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第十一章 ヘタレリゾート
第五話 砂の城(水着回Ⅳ)
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「ぱぱ! きょうはえまとあそんで!」
リゾート滞在三日目。
毎日メニューを変えてくれる豪華な朝食バイキングを眺めながら、今日は何を食べるかなと物色をしている俺の足にエマがしがみついてくる。
「お、いいぞ! じゃあ朝飯を食べ終わったら一緒にビーチに行くか! 真っ黒だけど!」
「ぱぱはあとで!」
「ん? 時間をずらしていけばいいのか?」
「うん!」
「じゃあ海の家かどこかで時間を潰してから行くよ。場所はエリナに聞いておけばいいかな?」
「うん!」
「わかった、じゃああとでいくからなー」
「まってるね!」
フルーツを盛った皿を大事そうに抱えたエマは、ぽててーとエリナの待つテーブルに早足で向かう。「よかったねエマちゃん」「うん!」とやり取りしてて可愛い。
エマが皿に盛っていたフルーツバイキングを見ると、エルフ王国の特産っぽい南国系フルーツが盛りだくさんに置かれている。
朝食バイキングは毎回フルーツどころか毎回メニューを半分以上入れ変えてくれてるし、味も美味いから文句無しなんだけど、ガキんちょどもが群がってすぐに消費するから、終始スタッフが料理の追加をしていて大変そうだ。
何を食べようか迷っていたが、結局、毎朝欠かさずに食べているオムレツを作ってくれる列に並ぶ。
食べ慣れてない物を敬遠するとか冒険心が無いとかそういうんじゃなくてオムレツが美味しかったから並ぶだけだぞ。
「トーマ! どうじゃ新しいスライム材は!」
チーズは入れるとして、他には何を入れてもらうかなと料理人の前に並べられている具材を眺めながら考えていると、爺さんが俺の後ろに並んで話しかけてくる。
「爺さんもオムレツ食うのか。というか爺さんここで飯を食っていいのか? 宿泊してないだろ?」
「儂はここの建設担当じゃから特別じゃ。それよりどうじゃった? あの新しいスライム材を使った玩具は」
「ほとんど前の世界で見た浮き輪と同じだったな。ミコトも喜んでたし、ガキんちょどもの安全確保にも良いから気に入ったぞ」
「そうじゃろ! そうじゃろ! じゃあ債務の減免はしてくれるんじゃな?」
「それとこれとは別だな。あの真っ黒なビーチでテンション下がったままだし」
「新型魔導駆動車もつけるから後生じゃ!」
「新型魔導駆動車?」
「魔導駆動キャンピングカーじゃの。エリナの嬢ちゃんがキャンプやらBBQをやってみたいと言っていたのを耳にしての、作ってみたんじゃ」
「ほう、ちょっと興味ある」
「じゃろ? じゃろ? アイリーンの嬢ちゃんに設計図を見せたが反応が悪くての。軍用魔導トラックの設計図を見せた時とは雲泥の差じゃった……」
「軍で有用な物じゃないと判断したんだろうな。よしその魔導駆動キャンピングカーを今度持って来てくれ。それを見てから減免を決めるから」
「わかったぞい!」
意気揚々と食堂から出ていく爺さん。結局オムレツは食わないのか。何しに来たんだ。
キャンピングカーか。実はちょっと憧れがあったんだよな。BBQにキャンプってリア充の代名詞みたいなもんだし。偏見だろうけど。
俺の順番が来たので、チーズオムレツを頼んで自分の席に戻る。
爺さんと話をしてたから結局チーズ以外のトッピングを決められなかったな。
毎朝チーズオムレツしか頼んでないから、料理人たちからチーズオムレツってあだ名をつけられたりしてないだろうな……。
ホテル側が毎朝色々なメニューを揃えてくれるのに、毎朝ほぼ同じメニューで朝食を終えた冒険心皆無な俺は、いったん自室に戻って支度をしてからビーチに向かう。
少し遅く来てとエマが言っていたので、いつものように海の家でラスクを食っているミリィと会話をして、飲み物だけを買いエリナから聞いていたエマとの待ち合わせ場所に向かう
「俺に見せたいものってなんだろうな」
可愛い娘が俺に見せたいと言っている物を想像しているとテンションが上がってくる。
っと、あれかな?
江の島と繋がる桟橋の方向に向かって歩いていると、エリナとエマがこちらに向かって大きく手を振っている。
わくわくしながらエリナとエマの元に早足で向かっていく……。
「ぱぱ! みて!」
「すごいでしょお兄ちゃん! これエマちゃんがひとりで作ったんだよ!」
エマの横には、エマの身長ほどもある砂の城がそびえたっていた。
日本の千葉にある巨大アミューズメントパークの城よりゴージャスだ。
「なにこれすげえ! エマは天才か!」
「お兄ちゃん、エマちゃんはお裁縫もお絵描きも得意なんだよ!」
「うちの娘は天才だった! すごいぞエマ!」
「えへへ!」
「クリスーーーーーー!」
クリスを呼ぶと、湖からばっさばっさとクロールでこちらに泳いでくる人影が見えてくる。
ざばっと水から上がってくると、その豊満な胸を揺らしてこちらに歩いてくる。
「お呼びですか旦那様」
「おう、クリス見てくれ、エマの作った城だ!」
「これは……素晴らしいですわね」
「だろ? これ魔法で永久保存できないかな? 玄関に飾りたい」
「お任せください、わたくしのオリジナルで水晶の中に封印する土と水の混合魔法があります」
「素晴らしいな」
「ぱぱ! まだ!」
ばっと城の前に出て大きく手を広げ、エマは城の保存を阻んでくる。
「まだ完成してないのか?」
「んとね、もう少し!」
「じゃあ完成したらクリスに保存してもらおうな」
「うん! くりすねーありがとー!」
「ええ、まかせてくださいなエマちゃん」
「良かったねエマちゃん!」
「うん! まま!」
やはり美術や音楽、工芸あたりのクリエイター関連の授業を始めるべきだな。
エマみたいな天才の能力が埋もれる可能性があるし。
日本の義務教育も、まずはどの分野に適性があるかを見極めるのに色々やらせてるってことを聞いたことがあるし。
学校が夏休みの間に教員や設備なんかを揃えておかないと。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
水着回続きます!
