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1章 始まり
パーティでのボス戦と情報取引
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ボス部屋の扉を開け中に入る
「デカ...」
「あの奥の白髪がボスだ 周りは取り巻き」
「つまり彼奴が..」
「そう軽機関銃をぶっぱなしてくる 周りは直接肉弾戦を仕掛けてくる 気をつけろ」
「了解」
「まずは...大男からやった方が良さそうね」
「頭を狙うぞ!防弾チョッキを着てるかもしれねぇ!」
「..ん」
そのまま戦闘開始
白髪は案の定軽機関銃をぶっぱなし始めたがレン達は大男を盾にして射線を切っている
まぁ 白髪はそんなの関係ねぇ! と言わんばかりにぶっぱなしてるがな
それが大男達にヒットしてるせいで早速1人やられた
「あの大男達が可哀想に思えてきたわ」
そのまま順調に事が進み白髪のみになったが
ここで苦戦し始めたのは軽機関銃による弾幕
「さぁどうする?ジリ貧だぜ?」
「...任せて」
フィーナが何かするようだ
弓を構えて狙いを定める
頭を狙うのか?
「頭じゃない...シッ!」
矢を軽機関銃の銃口に思いっきりぶっ刺した
「すっげぇ精度だな...」
白髪は勿論大慌て
その隙を逃す訳もなく 最終的に他3人にボコられて死んだ
そして中央に現れるのは豪華な宝箱
「おう お疲れさん」
「助かったわフィーナ...」
「すげぇなフィーナ!流石弓道部!」
いや弓道部のレベルじゃねぇ気がするがまぁいい
「その宝箱は開けたらそれぞれのインベントリに報酬が入れられるから安心しろ」
「ほっ...」
「ここまでやって報酬で争うとか嫌だったから助かるわ...」
「んじゃ宝箱開けてな 俺は悪ぃが先に戻ってるぜ」
「分かりました ありがとうございます!」
「ありがとうございました!」
「おっちゃん ありがとな!」
「..ありがとうございました」
「おうよ...ってその前に1つ」
「?」
「この場所の事は誰にも言うなよ?」
「分かりました」
「ちょっと情報取引で使えるからな」
「そこまで...」
「それじゃ またいつかな」
「またなー!おっちゃんー!」
「..バイバイ」
そのままボス部屋の窓をぶち破ってビルを降りる
「さーてまたぶらつきますか...の前に広場行くか」
どうせなら葉巻を数本くらい買っておきたい
広場に着く
「一応彼奴には連絡したが...すぐには返って来ないだろうな」
そのままコンビニに行き葉巻を5本くらい買う
「さーてどうするかね」
「お取り込み中 いきなりすいません」
「ん?なんだ?」
紫髪の眼鏡の男が話しかけてきた
「貴方様が...先日の早朝に決闘において激戦を繰り広げた...通称 イケおじ という方で間違いないですか?」
「イケおじがなんだか知らねぇが 決闘したってなら俺だな」
「お時間頂いてもよろしいでしょうか?勿論 報酬も渡します」
「特にやることもねぇし いいぞ 場所は?」
「良い所があります 私達が購入し 運営を始める途中のBAR そこでよろしいでしょうか?」
「いいぜ」
「それでは着いてきてください」
「おうよ」
そのまま紫髪に着いていく
そういえば此奴の名前聞いてないな 俺の名前も教えてねぇからそこはまぁ良いが
てかイケおじって名前誰が付けやがったんだ?
「ここです」
「ほう...雰囲気出てるじゃねぇか」
路地裏にひっそりとあるBAR
話す分には十分な場所だ
「マスターには話を通してますので」
「了解だ」
中に入る
「おお...いいねぇ」
まさによく行ってたBARだ
席はカウンター席のみ カウンターの向こうにはワインやお酒が置かれた棚がある
「それではこちらにお座り下さい」
「んじゃ遠慮無く座らせて頂こう」
「ではマスター ウィスキーを1つ」
「俺もウィスキーで頼む」
「承知致しました」
銀髪の老男性が早速 仕事に取り掛かった
どっちかと言うとイケおじ ってこっちの方な気もするが
「んで話ってなんだ?」
「情報取引です」
「ほう...そっちが要求する物は?」
「貴方様のその銃の入手場所とあの銀髪の女性の方の攻撃を止めた謎のスキルについてです」
「スキルの方は悪ぃが教えられねぇ 仮にpvpになった時 厄介なんでな」
「分かりました ではその言い方ですと...」
「おうよ 対価は貰うが入手場所を教えてやる」
「ではいくらで?」
「ここまで言っといて悪ぃんだが金は間に合ってる それ以外だ」
「ふむ...」
「この銃を入手した場所で金は大量に手に入った だからそれ以外の対価だ」
「ならこれはどうでしょう?」
「これは...」
「スキルオーブ この世界では新たなスキルを自発的に目的を持って取得するのは今のところ不可能 レベルアップした時に習得するか派生 進化するか これが今のところ認識されてる習得方法ですが...」
「このスキルオーブは自分の意思で好きに習得出来るって訳か」
「そういう事です 察しが早くて助かります」
「んで内包されてるスキルはなんだ?」
「それが分からないのです」
「分からない か」
「はい、私としても何のスキルが内包されてるかを解明したかったのですが...普通 アイテムとは取得したらインベントリにて正確な情報を確認出来るんですよ」
しれっと俺が知らない事言ってきやがった此奴...
それを何とか顔に出さずに
「だな でもこれはそれが表示されないと?」
「はい、スキルオーブ のみで それ以外の情報が無いんですよ 一応砕いたら使用出来るみたいなんですが」
「...スキルオーブは今のところ これ一つか」
「はい」
「...分かった 取引成立だ」
紫髪と握手する
「それは良かった こちらとしてもお金以外だとそれしか出すものがなく...」
「それにしてもいいのか? この銃の入手場所だけにそれだけのもんを賭けて」
「私達にとってはそれだけ価値がありますから ではお先にスキルオーブの方をご使用ください」
「良いのか?俺が黙って逃げるかもしれないぞ?」
「それはそれで構いません 追い詰めますからね」
「そりゃ怖い ま、しねぇけどな んじゃ有難く使わせてもらうぜ」
スキルオーブを砕く
すると
『スキル 二刀流 を習得しました』
「どんなスキルを習得しましたか?」
「二刀流ってスキルだな...ってこりゃすげぇ」
「それほどのスキルでしたか...」
「効果は至ってシンプル スキルの同時使用が可能になった」
「...これは想定外..スキルは確か例外を除いて1つずつの使用が限界...これは良い情報を頂きました...でも良いんですか?そんな簡単に教えてしまって」
「元の持ち主であるお前も知る権利がある それにこっちとしても恩を売っておきたいしな」
「そういう事ですか ではこれからもご贔屓に」
「んじゃこの銃の入手場所について話そうか」
「ではお願いします」
紫髪はいつの間にか用意していたメモ用紙と鉛筆を持っている
「場所は...」
「ふむふむ...こんな所にダンジョンが潜んでたとは盲点でした」
「ああ、でこのダンジョンは近くの病院のとこと違って普通の人間が敵だ」
「人間...ですか」
「ああ、だが言葉は通じないし問答無用で発砲してくる」
「ふむふむ...」
そのまま敵の情報 ボスの情報 エレベーターの仕様などを話した
「ま、後は全70層で突破した層へはエレベーターを使ってのショートカットが可能ってことくらいだな」
「ふむふむ...分かりました 情報提供感謝します」
「良いってことよ あ、そういえば自己紹介してなかったな..アルバだ よろしく頼む」
「私はトレード と申します 今後是非ご贔屓に」
そのままフレンド登録を済ます
「ではこちらお時間を頂いたお礼です」
とお金を渡されるが
「いや金は間に合ってる」
「ですが...」
「なら次来た時サービスしてくれ」
「!分かりました ではそうしましょう」
「んじゃまた何か良い情報があったら連絡する それ以外に偶にここに来るからよろしく」
「はい、ではまたいつか」
そのままトレードと別れ広場に戻ると
「せんぱーい!!」
「おう、アリア 遅くなってすまねぇな」
「いえいえ、私も丁度さっき来た所ですし」
「本当か?」
「はい、本当ですよ~」
「そうか、んじゃ...何するか」
「ってなんですかその服~!そのサングラス~!拳銃~!羨ましいぃぃ!」
「後で場所教えてやるから騒ぐな!子供じゃねぇんだからよ...」
「やったぁ!」
無邪気すぎだろ
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ボス部屋の扉を開け中に入る
「デカ...」
「あの奥の白髪がボスだ 周りは取り巻き」
「つまり彼奴が..」
「そう軽機関銃をぶっぱなしてくる 周りは直接肉弾戦を仕掛けてくる 気をつけろ」
「了解」
「まずは...大男からやった方が良さそうね」
「頭を狙うぞ!防弾チョッキを着てるかもしれねぇ!」
「..ん」
そのまま戦闘開始
白髪は案の定軽機関銃をぶっぱなし始めたがレン達は大男を盾にして射線を切っている
まぁ 白髪はそんなの関係ねぇ! と言わんばかりにぶっぱなしてるがな
それが大男達にヒットしてるせいで早速1人やられた
「あの大男達が可哀想に思えてきたわ」
そのまま順調に事が進み白髪のみになったが
ここで苦戦し始めたのは軽機関銃による弾幕
「さぁどうする?ジリ貧だぜ?」
「...任せて」
フィーナが何かするようだ
弓を構えて狙いを定める
頭を狙うのか?
「頭じゃない...シッ!」
矢を軽機関銃の銃口に思いっきりぶっ刺した
「すっげぇ精度だな...」
白髪は勿論大慌て
その隙を逃す訳もなく 最終的に他3人にボコられて死んだ
そして中央に現れるのは豪華な宝箱
「おう お疲れさん」
「助かったわフィーナ...」
「すげぇなフィーナ!流石弓道部!」
いや弓道部のレベルじゃねぇ気がするがまぁいい
「その宝箱は開けたらそれぞれのインベントリに報酬が入れられるから安心しろ」
「ほっ...」
「ここまでやって報酬で争うとか嫌だったから助かるわ...」
「んじゃ宝箱開けてな 俺は悪ぃが先に戻ってるぜ」
「分かりました ありがとうございます!」
「ありがとうございました!」
「おっちゃん ありがとな!」
「..ありがとうございました」
「おうよ...ってその前に1つ」
「?」
「この場所の事は誰にも言うなよ?」
「分かりました」
「ちょっと情報取引で使えるからな」
「そこまで...」
「それじゃ またいつかな」
「またなー!おっちゃんー!」
「..バイバイ」
そのままボス部屋の窓をぶち破ってビルを降りる
「さーてまたぶらつきますか...の前に広場行くか」
どうせなら葉巻を数本くらい買っておきたい
広場に着く
「一応彼奴には連絡したが...すぐには返って来ないだろうな」
そのままコンビニに行き葉巻を5本くらい買う
「さーてどうするかね」
「お取り込み中 いきなりすいません」
「ん?なんだ?」
紫髪の眼鏡の男が話しかけてきた
「貴方様が...先日の早朝に決闘において激戦を繰り広げた...通称 イケおじ という方で間違いないですか?」
「イケおじがなんだか知らねぇが 決闘したってなら俺だな」
「お時間頂いてもよろしいでしょうか?勿論 報酬も渡します」
「特にやることもねぇし いいぞ 場所は?」
「良い所があります 私達が購入し 運営を始める途中のBAR そこでよろしいでしょうか?」
「いいぜ」
「それでは着いてきてください」
「おうよ」
そのまま紫髪に着いていく
そういえば此奴の名前聞いてないな 俺の名前も教えてねぇからそこはまぁ良いが
てかイケおじって名前誰が付けやがったんだ?
「ここです」
「ほう...雰囲気出てるじゃねぇか」
路地裏にひっそりとあるBAR
話す分には十分な場所だ
「マスターには話を通してますので」
「了解だ」
中に入る
「おお...いいねぇ」
まさによく行ってたBARだ
席はカウンター席のみ カウンターの向こうにはワインやお酒が置かれた棚がある
「それではこちらにお座り下さい」
「んじゃ遠慮無く座らせて頂こう」
「ではマスター ウィスキーを1つ」
「俺もウィスキーで頼む」
「承知致しました」
銀髪の老男性が早速 仕事に取り掛かった
どっちかと言うとイケおじ ってこっちの方な気もするが
「んで話ってなんだ?」
「情報取引です」
「ほう...そっちが要求する物は?」
「貴方様のその銃の入手場所とあの銀髪の女性の方の攻撃を止めた謎のスキルについてです」
「スキルの方は悪ぃが教えられねぇ 仮にpvpになった時 厄介なんでな」
「分かりました ではその言い方ですと...」
「おうよ 対価は貰うが入手場所を教えてやる」
「ではいくらで?」
「ここまで言っといて悪ぃんだが金は間に合ってる それ以外だ」
「ふむ...」
「この銃を入手した場所で金は大量に手に入った だからそれ以外の対価だ」
「ならこれはどうでしょう?」
「これは...」
「スキルオーブ この世界では新たなスキルを自発的に目的を持って取得するのは今のところ不可能 レベルアップした時に習得するか派生 進化するか これが今のところ認識されてる習得方法ですが...」
「このスキルオーブは自分の意思で好きに習得出来るって訳か」
「そういう事です 察しが早くて助かります」
「んで内包されてるスキルはなんだ?」
「それが分からないのです」
「分からない か」
「はい、私としても何のスキルが内包されてるかを解明したかったのですが...普通 アイテムとは取得したらインベントリにて正確な情報を確認出来るんですよ」
しれっと俺が知らない事言ってきやがった此奴...
それを何とか顔に出さずに
「だな でもこれはそれが表示されないと?」
「はい、スキルオーブ のみで それ以外の情報が無いんですよ 一応砕いたら使用出来るみたいなんですが」
「...スキルオーブは今のところ これ一つか」
「はい」
「...分かった 取引成立だ」
紫髪と握手する
「それは良かった こちらとしてもお金以外だとそれしか出すものがなく...」
「それにしてもいいのか? この銃の入手場所だけにそれだけのもんを賭けて」
「私達にとってはそれだけ価値がありますから ではお先にスキルオーブの方をご使用ください」
「良いのか?俺が黙って逃げるかもしれないぞ?」
「それはそれで構いません 追い詰めますからね」
「そりゃ怖い ま、しねぇけどな んじゃ有難く使わせてもらうぜ」
スキルオーブを砕く
すると
『スキル 二刀流 を習得しました』
「どんなスキルを習得しましたか?」
「二刀流ってスキルだな...ってこりゃすげぇ」
「それほどのスキルでしたか...」
「効果は至ってシンプル スキルの同時使用が可能になった」
「...これは想定外..スキルは確か例外を除いて1つずつの使用が限界...これは良い情報を頂きました...でも良いんですか?そんな簡単に教えてしまって」
「元の持ち主であるお前も知る権利がある それにこっちとしても恩を売っておきたいしな」
「そういう事ですか ではこれからもご贔屓に」
「んじゃこの銃の入手場所について話そうか」
「ではお願いします」
紫髪はいつの間にか用意していたメモ用紙と鉛筆を持っている
「場所は...」
「ふむふむ...こんな所にダンジョンが潜んでたとは盲点でした」
「ああ、でこのダンジョンは近くの病院のとこと違って普通の人間が敵だ」
「人間...ですか」
「ああ、だが言葉は通じないし問答無用で発砲してくる」
「ふむふむ...」
そのまま敵の情報 ボスの情報 エレベーターの仕様などを話した
「ま、後は全70層で突破した層へはエレベーターを使ってのショートカットが可能ってことくらいだな」
「ふむふむ...分かりました 情報提供感謝します」
「良いってことよ あ、そういえば自己紹介してなかったな..アルバだ よろしく頼む」
「私はトレード と申します 今後是非ご贔屓に」
そのままフレンド登録を済ます
「ではこちらお時間を頂いたお礼です」
とお金を渡されるが
「いや金は間に合ってる」
「ですが...」
「なら次来た時サービスしてくれ」
「!分かりました ではそうしましょう」
「んじゃまた何か良い情報があったら連絡する それ以外に偶にここに来るからよろしく」
「はい、ではまたいつか」
そのままトレードと別れ広場に戻ると
「せんぱーい!!」
「おう、アリア 遅くなってすまねぇな」
「いえいえ、私も丁度さっき来た所ですし」
「本当か?」
「はい、本当ですよ~」
「そうか、んじゃ...何するか」
「ってなんですかその服~!そのサングラス~!拳銃~!羨ましいぃぃ!」
「後で場所教えてやるから騒ぐな!子供じゃねぇんだからよ...」
「やったぁ!」
無邪気すぎだろ
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