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第五章「境を越えて来る者達」
第一話「地下からの咆哮」
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暗闇の中から数人の人影が飛び出してくる。
その人影の背丈は5ftほどと小柄であるが、その手足と胴は、非常に太く筋肉質の身体をしていた。
背が低く、長く伸びた髭を、丁寧に結わえたその者達はドワーフと呼ばれる種族だ。
彼らは重そうな鎧を着こみ、手には戦斧や、戦槌を持ち、武装していた。
「お前達で最後か!?」
闇の中から出て来たドワーフ達の姿を見ると、彼らの待っていた別のドワーフがそう声をかける。
「ああ、俺達が――最後だ。早く――門を閉めてくれ」
息が上がり、上手く発せない声を、絞り出すようにしてドワーフが答える。
「ああ、分かった。
聞えたか!? 門を閉めろ!」
ドワーフの一人が大きく告げる。すると、ガコンと大きな音が辺りに響き、ガタガタと駆動音が響く。
ドワーフ達が飛び出してきた暗闇の左右から、分厚い鋼鉄製の戸あらわれ、それが目の前の景色を閉ざしていく。
大きな音と共に戸が閉じると、戸の剥き出しになっている歯車たちが稼働し、固くロックがかかる。
門が閉じられた。
ドワーフ達が立つ場所に空は無い。天井にあるのは、青空でも、日の光でも、星空でもなく、ただ冷たい岩肌だけが天井を覆っていた。そして、それが天井が壁となり、ドワーフ達が立つ地面となんていた。
横幅約100ftほどの長い横穴。それが、この空間の全てだった。それ以外に抜け道などの横穴は無い。この道を抜けるためには、今閉じられた門をくぐるしかなく、閉じられてしまえば、もうそれを破壊するしか通るための手段がない。
門が閉じるのを見届けると、ドワーフの一人が大きく息を吐く。
「助かった……のか?」
「厚さ3ftの超硬合金製の扉だ。いくら相手が化物でも、これはそう簡単に壊せはしないだろ……」
慌ただしさがあった空間が静まり返り、動く者が少なくなると、それで安堵を感じ始めたか、先ほどまであった緊張が薄らいでいく。
だが、その安堵は束の間の物にすぎなかった。
小さな地響きが響く。規則的に、少しずつ震源が近付いてくる。足音だ。
ゆっくりと近付いてくる足音に、少しづつ緊張が高まる。ドワーフ達は一度降ろした武器を再び構え始める。
「ほんとに……大丈夫なんだよな?」
「馬鹿野郎! 俺達の技術の粋を尽くして作られたものだ。簡単に壊されることなあるはずないだろ!」
ズシン。ズシン。地響き、いや、足音が近付いてくる。もうすぐそばだ。
ガツン!
大きく何かが門にぶつかる音が響いたかと思うと、同時に大きく辺りが揺れる。パラパラと天井から砂粒が落ちてくる。
大きく響いたその音と揺れに、ドワーフ達は一度身体を震わせるが、変化の無い門を目にし、静かに冷静さを取り戻す。
ガツン!
再び音と振動が響く。だが、門は崩れる事も、歪むことも無い。
「は、はは。脅かすなよ。まったく……」
ガツン!
三度音と振動が響く。未だに、門に変化は見られない。いや、小さな変化があった。
「うそ……だろ……」
閉じた門の中央。そこが赤く変色し、薄っすらと光を発し始めていた。
鍛冶に精通したドワーフ達。彼らにとってその光景は、見慣れたもので、それが何であるか嫌でも判断が付いてしまう。
高熱により鋼鉄の門が熱せられ、溶けはじめているのだ。
ガツン!
音と振動が響く。少しずつ、熱せられ発光し始めた場所が広がり、同時に門が歪んでいく。
ガツン!
門が歪み、噛み合った二枚の門戸の間に隙間が生まれ始める。
小さく空いた隙間、そこから鋭く大きな爪が差し込まれる。
ギガガガガガ。
差し込まれた爪が、穴を大きく広げる様に動きだし、その力に負け、鋼鉄の門が音を立ててゆっくりと歪みだす。
ドワーフ達は息を飲み、手にした武器を強く握りしめる。
大きく押し広げられた穴の向こうから、黄金色に輝く瞳が覗き込む。
カチカチと、小さく震えだしドワーフ達の身体が、身に付けた鎧を震わせ、ぶつかり合う金属の小さな音を響かせ始める。中には、いつの間にかすり足で後ずさり始めるものも居た。
「お前達! 恐れるな。俺達は、誇り高きフロストアンヴィルのドワーフだ! たかが化物相手に恐れをなしてどうする! 恥ずかしくないのか!!」
恐怖が広がりだしたドワーフ達の中から、そう鼓舞する声が響く。その声により、少しばかりドワーフ達から響く音が小さくなる。
歪んだ門の隙間から手が差し込まれる。鋭い爪を生やし、赤黒い鱗に覆われた手だ。それが、隙間から門を掴むと、大きく押し広げようとしていく。
ギガガガガガ。
門が悲鳴を上げ歪み、そして、引き裂かれていく。
ドワーフ達が技術の粋を尽くして作られた、強固な門が、化物の前に無残にも引き裂かれていった。
『グオオオオオオォォォ!』
門の向こう、闇の中からその化物が姿を現す。大きく口を開き、鋭い牙を覗かせながら、咆哮を上げた。
びりびりと咆哮が響く。相手の士気を挫く咆哮。圧倒的な力を示す様な咆哮だった。
恐怖で怯えていたドワーフ達は、その咆哮の前に、恐怖に耐えきれず、身体が意志を離れて走り出す。
「恐れるな! お前達! 強きフロストアンヴィルの誇りを忘れたか!」
恐怖に負け、逃げ出すドワーフ達を呼び止めようと、ドワーフの一人が叫ぶ。だが、立ち止まるドワーフ達は殆どいなかった。
怒りに震える。残ったドワーフ達は、各々手にした武器を構え、門を引き裂いて出て来た化物へと怒りの目を向ける。
「我らは勇者だ。我らは誇り高きフロストアンヴィルのドワーフだ。我らに牙を向けた罪、死を持って償ってもらうぞ!」
ドワーフが叫ぶ。残ったドワーフ達は駆け出し、門の向こうから現れた化物へと迫った。
化物が動く。ゆっくりと大きく息を吸い。そして、それを大きく広げた口から吐き出した。
赤い光が鱗と鱗の間から漏れです。それは、化物の腹部から喉元へと走り、そして、開いた口から灼熱の光が吐き出された――――。
視界が赤く白い光で満たされる。
それが、少しの間続き、再び辺りは薄暗い闇の中へと変わっていく。
静寂に満たされる。
叫ぶドワーフの声も、逃げ出すドワーフの足音も響かない。もう彼らの姿など、その場所に存在してすらいなかった。
すべてが灼熱に飲まれ、塵すら残すことなく消え去ったのだ。この場にはもう、あの化物しか存在しなかった。
化物が一歩踏み出し、熱によって赤く解かされた地面を踏みしめる。
熱によって溶かされ、赤く溶岩の様に光を発する地面が、化物の姿を照らしだす。
背丈は10ftを超える大きなもので、身体の全てが赤黒い鱗に覆われていた。頭部は蜥蜴を思わせる顔で一致の角を生やし、背中に生える一対の巨大な翼は蝙蝠を思わせるものだった。
その姿はまるで、古の伝承に聞く竜を思わせる姿だった。
『グオオオオオオォォォ!!』
化物が――いや、竜が大きく咆哮を上げる。天へと口を広げ、咆哮を上げる。
それは、勝利を祝す咆哮の様であり、同時に恨みと怒り、それから悲しみを帯びた咆哮の様に思えた。
長く遠くへと声を飛ばすかのように咆哮を響かせる。それは何処までも響き、天井の分厚い岩盤を超え、地上へと届くかのように思えた。
その人影の背丈は5ftほどと小柄であるが、その手足と胴は、非常に太く筋肉質の身体をしていた。
背が低く、長く伸びた髭を、丁寧に結わえたその者達はドワーフと呼ばれる種族だ。
彼らは重そうな鎧を着こみ、手には戦斧や、戦槌を持ち、武装していた。
「お前達で最後か!?」
闇の中から出て来たドワーフ達の姿を見ると、彼らの待っていた別のドワーフがそう声をかける。
「ああ、俺達が――最後だ。早く――門を閉めてくれ」
息が上がり、上手く発せない声を、絞り出すようにしてドワーフが答える。
「ああ、分かった。
聞えたか!? 門を閉めろ!」
ドワーフの一人が大きく告げる。すると、ガコンと大きな音が辺りに響き、ガタガタと駆動音が響く。
ドワーフ達が飛び出してきた暗闇の左右から、分厚い鋼鉄製の戸あらわれ、それが目の前の景色を閉ざしていく。
大きな音と共に戸が閉じると、戸の剥き出しになっている歯車たちが稼働し、固くロックがかかる。
門が閉じられた。
ドワーフ達が立つ場所に空は無い。天井にあるのは、青空でも、日の光でも、星空でもなく、ただ冷たい岩肌だけが天井を覆っていた。そして、それが天井が壁となり、ドワーフ達が立つ地面となんていた。
横幅約100ftほどの長い横穴。それが、この空間の全てだった。それ以外に抜け道などの横穴は無い。この道を抜けるためには、今閉じられた門をくぐるしかなく、閉じられてしまえば、もうそれを破壊するしか通るための手段がない。
門が閉じるのを見届けると、ドワーフの一人が大きく息を吐く。
「助かった……のか?」
「厚さ3ftの超硬合金製の扉だ。いくら相手が化物でも、これはそう簡単に壊せはしないだろ……」
慌ただしさがあった空間が静まり返り、動く者が少なくなると、それで安堵を感じ始めたか、先ほどまであった緊張が薄らいでいく。
だが、その安堵は束の間の物にすぎなかった。
小さな地響きが響く。規則的に、少しずつ震源が近付いてくる。足音だ。
ゆっくりと近付いてくる足音に、少しづつ緊張が高まる。ドワーフ達は一度降ろした武器を再び構え始める。
「ほんとに……大丈夫なんだよな?」
「馬鹿野郎! 俺達の技術の粋を尽くして作られたものだ。簡単に壊されることなあるはずないだろ!」
ズシン。ズシン。地響き、いや、足音が近付いてくる。もうすぐそばだ。
ガツン!
大きく何かが門にぶつかる音が響いたかと思うと、同時に大きく辺りが揺れる。パラパラと天井から砂粒が落ちてくる。
大きく響いたその音と揺れに、ドワーフ達は一度身体を震わせるが、変化の無い門を目にし、静かに冷静さを取り戻す。
ガツン!
再び音と振動が響く。だが、門は崩れる事も、歪むことも無い。
「は、はは。脅かすなよ。まったく……」
ガツン!
三度音と振動が響く。未だに、門に変化は見られない。いや、小さな変化があった。
「うそ……だろ……」
閉じた門の中央。そこが赤く変色し、薄っすらと光を発し始めていた。
鍛冶に精通したドワーフ達。彼らにとってその光景は、見慣れたもので、それが何であるか嫌でも判断が付いてしまう。
高熱により鋼鉄の門が熱せられ、溶けはじめているのだ。
ガツン!
音と振動が響く。少しずつ、熱せられ発光し始めた場所が広がり、同時に門が歪んでいく。
ガツン!
