってもらって嬉しいって顔をしている。
「アイツら変な趣味に目覚めて無い」
怒ってほしくて甘噛みした子犬みたいだ。まあ似たような連中だけど。
「落っこちた連中はいいとして窓の修理代もアイツ持ちだろう。また借金が増えるな。ソッチが心配だな」
投げた学校備品方の心配をする。ボロイようで学校へ搬入物は案外高いのだ。
「大丈夫か、今でもバイトにかまけて寝る暇も無いって学校で寝てるんだぞ」
「ちょっと心配ね。赤点とか取り巻くって留年とか退学されると大事な玩 ・・・・ クラスメイトと離れ離れになるを見るのは忍びない。工兵科に言って実習って事で直してくれるくれるように頼みましょう。表向きは何も無かったことにしよう」
「それがいいかも知れん。自主退学なんかで辞められて困るのは学校の方だし目を瞑ってくれる」
バタッ
クラスの皆が見ている間に再び机に突っ伏した。
「また魔力切れね。こうなると分かってるんだから止めりゃいいのに」
背中を冷たい目で、駄目だかりゃと顔を振る。
「しかし流石に伝説のガントレットね。普段は絵に描いたようにひ弱なのに、室伏並に机と男ども空に飛んでいったわよ」
机に投げ出されたまくれた袖から、プラチナ色の籠手が輝いていた。
普通の女子以下の筋力しか無いので、同居している食いしん坊女らの食材をあんな辺鄙な場所まで運ばねばならんと、魔法にアレルギーあるが背に腹は代えられないと装備している。
ツンツン
つついて見るがもう反応は無い。
「本当に伸びてるぞ。ミオトニック・ゴートや狸*じゃないんだから、そんなに伸びるのが趣味なのかね」
別に趣味で伸びているワケじゃない。あの籠手はマジックアイテムで、使うには魔力がいるが一般人であるアイツの持つ魔力など高がしれているので、あっという間に魔力が枯渇で失神していた。さながらロス五輪、女子マラソンのアンデルセン選手のゴール前後のようだ*。
「心配だな。このところ毎日だから、いくらアイツでもまいるだろうよ」
どうやら毎日同じバカ騒ぎをやっているらしい・・・。
「窓から飛び出していった連中も何で懲りないかね」
ああなるって分かってるだろうと呆れる。
「だからあれでしょう。気になる子にはちょっかい出したいってのは小学生なみね」
「本人嬉しくねえだろうな。それに小学生と違って、ラブじゃねえだろう。アレは純粋に存在が珍しくて気になってんだろう」
校庭に迷い込んだ犬に眉毛を描いて笑おうって感じだ。一応女の子にその評価はご無体だと責めながらも笑う。
「でもあの娘、色恋沙汰聞いたこと無いわよね。まあ、あんな性格とバイトの来歴からそんな話になりにくいだろう」
黙ってればそれなりに年頃の女子って感じではあるが、いかんせん中身は付き合ってきた連中が連中だけにそうは見えない。
「別にあの娘が風呂に入ったり、客取っていたワケじゃないから、構わないと思うけど」
男子が引くようなY談を平気な顔で話すが、別段本人がそんな商売を商売をやっていたワケじゃく、単なる門前の小僧、耳年増なだけだ。
「それが問題なんだよな。アイツどんな恋バナだってY談だって、昔遊んでたやんちゃが、ケツの青いガキに窘めるように冷静に受け答えするから、まだ女に夢を見たい男子は現実を見せられてテンション落ちるし、酸いも甘いも枯れた中年のおっさんだって、年若い娘に真顔で諭されたら嫌だろ思うぞ」
「でもあの娘、ふざけてはいるけど、聞けばちゃんとした事しか言ってないよ」
「だからタチが悪いっての。正論は心が疚しいヤツには暴言に映る。特に女子がシモの話を理で詰めて来られると男子は困る」
その手の話は演技でも構わないから、少しは恥じらってくれないと話振った男は困る。シモの話はリアクションが無かったり無視されるのはまだしも、冷静に分析されると相当気まずい。
更にタチが悪いのが、困らせてやろうなんて悪意では無く、下卑た気持ちで話を振っているにのにアイツは真摯に受け答えをしてしまう。
「天然だからね。ああいう生き物だと思うしか無いわよ。一応あれで、普通というと語弊があるけど、か弱い[体力限定]女子なんだから、男子ももう少し気を使ってあげたら」
「アレは俺らが気を使わなきゃいけないもんなの?」
なんか知らんがファミレスで観賞魚を食べようとして、その代金返済で、ヒーヒー言って ・・・・ ないな。確かにバイトの掛け持ちで寝る間も無く働いてはいるが、良い寝顔で授業中グーグーとイビキかいている。
「グーグー寝てるのは問題あるけど、まあ寝顔は幸せそうよね」
本当に悩んでいたら、寝ていても何かに追われたように安眠出来ないモノだが、かなり強めにつついても起きるそぶりは見せない。
「気遣いなんていらないよな」
皆も、うん うん と頷く。過酷な人生送って、首がむち打ちのギブスで固定される程借金で首が回らないのに、腹が立つほど応えていない。もう少し擁護の気持ちを抱かせれば付き合い方も考えるが、腹が立つ程元気なので少しは頼れと理不尽に思う。
「まあ、少しは堪えろって思うけど、コイツはこうで無ければ面白くない」
こんな性格なので遠慮なく付き合える。特に男子は、色気ずく頃には色恋感情を持ってなくても恰好をつけたくなるものであるが、彼女に関してはその気が起きないので付き合っていて楽。普段はそんな気は全く起きないの、女子としては得難い存在である。
「そう考えると、留年したりして後輩に渡すのは惜しいな」
「でしょう。まあ、取り合え掃除道具出して後片付け 後片付けしましょうか」
教室後部に設えられた巨大な掃除道具入れから、各自ゴミばさみ(金属トング)と三つ手ちりとりを取り出し、慣れたもので教室の残骸を片す。
ヒョイ ぽい ヒョイ ぽい
散らばった窓の破片を拾い始める。
出来れば今回の暴行事件は無かったことしたかった。国としては色々コイツは使い出があるので手ごまにしたいが、頑固なヤツなのでお誘いにはどんな好条件でもにべもないらしい。しかし女性は嫌っていても粘り強く口説けば案外何とかなるもんだと、じっくり時間をかけて懐柔したいので長く止めおきたい筈だから、喜んで留年させるだろう。しかし、それでは自分達のおもちゃと引き離されてしまうから隠蔽好意は慣れたものであった。どうやらいつもこんな事をやっているらしい。
スッキリ
爆撃跡みたいだった教室が綺麗になった。
「漫画とかだと、窓も綺麗に直ってるんだけど、流石にそれは無理か」
「そういう現状回復みたいな魔法あればいいのにね」
「あったら俺リフォーム業者になるわ。意外と賃貸アパートは壁紙が汚れたり水回りが古くなって敷金じゃ足りなくて、追い銭も払うらしいけど、意外と良い値段するらしいぞ」
「あったら戦争なんか行くより安全だし、金も稼げるし大手だったら福利厚生も社会保険も年金の支払いに経費の計算もしてくれるんだろう。傭兵なんて領収証貰ってもどうやって控除受けれるのかすら分らんから、そういう安全で楽な仕事をしたいな」
「男子は派手なドンパチを期待して、今の進路選んだんじゃなかったの?」
もうそんな夢物語はいらんと言う。
「アイツの中のユーレー連中で、祖国の英雄にでもなろうって思っていたけど、戦争は聞くのとやるのは大違いだって絶望して非業の死を遂げた連中の怨嗟を聞き飽きたんで、先人の経験を教えて貰ったんだから、同じ轍は踏みたくない」
食料どこかと飲み水は泥水すら無く、蠅と蛆まみれの戦友だったものに囲まれて自分もそうなるんだと悟った時胸に去来したのは祖国を守る誉れでは無く戦争を始めた祖国への絶望だったらしい。
「平和が一番。その為にはなんでもするぞ」
平和の為なら戦争だって厭わないと胸を張る。
「何、その健康の為なら死んでも良いって思ってる健康教みたいな宗教」
「そんだけの覚悟してる奴に喧嘩うる奴はいない」
「随分オフェンシブな平和主義者ね。まあ例え高価な金でも、インゴットの鋳型(いがた)でグツグツ沸騰しているのを万引きはしないわね」
「訓練ばかりやって、戦わないで食う飯は美味いかって納税者になじられたい」
軍隊・警察・消防が訓練ばかりやってる国は良い国。
「ウチのクラスそんなのが多いから進路指導が悩んでいたわよ。給料は安くていいから、実戦が無くて訓練が本業の外国の就職先探してくれって言ったら、そんなの自衛隊以外は無いって」
自衛隊も悪く無いが、規律が世界一厳しいと軍事教練で南国の軍隊に行った時に教わった。だからウチに来ないかと言われたが、毛皮の体で熱帯地域は辛いと断った。
「遮二無二に頑張ってもしゃあないって分かったし、よしんばチャンスあっても風の吹きまわし一つでどうなるか分らんから給料よりちょっとリーズナブルって思われるぐらいでいいわ」
年食ったら若いお姉ちゃん追い回す元気なんか無くなるんだから若い内に過ちやっときたい。ブロンドのボン キュ ボンなね~ちゃんとお付き合いしたいので、進路指導でそういうのを希望すると、社会甞めてるのかと怒られた。
