あやかしと神様の恋愛成就

花咲マイコ

文字の大きさ
102 / 181
あやかしと神様の夏休み(番外編)

5☆ドすけべな神様(R18かな?)

しおりを挟む
 瑠香は突然、葛葉子をベッドから立たせて、腰を引き寄せて春陽の目の前で見せつけるようにキスをする。
 舌は入れないように絡ませないように気をつけながら…
 そうしてるように見せる。

「やっ!…ん!はっ、はずかしいだろ!っん!」

《これくらい見せつけなきゃ、あいつはオレをあきらめないし、ホントのオレに気づかない…》

(ホントの瑠香ってなんだ!?ってか体動かないよ!)
 そういって、お香の力で葛葉子が抵抗できないように密かに縛る。

 あまりの見せつけぶりに春陽は呆然とする。

 さらに葛葉子のTシャツの中に手を入れて豊かな乳房を乱暴に揉む。
 Tシャツがめくり上がって真陽がかった新作のレースの薄いブルーのブラが顕になる。

「んんっ!瑠香、やめて!痛いしっ!乱暴だよ!」

 さらに、思いっきり見せつけるように、ブラ下から手を入れ、背中を片手でなでながら、ホックを外させて葛葉子の胸が顕になる瞬間、瑠香の手の平でかくしながら揉む。
 そして、持ち上げて、チュッ!チュッ!と谷間にワザと音を立てくちづける。
 抵抗できたら突き飛ばすのに、抵抗できなくて、恥ずかしさのあまり涙目になる。

「やだっ!みられてるのに!やめて…は、はずかしぃよ!」

 葛葉子は、言葉で抵抗して限界まで顔を赤くする。
 かわいい…

《わざとだから、我慢して…アレ以上のことはぜったいしないし…》
 とテレパシーでいいながら、本気になりそうだ。

 どうすれば、自分を幻滅させるようなスケベなことをすればいいのか、次のことをいろいろ楽しみながら考えていた。

「なっ、なっ、なっ!なぁぁ…!」
 春陽はあまりのことに言葉が詰まって出てこない。
 思春期の春陽には刺激が強かったようで顔を真っ赤にして口をわなめかす。

「瑠香にぃは、ふ、ふけつだぁぁぁ!」
 やっと、言葉が出てきて叫ぶ。
 瑠香の気高いイメージ型崩れる。憧れな神聖さも崩れさる…

 しかも頭を覗けばドスケベなことしか考えてないじゃないか!
 
 やっと、瑠香を尊崇する眼差しが消えたことに、フッと神々しく美しくほほえんで、

「オレはスケベなんだよ。
オレのようになりたいってのは『ドスケベ』になることなんだよ」

そんな神々しい笑顔されても、瑠香の高潔さが憧れな春陽は絶望している。

「ぼ、僕はそんなドスケベやだ!
 そんな男になりたくない!
 神様のみたいに神々しいのが理想なのに!」
 涙目になっている。

(面白い…もっと泣かせてやりたい…)
と瑠香の元来の意地悪さがでる。

「お前もなるんだよ。男はみんなドスケベなんだよ!覚えておけ!」
 
「そんなドスケベは瑠香兄しかいないょおおお!」

 泣きながら瑠香の部屋を出て行った。
 ふぅ…とため息を吐いて、葛葉子を見つめる。
 葛葉子は、うーっ!と真っ赤な顔をして唸る。威嚇する。あまりのことにきつね耳が出ていた。
「ごめん…」
といい優しくおでこにキスをする。
 金縛りを解除され葛葉子はめくられたTシャツをおろして肌を隠す。
 おろしすぎて形がわかり逆に婀娜っぽい。無意識に手を伸ばして触る。
 春陽を幻滅させるためにわざと見せつけたと言えども(瑠香自身だけが)盛り上がってしまった…
 だからこのまま…
「続きしょ…」
 両手を頬にはさんでパン!と叩かれた。
 葛葉子は、顔を真っ赤にして怒る。
「瑠香のばかっ!自分を犠牲にして嫌われるなっ!
 瑠香はホントに神様で、神々しい時だってあるんだから…」
 スケベなことして怒られたのではないことに微笑み、

「でも、男はスケベなのは本当の事だ。
 だから、あんまり、オレ以外の男に近づくなよ」
 また、チュッとおでこにキスをする。
 そのキスで機嫌が治る。両思いはやはり良い。前だったら口も聞いてくれなかったと思う。

「瑠香は、誰に対してもドスケベなのか?」
「お前にだけだよ。男がスケベでないと子供つくれないぞ?」
「むっ、たしかそうだな、だ、だったら仕方ないな……」
葛葉子は『子供』という言葉にも弱いらしく、そういう行為をするのには有効な手段だな…とほくそ笑む。
 葛葉子はさっきから胸を愛撫されて、変な気分になる。
 ドキドキしてくる…
 さっきの乱暴な触り方じゃなくて、優しく触るし敏感なところも触っている…優しいけど遠慮がない…

ほんっと、スケベの胸好きめ!

 続きをしようと、ベッドに押し倒したら、

バンッ!

 と、扉を開けられた。
 鍵をつけておくんだったと後悔する…
 瑠香は流石にイラッとして開けた者を睨むと、
 父の陰陽寮長が鋭い瞳をさらに釣り上げて、

「……ちょっとこい、馬鹿息子…」
「え?」

 春陽はあまりのことに泣き出して事情を聞いてさっき見てきたことを洗いざらいぶちまけたらしい。
 さすがに両親は純粋な少年にふしだらなことを見せつけたのはいただけない暴力と同じとみなし、

「春陽くんがいるんだから、見せるようなそういうことしちゃだめ!人前ではダメよ!内緒でやりなさい!」
「不健全だからな!春陽が家にいる間はふしだらなことはするな!
というかまだ挨拶行ってないだろうが!礼節を重んじろ!」
 親二人に本気で怒られる瑠香だった。
 矛盾な怒り方で瑠香の心には響かなかった…


 その日から、春陽は瑠香を軽蔑したことは間違いなかった…

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

宿敵の家の当主を妻に貰いました~妻は可憐で儚くて優しくて賢くて可愛くて最高です~

紗沙
恋愛
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。 そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。 大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。 しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。 フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。 しかも縁談の相手は、まさかのアークゲート家当主・シアで・・・。 「あのときからずっと……お慕いしています」 かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。 ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。 「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、 シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」 あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

過労薬師です。冷酷無慈悲と噂の騎士様に心配されるようになりました。

黒猫とと
恋愛
王都西区で薬師として働くソフィアは毎日大忙し。かかりつけ薬師として常備薬の準備や急患の対応をたった1人でこなしている。 明るく振舞っているが、完全なるブラック企業と化している。 そんな過労薬師の元には冷徹無慈悲と噂の騎士様が差し入れを持って訪ねてくる。 ………何でこんな事になったっけ?

【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました

ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。 名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。 ええ。私は今非常に困惑しております。 私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。 ...あの腹黒が現れるまでは。 『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。 個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。

異世界に喚ばれた私は二人の騎士から逃げられない

紅子
恋愛
異世界に召喚された・・・・。そんな馬鹿げた話が自分に起こるとは思わなかった。不可抗力。女性の極めて少ないこの世界で、誰から見ても外見中身とも極上な騎士二人に捕まった私は山も谷もない甘々生活にどっぷりと浸かっている。私を押し退けて自分から飛び込んできたお花畑ちゃんも素敵な人に出会えるといいね・・・・。 完結済み。全19話。 毎日00:00に更新します。 R15は、念のため。 自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)

断る――――前にもそう言ったはずだ

鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」  結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。  周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。  けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。  他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。 (わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)  そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。  ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。  そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?

処理中です...