門が歪み、噛み合った二枚の門戸の間に隙間が生まれ始める。
小さく空いた隙間、そこから鋭く大きな爪が差し込まれる。
ギガガガガガ。
差し込まれた爪が、穴を大きく広げる様に動きだし、その力に負け、鋼鉄の門が音を立ててゆっくりと歪みだす。
ドワーフ達は息を飲み、手にした武器を強く握りしめる。
大きく押し広げられた穴の向こうから、黄金色に輝く瞳が覗き込む。
カチカチと、小さく震えだしドワーフ達の身体が、身に付けた鎧を震わせ、ぶつかり合う金属の小さな音を響かせ始める。中には、いつの間にかすり足で後ずさり始めるものも居た。
「お前達! 恐れるな。俺達は、誇り高きフロストアンヴィルのドワーフだ! たかが化物相手に恐れをなしてどうする! 恥ずかしくないのか!!」
恐怖が広がりだしたドワーフ達の中から、そう鼓舞する声が響く。その声により、少しばかりドワーフ達から響く音が小さくなる。
歪んだ門の隙間から手が差し込まれる。鋭い爪を生やし、赤黒い鱗に覆われた手だ。それが、隙間から門を掴むと、大きく押し広げようとしていく。
ギガガガガガ。
門が悲鳴を上げ歪み、そして、引き裂かれていく。
ドワーフ達が技術の粋を尽くして作られた、強固な門が、化物の前に無残にも引き裂かれていった。
『グオオオオオオォォォ!』
門の向こう、闇の中からその化物が姿を現す。大きく口を開き、鋭い牙を覗かせながら、咆哮を上げた。
びりびりと咆哮が響く。相手の士気を挫く咆哮。圧倒的な力を示す様な咆哮だった。
恐怖で怯えていたドワーフ達は、その咆哮の前に、恐怖に耐えきれず、身体が意志を離れて走り出す。
「恐れるな! お前達! 強きフロストアンヴィルの誇りを忘れたか!」
恐怖に負け、逃げ出すドワーフ達を呼び止めようと、ドワーフの一人が叫ぶ。だが、立ち止まるドワーフ達は殆どいなかった。
怒りに震える。残ったドワーフ達は、各々手にした武器を構え、門を引き裂いて出て来た化物へと怒りの目を向ける。
「我らは勇者だ。我らは誇り高きフロストアンヴィルのドワーフだ。我らに牙を向けた罪、死を持って償ってもらうぞ!」
ドワーフが叫ぶ。残ったドワーフ達は駆け出し、門の向こうから現れた化物へと迫った。
化物が動く。ゆっくりと大きく息を吸い。そして、それを大きく広げた口から吐き出した。
赤い光が鱗と鱗の間から漏れです。それは、化物の腹部から喉元へと走り、そして、開いた口から灼熱の光が吐き出された――――。
視界が赤く白い光で満たされる。
それが、少しの間続き、再び辺りは薄暗い闇の中へと変わっていく。
静寂に満たされる。
叫ぶドワーフの声も、逃げ出すドワーフの足音も響かない。もう彼らの姿など、その場所に存在してすらいなかった。
すべてが灼熱に飲まれ、塵すら残すことなく消え去ったのだ。この場にはもう、あの化物しか存在しなかった。
化物が一歩踏み出し、熱によって赤く解かされた地面を踏みしめる。
熱によって溶かされ、赤く溶岩の様に光を発する地面が、化物の姿を照らしだす。
背丈は10ftを超える大きなもので、身体の全てが赤黒い鱗に覆われていた。頭部は蜥蜴を思わせる顔で一致の角を生やし、背中に生える一対の巨大な翼は蝙蝠を思わせるものだった。
その姿はまるで、古の伝承に聞く竜を思わせる姿だった。
『グオオオオオオォォォ!!』
化物が――いや、竜が大きく咆哮を上げる。天へと口を広げ、咆哮を上げる。
それは、勝利を祝す咆哮の様であり、同時に恨みと怒り、それから悲しみを帯びた咆哮の様に思えた。
長く遠くへと声を飛ばすかのように咆哮を響かせる。それは何処までも響き、天井の分厚い岩盤を超え、地上へと届くかのように思えた。
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