「そりゃそうでしょう。ベタな突っ込みしていい」
「どうぞ」
「鉄砲撃たずに、ナニ撃ってるんだ」
し~~~~~~ん
あまりに寒いギャグに教室が凍る。
「ちょ ちょと 笑ってよ。ねえ、冗談なんだから笑ってよ」
クラスの皆は死んだ目をして黙り込んだ。
だから誰かのつぶやきも教室に響いた。
「アイツに似てきたな」
ガ~~~~~~~~~~~~ン
「おい、そいつ大丈夫か」
顔を前で手のひらを振って見せる。
「駄目だ。立ったまま気絶している。しかも白髪化して。余程恐ろしい事があったに違いない くわばら くわばら 剣呑 剣呑」
セーラー服から出ている部分が全て真っ白で、まるで矢吹丈と15R戦い終えたホセ・メンドーサのように髪も精神も真っ白でった。
「いや、そいつ元々葦毛だからそれは大丈夫だろう」
「大丈夫か?」
「だ だいじょうぶよ。ちょっとこの世から消えてしまいたいだけ」
「どんだけイヤだったんだ」
窓ガラスと壁の残骸は取り除かれたので“一応”綺麗になった。
窓側は全て消失していたので、突然の突風が吹き込み、皆の髪を盛大に乱す。
ビューーーーーー
「まるで今のお前の心象風景みたいだな」
心配してる“フリ”をしながら失笑していた。
「風が吹き込むんで、これから暑くなるから丁度よかっ ・・・・・ 今日は寒いけど」
また誰かが、まるで誰かの心の様にとつぶやく。
「まるでお前のこれからの人生のようだ」
うがああああああ
ガッシャーン
今度はウマ娘が暴れる。手近にあった机や椅子を投げまくり残っていた窓も全滅した。
「いや、そこまで真似しろとは言ってない」
-----------------
二度の破壊活動で窓側の壁はすっかり開けて、眺めは良くなったが、備品どころか校舎を壊したのは拙い。しかも大崎豊の歌なら窓ガラスぐらいだが、窓そのものが一切合切無くなっている。
「誤魔化さないとあの娘下手すると停学でしょう。級友としてはしのびないからなんとかしましょう?」
ちゃっかり復活したウマ娘が、自分の破壊分の罪も受け持ってくれと、自分の事は棚に上げて何も無かった体で話に加わる。
「無理だろう」
週刊漫画みたいに次の週になったら綺麗サッパリ直ってるワケは無いと諦める。
「やっぱり無理か」
「大丈夫だろう。アイツ止めさせて困るのはドッチかと言うと学校だろうから、停学ぐらいは食らうかもしれんが退学は無い」
一週間とか長くても二週間ぐらいだろうと言う。
「その間教室が平和になるな」
それは退屈な日々と同意語であった。灰色の学校生活に色を付けてくれたアイツがいないのは退屈だ。
「それは拙いな」
「ポルターガイスト(騒霊)の所為にしない?」
幸いここはそんな場所だ。聞いたこと無いけどあっても納得出来る。
「それはいいな。お皿が空を飛んだり、ラップ音が鳴ったり、ドアが開いたり閉まったりするから、それで ・・・・ 」
窓が全て取っ払われた光景を見て首をひねる。
「ポルターガイストで鉄筋コンクリの壁が壊れたなんて話は聞かんが」
「ちょっと無理があるかな」
「ちょっとね」
説得力に欠けるので、代案を探すが最悪それで行こうと了承される。
「じゃあもっと大本の神様にかぶってもらわない」
怒って津波や地震を起こしたりしてるし、雷を神の怒りだって昔から言ってるから、説得力あるから大丈夫だろう。
「説得力あるな」
「でもなんで神様が高校に雷落とすんだ?」
ここソドム、それともゴモラ、バベル ・・・ は地名じゃなかったよな。
「そりゃ神様だもん。なんかコッチには分らん理由があるんだろう。なんせ神様のやることなんだから、理由を問いただすなんて罰当たりはいないだろうから大丈夫だ」
「でも異世界からのインバウンドに反対する勢力って出来てるらしいから、異世界の超常の力を持ってる連中を神だって崇めている連中が出来て、それを疎ましく思ってる宗教組織が結託して排斥運動でもしないかな」
「それは拙いな。校門の前で、座り込みでもされるとうざい」
「じゃあ、神の怒りはこの事業じゃなくて、個人的恨みって事にしたらどうぞ。いわゆる個人の自由って事で」
「誰の所為にするんだ」
「そりゃ決まっとろうが」
皆がチラと寝ているアイツを見る。そして納得する。
「コイツならいいか。現に知り合いってはいかにもありそうだし」
「なんか本当に知り合いらしいから風評被害とか誹謗中傷だって言われても取り直してくれるんじゃない」
「そうね。あんまり仲良くないらしいけど、知り合いのよしみで何とかなりそうでしょう」
じゃあ、この教室の惨状はコイツが神様の怒りをかった という事にした。
「なんか外から音しない」
ゴロゴロゴロ空から音がしたので見ると晴れ渡っていた空が一転ドロドロして雷雲が立ち込めていた。
ピカッ バリバリバリ ドカーン
あたり一面発光現象で真っ白になり視界が奪われる。
「なんだ、ジェットストリームアタックか」
ドーン
雷が数発校舎に落ちた。
「 … 濡れ衣を着せられて怒られたかな」
「いや、濡れ衣じゃ無くなったから大丈夫だろう」
ゴロゴロゴロ バチーン ドゴオオオン
見ると街にも雷が襲ってる。
「おお、すげえ すげえ。カタトゥンボの稲妻*みたいだな。世界一の雷銀座らしいから一度見たかったけど南米で遠いから諦めていたんだけど、学校で見れてよかった」
「まあ、これでたかだか教室の壁が壊れたぐらいは誰もきにしないくなったな」
ドーン ドーン ビカビカビカビカ
「なんか街の方が落雷被害酷くない?」
「まああの街はロクなのいないから天の裁きはウチの学校より似合ってるだろう。ウチついでだったかもね」
う~~~ ぴ~ぽ~ ぴ~ぽ~
〖只今落雷が頻発しております。住民の方は室内の中央で身を低くしてコンセントと水道管から離れて、電源コードが繋がった電化製品はコンセントを抜きましょう〗
広域放送が警告してる。
「ちょっと拙くない」
「まずいな。火出てるぞ」
街のあちこちから黒い煙と火が立ち上り始めた。それでも落雷は止まずに街を襲う。
「悪徳の蔓延る街を神はことごとく天の炎で打ち滅ぼしたる。未来その地はバベルと呼ぶ」
パカーン
狼男の頭を蹄ならぬハリセンで突っ込む。
「今は聖書ゴッコなんかしてる場合じゃないでしょう」
ありゃ随分死んでるぞハズだ。普通に人間なら雷当てれば大体死ぬが、住人は大体違うから大丈夫だろう。
「マスコミとかオタは街に行ったんじゃないかった」
アイツらは一般人だ。当たれば相当痛いだろう。
「あれま。そりゃ大変だ。本人に謝って貰おう」
デカい雷鳴を気にせず寝ているアイツの所に行って体を揺らす。
「おい、起きろ。謝ってくれ」
「ふみゃあ … にゃに」
「お前はいつ猫娘になったんだ。いいから謝れ、誰かに」
寝ぼけているので何が何か分かっていないようだが、言われたと通りに謝る。どこ向いてるか分らんが、そこにいる“誰か”に謝る。
「ごみゃんさない ごめんなにゃさい なんだかわからないけどあたしがわるかったから ごめんなさい」
し~~~~~~~~~ん
今まで鳴り響いていた雷鳴が止まった。
「ご苦労さん」
「なに~~」
何が起こったか分らないって声を出す。
「終わったから寝てていいぞ」
「ふあ~い」
くう
再び寝入る。
その姿を見て皆が思う。
(やっぱりコイツ“そう”だったんだと)
まあ、知り合いが凄いからって本人が凄いとは限らないからそれだけだけど。
---------------------------
落雷が無くなったと言っても火事には関係ない。街の各所で火の手が上がっている。
「落雷被害って保険下りるんだっけ」
「下りるぞ。良かったな、これ以上巨額の借金は増えないみたいだぞ。まあ一垓円からすれば鼠の鼻くそ程度であろうが」
特殊な街が燃えてるんだから、普通に街より復旧費用は高くつくだろう。
「良かったな」
「ふぁ … ふあああああ」
言われても全く覚えない罪を着せられている当人は寝たままだ。
「本人関係ないでしょう。怒られているのは濡れ衣着せたわたしだちじゃない?」
「それはアイツを庇おうとして弊害だ。コラテラルダメージ*って事で」
庇おうとしたのが更に酷くなってるって、贔屓の引き倒しじゃないかと呆れる。
「巨額の借金といえば、例の星、三菱地所とか住友不動産とかに買ってくれないかと話持って行ったけど売れなかったんだって?」
「コイツ馬鹿か。そんな物件街の不動産屋に相談に言ったら頭がおかしいって思われるに決まってるじゃない」
普通つまみ出されて終わりだが、何故か居合わせた外国の駐日大使クラスの人間が現れて「じゃあウチの国に」って騒ぎ始めたらしい。
「税金払えるならどうぞ持って行ってください。えっ、亡命してくれればタックスヘイブンでチャラになる。それに一生住民税に所得税に固定資産税もロハ」
よろしくお願いしま~す、と言おうとしたが邪魔される。
「待て、ウチはそれに公的年金も議員待遇で用意するぞ、ハイルフューラー」
「じゃあウチはリゾート地に別荘も用意して、美男の美女の執事にメイドも付けるぞピロシキ」
「そうはイカナイアル。その娘はウチの国がもらうアル ポコペン」
しばらくにらみ合いの末、街中で銃撃戦が始まり、本人居合わせただけで銃も撃ってないのに事情聴取されて、警察に身元引受人として担任が呼ばれていった。
「あたしは何もしてないぞ。おれじゃねええよおおおおお」
トラブルメーカー、騒動屋、災禍を蒔き起こす者の本領発揮であった。
「それを知った国税は物納もありますって親切なフリして、本心は国が国土として欲しいんで取り上げようと折衷案で懐柔しようとしたらしいが、無理だったとか」
手持ちに金が無い時は課税対象の所有権を放棄して代わりにするって制度があるが、この頃は滞納額に足りない時もあれば売れる当てがない時は断られる。しかし今回はそうでは無かったらしい。
男共との約束で仕方なしにも貰ったけど、本当に貰うと譲渡税が発生する。そんな金払えるワケないとからと言われたら男子も納得したんで、約束は反故にしてもらった。
初めから男子もあんな星の地下が欲しかったワケじゃ無く、面白そうだからノリでやっただけだったので未練はなかった。
これで厄介払いできるって思って、譲渡放棄しようとしたらしいが、星のある多元宇宙への“どこでもゲート(仮称)”は本人限定だから、本人の所有権離れたら、そのホワイトホールは閉じられ、恐らく二度と行く手段は無いらしいから税務署も差し押さえは出来んと諦め、それどころか一度放棄されると将来何かあったとき差し押さえも出来ないと、熟慮期間*を過ぎるまでのらりくらりと関係窓口をたらいまわししていた。
「よくアイツが納得したな。あいつ、あぶく銭嫌いだろう」
「貰ってないし返そうとしたんだけど、くれた相手と連絡つかんから宙に浮いてるらしい」
自分に関係ないならどうでもいいと、後はほっとく事にしたらしい。
「アイツ本当にモノ欲しがらないなヤツだな」
「たまに二刀流の剣豪みたいな事言ってるわよ『後々呪物となるものを持たず』だって」
「呪物ってなんだ?特級呪物とか言うアレか。確かナントカ展開といって空間を歪めるんだっけ。ああ、思い出した不思議時空だ。ふ~しぎしぎ ま~かふしぎって呪文だったな*」
「それはちょと違くないかな?」
似たようなもんで大体あってるけど細部は違うんじゃないの?と、ジャンプ読まないので無責任に言う。
「曰く付きとか、名のあるアイテムの事らしいわよ」
そんなモノ大事にしてると、道具は人の役に立つための物なのに、いつしか道具の方が大事になる。愛着は大事だが道具だと言う事を忘れないようにといつでも手放せると思って持ってるらしい。
「宵越しの銭は持たない江戸っこみたいだな」
----------------------
「大体本人押さえておけば星が手に入るとか思ってる奴いるけど、アイツ二度行くつもりないって事教えてやらなくていいのか」
「どこでもゲートだっけ?使う時本人が魔力持ってかれるんだろう」
一般人もごくわずか魔力を持っているけど、魔法のゲートを通る時追いはぎ状態で魔力を奪われるらしい。
「本人が言うには、厳寒のシベリアで素っ裸にされて、冷水浴びせられてブリザードに立たされているように熱を持って行かれるらしい」
それに血抜きまで追加だとか。
「異世界転移じゃ、亜空間通ると凄い魔力を身に着けるらしいのに、そうもいかんのだな」
「ご都合主義じゃないからね。神様も女神様もチートくれないのか。知り合いだろう」
「本人神様は知り合いにいるみたいだけど、無双状態じゃ見ていて退屈だからあげたくないんだろう」「アイツそういうの嫌いだからな。悪銭身に付かずだと*」
魔法使いなら体にまとった魔力は固着しているから、なんてことない程の魔力消費であるが、一般人にはそんなもん殆どない。コッチに返ってくるだけで魔力切れで死にかけていた。じゃあ勝手に通ればいいと思うが、所有者以外はセキリティの関係で立ち入り禁止らしい。
「団体旅行の観光バスみたいに定員50名あればいいけど、一般人のアイツのそんな事で気無いから、俺たちを一人ずつコッチに戻すのも、一回数人連れ帰ってくるだけで直ぐにガス欠で倒れてたからな」
箱根駅伝で全力過ぎて体力尽き、倒れたいが次の走者にタスキ渡さないと死んでも死にきれない状態であった。まるでピラミッドの石を鞭で叩かれながら運ぶ奴隷みたいであった*。
「本人、もうヤだってクラスの連中あの星に置き去りにして逃げたいって泣きが入っていた」
アイツが泣き言を言ったのを初めて聞いた。まあ、逃げる体力なかったようだ。
「よっぽど辛かったんでしょうね」
魔法使いは魔力を使い切っても立ち眩み程度で済むが、一般人は魔力なんて殆どもってないから、命の一滴までのなけなしを搾り取られるのは相当キツイんだろう。借金の取り立てで、最後血と内臓にケツの毛を抜かれる気持ちだったのかも。
「昔からアニメやドラマで邪神の生贄にされる一般人は生命力やらを吸い取られると苦悶に叫びながら死んでいたのは合ってたのね」
何とか宥めすかして全員連れ帰った後、ダンジョンを作るって言っていた男子達は約束は忘れたと、滂沱の涙を流して御免と言っていた。
アッチの星に行く度に彼女は魔力切れで死にそうだし、大丈夫だとは思うがアッチに行った時に死なれでもしたら本人は死んで楽になれるだろうが、自分達は一生戻ってこれない。戻す手段が無いのに異世界召喚した無責任な王族じゃないんだから、それを知っていくやつはいない。
「しかしなんでこんなややこしい仕組みでくれたんだと思う」
「どういう意味?」
「お礼なら譲った後は事情によっては売ってもいいように汎用性を持たせるもんだろう。でも今のままじゃあの星はアイツ以外は持てないようになってる。仮に譲渡できても使えないようにしてる」
「キャバクラの姉ちゃんにオジサンがプレゼントするとき、自分が贈ったと分かるように、他では手に入らないモノを選びたがるとは聞いたことあるけど、それかも」
「なんで」
「まず現実的はパパは自分だけじゃないので、他のパパにも同じものをリクエストして数個貰ったら、一つあればパパさんは自分が贈ったモノを大事にしてくれていると言い気になれるけど、実はそれは沢山貰ったウチに一つで、残りは質屋ってパターンがおおいらしのよ」
「だから他じゃ手に入らないのを贈りたがるのか。その他大勢にされたら困るって事か」
「同じモノなら、贈ってくれた誰かだけど、特定されたならそれを身に着けている間は自分の事を考えざるを得ないでしょう」
「覚えて欲しいなんていじらしいっていうか、モノ哀しいっていうか」
「だから売られたらお金になるでしょう。お金には名前は書いて無いから忘れるだろうけど、モノなら贈り主と紐付けされるから自分の事を考えてくれる」
「ちょっとまて。キャバクラのお姉ちゃんにパパが贈るのはモテたいとかやりたいって事でわかるが、あの森の姫様も?」
「ラブかライクか知らないけど、単に盆暮れのハムやサラダオイルみたいに感謝の印じゃなく気に入られたいとかの気持ちがあるから、売れない風にややこしい仕組みであげたんじゃないかしら。それなら納得出来るな」
「女子がバレンタインデーに手作りのチョコ上げるのは、競合がいた時に差別化で自分を印象付ける為とか聞いたけど、あれ本当か」
「中には純粋に … ないわ。あれは自分を印象付けたいからよ。絶対」
「なんかリキ入ってるけど、そうなのか。そういや男性アイドル専門の某ザーニーズ事務所は送られてきた市販品は施設に配るけど、手作りは捨てるらしいな。変なモノが入ってるかも知れんって」
「その方が良いと思う。今はどうだか知らないけど、髪の毛燃やしてその粉を練り込む奴とかいららしいから」
「髪の毛を?何の為に」
「女の幽霊は髪の毛を残しもんでしょう。女の髪には情念宿るから、それで自分を振り向かせようって呪術あるんだってアイツが言っていた」
それを聞いた女子が作り方聞いて、今年は間に合わなかったけど来年は作ると言っていたらしい。
「ああ、さよか … 」
今度はおどけず震撼した。
「ま まあ、それでいいんだ“けど”」
「“けど”?」
「根本的な事なんだけど、あの姫様がアイツにご執心な理由が分らん」
助けられたとか言われたとアイツは言っていたが、その部分は抜け落ちている。どうやらユーレーに
「一応アイツと森娘[姫様のこちらの依り代]のパスポート見たら同じ時期森娘にいたらしいから、姫様はそのその時そこで会ってはいたと思うけど」
「森娘の方はなんていってる。やっぱ憑かれている時だからトランス状態で覚えて無いか」
「なんか覚えているような感じはあるけど、緘口令でも引かれているので口割らないのよね」
「口割るって、聞いて見たの?」
「違うわよ」
「流石に違 … 」
「尋問 または詰問よ。流石に拷問は止したけど」
話がデカいので興味 ・・・ じゃない、世界平和の為に涙を飲んで馬謖を斬ったらしい。
「こええええ。女の拷問官って白熊国かよ」
おどけているが、意外と本気で震える。白熊国では拷問官は女の方が怖いってので、捕虜が担当が男だったらラッキーって思うらしい。あとそのバレバレの偽善も。
「で、話した?」
「意外と高貴な種族を名乗るだけに“くぅ ころ”みたいな事言っていたから、これはほっといた方が面白そうだってなった」
「お前ら女子寮でなにやってんの」
「世界平和活動」
御託は立派だが、言いながら笑ってる。単なる面白ネタの囃し立てのようだ。
「そのうち総括とか言い出さないでくれよ」
title #3
"Welcome, Mr. Another World!OYOYO ”
幕の内 24/?
end
*****************************************************************************************************
*ティルトウェイト(爆炎魔法)/ライトウエイト 核爆発反応を異次元で起こして熱エネルギーだけを現世に現出させる最大火力の攻撃魔法/ ティルトウェイトを現世で起こす。空間を隔てないので減衰が無いので威力はティルトウェイトより上だが、当然被爆する。
*マシュマロマン ゴーストバスターズ 1984年 最後に出てきたセーラー(水夫)姿のお化け 中規模のビル並みの伸長
*五十歩百歩(ごじっぽひゃっぽ)」とは、多少の違いはあるものの、本質的には同じであること、たいした違いがないことを意味します。源流は中国の古典『孟子』の故事にあり、戦場で50歩逃げた者が100歩逃げた者を「臆病者」と笑ったが、王は「どちらも逃げたことには変わりない」と答えたことから、「五十歩逃げた者も百歩逃げた者も、逃げたという点では本質的に同じである」という教訓が生まれました。/AI による概要
*マリリンモンローノーリターン 本来は野坂昭如さんの著書 派生した意味は、やってしまったら取り返しのつかない事になり、全て終わりって諦めの境地。整形手術のやり過ぎは帰らざる河にも引っかけてマリリンモンローノーリターンw
*「木星のディスカバリー号乗務員に地球からの通信をじっと座って待ってろとって言ってるようなもんじゃないか。HALじゃなくても反乱起こすわ」2001年宇宙の旅 木星と地球の電波通信は片道50分掛かっていたので、質問一つして答えが返ってくるまで100分かかるので、そんなもん待ってられないので、質問したら100分は他の事をしていたはずだ。異世界人と地球人の体の反応速度を揶揄している描写。
*スティーブン・ブラッドバリー 2002年のソルトレイク冬季オリンピックスピードスケートで、オーストラリアって暑い国は当然ウインタースポーツは弱い国で、更に当人普通の選手で五輪出れただけで金星だったのに、大会で前が全てコケてくれたので最後まで滑っただけで金メダル取った運の凄い人
*見世物小屋の“オオイタチ”“殺人犯” よくあるオオイタチは 大きな板に血ノリを塗って一発ギャグ 殺人犯は檻に入った大男がナイフを持って叫んでるだけ。普通捕まるだろうって突っ込みは無粋らしい。
*「お前はどこの校長だ」1984年 うる星やつら2 友引高校校長の言葉 人間は悩み苦しみ過ち、そして桃太郎は全てを失って大陸に渡れたからジンギスカンになったって言うし 桃太郎=源義経=ジンギスカンの同一人物説があるので、それを絡めている滑稽話。実際は今の東京スポーツの見出し並みの信用度らしい。
*立花トッペイ ヴァンパイヤ 手塚治虫 1966年
*犬神明 ウルフガイ 平井和正 1970年
*バトルロワイヤル 2000年 『今日はみんなに、ちょっと殺し合いをしてもらいます』のCMでお馴染みデスゲームの元祖みたいな作品。
*トゥルーマン・ショー 1998年 生活空間全てが、人工的につくられた境遇である、役を演じた役者に囲まれた男がそれを知らずに暮らしていたお話。
*マッスル日本 県立地球防衛軍に出てくる敵でも味方でも無い変態怪人 戦うのが嫌いだから、戦おうとするやつは腹が立つからぼてくりこかす、どこに出しても恥ずかしくない筋肉変態。僕のヒーローアカデミアの外伝に出てくる暴力オジサンとあメタルギアに出てくる超員議員の原型かもw
