自由にやっていくVRMMO

nanaさん

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世界樹

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「さーて...浮遊使いますか」

浮遊を使って世界樹を登り始める 勿論 何か枝とか落ちてきたらヤバいので霊体化もしている

「デカイね...上も大きく幹を広げてるから凄い...世界樹 って何の役割があるんだろうね?古代のエルフがここまでするくらいだし...例えば...魔力を作り出すとか? ま、分かんないや」






「....長い」

多分 体感1時間は登ってるんじゃないかな?長すぎる

浮遊の移動速度は遅いって訳でも無いのにだ

「お...見えてきたね」

今は周りが雲で覆われてたりしたがついに見え始めた


「あともうちょっとだ 」




「頂上到着っと...綺麗だね」

頂上は不思議な事に 色々な花が咲いている 花畑みたいになっていた

その中央には 世界樹から伸びた幹が1つ

それに花を踏まないようにして近づく


「こんにちは」

そう言うと その幹に付いてる枝が少し動く

「元素聖霊の Alice っていうんだ よろしくね」

それに反応するように枝が動く

「僕さ 君の...世界樹の..丁度..足元?にあった教会で 君の事を知ったんだ 僕はここを聖域にしよう と思ったんだけど 意思のある世界樹の君に確認を取らないとダメだからね それで会いに来たんだ」

枝がさっきより激しく動いた 喜んでるのかな?

「でも少し思ったんだけど 君..さっきから元気が無い気がするんだ」

枝の動きを見て分かる 

枝がえ?分かるの?みたいな反応をする

「だからさ 君を元気にしたいんだけど...どうしよっか 僕が出来るのは魔力もしくは元素を貴方に送るだけ」

そうすると 枝が動く

「え?魔力とか元素を送ってほしい ってこと?」

枝が激しく動く どうやらそういう事らしい 

「元素でいいかな?」

枝が動く どうやらそれで良いらしい

なので早速 元素を集め始める

「了解」

そしてそれを世界樹に..世界樹全体に 元素を送り届ける

少しすると頭が痛くなってくる だけど無視 これくらいなんとでもなるさ



「くっ...」

さっきの何倍もの頭痛がする でもまだ続ける まだまだ足りない


「...鼻血...」

脳が処理に追いついてないのか鼻血もでてきた でももうそろそろだ 後もうちょっと



「はぁ...はぁ...はぁ...」

世界樹への元素供給が終わった

鼻血も凄いことになってる 頭痛もヤバい

そうすると目の前が光って...

そこに現れたのは 女の子とも男の子とも言える中性的な顔立ちをした緑髪の子供のエルフ?

「治す」

その子が魔法を使うと 頭痛が一気に引いていき 鼻血も止まる 鼻血に関してはそれで汚れてた箇所も綺麗になっていた

「世界樹?」

「うん 元素 ありがと おなかいっぱい」

「良かった それにしても可愛い」

思わずその子を抱き寄せる

「ん...」

「可愛い...それじゃあこの後 聖域化するね」

「ん...お願い...後 1つ やりたいことがあるの」

「OK...って何やるの?」

「儀式」

「へ?」

「私とAliceを繋ぐ為の儀式」

「繋ぐ?どういうこと?」

「魔力..いや元素のパスを繋ぐ為の儀式 私が居るここを聖域にするなら絶対にした方が良い」

「了解~」

僕はこの時思わなかった まさか儀式が結構ヤベェことする という事を

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