本作は小説家になろう、カクヨムでも掲載しております。
よろしければそちらでも応援いただけますと励みになります。
また、小説家になろう版は、序盤から新規に挿絵を大量に追加したうえで、一話当たりの文字数調整、加筆修正、縦読み対応の改稿版となります。
ファンアート、一部重複もありますが、総数で100枚を超える挿絵を掲載し、九章以降ではほぼ毎話挿絵を掲載しております。
是非挿絵だけでもご覧くださいませ。
特に前々回から連載しております水着回は必見です!絵師様の渾身のヒロインたちの水着絵を是非ご覧ください!
小説家になろう版やカクヨム版ヘタレ転移者の方でもブクマ、評価の方を頂けましたら幸いです。
リゾート滞在三日目。
毎日メニューを変えてくれる豪華な朝食バイキングを眺めながら、今日は何を食べるかなと物色をしている俺の足にエマがしがみついてくる。
「お、いいぞ! じゃあ朝飯を食べ終わったら一緒にビーチに行くか! 真っ黒だけど!」
「ぱぱはあとで!」
「ん? 時間をずらしていけばいいのか?」
「うん!」
「じゃあ海の家かどこかで時間を潰してから行くよ。場所はエリナに聞いておけばいいかな?」
「うん!」
「わかった、じゃああとでいくからなー」
「まってるね!」
フルーツを盛った皿を大事そうに抱えたエマは、ぽててーとエリナの待つテーブルに早足で向かう。「よかったねエマちゃん」「うん!」とやり取りしてて可愛い。
エマが皿に盛っていたフルーツバイキングを見ると、エルフ王国の特産っぽい南国系フルーツが盛りだくさんに置かれている。
朝食バイキングは毎回フルーツどころか毎回メニューを半分以上入れ変えてくれてるし、味も美味いから文句無しなんだけど、ガキんちょどもが群がってすぐに消費するから、終始スタッフが料理の追加をしていて大変そうだ。
何を食べようか迷っていたが、結局、毎朝欠かさずに食べているオムレツを作ってくれる列に並ぶ。
食べ慣れてない物を敬遠するとか冒険心が無いとかそういうんじゃなくてオムレツが美味しかったから並ぶだけだぞ。
「トーマ! どうじゃ新しいスライム材は!」
チーズは入れるとして、他には何を入れてもらうかなと料理人の前に並べられている具材を眺めながら考えていると、爺さんが俺の後ろに並んで話しかけてくる。
「爺さんもオムレツ食うのか。というか爺さんここで飯を食っていいのか? 宿泊してないだろ?」
「儂はここの建設担当じゃから特別じゃ。それよりどうじゃった? あの新しいスライム材を使った玩具は」
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「新型魔導駆動車?」
「魔導駆動キャンピングカーじゃの。エリナの嬢ちゃんがキャンプやらBBQをやってみたいと言っていたのを耳にしての、作ってみたんじゃ」
「ほう、ちょっと興味ある」
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「軍で有用な物じゃないと判断したんだろうな。よしその魔導駆動キャンピングカーを今度持って来てくれ。それを見てから減免を決めるから」
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意気揚々と食堂から出ていく爺さん。結局オムレツは食わないのか。何しに来たんだ。
キャンピングカーか。実はちょっと憧れがあったんだよな。BBQにキャンプってリア充の代名詞みたいなもんだし。偏見だろうけど。
俺の順番が来たので、チーズオムレツを頼んで自分の席に戻る。
爺さんと話をしてたから結局チーズ以外のトッピングを決められなかったな。
毎朝チーズオムレツしか頼んでないから、料理人たちからチーズオムレツってあだ名をつけられたりしてないだろうな……。
ホテル側が毎朝色々なメニューを揃えてくれるのに、毎朝ほぼ同じメニューで朝食を終えた冒険心皆無な俺は、いったん自室に戻って支度をしてからビーチに向かう。
少し遅く来てとエマが言っていたので、いつものように海の家でラスクを食っているミリィと会話をして、飲み物だけを買いエリナから聞いていたエマとの待ち合わせ場所に向かう
「俺に見せたいものってなんだろうな」
可愛い娘が俺に見せたいと言っている物を想像しているとテンションが上がってくる。
っと、あれかな?
江の島と繋がる桟橋の方向に向かって歩いていると、エリナとエマがこちらに向かって大きく手を振っている。
わくわくしながらエリナとエマの元に早足で向かっていく……。
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エマの横には、エマの身長ほどもある砂の城がそびえたっていた。
日本の千葉にある巨大アミューズメントパークの城よりゴージャスだ。
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「まだ完成してないのか?」
「んとね、もう少し!」
「じゃあ完成したらクリスに保存してもらおうな」
「うん! くりすねーありがとー!」
「ええ、まかせてくださいなエマちゃん」
「良かったねエマちゃん!」
「うん! まま!」
やはり美術や音楽、工芸あたりのクリエイター関連の授業を始めるべきだな。
エマみたいな天才の能力が埋もれる可能性があるし。
日本の義務教育も、まずはどの分野に適性があるかを見極めるのに色々やらせてるってことを聞いたことがあるし。
学校が夏休みの間に教員や設備なんかを揃えておかないと。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
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