腹ペコ吸血鬼と警察官

花咲蝶ちょ

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4☆丸洗い☆R18

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 長い髪の毛をターバン巻きにタオルで巻いてもらう。
 鏡に映る健十郎は真摯に体を洗うことを考えているようにみえる。
 優しくて紳士なのかもしれない。
 だから、信用して身をまかす。
 スポンジに泡を沢山つけて腕から背中から全身を洗う。
 やはり、汚れがあったらしく泡がやばい……
 泡が汚れたらまたシャワーで洗って石鹸をつけて洗い直す。
 吸血鬼といえど、女なので羞恥心最大級なのを押し隠して黙って洗ってもらう。
 健十郎さんも黙々と洗う。
 これ以上の屈辱などない…
 夫婦になる最初の作業だってもう、恥ずかしくない!
 じっと、背中を見ている気がする。
 鏡には私は映らないので、健十郎さんの表情がよくわかる。
 一瞬険しい顔になった。
「あの、何か私変なところありましたか?」
 と聞くと、ハッとし、微笑みの表情をする。
「美味しそうな頸してるなーって思ってね」
「あなたは同類ですか?」
 「かもな…」
 そう言って、頸にキスをされた。
 それと同時に前の方に泡を持って乳房を揉むように満面なく洗う。
 さらに、どさくさに…いや、わざと先端を何度も触られて恥ずかしい。
「前の方は自分で洗えます!だからっ」
「だめだめ、汚れてるところわからないでしょ?」
「きゃっ!」
 そう言って乳房を優しく持ち上げ洗う。
 いや、撤回!紳士じゃない!
 胸の下もしっかりあらって、さらにその下に手を持ってかられて、手を止める。
「そこは自分でできますから…」
 少し足を開いて手泡をつけてあらう。
「鏡に映らないのが残念だ…」
「私は初めて映らなくて良かったと思いましたよ……」
 そばに男の人がいて洗うのも躊躇うし恥ずかしすぎるけれど臭いって言われたら一番やなところだと思うから洗うしかない。
 健十郎がそっと手を重ねてきた。
「なっ!」
 鏡の彼はいやらしい表情をしていた。
 そして、長い指で探るように擦るように動かして、奥の方に指を入れられて、
「い、痛いです!やめて…」
 健十郎は首を傾げる。
「……処女?それとも何も感じない?」
「恥ずかしさだけしか感じませんっ!」
 怒りを込めてそういうことしかできない。
「自分でしたことないの?」
「は?なにを……?」
「…純血ならぬ…純潔の吸血鬼か……」
 何か考えるよう健十郎さんはつぶやいた。
 さらに、自分でも意識したことないところを強く擦られて、さらに乳首を弄られる。
「…んっ…」
 下半身がなぜだか濡れてきて痙攣してきた…
「感じてきたか…?」
「な、なに…ですか?はうっ!」
 あまりの痙攣にひざをとじる。
 足の間が震える感覚痺れる感覚でおかしい熱い…何か溢れてる……
 それを知ってか知らずかさらに擦られる。
「痛いです!やめてください!あっ!ん!」
 勝手に色っぽい声が出てきて口元を押さえる。
 健十郎は満足そうにニヤリと笑った。
 洗ってくれると言うよりか拷問されたことにむつかり、振り向き涙目で睨む。

「悪い悪い、俺の奥さんになってくれるのに感じないんじゃ、夫婦の中に亀裂が入るからな…」
「セックスレスですか?」
「なんでそう言う言葉は知ってんの?」
 健十郎は苦笑した。
 指を動かすことをやめなくて、綺麗に洗ってくれているところがさらに何か溢れ出して焦る。
「本当に初めてなんだな…嬉しいなぁ」
 恥ずかしいことされての心拍数なのか、息が上がって、体が震える。
 震える乳房の先端をさらに摘まれると恥ずかしいのと痺れが強くなる。
「女の子はみんなそこに触られると興奮するものだ…俺も見てて興奮してる……」
「興奮……?」
 鏡を見るとなにか隠してる手ぬぐいが盛り上がってる。
 見てはいけないものを見たようで目を瞑って黙る。
「無垢すぎる……そこも可愛いし……俺が手取り足取りじっくり教えてあげる」
 とりあえずシャワーで、いじっているところを泡と共に流される。
 それでも痺れてしまってどうしょうもないのをなんとか何もなかったかのように隠す。
 全身を綺麗に流してもらった。
「ブリーダーになった気分だったな……」
 と、一通り作業が終わった達成感とともに本音が出たらしい。
「わたし、綺麗になりました?」
 羞恥心が無くなった私は前の方を向いて全身を見せる。
 鏡がないしわからないので裸を見てもらう。
 さっきの臭かった汚い自分と違うと言って欲しい。
「うん…汚れも匂いも消えたし、綺麗だ……ミロのビーナスよりも…」
 さっと、健十郎さんも汗を流すように全身をシャワーで洗い流し、私にタオルを巻いて抱き抱えて、ベットに放り込んだ。
 大きく広いベッドにバウンドして、面白い!と思うのも束の間、健十郎さんが、覆い被さってきた。
「ルイさん……」
 真剣で切なげな表情で頬を触れる。
 ドキドキする。今にもキスされそうだ。
「健十郎さん…」
「俺の願いを遂げさせてくれ…」
「血を貰ったわたしが叶えるんですよ?」
「じゃ、処女を頂戴」
 真剣な顔で言われる。
 直接すぎる。
「……は、はい」
 でも、実際、大した能力がない私に出来ることはこれしかないのを悟って覚悟してうなづいた。
「優しくするから…」
 唇を重ねようとした時
「ぎゃぁぁぁぁぁ!」
 と言う叫び声にびっくりした。
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