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nanaさん

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2章 異世界

邂逅

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「んじゃ街に来たことですし色々調べるか」

またスレイブに乗せてもらい街まで来た

今度は冒険者ギルドにある本ともしあったら図書館とかにある本を使って綿を持つ植物が無いかを探す



まずは冒険者ギルド

2階の資料室にて本を読む

主に植物についての本だ



残念ながらここら辺の地域には綿とかを持つ植物は無いらしい

だが加工された羽毛や羊毛等は高値だが王都で取引されてるんだとか

王都はこの街から北に進めばあるらしい

他にも王都にはこの国...ルーンの冒険者ギルド本部があるらしい その冒険者ギルド本部が管理する巨大ダンジョンもあるらしい

「ふむ...面白そうだな 行くか」

結構離れてるらしいがスレイブも居るし大丈夫だろう



とりあえずチャットで俺は先に移動することをアリア ミツル トレードに伝えておく

するとトレードから普通に

『了解しました また何か要件があれば何時でも言ってください 今後ともご贔屓に』

彼奴に情報を売ることでお金を稼げるし1種の手段として覚えておこう

ミツルからは『了解~いつか追いつくから見ててね!』

と純粋なコメント

アリアからは『私も色々終えたら絶対追いつきますからね!!』

と まるで書類が終わってないような言い方をしている残念なコメントが...懲りないなぁ

この街にも多くのプレイヤーが来はじめている幸い俺は変装してるお陰で普通の住人と思われてるのか特に何も言われない


まずは家の回収から...の前に運営に連絡

もし中に家具や道具がある状態でオーブ化させてもそのままの状態で保存されるのか?

と質問

すると数分後に

『そのままの状態で保存される また見た目はイメージに合わせて変化するが内装まで意識しなければそのままに出来る』

という解答が来たので ありがとうと伝え早速家に向かう




「...そういえばあの洞窟奥まで行って無かったな」

結局は石炭や鉄鉱石を掘って以降奥まで行かなかった

行っといて損は無いだろう

家をオーブ化させてインベントリに入れ洞窟に向かう

「...前より何か不気味だな」

何か不穏な空気を漂わせている


「...まぁ行くのは変わらないが」



暗い洞窟を黒い光で照らしながら進む

前より不気味で重々しい雰囲気が漂っている

一体なんだろうか?

進む事に自分が山の中心へ...深く進んでいることがわかる

しばらくするととても広い空間に出た

地底湖と呼ばれるものがそこにはあった

地底湖を中心に鍾乳洞が様々な所に存在している

また不気味に青く光る鉱石?もあった

「...綺麗だが...不穏でもあるな」

「その通りだ」

「ッ!?」

いきなり謎の声が聞こえた

男性のように低い声

だが不思議と人間では無いことが分かる

「何者だ..?」

「我が名は"ルーク" 貴殿が所持しているある物を取り返しに来た」

ある物...?

思い当たるものは...

「もしかしてだが...短剣か」

「その通りだ 素直に渡してくれればこちらとしても楽に済むのだが...」

暗闇で全体は見えないが青白く光る眼は見える

何者だ...それとあの短剣を取り返しに来た...簡単に渡しては行けない気がする

「悪いが...そう簡単には渡さないぜ?」

「...残念だ キャス ロッハ」

「御意」

「お任せ下さい ルーク様」

暗闇からまた新たに2人 現れた

言動的にルークの部下だろう

「私はまた別の仕事がある 失敗は許されない」

「「御意」」

するとルークの気配は消え 残りよキャスとロッハと呼ばれた人物のみになる

暗くてよく見えないが青い光が反射してるのを見るに金属鎧を着用しているな...


「...こりゃ面倒なことになったな...」

そう呟くと同時に2人はそれぞれ片手剣と槍を構え襲いかかってきた


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