3 / 14
2☆伝統衛士の仕事見てみたい
しおりを挟む
家だけ見せびらかそうと思ったが買い物帰りの妊娠中の母が三人を母屋に誘ってくれてお茶菓子をだして三人のことを根掘り葉掘り聞きウキウキした足取りで父に報告しに行った。
「お父さん!緒丹子がイケメン高校生連れてきてる!みてみない?ね?」
と興奮している声が響く。
「嫌な気配がするから遠慮する!」
「まぁ、ヤキモチ?彼氏さん見るの嫌なのね?」
父の住職は伴侶にそう言われて、頭だけ出して、坊主頭にツノを生やして威嚇しながら、「ごゆっくり……」
と言うものだから、三人は早く帰ることができなかった。
私は母が根掘り葉掘り聞いた時に伝統衛士の仕事をさらに尋ねていたのを聞いていたので唐突に、
「誠さんの伝統衛士の仕事見たい!宮中に入ってみたい!」
私は思い切ってわがままを言ってみた。
「無理」
誠さんではなくて、容赦なく間髪入れて槐寿と桐島に即答で言われた。
私はムッとする。
「どうせ鬼は穢れなんだから入れないの知ってるよ!」
私は拗ねてそう反論する。
地獄の鬼は罪を裁く場所から来ているし、鬼の存在自体人々の負の感情や激しい感情から具現化した存在であると緒丹子はわかっている。
宮中は穢れを許さない特別な場所。
その周りの結界を張る伝統衛士の仕事なんて見れないのは当たり前だった。
代々、太刀の者と鬼の因縁があるがために互いに警戒心が強い。
父の態度をみれば理解できるほどの犬猿でもある。
今の世の中、鬼が陛下をどうにかするとは思わないが、伝統を重視する太刀の者は厳しく容赦ないものが多い。
そんな太刀の者と鬼の一族だが旧暦の春分には神事を共に行う事を私はその時は知らなかった。
「来年の一般参賀なら入れると思うよ」
誠さんはそうアドバイスを一言言う。
「でも、それだと伝統衛士の衣装と仕事ぶりとか見せられないだろ」
桐島はそう言って論点がズレてるところを指摘する。
「それは写真撮って見せてあげれば問題ないんじゃ無い」
槐寿はそう言ってくれた。
「いっぱい人間くる中の鬼の子一人でも大丈夫だよね。僕が手を引いて監視してあげるあげるからね」
優しく微笑んで指切りしてくれた。
「ふぁ、ふぁい!たのしゅみにしてめしゅ!」
初デート!手を繋いでくれる!と言うことに満足できるさらに指切りまでして約束してくれた事に嬉しさのあまり呂律が回らず真っ赤になってしまう。
「……監視って、本当でもそう言う時はエスコートて言うんだよ。」
亜嵐は無口でイケメンだが女心もわかるすごく完璧な男だと思う。
私は完璧じゃ無い天然のホワホワした誠さんが好きなのだ。
私はその日が来ることが毎日楽しみだった……
「お父さん!緒丹子がイケメン高校生連れてきてる!みてみない?ね?」
と興奮している声が響く。
「嫌な気配がするから遠慮する!」
「まぁ、ヤキモチ?彼氏さん見るの嫌なのね?」
父の住職は伴侶にそう言われて、頭だけ出して、坊主頭にツノを生やして威嚇しながら、「ごゆっくり……」
と言うものだから、三人は早く帰ることができなかった。
私は母が根掘り葉掘り聞いた時に伝統衛士の仕事をさらに尋ねていたのを聞いていたので唐突に、
「誠さんの伝統衛士の仕事見たい!宮中に入ってみたい!」
私は思い切ってわがままを言ってみた。
「無理」
誠さんではなくて、容赦なく間髪入れて槐寿と桐島に即答で言われた。
私はムッとする。
「どうせ鬼は穢れなんだから入れないの知ってるよ!」
私は拗ねてそう反論する。
地獄の鬼は罪を裁く場所から来ているし、鬼の存在自体人々の負の感情や激しい感情から具現化した存在であると緒丹子はわかっている。
宮中は穢れを許さない特別な場所。
その周りの結界を張る伝統衛士の仕事なんて見れないのは当たり前だった。
