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迷宮都市ラ・メイズ
16 宝箱はシオンを調教する
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シオンは高級な部屋に気後れしているようだ。
清貧は美徳だ。悪いことではないのだが、俺の所有物としては面倒なことこの上ない。
少なくとも俺が与える衣食住に関しては遠慮することのないように言いつけておく必要がありそうだ。
「シオン、いいからこっちへ来て座れ」
「は、はい…」
多少強引だが、命令して隣に座らせる。
シオンはますます落ち着かない様子だ。
両手を足の上でギュッと握って、小さく座っている。
「シオン、俺の隣に座るのが怖いか?」
俺はちょっと卑怯な聞き方をする。
「い、いえ」
「無理をする必要はない。俺は得体の知れぬ魔物だ。恐れるのも無理はない」
「違います!本当に怖くはありません。トシゾウ様は迷族に捕まり殺される直前だった私を助けてくださいました。そのうえ腕を治してくれたばかりか、力のない私を傍に置いてくださり感謝しています」
「では、先ほどからなぜそんなに落ち着かない様子なのだ?」
「それは、その…」
俺は魔物だ。はっきり言ってもらわないとわからない。
「その、過分な扱いをして頂くのが、申し訳ないのです。私は、何も持たない獣人です。命の恩をお返しするとは言いましたが、実際はトシゾウ様の厚意にすがり傍において頂いている身です。それがこのような高価な部屋で主人のベッドに座るなど…。私は厩でも借りて眠らせていただければ十分ですし、もちろん野宿でもかまいません」
シオンは申し訳なさそうにそう言った。
だが、俺にとってその言葉は非常に気に食わないものだ。
「シオン、うぬぼれるな。お前は勘違いをしている」
急に低くなったトシゾウの声を聞き、シオンはビクリと身を震わせる。
「勘違い、ですか?」
「そうだ。俺がお前の言う過分な扱いをしているのは、厚意によるものではない」
「では、なぜ…?」
「それが俺の所有物に対するルールだからだ。俺は自分の手に入れた物を大切にする。汚れていたなら綺麗にし、問題があるのならメンテナンスし、性能を引き出す。しっかりとした宿があるのに、それを利用しないのはルールに反する」
俺の考えをシオンに言い聞かせるように話す。
「お前を傍に置いているのは、お前に俺の所有物として価値があるからだ。シオン、今のお前は一時的とはいえ俺の所有物だ。俺はお前の主人だ。そうだな?」
「は、はい、その通りです」
頷くシオン。
「ならば、お前の価値は俺が決める。過分だの役に立っていないなど、勝手に自分の価値を決める権利はお前にない」
自己評価を行うことは悪いことではない。
だがまずは、俺の価値観を優先するように教え込む必要がある。
「俺が必要だから傍に置いている。俺にとって必要だから宿に泊め食事をさせている。もしお前がこれからも俺の所有物であるつもりがあり、そこで過分な評価を受けていると感じるのなら、ただ俺の所有物として役に立つように努力すれば良い。」
っ!
シオンの目が見開かれる。少し涙ぐんでいるようだ。
「不服か?」
「いえ、迷いを晴らしていただきありがとうございます。頂いた恩に報いるため、私にできることを一生懸命がんばります!」
シオンは決意に満ちた表情で言い切る。
紫のグラデーションのかかった瞳には一点の曇りもない。
シオンがトシゾウに拾われてから一日になる。
シオンはずっと不安だった。
奴隷のように扱われても仕方ないと思っていた。
むしろそれが当然の立場なのに、トシゾウはシオンを大切に扱ってくれる。
シオンはこれまでの人生で、他人からこれほど施しを受けたことがない。
拾い屋の仲間とは親しかったが、それでも彼らも自分が生きることに精一杯だった。
自分の生活は自分で何とかしなければならなかった。
初めてのことだった。
救われ、傷を癒してもらい、汚れを落とし、食事と居場所を与えてくれた。
だが施しを受ければ受けるほど、どこかでそれを申し訳なく思う気持ちが大きくなっていった。
自分には価値がない。
知恵を持つ強力な魔物は、英雄譚と並び語られるような存在だ。
自分よりも圧倒的に高位の存在に目をかけてもらうような価値などなおさらない。
孤児の自分は荒野で生き延びられない。
なんとかたどりついた人族の都市ラ・メイズでもケモノと呼ばれ蔑まれた。
何かあるのではないか。これは夢で、本当はまだ迷族に捕らえられたままなのではないか。
トシゾウには何か恐ろしい目的があって自分を利用しているだけなのではないか。
ずっと不安だったのだ。
その不安が、他ならぬトシゾウからの叱責という形で解消された。
スキル【超感覚】は、声に混じった真意も正確に見抜く。
トシゾウの声には迷いがなく、常に本当のことを話していることがわかる。
トシゾウは自分のことを単なる所有物の一つとしてしか見ていない。
トシゾウに他意はないのだ。純粋にシオンが所有物として役に立つことを期待し、そのために必要だから施しをしている。
その事実は、少し寂しくもあったが、同時に安心できるものでもあった。
ただトシゾウという主人の傍にいて、役に立てるように努力すれば良いのだ。
自分には居場所がある。今は所有物の末席に過ぎないが、がんばって役に立てるようになれば、いずれはシオンという個人としても認めてもらえるかもしれない。
うぬぼれだと叱責されてしまったが、まったくその通りだった。
それが自惚れではなく事実になるように、主人に認められるように努力することができる。
それは主従関係を重んじる白狼種にとって、いやシオンにとってとても喜ばしいことであったのだ。
なんだか、説教してしまったのにまるで喜んでいるようだなー、とトシゾウは思った。
コレットの時と同じく、なにやらシオンのスイッチを押してしまったらしい。
悪くすればシオンが離脱し、別の形でエリクサーの対価を頂かなければならないと考えていた。この結果は俺にとっても喜ぶべきことだ。
しかし、シオンはマゾなのだろうか。
マゾ犬、いやマゾ狼の少女か。
…悪くない。
まぁついでだ。所有物としての心構えも説教しておくか。
「シオン、お前が気を遣うのは、俺と俺が気を遣う相手に対してのみで良い。それ以外は俺と同じように堂々と振舞え。お前は俺に準じる存在だ。俺に及ばない存在に対しては主の威光を振りかざしても良い。偉ぶる必要はないが、頭を下げるのは俺と同等以上の存在に対してのみで良い。お前がおろおろしていると、それはお前の主人の格を下げることになる」
「はい!」
「お前に命令できるのは主人である俺だけだ。たとえ神がお前に何かを命令しても従う必要はないが、俺が命令したなら神でもぶん殴れ」
「はい!」
主人であるということを強調して命令すると、シオンは嬉しそうに返事をする。
素直なシオンは可愛いな。
俺もさっきからたいがい身勝手なことを言っている自覚はある。
だが、これが全てなので仕方ない。
それにどうやらシオンにはこういう言い聞かせ方の方が効くらしい。
いろいろきつい言い方になってしまったが、今後も下手にギクシャクしたり遠慮されるよりは良いだろう。
「さて、それでは飯を食いにいくぞ。まさか遠慮して食べないとは言わないな?」
「はい!おなかぺこぺこです。おなかいっぱい食べます」
「それでいい。行くぞ」
「はい!ご主人様!」
シオンがトシゾウのことを“ご主人様”と呼んだのはこれが初めてのことだったが、二人ともそれに気づくことはなかった。
シオンは嬉しそうに白い尻尾を振る。
それは単に食事が楽しみだからだというだけではないだろう。
シオンは憂いが晴れ、心からの笑みを浮かべていた。
清貧は美徳だ。悪いことではないのだが、俺の所有物としては面倒なことこの上ない。
少なくとも俺が与える衣食住に関しては遠慮することのないように言いつけておく必要がありそうだ。
「シオン、いいからこっちへ来て座れ」
「は、はい…」
多少強引だが、命令して隣に座らせる。
シオンはますます落ち着かない様子だ。
両手を足の上でギュッと握って、小さく座っている。
「シオン、俺の隣に座るのが怖いか?」
俺はちょっと卑怯な聞き方をする。
「い、いえ」
「無理をする必要はない。俺は得体の知れぬ魔物だ。恐れるのも無理はない」
「違います!本当に怖くはありません。トシゾウ様は迷族に捕まり殺される直前だった私を助けてくださいました。そのうえ腕を治してくれたばかりか、力のない私を傍に置いてくださり感謝しています」
「では、先ほどからなぜそんなに落ち着かない様子なのだ?」
「それは、その…」
俺は魔物だ。はっきり言ってもらわないとわからない。
「その、過分な扱いをして頂くのが、申し訳ないのです。私は、何も持たない獣人です。命の恩をお返しするとは言いましたが、実際はトシゾウ様の厚意にすがり傍において頂いている身です。それがこのような高価な部屋で主人のベッドに座るなど…。私は厩でも借りて眠らせていただければ十分ですし、もちろん野宿でもかまいません」
シオンは申し訳なさそうにそう言った。
だが、俺にとってその言葉は非常に気に食わないものだ。
「シオン、うぬぼれるな。お前は勘違いをしている」
急に低くなったトシゾウの声を聞き、シオンはビクリと身を震わせる。
「勘違い、ですか?」
「そうだ。俺がお前の言う過分な扱いをしているのは、厚意によるものではない」
「では、なぜ…?」
「それが俺の所有物に対するルールだからだ。俺は自分の手に入れた物を大切にする。汚れていたなら綺麗にし、問題があるのならメンテナンスし、性能を引き出す。しっかりとした宿があるのに、それを利用しないのはルールに反する」
俺の考えをシオンに言い聞かせるように話す。
「お前を傍に置いているのは、お前に俺の所有物として価値があるからだ。シオン、今のお前は一時的とはいえ俺の所有物だ。俺はお前の主人だ。そうだな?」
「は、はい、その通りです」
頷くシオン。
「ならば、お前の価値は俺が決める。過分だの役に立っていないなど、勝手に自分の価値を決める権利はお前にない」
自己評価を行うことは悪いことではない。
だがまずは、俺の価値観を優先するように教え込む必要がある。
「俺が必要だから傍に置いている。俺にとって必要だから宿に泊め食事をさせている。もしお前がこれからも俺の所有物であるつもりがあり、そこで過分な評価を受けていると感じるのなら、ただ俺の所有物として役に立つように努力すれば良い。」
っ!
