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撫
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ただ膨大な太陽に心打たれては何処に行くかもわからず吐き出す場所もなくいつかの記憶が巡る日々であった。
太陽が降りて月が降りて何回回ったのだろうか。回ることに意味は無い。生きることの意味は。その問い掛けには意味を見出そうとする者もいるが大した意味は無い。
呼吸をした。鼓動が脈打つ。身体が震える。寒い。心の深いところは地を着く暇もなくただ永遠と奥深く深く。
呼吸をする。鼓動が脈打つ。果てのない地が無言で脈を締め付ける。
何が。何が。何も知らないのにただ立っていて、息をしていて、宇宙は何も語らないのに答えが無くて。じゃあ一体誰がこんな思想を埋め込んだのか。誰も知らない。
気がつけば。気がつけば。身体は痛みを増すばかりで、誰の傷に触れることもなく、体内の心というものに傷などなくただ何者かが作り出した何かを燃やし尽くす暇も消化する術もなく、のたうち回る記憶をただ拾い集めて。
君は言った。君は言った。僕に僕に。何を言った。覚えてない。
冷たい固い地面に足を落として擦ってみても土もなければ水も無い。
あるのはあるものは何なのか。地面の先に僕の中に何が。何も無い。
君は僕に嘘をついている。
僕の真実に飲み込まれない様に。
僕は苦しい。苦しい。君がそこにいるのに僕はても出せない。君に触られると膨大な色も形もないに放り出され僕を覆ったところで何も起きない。君は君は。僕を見ていてくれるだろうか。そんなことはどうでもそれすらも。
足をつく。踏み出す足はあるらしい。
僕は天才児なのか、何なのか、人に聞かせても中二病。言うのはやめた。開かない。僕の中の安らぎは眠ったままで。君は。君はどうだ。君の安らぎは僕が知っている。何故。何故消えてしまうのか。僕の僕の生きる場所は涙に埋もれる場所なのか笑いとは。
意味がわからない。どうしようの繰り返し。
君は僕の手を握らない。何故。
僕の中は空っぽなのに色を付けようと邪魔をする。何で。君は誰。どこにいるの。僕は感情に色もなく形もない。そんな液体なのかもしらない。僕はぼくは。君に何も見せられない。僕の中の色たちは逃げ出したいとも言うのではなく、嘘だ逃げ出したい。呼吸が苦しい。君にしか分からないきっと。手が出せない。助けて。僕を大切に大事に撫でて。撫でてください。僕は悲しい。悲しいのではない。何だか鼓動が脈打つのです。君が手を触ってくれたただそれだけで。君は僕に壁を。そうか、やはりどうにも出られないらしい。何かを締め付けるこの感は何なのか。誰でもいいのかもしれない。だけど君も同じ鍵を持っているだろう。気が付かないのか気づいているのか。答えなんていらない。ねえ。なんでよ。君がいるのに。なんでよ。僕はこんなにもくるしいままだ。手を伸ばしても君は逃げるだろう。みんな逃げちゃうんだ。消えないで。闇じゃないのにこの果てのない形のない吐き出せない。風が冷たい。色なんて。口が乾く。鉄のさびた味。いつか意識は戻る。この何も無いのに誰も何も。笑ったってなにが。薄いのに。誰も誰か僕のところまで追いつく人は。厨二でもなにもないのに。苦しい風は僕を包むだけで。寒いね。なんでなのか。見ないで。あったかいんだ。あったかいんだ。それが欲しいだけだ。吐き出そうなんていつ出来た。いつも出来ない。何も無いがただ募って。痛いのは嫌だ。ただ何なのか意味もないのに意味のあるものを。何が。君がいればいい。離さないで。気がついて。お願いです。気がついてください喉から手が出るとはこの事か。知らない。足に力が入る。歩く歩く。呼吸が巡る。歩けるかな。死なない。虚無感。
太陽が降りて月が降りて何回回ったのだろうか。回ることに意味は無い。生きることの意味は。その問い掛けには意味を見出そうとする者もいるが大した意味は無い。
呼吸をした。鼓動が脈打つ。身体が震える。寒い。心の深いところは地を着く暇もなくただ永遠と奥深く深く。
呼吸をする。鼓動が脈打つ。果てのない地が無言で脈を締め付ける。
何が。何が。何も知らないのにただ立っていて、息をしていて、宇宙は何も語らないのに答えが無くて。じゃあ一体誰がこんな思想を埋め込んだのか。誰も知らない。
気がつけば。気がつけば。身体は痛みを増すばかりで、誰の傷に触れることもなく、体内の心というものに傷などなくただ何者かが作り出した何かを燃やし尽くす暇も消化する術もなく、のたうち回る記憶をただ拾い集めて。
君は言った。君は言った。僕に僕に。何を言った。覚えてない。
冷たい固い地面に足を落として擦ってみても土もなければ水も無い。
あるのはあるものは何なのか。地面の先に僕の中に何が。何も無い。
君は僕に嘘をついている。
僕の真実に飲み込まれない様に。
僕は苦しい。苦しい。君がそこにいるのに僕はても出せない。君に触られると膨大な色も形もないに放り出され僕を覆ったところで何も起きない。君は君は。僕を見ていてくれるだろうか。そんなことはどうでもそれすらも。
足をつく。踏み出す足はあるらしい。
僕は天才児なのか、何なのか、人に聞かせても中二病。言うのはやめた。開かない。僕の中の安らぎは眠ったままで。君は。君はどうだ。君の安らぎは僕が知っている。何故。何故消えてしまうのか。僕の僕の生きる場所は涙に埋もれる場所なのか笑いとは。
意味がわからない。どうしようの繰り返し。
君は僕の手を握らない。何故。
僕の中は空っぽなのに色を付けようと邪魔をする。何で。君は誰。どこにいるの。僕は感情に色もなく形もない。そんな液体なのかもしらない。僕はぼくは。君に何も見せられない。僕の中の色たちは逃げ出したいとも言うのではなく、嘘だ逃げ出したい。呼吸が苦しい。君にしか分からないきっと。手が出せない。助けて。僕を大切に大事に撫でて。撫でてください。僕は悲しい。悲しいのではない。何だか鼓動が脈打つのです。君が手を触ってくれたただそれだけで。君は僕に壁を。そうか、やはりどうにも出られないらしい。何かを締め付けるこの感は何なのか。誰でもいいのかもしれない。だけど君も同じ鍵を持っているだろう。気が付かないのか気づいているのか。答えなんていらない。ねえ。なんでよ。君がいるのに。なんでよ。僕はこんなにもくるしいままだ。手を伸ばしても君は逃げるだろう。みんな逃げちゃうんだ。消えないで。闇じゃないのにこの果てのない形のない吐き出せない。風が冷たい。色なんて。口が乾く。鉄のさびた味。いつか意識は戻る。この何も無いのに誰も何も。笑ったってなにが。薄いのに。誰も誰か僕のところまで追いつく人は。厨二でもなにもないのに。苦しい風は僕を包むだけで。寒いね。なんでなのか。見ないで。あったかいんだ。あったかいんだ。それが欲しいだけだ。吐き出そうなんていつ出来た。いつも出来ない。何も無いがただ募って。痛いのは嫌だ。ただ何なのか意味もないのに意味のあるものを。何が。君がいればいい。離さないで。気がついて。お願いです。気がついてください喉から手が出るとはこの事か。知らない。足に力が入る。歩く歩く。呼吸が巡る。歩けるかな。死なない。虚無感。
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