自由にやっていくVRMMO

飛んで移動しながら色々

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風の概念の使い方は割と簡単 風を動かしたいと意識すれば 自然と まるで身体の一部のように動かせるようになる それも範囲はかなり広いし 勢いとかも調節できるみたい とりあえず臭いを超上空に風で移動させて ばらけさせる


「さて...移動しますか」




浮遊で飛びながら色々する

「まず僕は目を閉じてるのに何故か普通に見える 傍から見たらおかしいよね..それも意識しないとね 後は...別の防具とかも用意しとく？」

たとえば騎士鎧とか 重そうだけど作るの僕だしそこのさじ加減は出来ると信じたい 後は...面白そうだし怪盗服とか？ 仮面とか付けてさ 黒コートやら付けて...

「..良い事思いついた」

ぶっちゃけ元素ってなんでも作れる便利な物質 だけどその分扱いは難しい

毎回 毎回元素使った行動はとんでもない疲労や頭痛に襲われるけど 段々とそれが軽くなってきてる だから結構複雑なのに挑戦しても良いと思うんだ

「銃...作れるかな...」

ファンタジーの世界観が崩壊し始めた瞬間であった




「よし 良いね」

ぶっちゃけ言うと全部 一気に作るのは無理だった悶絶必須並の頭痛が来て死にそうだった 男の人も蹴られたらあんな感じなんだろうね...

ということで部品ごとに分けて作ってそれを合体させる感じでやってみたらやれた

今回作ったのはハンドガン と呼ばれる小型の銃  それぞれマガジンや弾を発射する部分等の内部構造を時々 木に止まってログアウト→調べる→作る と繰り返してた Go○gle先生って凄い

で結果 2丁作ったんだけど...まぁ説明していこう

見た目は黒一色 一般的なハンドガンだ

能力もちゃんとある それは自動で周囲の魔力を使って弾丸をマガジン内に装填すること 

これ作ってる時死ぬかと思った いやのいうか死んだ

頭がパーン！と破裂したのか分からないけど死んでた  だけど生きてた

理由？多分 浮遊ついでに霊体化してたのが関係あると思うけど分からない ちなみにそれを利用して人生で体験した事ない痛みに襲われながら作り上げた もう二度としたくない

でこれ勿論 僕の元素操作にも対応してる マガジン周りの魔力を変えればそれに対応した弾丸を作ってくれる

あまりにも便利すぎる あの地獄を耐え抜いた分 十分だ

「属性によってなんか違うかもしれないけど今はいいや...」

他にも途中 息抜きで作ったものもある

それは投げナイフ 投げやすさと貫通に特化したナイフ これを投げて当たったらその貫通力で敵の身体の中に深く刺さりそこで爆発させれば...我ながらかなりえぐいことを考えてるなぁ...それで流石にナイフじゃ警戒もされるし トランプに変えてみた

何故 トランプかだって？なんかオシャレだし 怪盗服来て トランプを投げて戦ったりするのってかっこよさそうじゃない？ しかも爆発は形もこちらのさじ加減で変更が可能 疲れるけどね だからもっとオシャレになる

「ふふふ...楽しみだなぁ..」

まぁpvpとかに使えなきゃ意味無いけどね

そもそもpup以前に今のとこプレイヤーに会えていない僕には無縁の話...泣きそう


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