代々、太刀の者と鬼の因縁があるがために互いに警戒心が強い。
父の態度をみれば理解できるほどの犬猿でもある。
今の世の中、鬼が陛下をどうにかするとは思わないが、伝統を重視する太刀の者は厳しく容赦ないものが多い。
そんな太刀の者と鬼の一族だが旧暦の春分には神事を共に行う事を私はその時は知らなかった。
「来年の一般参賀なら入れると思うよ」
誠さんはそうアドバイスを一言言う。
「でも、それだと伝統衛士の衣装と仕事ぶりとか見せられないだろ」
桐島はそう言って論点がズレてるところを指摘する。
「それは写真撮って見せてあげれば問題ないんじゃ無い」
槐寿はそう言ってくれた。
「いっぱい人間くる中の鬼の子一人でも大丈夫だよね。僕が手を引いて監視してあげるあげるからね」
優しく微笑んで指切りしてくれた。
「ふぁ、ふぁい!たのしゅみにしてめしゅ!」
初デート!手を繋いでくれる!と言うことに満足できるさらに指切りまでして約束してくれた事に嬉しさのあまり呂律が回らず真っ赤になってしまう。
「……監視って、本当でもそう言う時はエスコートて言うんだよ。」
亜嵐は無口でイケメンだが女心もわかるすごく完璧な男だと思う。
私は完璧じゃ無い天然のホワホワした誠さんが好きなのだ。
私はその日が来ることが毎日楽しみだった……
0
あなたにおすすめの小説
『愛が切なくて』- すれ違うほど哀しくて
設楽理沙
恋愛
砂央里と斎藤、こじれてしまった糸(すれ違い)がほどけていく様子を描いています。
◆都合上、[言う、云う]混合しています。うっかりミスではありません。
ご了承ください。
斉藤准一 税理士事務所勤務35才
斎藤紀子 娘 7才
毒妻: 斉藤淳子 専業主婦 33才 金遣いが荒い
高橋砂央里 会社員 27才
山本隆行 オートバックス社員 25才
西野秀行 薬剤師 22才
岡田とま子 主婦 54才
深田睦子 見合い相手 22才
―――――――――――――――――――――――
❧イラストはAI生成画像自作
2025.3.3 再☑済み😇
籠の鳥〜見えない鎖に囚われて✿❦二人の愛から…逃れられない。
クラゲ散歩
恋愛
私。ユリアナ=オリーブ(17)は、自然豊かなオータム国にあるグローパー学院に在籍している。
3年生になって一ヶ月が経ったある日。学院長に呼ばれた。技術と魔術の発展しているフォール国にある。姉妹校のカイト学院に。同じクラスで3年生の男子3名と女子3名(私を含め)。計6名で、半年の交換留学をする事になった。
ユリアナは、気楽な気持ちで留学をしたのだが…まさか学院で…あの二人に会うなんて。これは…仕組まれていたの?幼い頃の記憶。
「早く。早く。逃げなきゃ。誰か〜私を…ここから…。」
遠回りな恋〜私の恋心を弄ぶ悪い男〜
小田恒子
恋愛
瀬川真冬は、高校時代の同級生である一ノ瀬玲央が好きだった。
でも玲央の彼女となる女の子は、いつだって真冬の友人で、真冬は選ばれない。
就活で内定を決めた本命の会社を蹴って、最終的には玲央の父が経営する会社へ就職をする。
そこには玲央がいる。
それなのに、私は玲央に選ばれない……
そんなある日、玲央の出張に付き合うことになり、二人の恋が動き出す。
瀬川真冬 25歳
一ノ瀬玲央 25歳
ベリーズカフェからの作品転載分を若干修正しております。
表紙は簡単表紙メーカーにて作成。
アルファポリス公開日 2024/10/21
作品の無断転載はご遠慮ください。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
恋愛
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる