129 / 172
冒険者ギルド世界を変える
127 顔見せ 参加者たちの期待
しおりを挟む
受付嬢に案内された一行は、冒険者ギルド内で最も大きな建物に案内された。
スペースを贅沢に使った広々とした空間。外装と同じく、華美になりすぎない程度に観葉植物や魔物の素材でできた装飾品などが飾られている。
建物の一角には椅子とテーブルが並んでおり、奥のスペースからは良い香りが漂ってくる。
時間は昼前、ちょうど小腹がすいてくるころだ。
別の一角には複数のカウンターが設置されており、壁には巨大なボードが貼り付けられている。
カウンターには若い女性たちが揃いの制服を着て待機している。
サービスはまだ始まっていないため、単にイメージ付けのための配置だろう。
「ここは食堂と、素材の売買をするスペースのようだな」
「良い匂いですぅ」
大店では複数のカウンターを用意して売買の交渉をするのが一般的だ。食堂が併設されていることも珍しくはない。
ここまでは一般的な商店の枠を出ない。建物の規模はともかく、ここまでは平凡だなとカルストは思った。
会場には数十名の者たちが待機していた。
人族が多いが、中には獣人やドワーフ、エルフも何名か含まれているようだ。
見知った顔もそれなりにいることから、自分たちと同じく説明会に招待された冒険者たちなのだろうとカルストは判断した。
新しい情報への感度は、冒険者として大成するためには大切な要素だ。
どの魔物の素材がいくらで売れたかといった情報はもちろん、優れたポーションや装備がどこそこで開発されたなどという話題は儲けと安全に直結する。
セリカは観光か何かと勘違いしているようだが、カルストは大切な情報を乗り遅れずに拾えることに安堵していた。
カルストが知り合いと雑談することしばし、数名の男女が参加者たちの前へ現れた。説明会の始まりだ。
「きゃあぁぁぁぁ!シオン様、生シオン様ですぅ!白銀ですぅ!かっこかわいいですぅ!私と同じくらいちっちゃいですぅ!かわいいですぅ!きゃぁぁぁあ!」
ゴンッ
「うるさい」
「い、痛いですぅ…」
「いきなり叫ぶな。引かれるぞ」
「あ、あぁ、そんな!私はただの純粋なファンなのですぅ。あふれ出る衝動が抑えきれなかっただけなのですぅ」
シオンを目の前にして舞い上がったらしいセリカ。
興奮を抑えられないセリカにゲンコツを入れるカルスト。
カルストはセリカの粗相を謝罪しようと周囲の目を確認するが、セリカに注目している者は皆無だ。参加者はそれぞれが現れたギルドメンバーの品定めに集中しているようであった。
「あの中央の男がトシゾウ殿か。永き時を生きる知恵ある魔物。それにあの装備はもしや…」
「あれが白竜を討伐したという新たな勇者。勇者シオン、勇者コウエン。…強いな。そして華がある。あれが元拾い屋だなどと。他の者のふるまいも堂に入っている。前情報は当てにならないわね」
カルストは冒険者ギルドのメンバーについては無知なほうだ。
参加者たちの様子を見るに、今入ってきた者たちが冒険者ギルドの主要メンバーであるらしい。
「よく来てくれた。冒険者ギルドは迷宮へ潜る冒険者や、冒険者と関わる全ての者たちを支援するための組織だ。お前たちが普段抱えている問題を冒険者ギルドは解決する。いくつか前評判を聞いている者もいると思うが、今から具体的な説明を始めよう」
ギルドメンバーの中央で黒髪黒目の男が口を開く。
説明会はそんな言葉から始まった。
冒険者ギルドの概要については参加者もあらかじめ知っており、特に驚く者はいない。
説明者の口調にはおよそ敬意らしい敬意は含まれていないが、それをわざわざ指摘する者はいない。
ほとんどの者は今説明している者の力を理解しているし、そうでなくとも大切なのは言葉づかいではなく話の内容だ。この説明会に参加できた者たちはそれをよく理解している。
今までも似たような組織を立ち上げようとする者はいた。
既得権益を持つ商人の妨害や、その時々の事情から普及することはなかったが。
「まず結論から言おう。冒険者ギルドを利用すれば、お前たちは一度の迷宮探索で、これまでの数十倍の素材を集められるようになる。素材は確かな相場の元に売買され、商人に買い叩かれることはない。やる気のある冒険者には等しく機会が用意され、金のない初心者にも死なないための教育と、格安で利用できる設備を提供しよう」
ギルドメンバーたちの中央で説明をする男の声はすっと耳に染み込んで来るようで、何事も疑ってかかる性質のカルストですら、いつの間にか期待を胸に話を聞いていることに気付いた。
この男の器は本物だ。今回は違う結果が見られそうだとカルストは思った。
迷宮へ挑み、様々な素材を持ち帰る冒険者は人族にとって最も重要な存在だ。
だが重要な仕事であるにも関わらず、冒険者たちの立場はそう強くない。
無くては成り立たないが、いくらでも代わりが利く。
誰でもできる仕事ゆえに、手厚く保護されることもない。
さらに誰でもなれることから、常識と相場に疎い者も多く、それによって不利益を被る場面も多い。
冒険者稼業が持たざる者のセーフティネットとして機能している現状、そうなるのはある意味必然なのかもしれない。
才能があっても運と機会に恵まれず大成できなかった者は星の数ほどいるだろう。
貴族やカネに汚い商売人に中抜きを繰り返される現状に不満を抱いている冒険者は多かった。
彼らが自分たちのことを、商売のタネを運んでくる運び屋程度にしか考えていないことを冒険者たちはよく知っている。
もちろんまっとうな商売を営む者もいるが、そんな商人を探すことに難儀するというのは、どうにも無駄が多い話だ。
トシゾウは自らの目的のために冒険者の質の向上、具体的には冒険者に平等なチャンスを与え冒険に専念できる仕組みづくりをしようと行動した。
トシゾウの目的は、冒険者たちにとっても歓迎すべきことである。
みな冒険者ギルドに期待しているのだ。
そんな参加者たちの期待を正面から受け止めながらトシゾウは説明を続ける。
その結果は…。
スペースを贅沢に使った広々とした空間。外装と同じく、華美になりすぎない程度に観葉植物や魔物の素材でできた装飾品などが飾られている。
建物の一角には椅子とテーブルが並んでおり、奥のスペースからは良い香りが漂ってくる。
時間は昼前、ちょうど小腹がすいてくるころだ。
別の一角には複数のカウンターが設置されており、壁には巨大なボードが貼り付けられている。
カウンターには若い女性たちが揃いの制服を着て待機している。
サービスはまだ始まっていないため、単にイメージ付けのための配置だろう。
「ここは食堂と、素材の売買をするスペースのようだな」
「良い匂いですぅ」
大店では複数のカウンターを用意して売買の交渉をするのが一般的だ。食堂が併設されていることも珍しくはない。
ここまでは一般的な商店の枠を出ない。建物の規模はともかく、ここまでは平凡だなとカルストは思った。
会場には数十名の者たちが待機していた。
人族が多いが、中には獣人やドワーフ、エルフも何名か含まれているようだ。
見知った顔もそれなりにいることから、自分たちと同じく説明会に招待された冒険者たちなのだろうとカルストは判断した。
新しい情報への感度は、冒険者として大成するためには大切な要素だ。
どの魔物の素材がいくらで売れたかといった情報はもちろん、優れたポーションや装備がどこそこで開発されたなどという話題は儲けと安全に直結する。
セリカは観光か何かと勘違いしているようだが、カルストは大切な情報を乗り遅れずに拾えることに安堵していた。
カルストが知り合いと雑談することしばし、数名の男女が参加者たちの前へ現れた。説明会の始まりだ。
「きゃあぁぁぁぁ!シオン様、生シオン様ですぅ!白銀ですぅ!かっこかわいいですぅ!私と同じくらいちっちゃいですぅ!かわいいですぅ!きゃぁぁぁあ!」
ゴンッ
「うるさい」
「い、痛いですぅ…」
「いきなり叫ぶな。引かれるぞ」
「あ、あぁ、そんな!私はただの純粋なファンなのですぅ。あふれ出る衝動が抑えきれなかっただけなのですぅ」
シオンを目の前にして舞い上がったらしいセリカ。
興奮を抑えられないセリカにゲンコツを入れるカルスト。
カルストはセリカの粗相を謝罪しようと周囲の目を確認するが、セリカに注目している者は皆無だ。参加者はそれぞれが現れたギルドメンバーの品定めに集中しているようであった。