シオンの目が見開かれる。少し涙ぐんでいるようだ。
「不服か?」
「いえ、迷いを晴らしていただきありがとうございます。頂いた恩に報いるため、私にできることを一生懸命がんばります!」
シオンは決意に満ちた表情で言い切る。
紫のグラデーションのかかった瞳には一点の曇りもない。
シオンがトシゾウに拾われてから一日になる。
シオンはずっと不安だった。
奴隷のように扱われても仕方ないと思っていた。
むしろそれが当然の立場なのに、トシゾウはシオンを大切に扱ってくれる。
シオンはこれまでの人生で、他人からこれほど施しを受けたことがない。
拾い屋の仲間とは親しかったが、それでも彼らも自分が生きることに精一杯だった。
自分の生活は自分で何とかしなければならなかった。
初めてのことだった。
救われ、傷を癒してもらい、汚れを落とし、食事と居場所を与えてくれた。
だが施しを受ければ受けるほど、どこかでそれを申し訳なく思う気持ちが大きくなっていった。
自分には価値がない。
知恵を持つ強力な魔物は、英雄譚と並び語られるような存在だ。
自分よりも圧倒的に高位の存在に目をかけてもらうような価値などなおさらない。
孤児の自分は荒野で生き延びられない。
なんとかたどりついた人族の都市ラ・メイズでもケモノと呼ばれ蔑まれた。
何かあるのではないか。これは夢で、本当はまだ迷族に捕らえられたままなのではないか。
トシゾウには何か恐ろしい目的があって自分を利用しているだけなのではないか。
ずっと不安だったのだ。
その不安が、他ならぬトシゾウからの叱責という形で解消された。
スキル【超感覚】は、声に混じった真意も正確に見抜く。
トシゾウの声には迷いがなく、常に本当のことを話していることがわかる。
トシゾウは自分のことを単なる所有物の一つとしてしか見ていない。
トシゾウに他意はないのだ。純粋にシオンが所有物として役に立つことを期待し、そのために必要だから施しをしている。
その事実は、少し寂しくもあったが、同時に安心できるものでもあった。
ただトシゾウという主人の傍にいて、役に立てるように努力すれば良いのだ。
自分には居場所がある。今は所有物の末席に過ぎないが、がんばって役に立てるようになれば、いずれはシオンという個人としても認めてもらえるかもしれない。
うぬぼれだと叱責されてしまったが、まったくその通りだった。
それが自惚れではなく事実になるように、主人に認められるように努力することができる。
それは主従関係を重んじる白狼種にとって、いやシオンにとってとても喜ばしいことであったのだ。
なんだか、説教してしまったのにまるで喜んでいるようだなー、とトシゾウは思った。
コレットの時と同じく、なにやらシオンのスイッチを押してしまったらしい。
悪くすればシオンが離脱し、別の形でエリクサーの対価を頂かなければならないと考えていた。この結果は俺にとっても喜ぶべきことだ。
しかし、シオンはマゾなのだろうか。
マゾ犬、いやマゾ狼の少女か。
…悪くない。
まぁついでだ。所有物としての心構えも説教しておくか。
「シオン、お前が気を遣うのは、俺と俺が気を遣う相手に対してのみで良い。それ以外は俺と同じように堂々と振舞え。お前は俺に準じる存在だ。俺に及ばない存在に対しては主の威光を振りかざしても良い。偉ぶる必要はないが、頭を下げるのは俺と同等以上の存在に対してのみで良い。お前がおろおろしていると、それはお前の主人の格を下げることになる」
「はい!」
「お前に命令できるのは主人である俺だけだ。たとえ神がお前に何かを命令しても従う必要はないが、俺が命令したなら神でもぶん殴れ」
「はい!」
主人であるということを強調して命令すると、シオンは嬉しそうに返事をする。
素直なシオンは可愛いな。
俺もさっきからたいがい身勝手なことを言っている自覚はある。
だが、これが全てなので仕方ない。
それにどうやらシオンにはこういう言い聞かせ方の方が効くらしい。
いろいろきつい言い方になってしまったが、今後も下手にギクシャクしたり遠慮されるよりは良いだろう。
「さて、それでは飯を食いにいくぞ。まさか遠慮して食べないとは言わないな?」
「はい!おなかぺこぺこです。おなかいっぱい食べます」
「それでいい。行くぞ」
「はい!ご主人様!」
シオンがトシゾウのことを“ご主人様”と呼んだのはこれが初めてのことだったが、二人ともそれに気づくことはなかった。
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