いつかの記憶

amenooto

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僻み

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出来て当然の上に立ち。その中で自分のことを探さなければならない。だらだらと時が過ぎ。堕落をすると叩かれる。上に行けば当たり前。下に落ちれば叩かれる。少し疲れた気もする。そしてこれは誰にも分からない。出来て当たり前なのだから。
これは幸ととるか不幸と取るかは自由だ。
幸ととることにしよう。確実な結果しか求められないということだ。
私の姉は母にいじめられて可愛そうだ。こんなに成長して凄い。あれが凄い。可哀想だと。しかし結果も残している。そして自分も姉には母に色々言われて大変だったろうに、制限があって大変だったろうにとおもっていた。
しかし必ず褒められる。周りには人が集まる。
私は母に可愛い可愛いでそだてられ、周りの大人には可愛がられて何も出来ない、出来て当然、この子は甘えだ、誰も認めはしない。
そうか。と納得してしまった。そして誰にも期待はしなくなった。やるべき事を自分がただひたすら誰の評価も気にすることなくやればいいだけだと。自分の事を分かるのは自分しか居ないのだから。褒められたって嬉しくもない。批判は良い材料だ。噛み砕けば砕くほど味が出る。深みが増すのだ。
姉にお前は可愛がられたからいいだろうと言われたことがあった。憤慨した。しかしそこで何を牙を向いても我は歯迎えない。何故なら物理的問題だからだ。過去は消えない。なら私は何も言わず他人のせいを背負えばいいとそう思った。悲しくも嬉しくもなく。
今更実力を称える大人。どうでもいい。汚い。見栄に紛れた大人など興味はない。
しかし母は唯一私に厳しくなった。結果が出てから厳しくなった。そうか今やっと母に認められたのだ。私は自分で動く切符を手にとったのだ。なら動けばいい手を動かせばいい。自分てやったことは自分の責任なのだから。誰のせいでもない。過去はもう今では無い。手を動かして退屈に深くゆっくりと味を出していくしかない。ただひたすら思うままに
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