「あの中央の男がトシゾウ殿か。永き時を生きる知恵ある魔物。それにあの装備はもしや…」
「あれが白竜を討伐したという新たな勇者。勇者シオン、勇者コウエン。…強いな。そして華がある。あれが元拾い屋だなどと。他の者のふるまいも堂に入っている。前情報は当てにならないわね」
カルストは冒険者ギルドのメンバーについては無知なほうだ。
参加者たちの様子を見るに、今入ってきた者たちが冒険者ギルドの主要メンバーであるらしい。
「よく来てくれた。冒険者ギルドは迷宮へ潜る冒険者や、冒険者と関わる全ての者たちを支援するための組織だ。お前たちが普段抱えている問題を冒険者ギルドは解決する。いくつか前評判を聞いている者もいると思うが、今から具体的な説明を始めよう」
ギルドメンバーの中央で黒髪黒目の男が口を開く。
説明会はそんな言葉から始まった。
冒険者ギルドの概要については参加者もあらかじめ知っており、特に驚く者はいない。
説明者の口調にはおよそ敬意らしい敬意は含まれていないが、それをわざわざ指摘する者はいない。
ほとんどの者は今説明している者の力を理解しているし、そうでなくとも大切なのは言葉づかいではなく話の内容だ。この説明会に参加できた者たちはそれをよく理解している。
今までも似たような組織を立ち上げようとする者はいた。
既得権益を持つ商人の妨害や、その時々の事情から普及することはなかったが。
「まず結論から言おう。冒険者ギルドを利用すれば、お前たちは一度の迷宮探索で、これまでの数十倍の素材を集められるようになる。素材は確かな相場の元に売買され、商人に買い叩かれることはない。やる気のある冒険者には等しく機会が用意され、金のない初心者にも死なないための教育と、格安で利用できる設備を提供しよう」
ギルドメンバーたちの中央で説明をする男の声はすっと耳に染み込んで来るようで、何事も疑ってかかる性質のカルストですら、いつの間にか期待を胸に話を聞いていることに気付いた。
この男の器は本物だ。今回は違う結果が見られそうだとカルストは思った。
迷宮へ挑み、様々な素材を持ち帰る冒険者は人族にとって最も重要な存在だ。
だが重要な仕事であるにも関わらず、冒険者たちの立場はそう強くない。
無くては成り立たないが、いくらでも代わりが利く。
誰でもできる仕事ゆえに、手厚く保護されることもない。
さらに誰でもなれることから、常識と相場に疎い者も多く、それによって不利益を被る場面も多い。
冒険者稼業が持たざる者のセーフティネットとして機能している現状、そうなるのはある意味必然なのかもしれない。
才能があっても運と機会に恵まれず大成できなかった者は星の数ほどいるだろう。
貴族やカネに汚い商売人に中抜きを繰り返される現状に不満を抱いている冒険者は多かった。
彼らが自分たちのことを、商売のタネを運んでくる運び屋程度にしか考えていないことを冒険者たちはよく知っている。
もちろんまっとうな商売を営む者もいるが、そんな商人を探すことに難儀するというのは、どうにも無駄が多い話だ。
トシゾウは自らの目的のために冒険者の質の向上、具体的には冒険者に平等なチャンスを与え冒険に専念できる仕組みづくりをしようと行動した。
トシゾウの目的は、冒険者たちにとっても歓迎すべきことである。
みな冒険者ギルドに期待しているのだ。
そんな参加者たちの期待を正面から受け止めながらトシゾウは説明を続ける。
その結果は…。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
鬼の兵法伝承者、異世界に転世せしむる
書仙凡人
ファンタジー
俺の名は桜木小次郎。
鬼一法眼を祖とする鬼一兵法の令和の伝承者。
だがある時、なぜか突然死してしまったのだ。
その時、自称神様の変なペンギンが現れて、ファンタジー世界の転生を持ちかけられた。
俺はヤケになって転生受け入れたら、とんでもない素性の奴にログインする事になったのである。
ログイン先は滅亡した国の王子で、従者に毒盛られて殺されたばかり。
なにこれ? クーリングオフねぇのかよ!
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる