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着せ替えショー
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「弓は基本偏差撃ちを意識して 撃つ先を悟らせないようにしないと掴まれたりするよ」
「普通の人はっ!!出来ないんですよ!!」
「出来る人も居るからね おっと、足を狙うのは良い判断だよ でも武器によっては弾かれちゃうかな やるとしたら長い武器を使ってる相手にするとよいかも」
「分かりましたっ!」
「近接戦闘を矢で行うのは良い判断かもだけど短剣とか持っておくのがおすすめ 矢だと真っ二つにされちゃう」
「わわっ!?」
「はぁ...はぁ...先輩強すぎ...」
「弓矢は元々近接戦闘に向いてないからね それと途中 急に矢のスピードが早くなったりしたけど何かした?」
「風魔法で加速させました」
「加速か...なら風魔法で矢の軌道を操れるようにしよう」
「矢の軌道を...?」
「そう、周りに撃った矢は普通外したと思って警戒しない もし軌道を操れるようになればその外した矢の軌道を変えて敵に当てることが出来る つまり意識外からの攻撃を何発もやれるの」
「..意識外からの攻撃...」
「難しいとは思うけどまずは左右に撃った矢を正面にいる敵に当てれるようにしよう 風の道を作るイメージが良いかも」
「風の道...分かりました!やってみます!!」
そんな簡単に出来る物では無いと思うけど...
「ふぅ...」
集中し始めたみたい 時雨は弓に矢をつがえて幻影の的の左右に撃つ
左右に真っ直ぐ発射された二本の矢は弧を描くような軌道をしながら幻影の的を射抜いた
「...凄い」
「先輩!こんな感じですか?!」
「うん、その調子 それを戦いながら出来るようにすると強くなれると思う」
「ふふ...もしかして私って天才ですか?」
「うん、正直この一瞬で出来るとは思わなかった 時雨は天才 凄いよ」
「...ふへへ...先輩に褒められた...」
「それじゃあ有栖の方に行くから幻影の私にさっきやった事を使って戦ってみて」
「は、はーい!」
「有栖 どう?」
「己龍のアドバイス通りにやったら凄く戦いやすくなったわ..それでも己龍の幻影にはまだ勝てないけどね」
「それじゃあ続きをやろっか」
「ええ、まずは幻影を召喚して..」
私が居るというのに幻影を使うの...ちょっとモヤモヤする
「だめ」
「え?」
「本物がここに居るんだから偽物なんて使わないで」
「...もしかして己龍 嫉妬してる?」
「..そうかも」
「...ごめんね じゃあ己龍に相手をお願い出来るかな?」
「ん、勿論」
さてそんな鍛錬の風景を観てる者が居た
ついさっきまで尊きを直に食らって死にかけていた天才マッドサイエンティスト系美女である博士である
そんな博士は偶然にも己龍が自分の幻影に嫉妬してる場面を見てしまい砂糖を吐いていた
「ぐ...全く彼女は何回私を尊死させかければ済むのだ...」
『まったく何かあったのかと思い通話に出ましたがそんな尊き事態が起きていたとは 体験したのが少々羨ましいです』
「あれを直に食らってみろ...慣れてねぇもんじゃ瀕死だ..」
『ええ、私も貴方が撮った映像を見させて頂きましたが倒れかけましたよ』
「もういっそ同士かき集めてそういうギルド結成しても良いと思うんだが...」
『現状協力者は私と博士様に加えて騎士様 傭兵様の合計4名 4人で選抜して精鋭としてやるのも良いと思うんですよ 勿論 彼女たちにも加わってもらって』
「そうだな...後々 ギルド戦とかもあるだろうしあって損は無いだろう それに...人が多ければ多いほどシュチュエーションは作りやすい」
『ですね ならば私達がすることは同士を集めること あの二人にも話しを通しておきましょう』
「だな 傭兵に関して私から話を通しておく 騎士はそっちが通しといてくれ」
『勿論です それではお互い動きましょうか 我らの計画の為に』
「ああ..計画の為に..」
『「もっと尊き空間を見て守る為にも!!」』
変態という名の天才共が手を組むと恐ろしい事になってしまうのは古来から言われてたと思う
だがこれから巻き起こるのはそんな天才共がたった一つの目的に団結してしまい運営に頭を抱えさせてしまうような集団になってしまう事件である
「さぁて私も復活した事だし今日はそろそろ良いんじゃねぇか?」
「ん、博士 おはよう」
「おう、まったく私を殺しかけた元凶がよ!!早速着てもらうぞ!!」
「何を?」
「さっきはメイド服だったが今度は...これだ!」
「..和服?」
「そうだ。化粧もするからな ほらそこの2人も手伝いな!!」
「は、はい!!」
「勿論です!」
そうして私は着衣室では無く化粧室に連れてかれて和服を着せられ化粧をされた
白粉や口紅 簪 髪染めなど徹底的に化粧を施された
そうして出来たのは黒髪の和服を着た私
「儚い...」
「風に吹かれただけで消えていきそう..」
「扇子持ってください先輩!」
扇子を持たされたので扇子を開きいつか見た時代劇の時みたいに口元を隠して微笑む
「私を殺す気かっ!!」
「やっぱり己龍はロールプレイが上手ね」
「役者って感じがします!」
微笑むのを止めて扇子で口元を隠したまま博士に対して冷たい視線で見てみる
さっき喜んでた気がするし喜ぶかな?
