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植物
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「それにしても...のどかだなぁ...」
「分かる 廃都市のバチバチした雰囲気が全くない」
「外に来てるプレイヤーが居ないのもあるか」
「それはある...ってあそこ なんか無い?」
「うん?...あれは...植物の群生か?」
平原に生えてる草の色とは少し異なった色をしている植物があった
「これは...」
「なんだろうな この植物...一応確認はしとくか」
とエドがその植物を切り取る
すると切り口から青い汁がじんわりと出てきている
「ふむ...匂いも問題無し...」
「..貸して」
「ん?まぁいいが...なんでだ?」
こういう時は いっそ食べてみるのが1番 例え死んでもエドが傍にいるから荷物の問題は無い
そのままかぶりつく
「え、おま マジ?」
味はめっちゃ苦い
「うぇぇ....にがぃ..」
「そもそもなんで食う って思考になったか俺は聞きたいぜ....」
「ま、まぁ ティアのおかげで毒性が無いことは証明されたが...んー..まだ分からねぇな」
「だね」
「他にも根っこから持って行って調べてみるか 確か ハッチんとこに なんか顕微鏡みたいなの無かったか?」
「どうだろう...分からない」
「ま、それなら とりあえず持って帰るか」
と群生からその植物を1本根っこから抜いて土を落とし エドはそのままポッケに入れた
「ポッケ...?」
「仕方ないだろ リュックに入れたらリュックが悲惨な事になる 手で持ってたら万が一の時咄嗟に使えない ならポッケしかねぇんだ」
「...何か採取した物を入れる袋とか必要だね」
「だな...」
そのまま探索を続ける
「あれは...なんだ?」
「こっちに向かってきてる...」
試しにスコープで覗いてみると
「...よし逃げよう」
「何が見えた?」
「その前に逃げるよ!」
スコープから見えたのは サイのような角を持ったデカい生物 瞳はまっすぐこちらを見つめており 猛突進しながらこちらに向かってきている ぶっちゃけ追いつかれたら轢かれるだろう
なのでその前に撤退だ だがこのまま廃都市に向かってもおそらく間に合わない
「森に逃げるよ!」
「お、おう!」
そのまま森に入り 進む
鳥などの野生生物の声が聞こえるが気にせず 進み 大木の裏に隠れる
「はぁ....はぁ...」
「それでよ...何が見えたんだ..?」
「サイのような巨大な角を持ってる野生生物」
「マジかよ」
「しかも目が良いのか おそらく数百mは離れてる私達のことを発見 そのままこっちに猛突撃しながら向かってきてた」
「...ティアが居てよかったわ...」
「...静かに」
少し離れた位置で大きな音が聞こえる
「な、なあ...1つ言ってもいいか?」
「手短に」
「サイって普通は目が悪ぃんだがな...その分嗅覚が発達してるんだ」
「つまり?」
その瞬間にこちらにドタドタと向かってくる足音が聞こえる
「俺らはもうバレてんだよ!!」
その瞬間 猛ダッシュで大木から離れる
その数秒後に大木が巨大な角によってぶち抜かれる
「ウッソだろお前」
「こんなにデカいの...」
「とりあえず逃げるぞ!」
「だね..!」
その生物はこちらを改めて確認した後 咆哮を上げる
『ゴォォォォォォ!!!』
「おもしれぇ鳴き声してるな...」
「そんな事言ってる暇はない!逃げるよ!」
正直 分が悪すぎるが地形を活用して逃げるしかない
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「それにしても...のどかだなぁ...」
「分かる 廃都市のバチバチした雰囲気が全くない」
「外に来てるプレイヤーが居ないのもあるか」
「それはある...ってあそこ なんか無い?」
「うん?...あれは...植物の群生か?」
平原に生えてる草の色とは少し異なった色をしている植物があった
「これは...」
「なんだろうな この植物...一応確認はしとくか」
とエドがその植物を切り取る
すると切り口から青い汁がじんわりと出てきている
「ふむ...匂いも問題無し...」
「..貸して」
「ん?まぁいいが...なんでだ?」
こういう時は いっそ食べてみるのが1番 例え死んでもエドが傍にいるから荷物の問題は無い
そのままかぶりつく
「え、おま マジ?」
味はめっちゃ苦い
「うぇぇ....にがぃ..」
「そもそもなんで食う って思考になったか俺は聞きたいぜ....」
「ま、まぁ ティアのおかげで毒性が無いことは証明されたが...んー..まだ分からねぇな」
「だね」
「他にも根っこから持って行って調べてみるか 確か ハッチんとこに なんか顕微鏡みたいなの無かったか?」
「どうだろう...分からない」
「ま、それなら とりあえず持って帰るか」
と群生からその植物を1本根っこから抜いて土を落とし エドはそのままポッケに入れた
「ポッケ...?」
「仕方ないだろ リュックに入れたらリュックが悲惨な事になる 手で持ってたら万が一の時咄嗟に使えない ならポッケしかねぇんだ」
「...何か採取した物を入れる袋とか必要だね」
「だな...」
そのまま探索を続ける
「あれは...なんだ?」
「こっちに向かってきてる...」
試しにスコープで覗いてみると
「...よし逃げよう」
「何が見えた?」
「その前に逃げるよ!」
スコープから見えたのは サイのような角を持ったデカい生物 瞳はまっすぐこちらを見つめており 猛突進しながらこちらに向かってきている ぶっちゃけ追いつかれたら轢かれるだろう
なのでその前に撤退だ だがこのまま廃都市に向かってもおそらく間に合わない
「森に逃げるよ!」
「お、おう!」
そのまま森に入り 進む
鳥などの野生生物の声が聞こえるが気にせず 進み 大木の裏に隠れる
「はぁ....はぁ...」
「それでよ...何が見えたんだ..?」
「サイのような巨大な角を持ってる野生生物」
「マジかよ」
「しかも目が良いのか おそらく数百mは離れてる私達のことを発見 そのままこっちに猛突撃しながら向かってきてた」
「...ティアが居てよかったわ...」
「...静かに」
少し離れた位置で大きな音が聞こえる
「な、なあ...1つ言ってもいいか?」
「手短に」
「サイって普通は目が悪ぃんだがな...その分嗅覚が発達してるんだ」
「つまり?」
その瞬間にこちらにドタドタと向かってくる足音が聞こえる
「俺らはもうバレてんだよ!!」
その瞬間 猛ダッシュで大木から離れる
その数秒後に大木が巨大な角によってぶち抜かれる
「ウッソだろお前」
「こんなにデカいの...」
「とりあえず逃げるぞ!」
「だね..!」
その生物はこちらを改めて確認した後 咆哮を上げる
『ゴォォォォォォ!!!』
「おもしれぇ鳴き声してるな...」
「そんな事言ってる暇はない!逃げるよ!」
正直 分が悪すぎるが地形を活用して逃げるしかない
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