*ロス五輪、女子マラソンのアンデルセン選手のゴール前後 1984年ロスアンゼルス五輪で女子マラソンの当日現地は熱中日であって、脱水症状の意識朦朧でフラフラでゴールすると言う五輪屈指の有名なシーンで有名になったhttps://www.youtube.com/watch?v=-hzmMbScCM4&ab_channel=Garidon14
*ミオトニック・ゴートや狸 緊張すると体が硬直して失神したようになる種類の動物
*CMネタは直ぐ風化する 究極超人あ~る 田中一郎がセブンイレブンのCMネタをやったが、トサカがそう言ってつっこむ。コミック版では「ほら 風化した」とセルフ突っ込みまで入れていた。
*ナショナル マックロードSSの「コ・マ・お・く・り・も・で・き・ま・す・よ コマ送り」1979ねん のギャグシーンやってるのかと思った https://www.youtube.com/watch?v=6zIsbRSWLmk&ab_channel=ksoik
*今何刻だい? 落語 とき蕎麦 お釣りを払いを誤魔化そうと、ゆっくり一文づつ払い、途中で「いま何時だい」と聞いて、答えた時間から勘定をカウントして誤魔化そうとする噺。
*頭のラジエーター(額) これは比喩ではなく、頭のひたいは脳の温度を下げるのが役目の為に人間はその部分に毛が生えないとか?
*パソコンのCPUを1990年代では上位だった25MHz 1990年当時こんしゅまー用上位機種マックのクアドラ900搭載が25MHzであった。のちにばージョンアップした950が33MHzで、そのアップグレードがクロック周波数にかけてか33万だった。たった8MHzアップにかける費用ですよ。現在最速の5.5GHzなら地方都市ぐらい買えるかもw
*ウルトラハンド 任天堂のマニピュレーターのおもちゃ パンタグラフの様な関節部の確度を可変することで先端部分の伸長を変えて、離れた所にあるモノを掴んだりうごかしたりするおもちゃ ファミコンも作った横井軍平さんが仕事に暇つぶしにつくったって、これが元で社長に気に入られ、ファミコン開発につながったのでいわば伝説のおもちゃ
*よっ、相変わらず馬鹿かって寅さんなら言い 男はつらいよ 作中寅次郎がよく、主にタコ社長に言う台詞。あと、労働者諸君 なんてのある。
*ミスター・エド 1961年 人語をしゃべる馬のエドを主人公にしたテレビドラマ。「う~まが喋る そ~んな馬鹿な♬」って歌で有名なアメリカンコメディ 有名ってだれが知ってるんだw
*エレファントマン 顔が奇形であるので見世物小屋で見せものになっている男と精神科医の物語。
*うんこ大好き天才作曲家にお父さんって保護者がいないと駄目になった ヴォルフガング アマデウス モーツァルトと父であるレオポルト モーツァルトの事 天才が故に経済観念を教育するより、音楽の才能を伸ばす事でしたので、お父さんが逝去すると散財して破産同然であったらしい。
*エコエロアザラク 1975年 ホラー漫画 黒魔術を扱う魔法少女のお話 エコエロアザラクとは呪いの発動呪文らしい? かんり根にも持っている雰囲気をさっして
*バケットホイールエクスカベーター 史上最大の働く車?総重量2000トン以上
*元農業従事者の世界的有名な女子漫画家 「鋼の錬〇術師」とか「銀〇匙」で有名な、北海道出身の自画像が牛で有名な漫画家さん
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
退く理由ある探索者
ソイラテ
ファンタジー
正面から挑んだ探索者は、だいたい帰ってこない。
東京にダンジョンが出現した世界。
危険度は低〜中、初心者向け――そう説明される場所でさえ、死者はゼロではなかった。
金は必要だ。
だが、死ぬつもりはない。
強くもなく、装備も足りない主人公が選んだのは、
勝つ方法ではなく、「退く理由」を積み上げること。
一本道を避け、引き返せる余地を残し、
生きて帰る確率を、ほんの少しだけ上げていく。
これは、無双しない探索者が、
現代日本のダンジョンで“生き残る”ための物語。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
もしかして寝てる間にざまぁしました?
ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる