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title #3 "Welcome, Mr. Another World!OYOYO ” 幕の内 13/?
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"Welcome, Mr. Another World!OYOYO ”
幕の内 13/?
「オリジナル?ワタシが」
このボディの持ち主ていうか、雛形って言うか、多分今の中身にお前さんはあたしの知ってる娘じゃないと指摘したが、分かりやすくキョドったのを感づかれたのを承知で惚ける。
(なんか知らんが、多分今の状態は世間的にまずいんじゃなかたっけ。文明汚染とかだっけ)
独自の生態系を持って生息していたのに、外来種の侵入によって従来の生態系が壊され、見る影無く変化してしまったり、下手するとおかしな外部ベクトルで、滅びの道を歩む事になった事例など歴史を見れば枚挙に暇がない。
(文明じゃないけど、有名な所じゃインカ文明は西班牙の馬鹿野郎が持ち込んだ天然痘と梅毒で9割死んだんだろう。異文明接触は大概碌な事にならんよな。ニホンオオカミとかドードー絶滅したし)
インカ人は最盛期1000万人いたから絶滅は免れたって話だけど、外界と接触しなかった少数民族は歴史の教科書に乗ってないけど外部と接触したことで大分絶滅したとか。
(確か人類だってそうだろう。ネアンデルタール人もデニソワ人もあたしたちホモ・サピエンスと接触したから絶滅だったよな。新な出会いは大体碌な事にはならんよな。大でも小でも。地球内でも地球外でも)
今世紀流行った新しい呼吸器系疾病も、どっかの生物化学研究所が作った全く新種なので、人間は誰も近接種に感染した事無いんで、先天的な免疫も無く、ワクチン接種も出来ない文明非接触の人間には抵抗の術が無く、下手すると一発で滅びるって事で未開発地域の住人への接触は厳に止められたとかだったとか。
(上の連中が西班牙の馬鹿野郎みたいに、猪突猛進じゃなくて地球は救われたのかね)
多分上の連中もそんな事が分かっているので、連中は地球全体を未開発の非文明の矮小は種として認識して保護しているようだ。
(連中から見ると、あたしらはさながらガラパゴスの古くさい原生種扱いかな)
地球の文明圏の人間を、ガラパゴスのように古来の生態圏を維持していると同列に扱い、文明や文化、科学技術が偏に影響を受けないように接触を禁じた … らしい。
(じゃあほっとけばいいだろう。何を物見雄山に来てやがる。タマちゃんや風太君じゃないんだからほっとけっての)
それでも文明圏の人間がガラパゴスを、古の生態系を見たいのと同じように、連中も文明後進国の惨状?を見たいって事で、一般には知られずに観光旅行には来るようになったらしい。それも大気が分厚いクッションとなるように衛星軌道上からでも見てればいいのに、五感で感じたいとかで自分達の分身をわざわざ作らせてやってくる。現地人の協力が無ければいけないので接触する必要があるので、どんなに用心しても文明汚染の危惧があるとはわかっていても。
(ガラパゴスじゃ動物の種や植物の種の汚染を避ける為に、上陸の時には植物の種どころか、菌根菌みたいな土中微生物も持ち込まないように着てるモノは全て消毒滅菌して、靴なんかも使い捨てブーツと靴カバーの装着しないと島には入れない。それでも元来島に無かった生態系が蔓延っているんだよね)
接触した以上はどんなに用心しても生物汚染は避けられない。人類が降り立った月は言うに及ばず、まだ降り立っていない火星だって探査機に便乗した地球生物で汚染されているらしい。本当にゴキブリが文明を築いていてもおかしくないらしい。
「そこまでやっていたと聞いたけど、それがドッチの事情かはしらが、なんで実被害が出るのを分かっていたようなのに、なんでその子のオリジナルなあんたはここにやってきたんだ」
禁止してながら、その禁を自ら破るなんて、漫画や小説じゃどう考えてもトラブルの予感のフラグだ。
台風の豪雨の中に用水路を見に行く爺、カレーうどんを食いに行くのに白い服を着て、銀河戦争で訳知り顔のオッサンが不吉な予見を口にするようなもんで、ひと悶着の予感ビリビリだ。
(あたしに関係ないならどうでもいいんだけな~)
別にこのエルフ娘の中身がいつもののヒト種だろうが、その他種でもぶっちゃけどうでもいいが、こんな場所で憑依した反動でクラスの連中やら学校らまでトランス状態?になっていられると日々平穏を願う自分的に支障が出る。
(本当だったんだ。上の連中に憑かれる[神降ろし]時は所定の場所でやんないと周りに迷惑かかるからダメって。こんな事情だったのね。そりゃ止められるわ)
昔から神降ろしの儀式の時は、降ろし巫女当人以外にも影響が出て、集団ヒステリー状態になったなんて歴史を見てもあるらしく、中世欧州の子供達だけの集団失踪や踊り病[deadly dance]もそうだったと言う。
(欧州の踊り病って死ぬまで踊ったってんだろう。筋肉が引き裂かれ骨が砕け、地面に立つ足が削れるまで踊って感染症と疲労から患者は心拍停止で殆ど死んだらしいけど、こいつ等踊ってないけど、死ぬまでこの状態もありえるって事か)
そんな不便な事例は聞いていたけど、それは他人の事情で自分に予定は無いと聞き流していた。今でも基本他人事であるが、授業が行われないと単位が取れないなんて事になると下手すると留年だ。履歴書に高校がダブりなんて書類審査で落ちると、出来れば将来国家公務員になるって夢が頓挫してしまう。
(だから早く治って貰わんと困るな)
地球人?同士の時はアニメや漫画やラノベだと大仰に憑依されたって描写があるが、現実は意外地地味だ。ブラック企業をとっとと止めたい退職者と、めんどい業務を引き継いで仕事が増える事を嫌がる社員の業務引き継ぎぐらい地味なもんだが、現実は案外と粛々である事が多いが、異星人同士だとアニメなどみたいに派手らしい。
普通の地球上の悪霊やら悪魔になら、同じ同郷(同星?)種なので元々魂魄のフォーマットは似たようなもんなので(知らんが多分)、もっとお手軽らしいが、生まれも育ちも異星とやら上の連中では魂のフォーマットが違うので100V機器に220V繋いだようにお釈迦。聞いた話じゃ、高出力故に当人のみならず周り迄影響受けるとか。
(無線出力や無線充電なら出力高いと並んでいたら充電出来たり、データ受信出来たようなもんかな)
高出力の無線発信機(アナログ電波塔)の近くでは、テレビからラジオ音声が流れたり、電源入れていないそれらに機器から音声が流れる事もある。
(今みたいに携帯電話が無い時トラックのあんちゃんは仲間同士の連絡に電波塔並みの高出力無線機積んでいたけど、そんなトラックが国道沿い走ったらスイッチ入れてない蛍光灯付いたとかいうもんな。今だって飛行機の離着陸時は電波機器止めさせるもんな。上の連中は違法の高出力電波塔かな)
昔のカセットテープレコーダーは録音してあるテープを再度使用するとき、前の録音を消すために消去ヘッドで強烈な磁力をかけて信号を消去するのだけど、当時のテープレコーダーについている消去ヘッドは大きさ的に出力を上げれず必要な磁力を得られないでので、前の音が消えずに新しい音と古いのが混在したりするんで、専用の大磁力をかける専用の消去ボックスがあったらしいが、業務用はあまり強力すぎて、中に入れてない無いで周りに置いていた、録音を消したくないないテープまで消えたとか。あまり強大だと周りにも影響を受けるって事もあるようだ。まあメーワクだなと嫌そうな顔になる。
「それと同じ理屈かな?じゃあコイツら大丈夫か?。脳のシノプス細胞は強力な磁力で吹っ飛んで、脳にバグ起こしたり記憶壊れたりするんだろう」
脳に対して磁力の相関関係が起こす問題と言えば、出始めのMRIは今では考えられないほどの高磁力を被験者にかけていたので記憶がすっ飛んだって都市伝説まであった。
脳のシノプスは高電圧やらをかけると脳細胞がぶっ壊れて記憶が飛ぶだけならまだいいが、重度の農障害が残る事もあったとか。リニア新幹線でも、陰謀ビリーバーはそれを元ネタに洗脳装置だとか言って、乗る時はアルミラップを頭に撒いてる奴もいるとか。
「MIBのニューラライザーやパーマンの脳細胞破壊銃や攻殻機動隊の脳焼きと同じだと、脳細胞の損傷は細胞分裂じゃ元に戻らん不可逆だから洒落にならんぞ」
(あたしは無事だからいいけど … あれ、なんであたしは無事なんだ … まあ、いいか)
クラスか学校で生徒全員脳障害でパーになった、自分一人だけ無事だったなんて事になると陰謀ビリーバーじゃなくても、EMPとかキューバの美国大使館への超音波攻撃の第一容疑者決定だ。
(国家的陰謀疑われたら無罪であっても一生公安の監視対象で、何かあるつどに取り調べで呼ばれたら勤め先にお伺い何度も立てていたら絶対肩を叩かれるな)
一応周りに数人の呼吸と脈拍をとって、瞳孔にペンライトを当てて、一応生きてはいると安心する。
ピトッ
自分の額と惚けている皆の額を、まるで子供が熱を持った時のように引っ付けて、“何か”を計る。
「ふ~~ 良かった。みんな無事だ。ほっときゃ治るよな。これなら潜らなくてもダイジョブだな。前みたいに … 」
前みたいに、と口にしてその口を噤む。
「“前”ってなんだ?」
自分の言動に頭をひねる。
「まあ、いいか。いつものこった …… ん、どしたんだ、お前」
沈んだ雰囲気を感じるとエルフ娘であった。見ると長い耳が、まるでボールを持って来たのにほめてもらえずに、クーンとばかりに悲そうに鳴いた犬の様に横に垂れていた。
「?」
事情はよく分からんが、気になるならアッチから口を開くだろうとほっとく。
「まあ、それもいとして、こいつ等のこんな状態はいつまで続くんだ。まさかレナードの朝*みたいに30年もこのままって事にならんだろうな」
内容は違うが、こんな惚けた症例は嗜眠性脳炎の症例に似ていた。
確かあの映画じゃ心神喪失状態から一時期でも正気を取り戻す為に30年かかったとなっていた。無論色んな状況が違いすぎるので、そこまで大仰にならんでもよいかもしれんが、基本あたしはペシミストなので最悪を考えてしまう。
「えっと?そういえば、何かに憑かれるワケでも無いのに、こんな風なトランス?状態になったのいたよな … 憶えては~ 思い出せん。書いてかな。メモ メモ」
メモを取り出して、初めパラパラと今日から遡り、次第にバラバラとめくっていて、メモ帳の初め方に該当箇所を見つけた。
簡潔に手っ取り早く言うと、どうやら大丈夫みたいだ。
「あ~。メモの日付はここにやって来た頃だな?大丈夫の根拠の
ソース(情報源)の … 裏の駐車場の警備員さん? なんで」
ブルーカラーの最たるものであろう警備員が、何故に脳生理学を知っているのかと思った。
まあ別段職業に貴賤は無いから知っていても良いが、それを多分初めて訪れたJKに説明するのは些か不自然だ。
「 … … … … あ あ~ 思い出した。教わったのは警備のおじいさん … だったけど、あのヒトの恰好見てあたし勘違いしたのよね。ここは浦安デゼニーランドか宝塚ファミリーランドだと思ったのよね。だって、なんで駐車場の警備員が犬のかぶり物してるんだって」
その警備員の爺さん初めて会った時に、『君は変わってるね』と驚かれたが、思わずあなたも相当変わってますよと突っ込み返したかった。
「初めてここに来た時は大変だったな。あたしはリチャード・キンブル*じゃないてっての」
§
ゼー ゼー ゼー
あたしは山の斜面から転がり落ちるようにしてだだっ広い開けたアスファルトの広場に辿りついた。
ヨタヨタヨタ
足がからまり、広い広い駐車場の昇降式の黒黄の棒をくぐる。
「こ ここだよな」
団体彷徨う … じゃない、団体様用駐車場と書かれている。
今一度キョロキョロと周りを見るが、不審な狩猟者の姿は無い。
(ゲート開閉の為の警備委の … 警備員か?の爺さんしかいないな。あの怪しい猟銃?持ってるインバウンド客みたいな連中いないよな)
何故狩猟者を探しているのかと言えば、ここ数日自分を追っかけていた連中は、どうみても中身狩猟者には見えなかったが、この国じゃ銃を持っていても不審がられない為にその身をその恰好にやつしていた。
「なんで狩猟免許も銃の所持も大変なウチの国にやってきて、銃を振り回しているんだ。狩猟なら自分の国に帰れば発砲禁止地域だらけのウチと違ってどこでも撃ち放題だろう。バトラー牧場だってOK牧場だって」
金髪碧眼でガタイの良い体で銃を持って陽気に英語をしゃべっていた。もう美国人決定だ(偏見)。
「あの連中は本当に一般狩猟者に偽装する気があの連中にあったのかいな。いつウチの国は狩猟にボックスマガジンの突撃銃の所持許可出していたんだ」
確かに着ているものは猟友会定番のオレンジとイエローの蛍光ジャケットにハンティング帽だが、狩猟に使うとは思えないヘッドセット式無線機に電子光電管による光量増加ゴーグル、AIドローンによる索敵システム。OSO18*の害獣事件の時に貸してやれよと思う。
(島からずっと付け回されてきたけど、やっと諦めてくれたかな)
しかし、なんでこうも付け狙われているかサッパリ分らない。確か以前変な団体に拉致誘拐されたみたいだけど、確かその組織は解散したかなんかだったし、一応新しい戸籍と居場所は貰えたんでおかしな事に巻き込まれないハズだ。それにそんな組織に狙われているのももらい事故みたいなもんで恨みをかったワケでもないらしい。
(あたしは女房殺してジェラート警部に追われるキンブル医師や、工藤祐経や吉良上野介じゃないんだからなんで親の仇みたいに狙われないといけないんだ)
バイト先のコンビニが心霊スポットだか事故物件だか、古代の呪われた因縁なんだか知らないが、同僚と客が次々に死んだり幾重不明になったり、事故にあったり精神病んで入院したりするので地主がどっかから霊能力者とやらを連れてきた。
『意外と若い巫女さんだ。ユタの婆さんが来ると思ったけど』
初めユタの定番で婆さんが来ると思ったが、緋袴の巫女装束で現れた同年代の神道の巫女さんだったので、同年代って事で挨拶に行った。
『まあ、あたししか、店にいなかったから仕方なしなんだけど』
店長や先輩も同僚も皆何故かいなくなり、自分一人のワンオペで、地主も恐れて来てなかったの取り合えず挨拶をしようとフレンドリーに近づいたら、『わ~~~~~~』と叫んで後ずさって、連れていた醜男[逞しいい男]の後ろに、ほうほうの体で隠れて、なんか信じられないモノをみたような怯える表情でコッチを覗いていた。
『あたしはシャロット姫の前に現れた悪霊かよ』
まるで【鏡は横にひび割れて】のシャロット姫みたいに驚いていた。
同年代って事でちょっとは仲良くなったが、必ず間に身代わりの醜男や醜女を挟んでであるが。
『なんかあたし、おかしい?』
あんまりビビり散らかされるので流石に聞いて見たら、自分の口からとてもとても言えませんと言われた。
『言ってなくても、言ってるようなもんじゃねか。まあ、いいけどね』
なんか手間のかかる、除霊か鎮魂か結界作業の為に数日顔を付き合わせたので、彼女は普通にお年頃なんでオカルト話ばかりじゃつまらんと何故か会話が恋バナになった。なんでも自分が巫女なんてオカルト系統従事者だと知られると、まだ高校通学中なので周り中恋に恋するJKなので恋の相談に占いとか恋のおまじないを頼まれるらしい。
『あたし?あたしはいいわ。いいって … 本当にいいですから。なんでそんなにグイグイ来るの?あたしが珍しい … 普通だぞ。えっ、普通の人は普通って言わない。確かに厨二病向けの漫画やエロゲーで、普通の高校生って出て来て普通だった試しはないけど、あたしは違うぞ』
そんなお題に敏感なお年頃ではあるが、彼女自身はそんなに乗り気では無いと感じたが、事があたしに来ると相当イッチョ噛んでくる。
『興味?あたしみたいなのが好きな男子のタイプ … 後学の為に知りたい』
あたしは蓼食う虫みたいに変わり者だとでも思ってるのか。出会ったばかりで失礼なヤツだと思ったが、暇なんで付き合う。それに自分もどんな男子が好きなのか知りたかった。
『夢占い … 夢ね~』
夢から異性の好みを探るって占いを推薦された。
本心は何の興味も無いので何の事か分らん。お任せします、じゃあそれでって事にした。
『えっ?スマホ契約に行くときは気をつけろ。そんなんじゃ見もしないデゼニーチャンネルとかサブスクてんこ盛りされて、損をするって。わ、わかった』
古風な巫女さんが今風な話題のフリと、思わぬホスピタリティに苦笑する。故って自分は一生そんなモノ持てないので、お陰で高価な買い物と毎月の重たい苦役を強いられなく柄済むと口では言ってるが、自分だって年だけならそんなモノを持って一喜一憂出来たんだろうな思う事もある。
《人はみかけによらんな》
お節介で迷惑だけど、他人には親切は良い娘らしいと分かった。
(しかし困ったぞ。あたし夢見ないんだけど)
夢を見る人、見ない人と言うがこれは現実に即して正確に言えば、覚えている人と覚えていない人の違いである。寝ている時に脳がその日の記憶の再処理をしている時の断片をランダムに引っ張って来て、その間の繋ぎを脳が作りだしているだけだ。
しかし、彼女の場合は本当に意味で夢を見た事無かった。普通の人が寝てる内に、その日の寝る前に見た聞いた事を再処理して短期記憶から長期記憶に変換するのだとすると、彼女は少なくとも物心ついた時から、普通の夢を見た事無い。
彼女が就寝して見るのは、彼女の中にいる、またはいたユーレイの生前の記憶であった。彼女は自分の記憶から作らえる夢を見た事は無い。お陰で彼女の中の長期記憶は自信の記憶より誰かの記憶が大部分を閉めていた。だから彼女のとって昨日は自分か誰かの婚前な記憶であった。
《だから昨日とかに見た夢って言われても困るんだよな》
昨日虚ろに見た誰かの夢を話していいものかと悩む。夢じゃなくて現実なんだから。もう終わった人生の夢の欠片。
《まあ、英国の戯曲オジサンは、人が死んだときの表現を“我々の儚き夢は眠りと共に終わる*”って表現していたから、人生=夢 だと言い張ればいいよな。 … いいかな? いいことにしよう》
一生かけて命が見ていた夢が終わったと言い換えれば、現実だと信じている今も夢の途中だおともいえるかな … そうかな そうかも》
個人的な事情を事細かに言われてもメーワクだろうから、“あたしの”夢を聞かれるままに応えた。結果は。
『あ あの 夢ですから。夢ってのは元々わけわからんって言うから、そんなに悩まなくても』
初め、“うんうん” って大人しく聞いていたが、頭に“?”が浮かび首を傾げ、ちびまる子ちゃん斜線を頭に浮かべて、四方を鏡に囲まれたガマガエルみたいに脂ぎった汗を流し始めた。恋占い・夢占いなんてもう少し砕けてやるもんだろうに、真面目に分析していて、これが漫画やアニメで瞳をドアップにすれば“601(解読不能)*”と浮かんでいる事だろう。
《真面目。超常バトル漫画にありがち、年少だけど、凄いスキル持ち故にどうみても年長をアゴで使う尻の青い生意気な小娘ってステロタイプでいけ好かないかと思ったけど、中身は普通のJKだな。それが色んな重圧で歪に歪んでいるな。ちょっと珍獣だから、暇つぶしにはいいか》
この地の除霊だか、封印は数日で終わる。それが終われば、この超常バトル漫画に出てくるような娘と、一般人の自分は住む世界が違う。
《どうせ二三日したら今生の別れだ。少しぐらいサービストークをしてもバチはあたんだろう。》
一期一会だ。出会いは大切で他人に親切しとけば、いずれ自分に返ってくると … 思っていた時期があたしにもありました。
title #3
"Welcome, Mr. Another World!OYOYO ”
幕の内 13/?
end
*“601(解読不能)” アンドロメダ病原体と言う作品において、コンピューターが「お手上げ」と言うギブコード。今の人には新世紀エヴァンゲリオンの方が有名かも。元ネタはアポロ計画にあり、その数字は1202だった?
*我々の儚き夢は眠りと共に終わる 本来の訳は「我々の儚い命は眠りと共に終わる」本来は“命”を彼女は“夢”と覚えている誤訳。これは シェイクスピアのテンペストの台詞 (We are such stuff as dreams are made on, and our little life is rounded with a sleep)
*OSO18 北海道で家畜を襲った羆の個体名 体長18mなのでそう命名射殺された。
*古色蒼然・旧態依然・崩壊寸前 うる星やつら 海の幽霊話の中で出てくる民宿を表したセリフ
*昔のスパイ映画じゃ、電話が遠いとか雑音が混じるのは盗聴 ジャッカルの日など、アナログ回線のみの特徴 デジタルでは無いらしい。
*破産した航空会社の航空機が毒ガスを積んでる 機動警察パトレーバー2のネタ
*AS 565 パンテル フランスエアロスパシアル社製軍用ヘリ 哨戒専用装備が充実しているので人命検索に強い
*片岡千恵蔵 (1903-1983)時代劇六大スタアと呼ばれた大物俳優
*奇想天外 長命の植物 砂漠など乾燥地帯に多くみられるが、成長が遅いのでその分長生きで一説には千年を生きるらしい。
*巨泉・前武ゲバゲバ90分!他でクレージーキャッツのハナ肇によって演じられたギャグ
*あっと驚く為五郎
*クレイフェイス バットマンに登場する悪役 全身が土で出来た怪人
*リチャード・キンブル ドラマ「逃亡者」で無実の罪で死刑執行の刑場から列車事故によって逃亡した医師 1963年
*レナードの朝 1990年 嗜眠性脳炎(症例はパーキンソン病に準ずるものが多数)の患者の新薬を投薬しての数日間の物語。尚本書ではパーキンソン病は外部刺激に対して反応が起こらないトランス状態に限定する。
*ゴルゴ13のテレコ磁器破壊 日本人・東研作
*逆さ箒 長居しそうな客が帰れっておまじない。その名の通り、立てかけている時は掃く部分を下に置くが、逆さ箒は柄を下にして立てかける。重たい部分が上では座りが悪いので、客もいずらいだろうって事 ・・・ じゃないかな?。
*ダーロッパ 異世界小説専門サイト「小説家“だろう”」に頻出する中世欧州の世界観。殆ど王国制で剣と魔法と獣人の世界。
*ILMスタジオ(Industrial Light & Magic インダストリアルライトアンドマジック) J/ルーカスがスターウオーズの為に作った特撮専門の会社 ミニチアから特殊メイクからVFX技術の専門会社
*「どこのランボーさん」 ランボー 1982年 山に逃げたランボーは追手の目を欺くために泥の中に身を潜めてやり過ごしていた。
*シェンゲン圏内 EU圏内では一度圏内に入れば入った場所の入国スタンプは押されるが国境を超える際はスタンプは押されない。
*Berthillon フランスの老舗アイスクリーム屋 パリで有名
*T.H.O.R.計画(戦術ヘリ蹂躙作戦)を知ったフランク・マーフィー 1983年 ブルーサンダー ロサンゼルスの市街地で移民をモルモットにして暴動鎮圧テスト
*フライトプラン 2005年 旅客機に一緒に乗った子供が飛行中に消え、探そうとするがそんな子供の記録は無く、高度1万メートルから消えるハズがないと孤立化していく母親を描いたミステリー作。
*案山子ハンク オズの魔法使い 1939年 ドロシーが旅の途中に出会った案山子のハンクは自分に心(脳)が無いと、心を欲しくて同校する。 心の無い人間の事を指すので、近頃流行りの「人の心とか無いんか」って比喩で用いられたとか。
*LOTC(loss of trans consciousness/魂喪失)案山子ハンク*(The Wonderful Wizard of Oz/scarecrow)
*光る眼 1995年
*新宿三丁目の派出所のお巡りさん 幻魔大戦 1983年 ベガの超能力を誇示する為に、思考停止状態にされたお巡りさんがモブで登場
*エレクトロバイオメカニカルニュートラルトランスミッティングゼロシナプスレポジショナー(ニューラライザー)通称「ピカッ」メン・イン・ブラック (映画)1997年
*「余計なモノを持つと心にしがらみが出来るって宮本武蔵だって言ってる」 五輪の書?『後々呪物となるものは持たず』解釈は、沢山のモノが心を占めると心が濁るって意味らしい。
*601error[unreachable code]”あたしはアンドロメダ病原体か 1971年 アンドロメダ病原体 未知の病原体へに危機は去ったが、ED画面を601と表記された。これは日本語で解析不能な病原菌によって大気が汚染されたことを示す。
*The Fog 1980年 疫病に侵された病院船が感染の危険から係留を拒否されたが、金塊が積まれていたと知り許可を与えるとおびき寄せ沈没させて患者と船員を皆殺しにした。その亡霊が自分達を殺した住民の子孫に復讐する
ジョンカーペンたー
*ミカンと引き換えに受け入れてくれとの汁で書かれていた 炙り出し。火を遠くから当てると汁で書かれた部分が目視できるようになる。
*一方通行出口なし ゴキブリ捕獲機 フマキラーのロートルのCMコピー
*「人事不省まで酔わせて書かせたようなエリア88の契約書をみたいなもんだな」漫画エリア88で、主人公はライバルの奸計によって、人事不省まで酔わせた後契約書を書かせた。内容はほぼ生還不可能は条件での傭兵愚連隊パイロットへの強制的?な入隊であった。
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