68 / 172
規格外のスタンピード
66 白竜の最後と新たな脅威
しおりを挟む
クリスタルブレスによって生じた霧が晴れていく。
圧倒的な冷気に覆われた地面が現れる。
銀世界。
白竜は氷に閉ざされた空間を確認し、満足そうに瞳をすぼめ、
――そこにいるはずのない者たちがいることに気付く。
茶と黒の尾を持つ獣人。
大柄な人族の男。
氷に覆われた空間の中で、その二人がいる場所だけは冷気が払われていた。
獣人と人族の手には赤色の石が握られている。
二人の正面に幾重にも展開されているのは赤色の壁。魔法使いたちの、忌々しい炎の壁だ。
「竜よ、何を驚く。これは戦闘班全員の戦いだ。少々、兵士の力も借りることにはなったがな…。元より一騎打ちではないのだ。卑怯とは言ってくれるなよ?」
「こ、氷漬けになるかと思ったぜ。シオンの嬢ちゃんのおかげで避難が間に合った。立役者を殺させるわけにはいかねぇ。残念だったなぁ」
獣人と人族が不遜に笑う。
白竜は人間の言葉がわからない。だが挑発されているということは理解できた。
矮小な存在が。何度も自分のブレスを防ぐことなど許されない。許さない。
いいだろう、それならば全てが氷に閉ざされるまで喰らわせてやるだけだ。
白竜は再びブレスの準備にかかる。
先ほどまで誰と戦っていたかを忘れて。
白竜がブレスを吐くために口を開いた瞬間、赤銀の閃光が口内へ飛び込んだ。
火の援護魔法に守られたシオンだ。
圧縮された魔力の隙を縫うように白竜の体内へ侵入していく。
シオンはトシゾウに連れられて属性竜を倒しているため、白竜の急所が喉にあることを知っていた。
表面は鱗と厚い皮に守られているが、内部からなら。
敵は度重なる攻撃とブレスの自爆でかなりの傷を負っている。
シオンは、白竜の急所に一撃入れることができれば勝機があると判断した。
「これで終わりです!」
祖白竜の短剣を握る両手に力を籠める。
火の援護魔法により凍傷は癒え、逆に力がみなぎる。
シオンは【超直観】により導き出した急所へ的確に短剣を突き入れた。
☆
「いやぁ、見事な一撃じゃった。まさか白竜の口内に飛び込むとは、恐れ入ったわい」
「あ、ありがとうございます。魔法のおかげで最後まで戦うことができました。助けてもらわなければブレスも避けられなかったし、白竜の口の中で凍ってしまっていたと思います」
「相手が白竜だったのは幸いじゃったの。火の援護魔法を使うのに、これ以上適した相手はおるまいよ」
「コウエンさん、ドルフさんも。火の魔石で守ってくれてありがとうございました」
「ギルドメンバーとして、戦友として互いに助け合うのは当たり前のことだ」
「おう!嬢ちゃんよくやったな!嬢ちゃんが戦ってくれなければ俺たちはお陀仏だったからな。助けられたのはこっちだぜ。俺の代わりに軍団長やらねぇか?」
「え、と、遠慮しておきます」
「冗談だよ、冗談」
笑い声が聞こえる。周囲からは割れんばかりの大歓声。
シオンたちが互いの健闘をたたえ合っている。実に良い光景だ。
昔40層に訪れた冒険者たちも、竜を倒した時は全員で喜んでいたものだ。
その後に宝箱を発見したばかりに手ぶらで帰ることにはなったが。…良い思い出になったことだろう。
「…あ、ご主人様!第2波を乗り切りました。ご主人様のおかげです」
シオンが俺に気付き、駆け寄ってくる。
援護魔法の効果か、いつにもまして速度が速い。
「うむ、よくやったなシオン。シオンは俺の予想以上に強くなっている」
シオンにエリクサーを手渡しながら、頭を撫でる。
「はい!ありがとうございます…えへへ」
褒められて喜ぶシオン。撫でる動きに合わせて頭を動かしてくる。あざとかわいい。かわいいが、言うべきことは言っておく必要がある。
「シオン、俺は所有物を甘やかすつもりはない。シオンが強くなり、その価値を高めるためには、修羅場を潜る必要があった。今回の白竜撃破は、とても素晴らしいことだ。だが…」
「は、はい…」
シオンが首を傾げる。はち切れんばかりに振り回されていた尻尾の動きが緩やかになる。
褒められつつも、俺の言葉に含まれた不穏な空気を感じたのだろう。
「だが、最後に油断したな。本来なら、シオンは死んでいる」
俺は懐から新たに用意した不死鳥の尾羽を取り出す。
「え…」
シオンは俺が不死鳥の尾羽を手渡された意味に気付き、慌てて自分の懐に手を入れる。
出てきたのは、燃え尽きた炭のように灰色に変色した不死鳥の尾羽だ。
シオンはそれに気付き、顔を青くする。
「そんな、いつ…」
「白竜の体内で急所を突いた時だ。白竜が絶命し煙になるまで、シオンは白竜の返り血を浴びた。火の援護魔法があっても過剰な冷気だ。シオンは白竜を倒すことを考えるあまり、自分の命を蔑ろにしたんだ」
不死鳥の尾羽の力を使うつもりだったのならまた話は違ったが、シオンは自分が一度致命傷を負ったことにすら気づいていなかった。
「急所を刺した後すぐに離脱していれば、致命傷は避けられただろう。次からは最後まで気を抜くな」
「はい、ご主人様…」
しょんぼりと肩を落とすシオン。しょげかわいい。
「…よくやったというのは本当だ。シオンは役に立っている。このまま励め」
「は、はい!ありがとうございます。…あ、白竜の素材を回収してきますね」
シオンが駆けて行く。
尻尾の動きを見るに、反省しつつもある程度元気を取り戻させることに成功したようだ。
人間は弱い。だがきっかけを掴めば成長し、時に予想を超えて強くなる。
シオンはこれからも強くなっていくだろう。磨き甲斐がある。
「ドルフ、ダストン。シオンを助けてくれて感謝する」
「お安い御用ですじゃ。結果的に、人族が滅びかねない事態を解決してもらったのですから。むしろお礼を言わせてもらうのは我々の方です」
「まったくだぜ。何度死を覚悟したことか。まぁこれで第2波は乗り切ったんだ。あとは内壁の上から雑魚魔物へ物を投げつけりゃ終わりよ。ようやく安心して酒が飲めそうだぜ」
「うむ、そのことなのだが。これから60階層相当の魔物が出現する。さっさと逃げろ」
「………。…は?」
まるで大団円を迎えましたとばかりにはしゃいでいた二人の顔が同時に固まる。
こいつら仲良しだなーとトシゾウは思った。
「その、何でもないことのように、何かとんでもないことが聞こえたような。ワシも歳ですかの…?もう一度お願いしますじゃ」
「聞こえなかったのか?第3波はない。その代わり、60階層相当の魔物が出るらしい。なんだったか、お前たちのいう知恵ある魔物たちが情報元だ。間違いない情報だ」
「…本当に申し訳ないがもう一度…」
「却下だ」
「…避難を。全人族をラ・メイズから、いやしかし、メインゲートを捨てては、遠からず人族は…」
ぶつぶつと思考の海に沈むダストン。白竜ですら今の人族の許容範囲を超えているのだ、無理はないか。
「ははは。それこそ伝説の勇者サイトゥーンでも連れてこなけりゃどうしようもねぇな。…しかし、トシゾウの旦那の口ぶりだと、どうやら任せても良さそうですな?」
どうやらドルフの方が咄嗟の判断ができるようだ。
文武の長としての立場の違いによるものかもしれない。
ちなみにサイトゥーンを連れてきても、4本目の刀が犠牲になるだけだと思うぞ。
「うむ、問題ない。俺が片付ける。邪魔だから下がっていろ。…だが、そうだな…」
今回のスタンピードは、冒険者ギルドの強化と、その存在を広く認めさせることが目的だった。
ギルドメンバーの活躍により、その目的はすでに達成されていると言っても良い。
多くの者が俺達の活躍を目にしていたのだ。冒険者ギルドの存在が広まるのは時間の問題だろう。
今回の件で冒険者ギルドと、ギルドに所属する獣人を含むギルドメンバーの価値を示すことができた。
だが可能なら、今のうちに公的に冒険者ギルドの存在を認めさせるのも良いかもしれない。
俺はちょうど良い機会なので、半分以上イエスマンと化した人族首脳部にいくつかの要求をしておく。
60層魔物の討伐は俺の目的にも沿うので対価を要求するつもりはなかったのだが、恩を売れるなら売っておいても損はない。これはあくまでも“お願い”である。
いくつかの条件を彼らは快諾してくれた。
ダストンとドルフの指揮により、人族は冒険者区画から避難していった。
これで心置きなく蒐集ができる。
久しぶりの大物だ。
思わず口元が緩む。
宝の質を高めるために行動することは、それはそれで良いものだった。
だが、やはり価値ある宝を闘争でもって手に入れることをこそ、俺は求めている。
そう。まだスタンピードは終わっていない。
白竜はあくまで前哨戦。
これから、
楽しい楽しい蒐集の時間が始まるのだ。
圧倒的な冷気に覆われた地面が現れる。
銀世界。
白竜は氷に閉ざされた空間を確認し、満足そうに瞳をすぼめ、
――そこにいるはずのない者たちがいることに気付く。
茶と黒の尾を持つ獣人。
大柄な人族の男。
氷に覆われた空間の中で、その二人がいる場所だけは冷気が払われていた。
獣人と人族の手には赤色の石が握られている。
二人の正面に幾重にも展開されているのは赤色の壁。魔法使いたちの、忌々しい炎の壁だ。
「竜よ、何を驚く。これは戦闘班全員の戦いだ。少々、兵士の力も借りることにはなったがな…。元より一騎打ちではないのだ。卑怯とは言ってくれるなよ?」
「こ、氷漬けになるかと思ったぜ。シオンの嬢ちゃんのおかげで避難が間に合った。立役者を殺させるわけにはいかねぇ。残念だったなぁ」
獣人と人族が不遜に笑う。
白竜は人間の言葉がわからない。だが挑発されているということは理解できた。
矮小な存在が。何度も自分のブレスを防ぐことなど許されない。許さない。
いいだろう、それならば全てが氷に閉ざされるまで喰らわせてやるだけだ。
白竜は再びブレスの準備にかかる。
先ほどまで誰と戦っていたかを忘れて。
白竜がブレスを吐くために口を開いた瞬間、赤銀の閃光が口内へ飛び込んだ。
火の援護魔法に守られたシオンだ。
圧縮された魔力の隙を縫うように白竜の体内へ侵入していく。
シオンはトシゾウに連れられて属性竜を倒しているため、白竜の急所が喉にあることを知っていた。
表面は鱗と厚い皮に守られているが、内部からなら。
敵は度重なる攻撃とブレスの自爆でかなりの傷を負っている。
シオンは、白竜の急所に一撃入れることができれば勝機があると判断した。
「これで終わりです!」
祖白竜の短剣を握る両手に力を籠める。
火の援護魔法により凍傷は癒え、逆に力がみなぎる。
シオンは【超直観】により導き出した急所へ的確に短剣を突き入れた。
☆
「いやぁ、見事な一撃じゃった。まさか白竜の口内に飛び込むとは、恐れ入ったわい」
「あ、ありがとうございます。魔法のおかげで最後まで戦うことができました。助けてもらわなければブレスも避けられなかったし、白竜の口の中で凍ってしまっていたと思います」
「相手が白竜だったのは幸いじゃったの。火の援護魔法を使うのに、これ以上適した相手はおるまいよ」
「コウエンさん、ドルフさんも。火の魔石で守ってくれてありがとうございました」
「ギルドメンバーとして、戦友として互いに助け合うのは当たり前のことだ」
「おう!嬢ちゃんよくやったな!嬢ちゃんが戦ってくれなければ俺たちはお陀仏だったからな。助けられたのはこっちだぜ。俺の代わりに軍団長やらねぇか?」
「え、と、遠慮しておきます」
「冗談だよ、冗談」
笑い声が聞こえる。周囲からは割れんばかりの大歓声。
シオンたちが互いの健闘をたたえ合っている。実に良い光景だ。
昔40層に訪れた冒険者たちも、竜を倒した時は全員で喜んでいたものだ。
その後に宝箱を発見したばかりに手ぶらで帰ることにはなったが。…良い思い出になったことだろう。
「…あ、ご主人様!第2波を乗り切りました。ご主人様のおかげです」
シオンが俺に気付き、駆け寄ってくる。
援護魔法の効果か、いつにもまして速度が速い。
「うむ、よくやったなシオン。シオンは俺の予想以上に強くなっている」
シオンにエリクサーを手渡しながら、頭を撫でる。
「はい!ありがとうございます…えへへ」
褒められて喜ぶシオン。撫でる動きに合わせて頭を動かしてくる。あざとかわいい。かわいいが、言うべきことは言っておく必要がある。
「シオン、俺は所有物を甘やかすつもりはない。シオンが強くなり、その価値を高めるためには、修羅場を潜る必要があった。今回の白竜撃破は、とても素晴らしいことだ。だが…」
「は、はい…」
シオンが首を傾げる。はち切れんばかりに振り回されていた尻尾の動きが緩やかになる。
褒められつつも、俺の言葉に含まれた不穏な空気を感じたのだろう。
「だが、最後に油断したな。本来なら、シオンは死んでいる」
俺は懐から新たに用意した不死鳥の尾羽を取り出す。
「え…」
シオンは俺が不死鳥の尾羽を手渡された意味に気付き、慌てて自分の懐に手を入れる。
出てきたのは、燃え尽きた炭のように灰色に変色した不死鳥の尾羽だ。
シオンはそれに気付き、顔を青くする。
「そんな、いつ…」
「白竜の体内で急所を突いた時だ。白竜が絶命し煙になるまで、シオンは白竜の返り血を浴びた。火の援護魔法があっても過剰な冷気だ。シオンは白竜を倒すことを考えるあまり、自分の命を蔑ろにしたんだ」
不死鳥の尾羽の力を使うつもりだったのならまた話は違ったが、シオンは自分が一度致命傷を負ったことにすら気づいていなかった。
「急所を刺した後すぐに離脱していれば、致命傷は避けられただろう。次からは最後まで気を抜くな」
「はい、ご主人様…」
しょんぼりと肩を落とすシオン。しょげかわいい。
「…よくやったというのは本当だ。シオンは役に立っている。このまま励め」
「は、はい!ありがとうございます。…あ、白竜の素材を回収してきますね」
シオンが駆けて行く。
尻尾の動きを見るに、反省しつつもある程度元気を取り戻させることに成功したようだ。
人間は弱い。だがきっかけを掴めば成長し、時に予想を超えて強くなる。
シオンはこれからも強くなっていくだろう。磨き甲斐がある。
「ドルフ、ダストン。シオンを助けてくれて感謝する」
「お安い御用ですじゃ。結果的に、人族が滅びかねない事態を解決してもらったのですから。むしろお礼を言わせてもらうのは我々の方です」
「まったくだぜ。何度死を覚悟したことか。まぁこれで第2波は乗り切ったんだ。あとは内壁の上から雑魚魔物へ物を投げつけりゃ終わりよ。ようやく安心して酒が飲めそうだぜ」
「うむ、そのことなのだが。これから60階層相当の魔物が出現する。さっさと逃げろ」
「………。…は?」
まるで大団円を迎えましたとばかりにはしゃいでいた二人の顔が同時に固まる。
こいつら仲良しだなーとトシゾウは思った。
「その、何でもないことのように、何かとんでもないことが聞こえたような。ワシも歳ですかの…?もう一度お願いしますじゃ」
「聞こえなかったのか?第3波はない。その代わり、60階層相当の魔物が出るらしい。なんだったか、お前たちのいう知恵ある魔物たちが情報元だ。間違いない情報だ」
「…本当に申し訳ないがもう一度…」
「却下だ」
「…避難を。全人族をラ・メイズから、いやしかし、メインゲートを捨てては、遠からず人族は…」
ぶつぶつと思考の海に沈むダストン。白竜ですら今の人族の許容範囲を超えているのだ、無理はないか。
「ははは。それこそ伝説の勇者サイトゥーンでも連れてこなけりゃどうしようもねぇな。…しかし、トシゾウの旦那の口ぶりだと、どうやら任せても良さそうですな?」
どうやらドルフの方が咄嗟の判断ができるようだ。
文武の長としての立場の違いによるものかもしれない。
ちなみにサイトゥーンを連れてきても、4本目の刀が犠牲になるだけだと思うぞ。
「うむ、問題ない。俺が片付ける。邪魔だから下がっていろ。…だが、そうだな…」
今回のスタンピードは、冒険者ギルドの強化と、その存在を広く認めさせることが目的だった。
ギルドメンバーの活躍により、その目的はすでに達成されていると言っても良い。
多くの者が俺達の活躍を目にしていたのだ。冒険者ギルドの存在が広まるのは時間の問題だろう。
今回の件で冒険者ギルドと、ギルドに所属する獣人を含むギルドメンバーの価値を示すことができた。
だが可能なら、今のうちに公的に冒険者ギルドの存在を認めさせるのも良いかもしれない。
俺はちょうど良い機会なので、半分以上イエスマンと化した人族首脳部にいくつかの要求をしておく。
60層魔物の討伐は俺の目的にも沿うので対価を要求するつもりはなかったのだが、恩を売れるなら売っておいても損はない。これはあくまでも“お願い”である。
いくつかの条件を彼らは快諾してくれた。
ダストンとドルフの指揮により、人族は冒険者区画から避難していった。
これで心置きなく蒐集ができる。
久しぶりの大物だ。
思わず口元が緩む。
宝の質を高めるために行動することは、それはそれで良いものだった。
だが、やはり価値ある宝を闘争でもって手に入れることをこそ、俺は求めている。
そう。まだスタンピードは終わっていない。
白竜はあくまで前哨戦。
これから、
楽しい楽しい蒐集の時間が始まるのだ。
0
あなたにおすすめの小説
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
鬼の兵法伝承者、異世界に転世せしむる
書仙凡人
ファンタジー
俺の名は桜木小次郎。
鬼一法眼を祖とする鬼一兵法の令和の伝承者。
だがある時、なぜか突然死してしまったのだ。
その時、自称神様の変なペンギンが現れて、ファンタジー世界の転生を持ちかけられた。
俺はヤケになって転生受け入れたら、とんでもない素性の奴にログインする事になったのである。
ログイン先は滅亡した国の王子で、従者に毒盛られて殺されたばかり。
なにこれ? クーリングオフねぇのかよ!
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる