Devastated Adventure Survival

nanaさん

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真の力

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狼男は其奴を 久しぶりに味気のある敵を倒したと思っていた だから死体に近づき捕食しようとしたが

そうでは無かった

自身の一撃を受けたのにも関わらず何故かその先で立っていたのだ



そして本能で雰囲気が変わった事を悟る


「よぉ.....兄弟ティアが世話になったなァ?」

そしてその少女の閉じていた瞳が開かれる

それは血のように紅く 水のように透き通っていた

だが狼男にはそうは見えない

何故ならその目の奥に

今まで感じた事が無い 圧を持つ 化け物が見えたからだ

兄弟ティアがやられた分...たっぷり 礼をしてやるぜぇ..?」

そして狼男は気づく 自分は とんでもない存在に戦いを挑んでしまったこと

そしてその存在を怒らし

自分はこれから蹂躙される事を

「てめぇには強靭な足の筋肉があるみたいだがよォ...筋肉ってのはなァ...」

そして離れた位置に居た奴が消える

「こう使うんだぜぇ?」

そしてその一瞬の間に目の前に現れ 次には自分は其奴から離れていた

狼男自身が離れた訳では無い

其奴が 狼男が認識出来ない速度で拳を振るったのだ


狼男は廊下の逆側まで勢いよく飛ばされる

そして壁にぶつかり あまりの勢いに埋まってしまう

狼男は本能で悟る

『此奴は正面から戦っては行けない』

そして身体を再生しながら逃げようとするが

「おいおい どこに行くんだ?さっきはあんなに嬉しそうに戦ってたじゃないか さぁお互い楽しく戦おうぜ殺し合おうぜ?」

狼男は悟る 此奴からは逃げられないと

そして少しでも生存確率を上げる為 戦いを挑んだ 

だがそんな哀れな挑戦者は 力のある支配者に呆気なく殺られる事になるだろう


「ほう 逃げても無駄だと判断したか まぁいい それじゃあ始めようか...」

また姿が消え 次には狼男は吹き飛ばされていた

吹き飛ばされている途中に別方向から現れまた吹き飛ばされるの繰り返し


度重なる怒涛の猛攻に 狼男の身体の再生はもはや機能しなくなってしまった

細胞が再生する限度を超えてしまったのだ

「もう終わりか?周りを見てみろよ」

狼男に言葉を理解するほどの知能は無いが

その時は不思議と其奴が言っている意味を理解出来た

狼男が周りを見渡すと

そこには様々な所に張られた糸が見える

「この糸はよォ...」

そう言い其奴は狼男の爪に目掛けて糸を振るう

すると長年 硬く鋭く長く鍛え上げてきた爪はあっさりと スパッと音が鳴りそうなほど簡単に切れた

「とっても鋭いんだ それがそこら中に張られてる意味は分かるか?」

狼男はその状況を理解する 自分はもう詰みの状況にまで追い詰められてると もう二度と日の目を見ることは無いのだと

「この狩場舞台はよォ...お前の為に用意したんだ....
精 々 楽 し ん で く れ よ ォ ?」


その日 強者であった命の灯火が あっさりと 消えた



「さて...後は兄弟ティアが起きるのを待つとするか...ついでに捕食もしておこう」



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