自由にやっていくVRMMO

儀式

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「それで儀式って何するの？」

「私とAliceのパスを繋ぐ為に 身体の一部を交換するの」

「身体の一部...どこ？」

「目」

「え」

「目を交換するの」

「...」

ウッソだろお前 目交換...くり抜くの！？ 

「大丈夫 痛くない Aliceは目をつぶってれば良いだけ」

「...心の準備をする時間は？」

ワンチャン逃げれる

「あると思う？」

すっごい笑顔で言ってきたね ああ、分かってたよ 拒否権とかあるわけないよねぇ！

「そ、それじゃあ お願い...」

「ん」

目をつぶる 何をされるかわからなくて怖い

そうすると右目に不思議な感覚が起こる

なんとも言えない...口では説明出来ない未知の感覚

不思議とそれが怖くない そうすると私の右目が出ていき別の物が入るのが分かった

確かに痛くもない 怖くも無いけど...本当にどうやってるの？


『特殊スキル 世界の目を取得しました 』

『加護 世界樹の加護 を授かりました』

『称号 世界樹の加護を受けし者を入手しました』

あれれぇ...なんかとんでもない物が手に入った気がするなぁ....

「もういいよ」

「うん...ってなにこれぇ！？」

目を開けると周りにめっちゃちっちゃい粒が大量にある 色とりどりあり 大きさはどれも同じだけど 白い粒だけはいろの粒よりちっちゃい

「儀式の影響 私の目をAliceは授かったから」

「めっちゃ周り見づらい...」

「目を閉じて 周りを見たい って意識してみて」

「うん...」

まさかとは思うけど 言われた通りにしてみる

「えぇ...」

驚きよりもはや呆れの声がでてきた なんせ目を閉じても周りが普通に見える というか儀式前より視野広くなってる気がする

「それで大丈夫 ちなみにAliceが見てた粒は魔力 それよりちっちゃい物が元素 魔力は色とりどり 元素は白色」

「ほへー」

色って概念もあったんだね 魔力に

「それで世界の目の効果...自分で確かめた方が早いと思う」

「了解r

早速確認してみる

世界の目
世界を見通す目 どんなものでも本来の姿を見ることが出来 それは魔力 元素 上位生物の精神体  魂等様々 だが見すぎると自身に影響を及ぼす

世界樹の加護
魔法 元素を利用した行動に大幅に補正 魔法耐性が2倍される 世界樹の近くだとステータスが2倍される 

世界樹の加護を受けし者
世界樹の加護を授かった者に与えられる その者は常に世界樹と魔力・元素のパスで繋がれる

「おかしいなぁ...あはは...」

「？ 何かおかしいところあった？」

「いやそういうことじゃない...」

「？」

おかしいでしょ 絶対序盤に手に入れちゃダメでしょ なにしてんの運営

「そ、それじゃあ聖域化の前に...名前ってある？」

「無い」

「なら名前を付けないと」

「なんで？」

「だって世界樹 って言うのもあれだし...名前あった方が便利だし..」

「そうなんだ」

「それで名前だけど..」

なんだろう 少しふわふわした感じがするし めっちゃ純粋だし..よし決めた

「君の名前は...フリージア！」

「フリージア...ありがとう」

フリージアの花言葉は赤色が純潔という意味だ 純潔は純粋と意味がほぼ同じ だから選んだ

まぁ当の本人は？って顔だけどね

「それじゃあ聖域化するね」

「ん、お願い」


そして私は凛ちゃんに言われた通りに始めた



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