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あやかしと神様の夏休み(番外編)
10☆瑠香の弱点
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人混みのない屋台の裏の木で出来たベンチに、瑠香を座らせる。
口元を抑えて本当に辛そうだ。
さっき、暗がりで吐いて葛葉子は心配する。
目の前が暗くなるくらくらする。
暗がりで葛葉子に苦しそうな表情をみられないですむとおもったが、狐の瞳で見ればすごく青ざめているのがわかる。
苦悶の表情をしている……
人混み激しすぎる…吐き気がする…高をくくっていた…
熱気もひどかった…
ふだんこんな人混みに行かないからわからなかった…
葛葉子は、瑠香の額に手を当てたりオロオロする。
近くの屋台に売っていた冷たいラムネを買ってきて額に当てたりする。
「大丈夫?あと何がほしい?」
葛葉子は心配して落ち着かない。
心配混じりの優しい声音で聞いてくる。
「だいぶ、楽になったよ。オレ鼻がいいから…人酔いしやすいんだ…」
あと屋台とかの匂いとは、葛葉子が悲しむから言わないけど察せられるのも困る。
瑠香はデートしたい。
思い出の残るデートしたい。
なのにこんな自分を見せることになるなんて…不甲斐ない…
泣きたくなる…男だから泣き顔見せたくない。
尚更情けなくなってしまうから…
「瑠香の弱いところというか、弱点はじめ知った……」
ベンチに座る瑠香の、膝に手をおいてしゃがみ顔をじっと見つめる。
上目遣いはわざとではないとおもうけど、女の子がもっとも可愛く見える角度だ。
「…幻滅した?」
「なんで?」
「弱いところ見られてはずかしいし…」
しゅんと眉毛が下がる。
「ぷ。かわいい。」
「わらうな。」
ぽんと軽くグーで葛葉子の頭を叩く。
しゃがんでいたのを立ち上がり、瑠香の両肩に手をおいて葛葉子は今度は見下ろす形になる。
瑠香はそんな葛葉子の腰に手を添える。
見つめ合う。
葛葉子はニコニコしてる。
「弱いところも見れてしれて嬉しい」
「オレは恥ずかしいし…」
瞳をそらす。
いつも、私に恥ずかしい思いさせてるんだから、もっと恥ずかしがってほしい!
と思ってしまい、ニコニコからニヤニヤ意地悪く笑う。
瑠香の意地悪が伝染ったと思う。
だけど、人のために動くのが好きな葛葉子は、
「私が瑠香のために頑張らなきゃ!って思えるのが嬉しい!」
と言ってるかの頬を抑えて軽くキスをする。
「人混み嫌いなのに連れて来てくれて嬉しい…」
「デートしたかったから…
宮中帰ったらデートできないし…そばにいることはできても…」
「瑠香…ありがとう。私のために無理してくれて…」
「無理じゃなくて、慣れてないだけ。慣れればなんとか…」
考えるが無理かもと思う…
ほんと、人混み苦手だから…
でも、葛葉子のためなら克服できる…と思う…
まだ、しゅんとしてるように見える瑠香の額をやさしく撫でる。
愛しさを込めた瞳で見つめる。
「瑠香の役に立てることないかな?って思ってたから…うれしい…どうしてほしい?」
「おでこにキスして…」
言われたとおりにまたキスをする。
前のめりになるから柔らかな胸が目の前に迫るのが嬉しい。
それに葛葉子の体は柑橘系のすっきりとした清々しい香りがする。
葛葉子そのままの香り…
かすかに菊の香りがするのは自分があげた匂袋。
いつも肌身はなさず持っているらしい事に嬉しさが増す。
胸に顔を埋めて嗅いでいたい。
気持ちがすっきりするし…
柔らかくて気持ちがいい…
そんな瑠香に葛葉子は愛しい気持ちが増す。
「甘えてる?」
「甘えて悪いか?」
「わるくないよ…」
言葉を紡ぎながら唇に何度も軽いキスをする。
「あーっ!キスしてる!」
突然子供に指さされて恥ずかしくなる。
つい、恥ずかしさのあまり瑠香を突き飛ばし瑠香は後頭部を地面にぶつけた。
口元を抑えて本当に辛そうだ。
さっき、暗がりで吐いて葛葉子は心配する。
目の前が暗くなるくらくらする。
暗がりで葛葉子に苦しそうな表情をみられないですむとおもったが、狐の瞳で見ればすごく青ざめているのがわかる。
苦悶の表情をしている……
人混み激しすぎる…吐き気がする…高をくくっていた…
熱気もひどかった…
ふだんこんな人混みに行かないからわからなかった…
葛葉子は、瑠香の額に手を当てたりオロオロする。
近くの屋台に売っていた冷たいラムネを買ってきて額に当てたりする。
「大丈夫?あと何がほしい?」
葛葉子は心配して落ち着かない。
心配混じりの優しい声音で聞いてくる。
「だいぶ、楽になったよ。オレ鼻がいいから…人酔いしやすいんだ…」
あと屋台とかの匂いとは、葛葉子が悲しむから言わないけど察せられるのも困る。
瑠香はデートしたい。
思い出の残るデートしたい。
なのにこんな自分を見せることになるなんて…不甲斐ない…
泣きたくなる…男だから泣き顔見せたくない。
尚更情けなくなってしまうから…
「瑠香の弱いところというか、弱点はじめ知った……」
ベンチに座る瑠香の、膝に手をおいてしゃがみ顔をじっと見つめる。
上目遣いはわざとではないとおもうけど、女の子がもっとも可愛く見える角度だ。
「…幻滅した?」
「なんで?」
「弱いところ見られてはずかしいし…」
しゅんと眉毛が下がる。
「ぷ。かわいい。」
「わらうな。」
ぽんと軽くグーで葛葉子の頭を叩く。
しゃがんでいたのを立ち上がり、瑠香の両肩に手をおいて葛葉子は今度は見下ろす形になる。
瑠香はそんな葛葉子の腰に手を添える。
見つめ合う。
葛葉子はニコニコしてる。
「弱いところも見れてしれて嬉しい」
「オレは恥ずかしいし…」
瞳をそらす。
いつも、私に恥ずかしい思いさせてるんだから、もっと恥ずかしがってほしい!
と思ってしまい、ニコニコからニヤニヤ意地悪く笑う。
瑠香の意地悪が伝染ったと思う。
だけど、人のために動くのが好きな葛葉子は、
「私が瑠香のために頑張らなきゃ!って思えるのが嬉しい!」
と言ってるかの頬を抑えて軽くキスをする。
「人混み嫌いなのに連れて来てくれて嬉しい…」
「デートしたかったから…
宮中帰ったらデートできないし…そばにいることはできても…」
「瑠香…ありがとう。私のために無理してくれて…」
「無理じゃなくて、慣れてないだけ。慣れればなんとか…」
考えるが無理かもと思う…
ほんと、人混み苦手だから…
でも、葛葉子のためなら克服できる…と思う…
まだ、しゅんとしてるように見える瑠香の額をやさしく撫でる。
愛しさを込めた瞳で見つめる。
「瑠香の役に立てることないかな?って思ってたから…うれしい…どうしてほしい?」
「おでこにキスして…」
言われたとおりにまたキスをする。
前のめりになるから柔らかな胸が目の前に迫るのが嬉しい。
それに葛葉子の体は柑橘系のすっきりとした清々しい香りがする。
葛葉子そのままの香り…
かすかに菊の香りがするのは自分があげた匂袋。
いつも肌身はなさず持っているらしい事に嬉しさが増す。
胸に顔を埋めて嗅いでいたい。
気持ちがすっきりするし…
柔らかくて気持ちがいい…
そんな瑠香に葛葉子は愛しい気持ちが増す。
「甘えてる?」
「甘えて悪いか?」
「わるくないよ…」
言葉を紡ぎながら唇に何度も軽いキスをする。
「あーっ!キスしてる!」
突然子供に指さされて恥ずかしくなる。
つい、恥ずかしさのあまり瑠香を突き飛ばし瑠香は後頭部を地面にぶつけた。
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