「カヒュ...」
「ああ、博士が酸欠状態に!!」
「博士そっち系の道開いちゃったか...」
「はぁ...はぁ...危うく死ぬとこだったよ...」
「博士、大丈夫?」
「ああ...君のおかげで大変な目にあったが大丈夫だ...」
「次着て欲しい服...ある?」
「勿論あるさ!!」
「これは...」
「ズバリ!チャイナドレスだ!!頭も勿論 2つのシニヨンが左右に出来る髪型にしたぞ!」
「春○...」
「某格闘ゲームのキャラクターの名前を出すんじゃないよ 消されてしまうからね」
「消される?」
「こっちの話だ 気にしないでくれ」
「さて次はこの服を着てもらおうか!!」
「着るの久しぶり」
「ちょっと犯罪してる気がしてきた...」
「まだ似合うんですか先輩...」
「...想像以上に似合ってしまった 絵面がマズイ」
着せられたのは小学生の着てそうな女の子の服とランドセルに帽子
「あとは防犯ブザーさえあれば....」
「アウトー!!!」
「?」
次に着せられたのは...よく分からないフリフリとかがある可愛い洋服
「...ちゃっかりゴスロリも作ってるんですね」
「勿論さ やはりゴスロリは銀髪の子にも合うなぁ...」
「なんか抱きしめたくなっちゃう」
「わっ」
有栖にぬいぐるみみたいに抱えられた
足がプラプラする
「メンヘラとかじゃなくてただの天使..」
「足プラプラしてる...」
「..己龍の髪の匂い 癖になりそう...」
皆が喜んでくれてるみたいだし 着て良かった
そんなこんなで己龍の着せ替えショーは続いて行った....
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扇子言葉?なるものが昔にはあったらしいけどそういうの憧れるよね
「弓は基本偏差撃ちを意識して 撃つ先を悟らせないようにしないと掴まれたりするよ」
「普通の人はっ!!出来ないんですよ!!」
「出来る人も居るからね おっと、足を狙うのは良い判断だよ でも武器によっては弾かれちゃうかな やるとしたら長い武器を使ってる相手にするとよいかも」
「分かりましたっ!」
「近接戦闘を矢で行うのは良い判断かもだけど短剣とか持っておくのがおすすめ 矢だと真っ二つにされちゃう」
「わわっ!?」
「はぁ...はぁ...先輩強すぎ...」
「弓矢は元々近接戦闘に向いてないからね それと途中 急に矢のスピードが早くなったりしたけど何かした?」
「風魔法で加速させました」
「加速か...なら風魔法で矢の軌道を操れるようにしよう」
「矢の軌道を...?」
「そう、周りに撃った矢は普通外したと思って警戒しない もし軌道を操れるようになればその外した矢の軌道を変えて敵に当てることが出来る つまり意識外からの攻撃を何発もやれるの」
「..意識外からの攻撃...」
「難しいとは思うけどまずは左右に撃った矢を正面にいる敵に当てれるようにしよう 風の道を作るイメージが良いかも」
「風の道...分かりました!やってみます!!」
そんな簡単に出来る物では無いと思うけど...
「ふぅ...」
集中し始めたみたい 時雨は弓に矢をつがえて幻影の的の左右に撃つ
左右に真っ直ぐ発射された二本の矢は弧を描くような軌道をしながら幻影の的を射抜いた
「...凄い」
「先輩!こんな感じですか?!」
「うん、その調子 それを戦いながら出来るようにすると強くなれると思う」
「ふふ...もしかして私って天才ですか?」
「うん、正直この一瞬で出来るとは思わなかった 時雨は天才 凄いよ」
「...ふへへ...先輩に褒められた...」
「それじゃあ有栖の方に行くから幻影の私にさっきやった事を使って戦ってみて」
「は、はーい!」
「有栖 どう?」
「己龍のアドバイス通りにやったら凄く戦いやすくなったわ..それでも己龍の幻影にはまだ勝てないけどね」
「それじゃあ続きをやろっか」
「ええ、まずは幻影を召喚して..」
私が居るというのに幻影を使うの...ちょっとモヤモヤする
「だめ」
「え?」
「本物がここに居るんだから偽物なんて使わないで」
「...もしかして己龍 嫉妬してる?」
「..そうかも」
「...ごめんね じゃあ己龍に相手をお願い出来るかな?」
「ん、勿論」
さてそんな鍛錬の風景を観てる者が居た
ついさっきまで尊きを直に食らって死にかけていた天才マッドサイエンティスト系美女である博士である
そんな博士は偶然にも己龍が自分の幻影に嫉妬してる場面を見てしまい砂糖を吐いていた
「ぐ...全く彼女は何回私を尊死させかければ済むのだ...」
『まったく何かあったのかと思い通話に出ましたがそんな尊き事態が起きていたとは 体験したのが少々羨ましいです』
「あれを直に食らってみろ...慣れてねぇもんじゃ瀕死だ..」
『ええ、私も貴方が撮った映像を見させて頂きましたが倒れかけましたよ』
「もういっそ同士かき集めてそういうギルド結成しても良いと思うんだが...」
『現状協力者は私と博士様に加えて騎士様 傭兵様の合計4名 4人で選抜して精鋭としてやるのも良いと思うんですよ 勿論 彼女たちにも加わってもらって』
「そうだな...後々 ギルド戦とかもあるだろうしあって損は無いだろう それに...人が多ければ多いほどシュチュエーションは作りやすい」
『ですね ならば私達がすることは同士を集めること あの二人にも話しを通しておきましょう』
「だな 傭兵に関して私から話を通しておく 騎士はそっちが通しといてくれ」
『勿論です それではお互い動きましょうか 我らの計画の為に』
「ああ..計画の為に..」
『「もっと尊き空間を見て守る為にも!!」』
変態という名の天才共が手を組むと恐ろしい事になってしまうのは古来から言われてたと思う
だがこれから巻き起こるのはそんな天才共がたった一つの目的に団結してしまい運営に頭を抱えさせてしまうような集団になってしまう事件である
「さぁて私も復活した事だし今日はそろそろ良いんじゃねぇか?」
「ん、博士 おはよう」
「おう、まったく私を殺しかけた元凶がよ!!早速着てもらうぞ!!」
「何を?」
「さっきはメイド服だったが今度は...これだ!」
「..和服?」
「そうだ。化粧もするからな ほらそこの2人も手伝いな!!」
「は、はい!!」
「勿論です!」
そうして私は着衣室では無く化粧室に連れてかれて和服を着せられ化粧をされた
白粉や口紅 簪 髪染めなど徹底的に化粧を施された
そうして出来たのは黒髪の和服を着た私
「儚い...」
「風に吹かれただけで消えていきそう..」
「扇子持ってください先輩!」
扇子を持たされたので扇子を開きいつか見た時代劇の時みたいに口元を隠して微笑む
「私を殺す気かっ!!」
「やっぱり己龍はロールプレイが上手ね」
「役者って感じがします!」
微笑むのを止めて扇子で口元を隠したまま博士に対して冷たい視線で見てみる
さっき喜んでた気がするし喜ぶかな?
「カヒュ...」
「ああ、博士が酸欠状態に!!」
「博士そっち系の道開いちゃったか...」
「はぁ...はぁ...危うく死ぬとこだったよ...」
「博士、大丈夫?」
「ああ...君のおかげで大変な目にあったが大丈夫だ...」
「次着て欲しい服...ある?」
「勿論あるさ!!」
「これは...」
「ズバリ!チャイナドレスだ!!頭も勿論 2つのシニヨンが左右に出来る髪型にしたぞ!」
「春○...」
「某格闘ゲームのキャラクターの名前を出すんじゃないよ 消されてしまうからね」
「消される?」
「こっちの話だ 気にしないでくれ」
「さて次はこの服を着てもらおうか!!」
「着るの久しぶり」
「ちょっと犯罪してる気がしてきた...」
「まだ似合うんですか先輩...」
「...想像以上に似合ってしまった 絵面がマズイ」
着せられたのは小学生の着てそうな女の子の服とランドセルに帽子
「あとは防犯ブザーさえあれば....」
「アウトー!!!」
「?」
次に着せられたのは...よく分からないフリフリとかがある可愛い洋服
「...ちゃっかりゴスロリも作ってるんですね」
「勿論さ やはりゴスロリは銀髪の子にも合うなぁ...」
「なんか抱きしめたくなっちゃう」
「わっ」
有栖にぬいぐるみみたいに抱えられた
足がプラプラする
「メンヘラとかじゃなくてただの天使..」
「足プラプラしてる...」
「..己龍の髪の匂い 癖になりそう...」
皆が喜んでくれてるみたいだし 着て良かった
そんなこんなで己龍の着せ替えショーは続いて行った....
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扇子言葉?なるものが昔にはあったらしいけどそういうの憧れるよね
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