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第三章「騎士と姫と魔法使い」
第23話「騎士の誓いと姫の想い」
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夜が明け、日が昇ると、マイクリクス王国王宮内に二つの大きな知らせが駆け巡り、静かに、そして大きな騒動を巻き起こした。
一つは第二王女フィーヤ・ストレンジアスの暗殺未遂。
もう一つは、国王スイラス・ストレンジアスの急死。
二つとも無視できないほど大きな事件であったが、国王の急死という事件があまりにも大きかったために、フィーヤの話は直ぐになりを潜め、王宮の者達の関心は国王の急死へと向けられた。
この国はこれからどうなるのか? 死因はなんなのか? 病死なのか他殺なのか? 他殺であるなら誰がどのような目的で行ったのか?
多くの不安と疑問が国王の死から浮かび、関心を向けさせた。
王宮内の誰もが、表だって探る事はしないものの、国王の死を嘆きながら、口々に「何が起きているのか?」と尋ねていた。
アーネストはそんな王宮内を回り、貴族や使用人などの様子を確認し、彼らの言葉に耳を傾けていた。
一通り王宮内を回り、できるだけ情報を集めると、アーネストはフィーヤの寝室へと向かう。
「アーネストです」
コンコンと軽く扉を叩き、中の人物に自分が誰であるかを告げる。
「どうぞ、入ってください」
名を告げると直ぐに許可がおり、アーネストは扉を開き中へと入る。
部屋の中は、部屋の主であるフィーヤがベッドの端に腰を掛ける様にして座り、その傍には辺りを警戒するようにレリアが控えていた。
「外の様子はどうでしたか?」
アーネストが部屋に入るのを確認すると、フィーヤは大きく息をして、表情を整えると、そう尋ねてきた。
「だいぶざわついているみたいです。殆どの者が、何が起こったのか把握できていない様で、情報を求めているみたいです」
「でしょうね……」
アーネストの答えを聞くと、フィーヤは大きく息を付く様にして答えを返す。見るからに疲労の色が見られる表情をしていた。
「大丈夫ですか?」
フィーヤの体調を想い、尋ねる。
結局、襲撃があった後、フィーヤは眠る事は無かった。その後、明け方になって知らされた国王の急死にも大きなショックを受けたらしく、肉体的、精神的に相当の疲労が見て取れた。
「大丈夫です。少し、気持ちの整理が出来ていないだけです」
アーネストの気遣いの言葉に、フィーヤは気丈な態度で答えを返す。
「それで、何か変わった者達は見られましたか?」
「普段の王宮内を知らないので、詳しくは分かりませんが、見た限りではそう言ったものは見られませんでした」
気丈に振る舞い、質問を続けてきたフィーヤに、アーネストは仕方なく回答を返す。
アーネストの答えを聞くと、フィーヤは口元に手を当て考え込む様な仕草をし、口を閉ざした。
「フィーヤ様の方は、何か分かりましたか?」
口を閉ざし何かを考え始めたフィーヤに、報告を終え手持無沙汰になり始めたアーネストが尋ねる。
「ああ、そう言えばあなたにはまだ伝えていませんでしたね」
尋ねられ、忘れていたことを思い出したのか、フィーヤは考える事を中断し、顔を上げる。
「昨夜の襲撃者に付いては、まだ何もわかっていません。捕らえた襲撃者の尋問などは、まだできていないみたいです。
お父様の急死の事で、手が回らない様です」
そう告げ、フィーヤは顔を顰める。
「ただ、お父様の件に付いては、一つだけ分かった事はあります。おそらく、お父様は何者かに殺された可能性が高いという事です」
苦しそうな表情を浮かべ、フィーヤは吐き出す。
「何か、手掛かりでも有ったのですか?」
「いえ、手掛かりと呼べるものは、まだ一切見つかっていないみたいです。
外傷もなく、死因は一切不明。今分かっているのは、これだけです」
「どういう事ですか?」
フィーヤからの返ってきた答えの辻褄が合わず、尋ね返す。
「何もわからない事が、手掛かりと言える感じでしょうか。先ほど、宮廷魔道士の方が、死亡したお父様の執務室を、占術で調べたのですが、不自然なほどに何も情報が出てこなかったそうです。
明らかに誰かが、占術妨害を施したとしか考えられないほど、何も情報が読み取れなかったそうです」
マイクリクス王国には、他の国と同様に国王お抱えの、腕の立つ魔法使い――宮廷魔道士が居る。普段は、その強力な魔法を用いて、国政の補佐を行っているが、今回の様な重要度の高い捜査の際などには、宮廷魔道士が魔法を用いて捜査を行う事がある。
国の中で最も力のある魔法使いが役職だけに、その魔法は強力で、通常宮廷魔道士が操作に乗り出すと、すべてが筒抜けになると言われている。
「そのような事が……あり得るのですか?」
国で最も力のある魔法使いであるために、まず彼の扱う占術を打ち破る事は出来ないとされている。
並みの魔法使いが占術妨害を施したところで、それは簡単に破られてしまう。
「宮廷魔道士の占術を破れるだけの力のある魔法使いが居るのなら、可能でしょうね。少し、現実的ではないですけれど……状況的に見て、この可能性が高そうですね。
ただ、それだけの力を持っているのなら、名が知られていないはずがないでしょうし……」
「では、誰が?」
「さあ、そこまでは判りません。私の知る限り、彼に敵う魔法使いを知りません。ですので、見当もつきません。
誰かが、力のある魔法使いを隠していて、その者にやらせたのか、そもそも宮廷魔道士が行った仕業か、嘘を付いているか……あとは、外国勢力による仕業か、ですかね。国の外まで行けば、宮廷魔道士の魔法に打ち勝つだけの力を持った、魔法使いが居てもおかしくは無いですから」
それ以上考える事を諦めたかのように、投げやりな形で答えが返ってくる。
「いずれであったとしても、良くない事である事は確かですけれど……」
そして、また大きく息を吐く。
「どうなさるつもりですか?」
息を付き、また何かを考え始めたフィーヤにアーネストは尋ねる。
誰が、何の目的で事を起こしたのかは分からない。けれど、誰かかによって、暗殺者が送り込まれ、命を狙われた以上、何もせずに居るわけにはいかない。どう動いていくべきか、その確認のため尋ねた。
「そうですね……考えている事は幾つかありますが……まずは、アーネスト、あなたの任を解きます。今までありがとうございました」
より一層の警備強化、情報収集、場合によっては戦闘等、今までとは違う気持ちを入れて臨まなければならない事。そういった仕事を押し付けられると思い、緊張を強めて尋ねた事であったが、帰ってきた答えは全く別のものだった。
「無理を言っての任命でしたが、良く働いてくれました。あなたと、アルミメイアの仕事ぶりには感謝しています。彼女にも、そう伝えておいてください」
フィーヤは静かにそう告げた。
「どういう、事ですか?」
改めて、聞き返してします。解任される理由が思い当らなかった。
「あなたには、あなたのやるべき仕事があったはずです。その仕事に戻ってください。という事です。私の我儘にお付き合いいただき、ありがとうございました」
冷たく、他人事のような声で、答えを返してくる。
「今の状況、分かっていますよね? このような状況で、護衛を外すのは危険だと思われます!」
少し声を荒げ、食い下がる。
「気遣いは無用です。あなたは、自分の事を考えてください。もう下がって良いですよ」
「ですが――」
「聞こえませんでしたか? 騎士アーネスト、下がってください。あなたはもう、ここに居て良い人間ではありません」
さらに食い下がろうとしたアーネストの言葉を断ち切り、フィーヤは告げる。そして、その言葉と同時に、アーネストとフィーヤの間にレリアが入り、アーネストの肩を掴む。
「アルミメイアに、頼んでいたものは届けなくて良いと、伝えておいてください。それでは、さようなら」
最後にフィーヤがそう告げると、レリアに強引に身体を押され、アーネストは室内から追い出されたのだった。
* * *
レリアがアーネストを部屋の外へと押しやり、扉が閉じると再び室内が静かになる。
部屋に静けさが戻ると、ベッドの端に腰を掛けたままのフィーヤは再び息を付く。
「折角有能な駒を手元に置くことができたのに、自ら手放す私を、愚かだと思いますか?」
先ほどまで居たアーネストが居なくなったのを見届けると、フィーヤはポツリと呟く。
「将として考えるのでしたら、良くない判断だったと思います」
フィーヤの呟きを聞いたレリアが答える。
「けれど、相手の事を想い、無関係な事柄で危険にさらされる事を、遠ざけるために下した判断を、私は支持します。それでこそ、姫様です」
扉の前からフィーヤの傍まで戻り、レリアが跪く。
「あなたのその優しさに、私は救われました。ですから、あなたのその優しさを私は支持します。
あなたの優しさに救われた私だからこそ、私はここに居るのです。あなたの優しさに魅かれたからこそ、私はあなたに仕えているのです。
あなたの命は、私が守ります。ですから、どうか安心してください」
レリアが、フィーヤの前に跪き、告げる。もう何度も告げてきたこと、それを改めて告げる。
誰に狙われ、誰が敵で、誰が味方か判らない状況。だからこそ、自分はフィーヤの味方であると、少しでも安心させられるように告げ、そして、全力で彼女を守るのだと自分に言い聞かせるために告げる。
「あなたには辛い想いさせるかもしれませんね」
「姫様に救われた命です。あなたのために使えるのでしたら、本望です」
深く頭を垂れ、告げる。
「そう、ありがとう」
真摯に告げるレリアの言葉に、フィーヤは何処か寂しそうな声で、感謝の言葉を返した。
一つは第二王女フィーヤ・ストレンジアスの暗殺未遂。
もう一つは、国王スイラス・ストレンジアスの急死。
二つとも無視できないほど大きな事件であったが、国王の急死という事件があまりにも大きかったために、フィーヤの話は直ぐになりを潜め、王宮の者達の関心は国王の急死へと向けられた。
この国はこれからどうなるのか? 死因はなんなのか? 病死なのか他殺なのか? 他殺であるなら誰がどのような目的で行ったのか?
多くの不安と疑問が国王の死から浮かび、関心を向けさせた。
王宮内の誰もが、表だって探る事はしないものの、国王の死を嘆きながら、口々に「何が起きているのか?」と尋ねていた。
アーネストはそんな王宮内を回り、貴族や使用人などの様子を確認し、彼らの言葉に耳を傾けていた。
一通り王宮内を回り、できるだけ情報を集めると、アーネストはフィーヤの寝室へと向かう。
「アーネストです」
コンコンと軽く扉を叩き、中の人物に自分が誰であるかを告げる。
「どうぞ、入ってください」
名を告げると直ぐに許可がおり、アーネストは扉を開き中へと入る。
部屋の中は、部屋の主であるフィーヤがベッドの端に腰を掛ける様にして座り、その傍には辺りを警戒するようにレリアが控えていた。
「外の様子はどうでしたか?」
アーネストが部屋に入るのを確認すると、フィーヤは大きく息をして、表情を整えると、そう尋ねてきた。
「だいぶざわついているみたいです。殆どの者が、何が起こったのか把握できていない様で、情報を求めているみたいです」
「でしょうね……」
アーネストの答えを聞くと、フィーヤは大きく息を付く様にして答えを返す。見るからに疲労の色が見られる表情をしていた。
「大丈夫ですか?」
フィーヤの体調を想い、尋ねる。
結局、襲撃があった後、フィーヤは眠る事は無かった。その後、明け方になって知らされた国王の急死にも大きなショックを受けたらしく、肉体的、精神的に相当の疲労が見て取れた。
「大丈夫です。少し、気持ちの整理が出来ていないだけです」
アーネストの気遣いの言葉に、フィーヤは気丈な態度で答えを返す。
「それで、何か変わった者達は見られましたか?」
「普段の王宮内を知らないので、詳しくは分かりませんが、見た限りではそう言ったものは見られませんでした」
気丈に振る舞い、質問を続けてきたフィーヤに、アーネストは仕方なく回答を返す。
アーネストの答えを聞くと、フィーヤは口元に手を当て考え込む様な仕草をし、口を閉ざした。
「フィーヤ様の方は、何か分かりましたか?」
口を閉ざし何かを考え始めたフィーヤに、報告を終え手持無沙汰になり始めたアーネストが尋ねる。
「ああ、そう言えばあなたにはまだ伝えていませんでしたね」
尋ねられ、忘れていたことを思い出したのか、フィーヤは考える事を中断し、顔を上げる。
「昨夜の襲撃者に付いては、まだ何もわかっていません。捕らえた襲撃者の尋問などは、まだできていないみたいです。
お父様の急死の事で、手が回らない様です」
そう告げ、フィーヤは顔を顰める。
「ただ、お父様の件に付いては、一つだけ分かった事はあります。おそらく、お父様は何者かに殺された可能性が高いという事です」
苦しそうな表情を浮かべ、フィーヤは吐き出す。
「何か、手掛かりでも有ったのですか?」
「いえ、手掛かりと呼べるものは、まだ一切見つかっていないみたいです。
外傷もなく、死因は一切不明。今分かっているのは、これだけです」
「どういう事ですか?」
フィーヤからの返ってきた答えの辻褄が合わず、尋ね返す。
「何もわからない事が、手掛かりと言える感じでしょうか。先ほど、宮廷魔道士の方が、死亡したお父様の執務室を、占術で調べたのですが、不自然なほどに何も情報が出てこなかったそうです。
明らかに誰かが、占術妨害を施したとしか考えられないほど、何も情報が読み取れなかったそうです」
マイクリクス王国には、他の国と同様に国王お抱えの、腕の立つ魔法使い――宮廷魔道士が居る。普段は、その強力な魔法を用いて、国政の補佐を行っているが、今回の様な重要度の高い捜査の際などには、宮廷魔道士が魔法を用いて捜査を行う事がある。
国の中で最も力のある魔法使いが役職だけに、その魔法は強力で、通常宮廷魔道士が操作に乗り出すと、すべてが筒抜けになると言われている。
「そのような事が……あり得るのですか?」
国で最も力のある魔法使いであるために、まず彼の扱う占術を打ち破る事は出来ないとされている。
並みの魔法使いが占術妨害を施したところで、それは簡単に破られてしまう。
「宮廷魔道士の占術を破れるだけの力のある魔法使いが居るのなら、可能でしょうね。少し、現実的ではないですけれど……状況的に見て、この可能性が高そうですね。
ただ、それだけの力を持っているのなら、名が知られていないはずがないでしょうし……」
「では、誰が?」
「さあ、そこまでは判りません。私の知る限り、彼に敵う魔法使いを知りません。ですので、見当もつきません。
誰かが、力のある魔法使いを隠していて、その者にやらせたのか、そもそも宮廷魔道士が行った仕業か、嘘を付いているか……あとは、外国勢力による仕業か、ですかね。国の外まで行けば、宮廷魔道士の魔法に打ち勝つだけの力を持った、魔法使いが居てもおかしくは無いですから」
それ以上考える事を諦めたかのように、投げやりな形で答えが返ってくる。
「いずれであったとしても、良くない事である事は確かですけれど……」
そして、また大きく息を吐く。
「どうなさるつもりですか?」
息を付き、また何かを考え始めたフィーヤにアーネストは尋ねる。
誰が、何の目的で事を起こしたのかは分からない。けれど、誰かかによって、暗殺者が送り込まれ、命を狙われた以上、何もせずに居るわけにはいかない。どう動いていくべきか、その確認のため尋ねた。
「そうですね……考えている事は幾つかありますが……まずは、アーネスト、あなたの任を解きます。今までありがとうございました」
より一層の警備強化、情報収集、場合によっては戦闘等、今までとは違う気持ちを入れて臨まなければならない事。そういった仕事を押し付けられると思い、緊張を強めて尋ねた事であったが、帰ってきた答えは全く別のものだった。
「無理を言っての任命でしたが、良く働いてくれました。あなたと、アルミメイアの仕事ぶりには感謝しています。彼女にも、そう伝えておいてください」
フィーヤは静かにそう告げた。
「どういう、事ですか?」
改めて、聞き返してします。解任される理由が思い当らなかった。
「あなたには、あなたのやるべき仕事があったはずです。その仕事に戻ってください。という事です。私の我儘にお付き合いいただき、ありがとうございました」
冷たく、他人事のような声で、答えを返してくる。
「今の状況、分かっていますよね? このような状況で、護衛を外すのは危険だと思われます!」
少し声を荒げ、食い下がる。
「気遣いは無用です。あなたは、自分の事を考えてください。もう下がって良いですよ」
「ですが――」
「聞こえませんでしたか? 騎士アーネスト、下がってください。あなたはもう、ここに居て良い人間ではありません」
さらに食い下がろうとしたアーネストの言葉を断ち切り、フィーヤは告げる。そして、その言葉と同時に、アーネストとフィーヤの間にレリアが入り、アーネストの肩を掴む。
「アルミメイアに、頼んでいたものは届けなくて良いと、伝えておいてください。それでは、さようなら」
最後にフィーヤがそう告げると、レリアに強引に身体を押され、アーネストは室内から追い出されたのだった。
* * *
レリアがアーネストを部屋の外へと押しやり、扉が閉じると再び室内が静かになる。
部屋に静けさが戻ると、ベッドの端に腰を掛けたままのフィーヤは再び息を付く。
「折角有能な駒を手元に置くことができたのに、自ら手放す私を、愚かだと思いますか?」
先ほどまで居たアーネストが居なくなったのを見届けると、フィーヤはポツリと呟く。
「将として考えるのでしたら、良くない判断だったと思います」
フィーヤの呟きを聞いたレリアが答える。
「けれど、相手の事を想い、無関係な事柄で危険にさらされる事を、遠ざけるために下した判断を、私は支持します。それでこそ、姫様です」
扉の前からフィーヤの傍まで戻り、レリアが跪く。
「あなたのその優しさに、私は救われました。ですから、あなたのその優しさを私は支持します。
あなたの優しさに救われた私だからこそ、私はここに居るのです。あなたの優しさに魅かれたからこそ、私はあなたに仕えているのです。
あなたの命は、私が守ります。ですから、どうか安心してください」
レリアが、フィーヤの前に跪き、告げる。もう何度も告げてきたこと、それを改めて告げる。
誰に狙われ、誰が敵で、誰が味方か判らない状況。だからこそ、自分はフィーヤの味方であると、少しでも安心させられるように告げ、そして、全力で彼女を守るのだと自分に言い聞かせるために告げる。
「あなたには辛い想いさせるかもしれませんね」
「姫様に救われた命です。あなたのために使えるのでしたら、本望です」
深く頭を垂れ、告げる。
「そう、ありがとう」
真摯に告げるレリアの言葉に、フィーヤは何処か寂しそうな声で、感謝の言葉を返した。
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【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
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